異なる時代を越えて、八葉たちが夢の競演！ CD『遙かなる時空の中で 夢浮橋　～雲つむぎ～』よりキャストコメント到着！

　00年の発売以来、女性ファンから絶大な人気を集める恋愛アドベンチャーゲーム『遙かなる時空の中で』シリーズ。その新作となる『遙かなる時空の中で 夢浮橋』では、シリーズ3タイトルの八葉たちの時代を越えた夢の競演が実現！さらに10月8日、この『夢浮橋』を題材にした初めてCD『遙かなる時空の中で 夢浮橋　～雲つむぎ～』が発売される。今回、CDの収録現場より三木眞一郎さん、関智一さん、中原茂さん、保志総一朗さん、石田彰さんからコメントが到着！ 収録を終えた感想や、本作の聴きどころなどについて語っていただいたのでご紹介しよう。

撮影／野内幸雄

――収録を終えての感想をお願いします

関 智一さん（森村天真／平 勝真／源九郎義経 役）：長くやらせていただいているシリーズなので、ファンの皆さんも色々なキャラクターが作品を越えて競演するというのは楽しみだったと思います。僕らも本編のシリアスな雰囲気にはない、ちょっとくだけたところがとても楽しかったです。

中原 茂さん（藤原鷹通／有川 譲 役）：『1』～『3』までのシリーズから3役が揃うということでしたが、長くやっていることもあって自然にそのまま演じることができたので、やっていて面白かったです。あまり戸惑うこともなく会話ができたかなと思います。こういうCDは非常に楽しいものなので、また出してくれたら嬉しいです。

石田 彰さん（安倍泰明／安倍泰継 役）：新鮮な組み合わせということもあって、演じているこちらも楽しむことができました。ただ、僕のやっている役柄のせいかもしれませんが「誰と絡んでも同じなんだな」と感じまして、そのぶん、どんな展開になっても怖くはないぞという気がしました。

保志総一朗さん（永泉／源 泉水 役）：最初に思ったときよりは違和感なく、普通に物語に入り込めたという感じでした。それは僕が演じている永泉と泉水は『1』と『2』のキャラクターなんですけど、今回もそれぞれのシリーズから泰明さんと泰継さんというパートナーがいてくれたおかげかなと。それから勝真さんに「永泉様」と言われたのが、時代が違っても敬われている感じが新鮮で楽しめました。

三木眞一郎さん（源 頼久／源 頼忠／有川将臣 役）：新鮮といえば新鮮なんですけど、『1』～『3』のシリーズではゲームであったりアニメであったり色々展開しているので、役として他のキャラクターたちと接している部分では僕自身が戸惑うこともなく、スムーズに進行できたのは良かったかなと。「1回やったら終わり」という作品だったら、こんな風にはできなかったかもしれないなと思いました。


――今回のCDで、面白かったシーンやお気に入りのエピソードがありましたら教えてください

関 智一さん：源九郎義経がみんなで楽しく遊んでいるところに参加しようとするんですけど、そのときの彼の生真面目さというか、ギャップが面白かったんじゃないかな。

中原 茂さん：鷹通は堅物ですけど、それがちょっと堅物でなくなるところが面白かったなと。本編では中々そうはならないので。平凡な日常のような感じだったので、そこがいつもと違うところで楽しんでいただけるのではないかと思います。「譲はさすがだな。料理ができるんだ」みたいな（笑）。

石田 彰さん：泰明はいつもの通りです。人だったら普通に分かる心の機微を言い表す言葉が分からなくて、「それはどういう事なんだ」としつこく食い下がったわりに、最後はそこかい！ みたいな（笑）。そこが泰明らしいところなんですけどね。

保志総一朗さん：どこまでいっても永泉と泉水は物事を真面目にしか考えられないというか、鷹通みたいな堅物というのも違いますが、良く言えば純粋で。クセのある八葉の人たちとの会話でも、自分の中では成り立っているけど他の人からツッコまれるという。いつもの事なんですけど、相変わらずだなという感じです。

三木眞一郎さん：○○が××して「ハアーッ！」ってなるところかな（笑）。これは聴かないと分からないです。ぜひそこは聴き逃さないでください。


――「遙か」シリーズ最新作『夢浮橋』では、異なる作品のキャラクターたちが“夢の競演”をはたしていますが、実際に演じているキャラクターが現代にやってきて、皆さんの目の前に現れたらどうしますか？

関 智一さん：九郎が来たら忍者ハットリくんみたいな感じになるんじゃないですかね。まあ困りますよね、家に連れて帰るわけにはいかないですし。たぶん政府とかに連れて行かれて、研究材料にされてしまうのではないかと。天真くんが家に来たら仲良くやります（笑）。

中原 茂さん：譲は現代人なので大丈夫でしょうが、一番ダメそうな鷹通が来たら、とりあえずは「現代というのはこんな世界なんだよ」というのを見せてあげるんじゃないでしょうか。僕が通勤に使っている東海道線に乗せて、茅ヶ崎のほうまで連れて行ってあげようかな。もしかしたら海を見たことがないかもしれないので、海を見せてあげたいです。鷹通ならちゃんと学習すると思うので、現代に来たということを認識させて今の世界について教えてあげます。

石田 彰さん：泰明・泰継あたりだと現代の人たちとは感覚もずれているんでしょうね。それでも、彼らなりの強い意志がありますから、そんなに大きな問題にはならないんじゃないかな。逆に、強力な霊能者としてテレビ出演とかして、すごい人気者になるかもしれないので、僕としては「来てもいいんじゃないの？」と思います。

保志総一朗さん：泉水あたりが無難かなと。あとの2人は若いので年齢的に厳しいというか、多少は生活の面倒をみないといけないですし。いざというときにはユニットを組んで、バックで笛を吹いてもらったりしてイベントに出演するのもいいかもしれないですね。

三木眞一郎さん：将臣はいいですけど、ほかの2人は目隠しして何とか戻します。ゲームの世界に帰ったときに現代のエンディングに興味をもたなくなったら困るので。うろうろしているとコンビニに並んでいる雑誌の、ほとんど裸の女性とか見えちゃうわけじゃないですか（笑）。そうすると神子にときめいてもらえなくなる可能性がでてくるので、そうしていこうと思います。


――それでは、ファンの方へメッセージをお願いします

関 智一さん：皆さんの待ちに待った夢のコラボレーションが実現したよ！ ぜひ楽しんでください。お待たせ！

中原 茂さん：殺伐としたものはなく、ほんわかとしたドラマになっておりますので、肩の力を抜いてゆっくり楽しんでいただけるのではないかと思います。ぜひ皆さんに聴いていただきたいと思います。

石田 彰さん：異色の顔合わせを楽しんでいただきたいと思います。今回はリズ先生の出番がなかったので、また次に出てくるように期待してお待ちください。

保志総一朗さん：今までの「遙か」の歴史から、たくさんのキャラクターが出ています。皆さん知っているキャラクターですけれど、新しいシリーズのような感じになりましたので、こういった「遙か」の世界もあるんだなと思って楽しんでいただけたら嬉しいです。

三木眞一郎さん：「遙か」ファン待望のコラボCDがついに登場！ 待っていた人は必聴だぜ！（笑）


CD『遙かなる時空の中で 夢浮橋　～雲つむぎ～』
08年10月8日発売
3,150円（税込）
レーベル：コーエー

＜初回封入特典＞
・北斗星君・南斗星君キャラクターカード

＜収録内容＞
・ドラマ3編
　「花を愛でる極意」「憧れの故郷」「勝負師達の熱き戦」
・キャラクターソング2曲（デュエット曲・ショートバージョン）
　「夢幻の幸福よ 無限に」／源泉水＆有川譲（保志総一朗＆中原 茂）
　「恋の隠れ家は虹色」／橘友雅＆ヒノエ（井上和彦＆高橋直純）
　「遙かなる時空の中で 夢浮橋」ゲームBGM3曲

『遙かなる時空の中で 夢浮橋』を題材にした初めてのCDで、ドラマ3編、デュエット曲（ショートバージョン）2曲を収録。ドラマ、ヴォーカル曲ともに異なる時代の八葉同士が競演。

＜キャスト＞
三木眞一郎（源 頼久／源 頼忠／有川将臣）
関 智一（森村天真／平 勝真／源九郎義経）
高橋直純（イサト／ヒノエ）
宮田幸季（彰紋／武蔵坊弁慶）
中原 茂（藤原鷹通／有川 譲）
井上和彦（橘 友雅／梶原景時）
保志総一朗（永泉／源 泉水）
石田 彰（安倍泰明／安倍泰継）

イラスト／水野十子
(C) 水野十子 / 白泉社 / KOEI Co., Ltd.