「storia」が大ヒット中!ライブも期待のKalafina..

梶浦由記さんプロデュースのKalafinaがNEWシングル「storia」をリリース!8月26日には待望のワンマンライブも開催で記念インタビュー

 梶浦由記さんがプロデュースするボーカルユニットであり、『空の境界』や『黒執事』のテーマ曲などで知られるKalafinaが7月1日にNEWシングル「storia」をリリースした。「storia」は梶浦さんが音楽を手がけるテレビ番組『歴史秘話ヒストリア』のOPテーマ曲をカバー。歴史を感じさせる壮大なメロディにのせ、時空を超えたラブストーリーを、Wakanaさん、Hikaruさん、Keikoさんの3人の歌姫が素晴らしいハーモニーでさわやかに聴かせる。カップリング「lirica」も「storia」の世界観につながるスケール感があり、慈愛に満ちた詞は包み込むようなやさしさを感じる。これまでミステリアスに見られてきたKalafinaだが、今回のシングルで見せた大いなる母性は今まで見たことがない表情で新鮮な感動がある。

 初回盤は「storia」のミュージッククリップが収録されたDVD付。衣装やロケーションなど無国籍で異世界にいるような雰囲気で歌う3人の姿は幻想的であり、より楽曲のイメージを膨らませることだろう。

 そんなKalafinaは5月にワンマンライブを成功させたばかりだが、早くも8月26日、東京・Shibuya O-EASTにてライブが決定。5月のライブは応募者抽選で高倍率のプレミアムなステージで見られなかった人も多いはず。ライブで奏でるKalafinaの生ボーカル&コーラスは必聴の価値あり。7月25日より一般発売開始なのでチケットをゲットしてKalafinaに会いに行こう!


●初のワンマンライブ&海外ライブは大成功!

――まず5月19日に初のワンマンライブが行われましたがその感想を聞かせてください。

Wakanaさん:初のワンマンライブは自分にとって大きな出来事であり、この日に向けてみんなで頑張ってきたので思い出として残るステージになりました。でも終わった後、すぐまたライブがやりたくなりました。

Hikaruさん:始まるまで不安だったし、本番直前まですごく緊張したけどステージに上がってお客さんの顔を見た瞬間、すごくうれしい気持ちになって涙が出そうでした。

Keikoさん:梶浦さんの作る楽曲は素晴らしいけど難しいので、ライブでCD以上のものを表現できるのか、自分達の個性を出せるのかという大きなプレッシャーがありました。そのためにも練習量も増やしたし、団結力も高まったと思います。そしてライブを終えて手ごたえと、ユニットとしての可能性を感じることができました。


――数日後にはボストンに渡米して、初の海外ライブもありました。

Wakanaさん:ステージに出る直前に、私達一人ひとりの映像が映し出されるたびに大きな歓声が起こったのが信じられなくて、感動のあまり固まって震えてしまって。始まると皆さん、温かい声援を送ってくれて、音楽に国境がないことを実感しました。それと同時にもっと頑張ろうと思えたステージであり、貴重な経験になりました。

Hikaruさん:今までで一番大きな会場だったので最初は心配でした。でも舞台袖で客席を見たら隙間がないほど、たくさんのお客さんがいて、しかも歌い始めたら超盛り上がってくれて驚きました。「お客さん、すごいな」と(笑)。とても楽しくて、いい経験もできて、本当にいいことづくめでした。

Keikoさん:ワンマンから2日後だったのでその勢いのままで臨めました。現地でどれだけ私達のことを知ってくれているのかが不安もあったけど、舞台袖で歓声を聞いた時に「よし! 行けるぞ」と。日本と同じようなステージを心がけたし、皆さんが喜んでくれたのでうれしかったです。また機会があったら海外で歌ってみたいです。


●新曲「storia」は非現実な恋物語を描いたさわやかな曲

――7月1日に待望の新曲「storia」をリリースしました。プロデューサーの梶浦さんが音楽を手がける『歴史秘話ヒストリア』のテーマ曲のカバーとのことですが……。

Keikoさん:原曲を聴いた時、歴史番組のテーマらしく、壮大なメロディと造語コーラスなど物語のイメージを膨らませるような曲だなと思いました。

Wakanaさん:私達が歌った曲はオリジナルと違うところもあって、歌詞が日本語になったり、さわやかな曲調で恋人を思うような、甘いメロディになっているので、Kalafinaの曲として楽しんでいただけると思います。

Keikoさん:非現実の世界での恋物語に入り込んでもらうような。詞も“つむぐ”とか“つなぐ”とかの言葉も歴史の香りが漂ってきますね。これまでのシングル曲は『空の境界』や『黒執事』のテーマ曲で作品の世界観に沿っていましたが、今回はKalafinaの色を出せたかなと。あとシングルとしてはここまで明るくて、さわやかな曲も初めてかも。

Hikaruさん:最初から3人の声で入るのも珍しいです。インパクトもあり、新鮮に感じていただけるのではないでしょうか。あとHikaruとWakanaの声の違いもわかるように、Aメロとサビでくっきり分かれて担当していて、そこにKeikoがずっとハモで入っていて。一番大変だったと思うけど(笑)。それぞれの個性が出た楽曲になりました。

Wakanaさん:Aメロとサビは雰囲気や世界観がすごく違いますね。別の曲みたいな。アルバムの「明日の景色」も差があるけどまったく違ったタイプのスケール感があります。

Keikoさん:純粋な気持ちを歌うAメロではHikaruの明るくて、さわやかな声が合うし、サビの朗々と大空に向かって歌うところはWakanaの声しかありえないと思うくらい。

Wakanaさん:ありがとう(笑)。

Hikaruさん:私はいつも以上にかわいく歌ってみました。

Keikoさん:レコーディングは目の前に草原が広がるイメージで、みんな笑顔で歌いました。


●異国情緒あふれる広大なPV映像も注目

――PVも時代や場所はわからない不思議な雰囲気で、広大な自然の中、ジプシーを連想させる、雄大な映像になっていますね。

Wakanaさん:広がる景色を撮りたいというイメージが梶浦さんも私達もあって、富士山のふもとで撮影しました。ブックレットを見なければ海外かと思うような不思議な場所で。

Hikaruさん:いつも異国っぽい場所ですけど違う感じがします。衣装もいつものゴシック系と比べて色合いや柄などが明るくて。バックが草原だと余計映えるんですよね。

Wakanaさん:3人バラバラなのにそろうと統一感が出るんです。衣装はいつもこだわってくださって私達も楽しみなんです。今回の私の衣装はスカートを4枚重ねてます。

Keikoさん:皆さんのイメージに委ねるため、決して具体的な提示はしないけど天幕があったり、やぐらがあったり、ポイントやヒントになるところも部分部分にあります。

Wakanaさん:私達が一人ずつ振り返ったり、歩き始めるシーンだったり、悲しそうな表情に見えるシーンはどんな意味があるのかは歌詞と重ね合わせてもらえれば。


●「storia」の世界観とつながりつつ、より深く激しい、カップリングの「lirica」

――カップリング曲の「lirica」は「storia」の世界観とつながっている気がします。

Keikoさん:メロディは間逆なタイプですけど、詞を見るとつながっているような。2曲共、やさしい女性の愛が描かれていますが、「lirica」のほうがより包み込むよう女性像が浮かんできて、「storia」をもっと深くしたのかなと思いました。

Wakanaさん:メロディは対照的にダークな感じで私の好みです。私はこの曲を聴いて、暗い海辺で月明かりに照らされた人魚がたたずんでいる映像と物語が見えてきました。ローレライも悲しい物語だけど、その根底には包み込む愛情の大きさがあって。だからこの曲もダークな雰囲気があるのに美しく聴こえるのかなと。

Hikaruさん:私は「storia」よりも激しいように思います。心の中で湧き上がるものを歌っている気がして。Wakanaの、はかなげで女神様のような声がすごく合っていて、そこにKeikoの朗々とした下ハモがグッときて。そしてガツンとくる梶浦語がいいですね。

Wakanaさん:高音に入って、一気に爆発するような。その後のギターソロもかっこよくてゾクゾクします。間奏後はまた違った印象になると思います。

Keikoさん:梶浦語のコーラスのところは梶浦サウンドが好きな人にはたまらないフレーズだと思います。梶浦ワールド全開で(笑)。あそこは私と梶浦さんが低音部分をユニゾンで歌わせていただきました。ここのところ私達3人でコーラスなどすべてやっていましたが、梶浦さんやYuri Kaidaさんなどと一緒にやるのは久しぶりだったので新鮮でした。


●本格的なワンマンライブでは奇跡のコーラスワークとパフォーマンスに期待

――そして8月26日にはワンマンライブが開催されます。

Keikoさん:5月のライブは応募抽選のプレミアムライブだったので今回が本当の意味でのファーストライブかなと思っています。前回よりも歌える曲数も増えると思うのでそれも楽しみです。

Wakanaさん:5月からイベントなど毎月ステージで歌う機会をいただいているので、いい流れで臨めそうです。会場が大きくなって、たくさんの方とお会いできるのもうれしいですし、5月にライブを見ていただいた方にも成長した姿を見ていたければいいなと思います。

Hikaruさん:パフォーマンスにも一段と磨きをかけて、素晴らしいライブにしたいです。


――CDで聴く素晴らしい歌声が生で再現されるのを実感するだけでも感動できますよ。

Wakanaさん:ありがとうございます。私達は常にCD以上のものを味わっていただくことを目指して頑張っているのでうれしいです。

Keikoさん:曲を聴くとミステリアスで本当にいるのかなと思うかもしれませんが、会いに来ていただければわかります(笑)。私達のセールスポイントのひとつであるコーラスワークはライブで体験していただきたいです。

Hikaruさん:衣装など視覚でも楽しんでいただけますし、トークではそれぞれの声から感じるイメージと実際の本人のキャラとの違いも楽しんでもらえれば(笑)。

Keikoさん:聞いててハラハラするかもしれないけど。二人が脱線するから私もハラハラしてるし(笑)。ブログでも随時、ライブに向けての状況もお届けできればと思っています。楽しいライブにできるように頑張っていますので、ぜひ8月のライブでお会いしましょう!



Kalafina Live 2009“storia”
8月26日(水)19時開演
東京・Shibuya O-EAST
前売:5,000円(税込・ドリンク代別)
7月25日より各プレイガイドで一般発売開始

<B>「storia」</B>/Kalafina<BR>7月1日発売<BR>DVD付初回盤:1575円(税込)<BR>発売:SMEレコード

<B>「storia」</B>/Kalafina<BR>7月1日発売<BR>DVD付初回盤:1575円(税込)<BR>発売:SMEレコード

通常盤:1223円(税込)

通常盤:1223円(税込)

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