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TVアニメ『CANAAN』1&2話上映会でキャスト&プロデュ..

『428~封鎖された渋谷で~』から2年後を描くTVアニメ『CANAAN』がこの夏スタート!1&2話上映会でキャスト&プロデューサーが語った!

 2008年に発売され、緻密な構成と展開で、CESAの日本ゲーム大賞フューチャー部門受賞、ファミ通のクロスレビューでプラチナ殿堂入りなど、数々の栄誉に輝いたWii用サウンドノベル『428~封鎖された渋谷で~』。

 このタイトルには、通称「カナン編」と呼ばれるボーナスシナリオが存在していた。「カナン編」は、『Fate/stay night』や『空の境界』などで知られるTYPE-MOONの奈須きのこ氏が脚本を、武内崇氏がキャラクターデザインをそれぞれ手がけ、大きな話題をさらったが、今回、TYPE-MOONが新たに原案&キャラクターを描き下ろし、『428~封鎖された渋谷で~』の2年後の上海を舞台に、アニメーション化されるのが『CANAAN』だ。

 この夏、最も注目の1作ともいえる『CANAAN』の“お披露目”ともいえる、第1話&2話上映会が、6月17日に開催。上映後には、ヒロインのカナンを演じる沢城みゆきさん、2年前の渋谷で起きたウイルステロの生存者であり、カナンの“友人”でもある、大沢マリア役の南條愛乃さん、そして様々な姿でカナンやマリアの前に現れるユンユン役の戸松遥さんらメインキャストに加え、ポニーキャニオンの大島プロデューサー、音楽を手がけるランティスの斎藤プロデューサーも登壇。

斎藤プロデューサーは「チュンソフトさん、ピーエーワークスさん、TYPE-MOONさんという組み合わせが実現したことがすごい。画の密度が濃く、音楽も通常のアニメと違い、先に完成した映像に合わせて作っています」と、作品のクオリティをアピール。

 また、会場には主題歌を歌う、飛蘭(フェイラン)も登場。注目のOPテーマ「mind as Judgment」を披露した。

 TVアニメ『CANAAN』は、7月4日 (土) のTOKYO MX(毎週土曜日22時30分~)を皮切りに、テレ玉、チバテレビ、tvk、関西テレビ、東海テレビで順次放送開始予定。

今回は、メインキャスト&プロデューサー陣が語った、作品に対する意気込みなどをお届けしよう。


●STORY

 渋谷で起こった大規模テロから2年後。少女・カナンは上海で、対テロリスト組織の依頼により、渋谷テロの実行犯と目される武装集団「蛇」と戦っていた。
「蛇」の首領・アルファルドは、かつてカナンと共に戦った仲間。しかし現在は対立し、南アジアに潜伏中だった。

 フリーライターの御法川は、日本の三流雑誌社・ヘブン出版の取材で、カメラマン兼助手のマリアと共に上海へ。マリアはそこで、以前、中東で知り合ったカナンの気配を感じる。
 巨大なポテンシャルを秘めた“魔都”上海で、それぞれの運命が再び交錯を始める……。


●メインキャストから自らが演じるキャラクターと作品の魅力、そしてメッセージ!

沢城みゆきさん(カナン役):カナンは戦争孤児で兵士になったのですが、ある事件がきっかけで、自分を育ててくれた存在であるシャム(大塚明夫)と別れることになります。いろいろなことから切り離された、“透明”な女の子です。ですから、キメキメでセリフを言うような場面でも、本人は何も考えてないと思います(笑)。
 毎回、スタジオに行く度に、キャラクターを好きになって帰れる、幸せな現場です。役者と役の相性がピッタリです。
 『CANAAN』という作品は、1話のマリアのセリフにもあるように「エネルギーがすごい」。この一言に尽きると思います。視覚の情報量が多くて、毎回、映画のような演出のシーンがあって、楽しみに見ていただけるのではないでしょうか?

南條愛乃さん(大沢マリア役):「この子、大丈夫かな?」と思ってしまうようなキャラクターです(笑)。明るく元気でまっすぐで、過去にカナンと出会って、カナンの“自分らしさ”に衝撃を受け、カナンのように強く生きられるか、という思いを、明るさのなかにも抱えていると思います。 等身大で演じていきたいです。
 収録前から沢城さんに会うのが楽しみで、実際にお会いして「あっ!カナンがいる」と思いました。毎回スタジオに行くのが楽しくて、もっとマリアを膨らませていきたいです。それが観る側にも伝わったら嬉しいです。
 キャラクターの1人1人がとても個性的で、今日、改めて観て、音もすごくかっこいいなと思いました。

戸松遥さん(ユンユン役):1話、2話だけでは、何者かわからないと思うんですが、毎回違う姿でマリアの前に現れます。いったいいくつのバイト(1話では射的、2話では中華料理屋)をかけもちしてるんだろうと(笑)。明るく前向きな彼女ですが、色々なものを抱えていて、今後物語に深く関わってきます。
 複雑な人間関係がすごく面白い作品で、台本を読むたびに「なるほどなぁ!」と思います。『CANAAN』の役者の方々は、他のキャラクターも好きになっていきます。休憩の時もキャラクターについて話し合ってます。そういうのってステキだなと思います。その気持ちが観ている方にも伝わったらいいなと思います。


●奇跡のコラボが生み出す高密度映像とサウンドにも注目。

 上映会後の会見では、メインキャストの3人に加え、ポニーキャニオンの大島プロデューサーと、ランティスの斎藤プロデューサーも登壇。意気込みや制作秘話を語ってくれた。

大島プロデューサー:キャスト・スタッフの皆さんの力があいまって、とてもテンションの高い作品になっています。このテンションはずっと続いていきますので、ぜひ観ていただきたいです。放送だけでなく、関連商品なども含めて、ムーブメントをおこしたいと思います。

斎藤プロデューサー:以前、ピーエーワークスさんとは一緒に仕事させていただいて、そのクオリティに感銘を受けたので、また一緒に組めて嬉しいです。今回、七瀬光さんが劇伴を担当していますが、先に画を作って、シーンごとの楽曲のイメージのリクエストに応じて作曲しています。これはスタッフの労力が大変かかります。

 また、注目のオープニングテーマ「mind as Judgment」について、「オープニング曲を歌っている飛蘭(フェイラン)は、歌唱力がすごい。作詞が畑亜貴さん、作曲が上松範康さんと、今考えられる最強の布陣になっています」(斎藤P)とアピール。その後、飛蘭さん本人も登場。注目のOPテーマ「mind as Judgment」を披露した。

飛蘭さんは「画がすごくきれいでミステリアスです。ミステリアスな物語をよく読むので、個人的にも好きな作品で、今後が楽しみです。“mind as Judgment”はスピード感があり、歌詞も奥が深いです。歌詞カードを見ながら本編をご覧いただければ、より伝わると思います」と作品と楽曲について話してくれた。

  『CANAAN』は、7月4日 (土) のTOKYO MXを皮切りに、テレ玉、チバテレビ、tvk、関西テレビ、東海テレビで順次放送が開始される。バイタリティあふれるアジアの息吹を感じながら、ハイレベルなサスペンスを堪能する。そんな夏のすごし方は今年は流行るかも!?


<放送情報>
TOKYO MX:t 7月4日 (土) より 毎週土曜日 22時30分~
テレ玉:t 7月4日 (土) より 毎週土曜日 24時30分~
チバテレビ:t 7月6日 (月) より 毎週月曜日 26時10分~
tvk:tt 7月7日 (火)より 毎週火曜日 25時45分~
関西テレビ:t 7月7日 (火) より 毎週火曜日 深夜 (基本時間26時05分~)
東海テレビ:t 7月9日 (木)より 毎週木曜日 27時35分~

<STAFF>
原作:チュンソフト (428~封鎖された渋谷で~)
原案:奈須きのこ
キャラクター原案:武内崇
シリーズ構成:岡田麿里
キャラクターデザイン:関口可奈味
美術監督:脇威志
色彩設計:井上佳津枝
撮影監督:並木智
音響監督:明田川仁
音楽:七瀬光
音楽制作:ランティス
音楽プロデューサー:斎藤 滋
プロデュース:エモーション
アニメーション制作:ピーエーワークス
監督:安藤真裕
製作:Project CANAAN

<CAST>
カナン:沢城みゆき
アルファルド:坂本真綾
大沢マリア:南條愛乃
御法川実:浜田賢二
リャン・チー:田中理恵
ユンユン:戸松遥
ハッコー:能登麻美子
サンタナ:平田広明
夏目:皆川純子
カミングズ:大川 透
シャム:大塚明夫
ほか

(C)CHUNSOFT/Project CANAAN
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