『アニサマ』2日目の感動をハイライトでお届け!

アニソンが目指す偉大なる未来へ―― 橋が再び架けられた!『ANIMELO SUMMER LIVE 2009 RE:BRIDGE』。感動の2日目をハイライトで!

 連日満員の観客が訪れている、『ANIMELO SUMMER LIVE 2009 RE:BRIDGE』。2日目となった8月23日のステージにも多彩/多数のシンガーたちが登場。さっそくその日の模様をハイライトでお伝えしよう。


●アニサマならではの“究極”コラボ!

 アニサマと言えば、以外な嬉しいコラボレーションが毎イベント毎に。しかも、かならず毎年オープニングで繰り広げられている。今年のアニサマ2日目の冒頭を飾ったのは、水樹奈々+平野綾という声優ファンには最高に豪華な、まさに夢のような組み合わせ。ステージ2階部分から現われた彼女たちが歌ったのは、それぞれの主演作品のテーマソング。そう、『ロザリオとバンパイアCAPU2』と『キネマルネッサンス あ~や城』より、「DISCOTHEQUE」~「MonStAR」のメドレーだっ! 嬉しい意外性を持ったナンバーでの共演とあって、会場中の人たちが熱狂しながらも、2人の掛け合いやハモッてゆく姿へ視線が釘付けになっていく。

 ここからは、平野綾のコーナーへ。この日の彼女は「Super Driver」「Set me free」と、感情全開で弾けてゆくに相応しい、高揚したビートを持ったポップ&パンキッシュ・ナンバーを連発。始まったばかりとはいえ、すでに会場内は終盤戦のような盛り上がりを見せていた。

勢い満載な空気を晴れやかな色へ変えたのが、「約束の場所へ」を歌った米倉千尋。今年の『アニサマ』のテーマは“原点回帰”。彼女も、アニソンを歌うことになった原点ナンバー「10 YEARS AFTER」を披露し、ステージを晴れやかに彩ってくれた。


●ダンサブル、時には幻想的に…… そしてアノ人が!

 大勢のダンサーを引き連れ、タテノリな熱気をダンサブルに弾けたパーティムードへ変えていったのが、榊原ゆい。「そして僕は…」「恋の炎」と立て続けに流れた楽曲を心と身体で感じながら、誰もが満面の笑顔を浮かべていた。

 一転、巨大な会場を「霊喰い」「last Moment」を通し、ダークでゴシックな装いの似合う幻惑異境な地へ変えたのが、妖精帝國。無数の炎が吹き上がるステージ。何時しかその空間は、帝國へ集う臣民たちの熱気あふれた集会所の様相を呈してゆく。まさに観客たちは、その魔性の魅力へすっかり引き寄せられていたようだ。


●大槻ケンヂの“絶望”ステージで希望に満ち溢れる!?

ここで、大槻ケンヂと絶望少女達がステージへ登場。狂気のカリスマ的な姿のもと、観客たちをみずからの世界へ引きずり込んでゆく大槻ケンヂ。彼のステージングを、ヒステリカル&キュートな声でサポートしてゆく絶望少女達こと、小林ゆう、新谷良子、野中藍、沢城みゆきの4人。この日は「人として軸がぶれている」「空想ルンバ」「林檎もぎれビーム!」と、『さよなら絶望先生』ナンバーを三連発!!アバンロック&ヒステリカルポップな音世界に身を浸しながら、雄叫びあげた宣教師と使徒たちのような関係のもと、ステージ中を螺子が外れたような様相で歌い叫んでゆく大槻ケンヂと絶望少女達。徹底して狂気に煽りゆく姿勢に、満員の観客たちも大声上げながら、思いきり熱狂&絶叫していった。


●影山ヒロノブ登場でアコギであの名曲を熱唱


一転、ステージ花道へアコギ1本を携え影山ヒロノブが登場。彼は生ギター1本のみを武器に、「CHA-LA HEAD-CHA-LA」を熱唱。もちろん満員の観客たちも、一緒に大声で歌いあげてゆく。影山ヒロノブの身体一つでぶつかってゆく姿勢に、誰もが熱く共感。だからこそ、ともに大声張り上げ熱唱していったわけだ。さらにこの日は、「聖闘士神話~SOLDIER DREAM」も、演奏。懐かしきアニメソングたちを取り上げてくれたところに、影山ヒロノブなりの原点回帰の姿勢を観た。


(C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

(C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

(C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

水樹奈々+平野綾 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

水樹奈々+平野綾 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

米倉千尋 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

米倉千尋 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

榊原ゆい (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

榊原ゆい (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

●Fiction Junctionの独特の世界観に酔いしれる

 この日は、独特な世界を描きあげるアーティストたちが多数出演。梶浦由記率いるFiction Junctionのステージは、まさに衝撃以外の何者でもなかった。冒頭、シンガー4人が次々歌声を交わし、重ね合いながら、スケール感あふれた幻想ナンバー「Parallel Hearts」を熱唱。続いては、南里侑香が登場。「暁の車」を歌い始めたときには、会場中からひときわ大きな声援が上がっていた。その声に負けないくらいに心の涙腺刺激する歌声を彼女は披露してくれた。さらに南里侑香をメインボーカルに、シンガー5人がオリエンタル&シンフォニックオペラな世界を描きあげた「newwhere」を通した衝撃と衝動!!桃源郷へ導いてゆく5人の歌声や、弦楽の音色たちが織りなす幻想麗美な世界観。誰もが、Fiction Junctionの描き出した独創的な世界へ、うっとり酔いしれていた。


●savage genius&近江知永も他では観られないコラボ

 弦楽四重奏を背に、バラード歌「Return to Love」を、しっとり朗々と歌いあげたのが近江知永。彼女もまた、初めて歌ったアニソンを披露。その優しい音色と歌声は、心へ潤いの景色を与えていった。

続いては、savage geniusのあぁと近江知永がコラボレート。彼女たちが『Pandora Hearts』用に歌った「Maze」を、savage genius feat.近江知永として披露。仲良しの2人だけあって、ともに顔を見つめながら、歌を掛け合い、声を重ね合ってゆく姿には、つい見惚れてしまった。気持ちが一つに重なりあったとき、その歌には大きな感動が生まれる。そんな姿を、2人に教えてもらった気分だ。

 さらにsavage geniusが、「私をみつけて。」を熱唱。爽やかで晴れやかな空気で会場中を満たしてくれた姿も、とても印象的だった。そうそう、「あぁちゃんって呼んで」と観客たちへお願いし、その一体化した声を聴き、感動のあまり涙を流していた、そんなあぁの素直な心も、彼女らしい一面として報告しておこう。


●噂のニューカマー“飛蘭”が奥井雅美とコラボだ!

 とても激しいロックな表情の似合うシンガーだ。まだまだ活動を始めて間もない飛蘭。とはいえ「Dark Side of the Light」と「mind of Judgement」を通し、荒々しい演奏と迫力あふれた歌声で、満員の観客たちの拳を突き上げさせてゆく姿には、早くも大物として貫祿を覚えた次第だ。

 そんな無限の可能性を秘めた、今後の飛躍期待できるシンガーの飛蘭だからこそ、スペシャル・コラボレートとして奥井雅美が彼女をパートナーへ指名し、「魂のルフラン」を熱唱できたのだろう。2人とも芯が太い歌声であり、シャウト声がとても似合うパワーシンガー・タイプ。だからこそ『魂のルフラン』という魂の躍動感じさせる歌を、堂々と歌いあげていった。ときに歌声を交わしあい、ときにハモりながら、熱く歌いあげてゆく2人。もちろん客席中が拳振り上げ熱狂しきっていたのは、言うまでもあるまい。

そのままステージは、ハードエッジな表情の似合う「LOVE CHILD」を唄う奥井雅美のステージへ。貫祿あふれたパフォーマンスで、観客たちをマイワールドへ引きこんでゆく様は、さすがだ。


●真夏のステージを雪化粧したのはSuara、なんとその次には!?

 一転、真夏の会場を雪景色浮かぶ場に変えていったのが、「舞い落ちる雪のように」を歌ったSuara。バラード系の似合う彼女だが、この日は「Free and Dream」を通し、明るく弾けた表情も披露。満員の観客たちも、その演奏や歌声に合わせ楽しそう、無邪気にはしゃいでいた。

ここで、またスペシャルなコラボレートが登場!!なんと、花道先端ステージへ、フリフリな衣装を身にまとった田村ゆかりと新谷良子が登場。ファンシーな装い満載な2人が歌ったのは、なんと「DANZEN!ふたりはプリキュア(ver.Max Heart)」。この意外な組み合わせと嬉しい意外な楽曲の登場に、観客たちも大熱狂。いつもピュアピュアでキュアキュアな雰囲気の2人だけに、ばっちりの選曲ですね。

キュートでファンタジックな世界観から一転。サイキックラバーの2人は、「LOST IN SPACE」を通し、熱く激しい演奏で満員の観客たちを煽っていく。2人の身体から放たれる熱気は、本当に凄まじいものがあった。たった1曲とはいえ、アグレッシブなステージングを通し、観客たちへ熱いロックなエナジーを注ぎ込んでいったのは、間違いない!!


(C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

Fiction Junction (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

Fiction Junction (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

savage genius&近江知永 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

savage genius&近江知永 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

飛蘭 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

飛蘭 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

奥井雅美 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

奥井雅美 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

●アイマスにm.o.v.eにゆかりん!怒涛のバラエティさがアニサマ!

イベントも終盤戦へ突入。中村繪里子・今井麻美・仁藤真耶子 from IDOLM@ASTERの3人は、「THE IDOLM@ASTER」「キラメキラリ」と、キュンキュン胸ときめかすチープスリルなテクノナンバーを連発!!さらにバラード歌「my song」を、歌をかけあいながらしっとり熱唱。アイドル然とした仕種やたたずまいを見せる3人。その姿を観ているだけで、ハートはドッキドキなトキメキモードでした。

さいたまスーパーアリーナを巨大なダンスホールへ変えたのが、m.o.v.eだ。お馴染み『頭文字D』関連ナンバー「Brazin'Beat ~DOG FIGHT」をメドレーで披露。徹底して上げ上げな気分へ導いてゆく歌声と演奏を突きつけられちゃ、観客たちだって大はしゃぎになるのは当然だ。さらに『らきすた』の挿入歌「Gravity」までダンサブルなm.o.v.e Styleで演奏されちゃ、気持ちがFEVERしないわけがない。その熱狂的なステージングは、最高にHIGHな気分へ導いてくれた!!

 一転、会場中がファンシーでラブリーでカラフルポップな"ゆかりんワールド"へ染め上げられてゆく。そう、昨年に引き続き、今年も田村ゆかりの登場だっ!!今回は、「チェルシーガール」「Tomorrow」「Little Wish~first step~」と、胸をキュンキュンさせるラブリーポップなパーティ・チューンを演奏。会場中がマジカルファンシーな"ゆかりん色"に染め上げられていった。


●そしてGACKTが登場!歌うはあの……!

この会場を、魂の咆哮飛び交う熱いロックな会場へ変えたのが、GACKTだ。いきなりクールな装いを魅せる「哀 戦士」を、朗々と歌いあげていったGACKT。彼の熱い感情の放熱は、そのまま満員の観客たちの感情にも伝播。続く「The Next Decade」「REDEMPTION」では、GACKTの煽りに合わせ、会場中が揺れる?!と言いたくなるくらい、これまでの中でもひときわ大きく熱い歓声が飛び交っていった。一瞬にしてアニソン・ファンたちをGACKT WORLDへ引きずり込んでゆくとは、さすがだ!!


●水樹奈々がコラボ三昧でファンも感動の頂点へ!

そして大トリは、今年も水樹奈々が担当。『アニサマ』と言えばスペシャル・コラボレートがお楽しみの一つ。それを熟知している彼女だけに、この日も、「Gimmick Game」へm.o.v.eのmotsuを招き入れ、熱いナンバーの合間にラップや掛け声を加えてゆく"歌とラップのコラボレート"を実施。バラード歌「深愛」では、Suaraを呼び入れ、ともに歌をかけあい、声を寄り添わせながら、深愛なる感情へさらに優しいドラマを描きあげていった。和な装いを持ったダンサブルなナンバー「悦楽カメリア」を通した熱狂。ラスト「Orchestral Fantasia」では、満員の観客たちが、スケール感あふれる雄大かつ激しい演奏に合わせ、終始飛び跳ね、熱狂の想いを舞台上の水樹奈々へ返していた。

 本編最後は、この日出演したメンバー全員が舞台にふたたび登場し、熱く疾走感を持った「RE:BRIDGE~Return to oneself~」を熱唱。

 またアンコールでは、「RE:BRIDGE=原点回帰」という言葉に相応しく、『アニサマ』第1回目のテーマ曲「ONENESS」を、ふたたび出演者全員で歌いあげた。この歌に込めた想いやテーマ、今聴いても胸にジンとくる。改めて『アニサマ』は、毎年テーマ曲を通し、「普遍的な心の想い」を形にしていることを実感。もちろんこの日も、最後の最後は、ステージを彩った出演者全員を交えた「RE:BRIDGE~Return to oneself~」を歌い、熱狂のお祭りイベントの幕を閉じていった。

このイベントが、これからもズッとズッと開催し続けていくことを、切に願いたい。それくらい、アニソンの魅力を世界中へアピールしていくうえでとても大切な、大きな場が、「アニサマ」なのだから。(敬称略)

⇒次ページでは田村ゆかり、水樹奈々、影山ヒロノブ画像を紹介!

『Animelo Summer Live 2009-RE:BRIDGE』公式サイト


(C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

Suara (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

Suara (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

サイキックラバー (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

サイキックラバー (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

m.o.v.e (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

m.o.v.e (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

 

田村ゆかり (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

田村ゆかり (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

田村ゆかり (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

田村ゆかり (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

水樹奈々 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

水樹奈々 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

水樹奈々 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

水樹奈々 (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

 

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

影山ヒロノブ (C)Animelo Summer Live 2009/DWANGO

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