忘れられない夏が再び! 10月放送のTVアニメ『夏のあらし!~春夏冬中~(あきないちゅう)』よりキャストコメント到着!
ノスタルジックな喫茶店・方舟を舞台に、少年と少女たちの忘れられない夏休みを描いた『夏のあらし!』(原作:小林尽/月刊「ガンガンJOKER」)。2009年4月に放送され話題を呼んだタイムリープコメディが、TVアニメ第2期『夏のあらし!~春夏冬中~(あきないちゅう)』となって、2009年10月よりテレビ東京系にて放送が開始される。
制作は第1期と同じく新房昭之監督とシャフトのコンビ。そして第2期シリーズのOPテーマは、やくしまるえつこさんの「おやすみパラドックス」となり、さらに嵐山小夜子、カヤ、伏見やよゐ、山崎加奈子の幽霊4人組が歌う「乙女の順序」がEDテーマに決定!
今回のアフレコ取材では、嵐山小夜子役の白石涼子さん、八坂一役の三瓶由布子さん、カヤ役の名塚佳織さん、上賀茂潤役の小見川千明さん、伏見やよゐ役の野中藍さん、山崎加奈子役の堀江由衣さんの方舟従業員メンバー6名が参加。10月の放送にさきがけて、『夏のあらし!~春夏冬中~』の魅力や見どころなどについて語っていただいた。
――今回は4話までの収録でしたが、アフレコを終えての感想をお願いします。
白石涼子さん(嵐山小夜子 役):1期を踏まえての2期ということで、よりパワーアップしているなという印象を受けました。
三瓶由布子さん(八坂一 役):1期を始めたときは結構大変だったなという印象が強かったんですけど、2期は少し休憩をはさんだせいか、パワーが充実している感じがします。
名塚佳織さん(カヤ 役):カヤの暴走ぶりは健在です。より暴走度があがっています。
小見川千明さん(上賀茂潤 役):潤はデレはじめた気配がしています。あと、よくお着替えしています(笑)。
野中藍さん(伏見やよゐ 役):相変わらずCパートが面白くて、モノマネが大変です(笑)。
堀江由衣さん(山崎加奈子 役):始まってみたら、案外すんなりと始めることができました。
――アニメの2期になったことで、新たに加わった見どころなどはありますか?
白石さん:1期で味をしめたという感じで、より監督色が出ています。原作のエピソードを使いながらもギャグテイストが増えていたり、キャラクターも脚色されて、より面白くなっているような気がしました。そんななかにもシリアスなシーンがあったりするので、そのギャップを楽しんでもらえたらと思います。
三瓶さん:1期は方舟でのエピソードがたくさんありましたが、今のところ2期では皆で外に出ていたりします。方舟のなかではないエピソードも満載な気がします。
名塚さん:謎のサービスカットがさらに増えました(笑)。1期のときは変身シーンで、私たちは「原作にない!」と興奮していたんですけど、今回は「なぜ、いまこの格好!?」みたいなシーンがかなり盛り込まれているので、さらに謎めいた面白さが盛りだくさんになっているのではないかなと思います。
小見川さん:1期にくらべて、パートナー同士の関係が少しずつ進んでいくのがいいなと思います。
野中さん:フリフリのヘッドドレスをつけて、方舟で普通にメイドさんの格好をして働いているのがとても楽しいです。加奈子のツンデレとかも見られるので、ぜひそこもキュンとしてもらえたらなと思います。
堀江さん:加奈子とやよゐはちょっと敵同士のような感じでしたが、2期ではいきなり一緒に方舟で働いているところから始まっています。ワイワイと賑やかなところに参加できているのが楽しいです。
――今回、あらし、カヤ、やよゐ、加奈子の4人でEDテーマを歌っていますね。
白石さん:曲をもらったときから、すごく印象に残る曲でした。懐かしさもありキャッチーで、ちょっとドキッとする不思議な魅力のつまった曲です。幽霊4人組で歌うというのも面白し、私自身もテレビで曲が流れるのを早く見たいなと思いますね。
名塚さん:出だしのイントロから陽気な感じがするんですけど、歌詞がセクシーというか、色っぽい雰囲気で。カヤはローテンションなので、私としては皆が可愛く歌っているところにかぶせていこうと思っていたのですが、1番目の収録でした(笑)。きっと皆さんの声がミックスされて、ボリュームのある歌になっていると思うので楽しみです。
野中さん:ゲーム音みたいなものが入っていたのが印象的で、面白いメロディだなと思いました。やよゐは女学生なので、一歩引いた感じで歌えたらいいなと思っていましたが、カヤの次に収録でした(笑)。あらしと加奈子が加わって、どんな曲になっているのか放送が楽しみです。
堀江さん:私はいちばん最後に収録だったので全体像がなんとなく分かりましたが、この作品らしい遊びが曲のなかに入っています。ちょっと昔の人たちということもあって、曲調も少し昔の歌謡曲みたいだったり。昔の歌謡曲って表現がストレートだったり、意味深だったりすることが多いと思うんですけれど、そういったテイストも反映されていて、とても『夏のあらし!』らしい曲だと思いました。
――演じるキャラクターについて、改めてどのようなところに魅力があると思いますか?
白石さん:あらしは後輩が憧れるようなカリスマ性のある先輩なのに、少し抜けていたり、天然みたいなところがあって。でも一に対してはやっぱりお姉さんで、叱ったり注意したりもする。色々な表情を持っていて、コロコロ変わるところが可愛らしいなと思います。
三瓶さん:一は全体的にギリギリな感じの人なので(笑)。たぶんダメな人はダメだろうと思いますが、お姉さんや周りの人に囲まれて、伸び伸びと自由に生きている感じがすごく可愛いなと。でも彼のなかでちゃんと決まり事があったり、真っ直ぐだったりするところはかっこいいと思います。
名塚さん:カヤは普段おしとやかで、大和撫子というタイプの女性なのですが、粘着質というか、ひとつのことに対して執着がすごいというか(笑)。スイッチの入りかたが一般的にいえば異常なのかもしれませんが、演じている自分としてはそのスイッチの入り具合が嫌いではありません。今後もそのタイミングがきたら、自分でブレーキをかけることなく踏み込んでいきたいと思います。
小見川さん:潤は1期にくらべて表情が豊かになりました。皆と仲良くなってきて感情を表に出すことが多くなってきたので、2期ではお芝居が充実しています。
野中さん:まだ通じる相手が見つかっていないので、2期では恋ができたらいいなと思いつつ、「恋なんて……」と恥ずかしがっているやよゐちゃんが可愛いなと思います。
堀江さん:加奈子の魅力は、わりと生真面目で男女関係には潔癖なところがあるんですけれど、そういったシーンで照れたりするところですね。
――それでは最後に、メッセージをお願いします。
白石さん:「春夏冬中(あきないちゅう)」ということなので、その時間だけは『夏のあらし!』という作品の世界に浸っていただければと思います。
三瓶さん:夏休みがいつまで続くのか、最後までお付き合いいただければと思います。よりパワーアップしているので、そちらも楽しみにしていてください。
名塚さん:暑苦しいキャラばかりですが、クールで涼しいギャグもあります(笑)。ほっこりするエピソードもあり、涼しくなる要素もありますので、皆さん楽しんでいただければと思います。
小見川さん:『夏のあらし!~春夏冬中~』やってまーす!
野中さん:秋の夜長に、ぜひ最後までチャンネルを変えずにエンディングの最後まで見てください。
堀江さん:放送している時期は夏ではありませんが、あの夏独特の雰囲気を作品のなかでお届けできるのではと思います。1期を見ていた方も、見ていなかった方も、ぜひ『夏のあらし!~春夏冬中~』を楽しんでいただきたいです。
TVアニメーション『夏のあらし!~春夏冬中~』
2009年10月よりテレビ東京系にて放送開始
<放送局>
テレビ東京:10月4日(日)深夜1:30~
テレビ大阪:10月6日(火)深夜2:05~
テレビ愛知:10月7日(水)深夜1:28~
テレビせとうち:10月8日(木)深夜1:58~
テレビ北海道:10月9日(金)深夜2:00~
TVQ九州放送:10月5日(月)深夜2:53~
AT-X:10月10日(土)8:30~ / 22:30~
10月14日(水)14:30~ / 深夜2:30~
※放送日時・開始日は都合により変更になる可能性があります。
<スタッフ>
原作:小林 尽(掲載:月刊「ガンガンJOKER」スクウェア・エニックス刊)
監督:新房昭之
シリーズ構成:高山カツヒコ
キャラクターデザイン:大田和寛
アニメーション制作:シャフト
音楽制作:スターチャイルドレコード
製作:夏のあらし!製作委員会
<キャスト>
嵐山小夜子:白石涼子
八坂 一:三瓶由布子
カヤ:名塚佳織
上賀茂潤:小見川千明
マスター:生天目仁美
グラサン(村田英雄):安元洋貴
伏見やよゐ:野中藍
山崎加奈子:堀江由衣
山代武士:杉田智和 ほか
>>『夏のあらし!~春夏冬中~』公式サイト
(C)小林尽/スクウェアエニックス・夏のあらし!製作委員会