アニメシナリオコンテスト「アニマックス大賞」第7回受賞の西道賢二さんの『書家』が完成で披露試写会が開催!――今最も注目される俳優の中尾明慶さんが主演!
「明日のアニメ界で活躍する人材を発掘する」ことを目的に、2002年から実施されている、日本唯一の本格的アニメシナリオコンテスト「アニマックス大賞」。第7回を迎える今年は「アクション」をテーマに、過去最高の1235通の応募が集まった。
その中から見事栄冠を勝ち取った西道賢二さんの作品『書家』が世界中で評価の高いProduction I.Gの手によってアニメ化された。その3月27日(土)の放送に先立ち、完成披露試写会が虎ノ門タワーズオフィス行われ、主演の中尾明慶さん、古川小百合さん、特番ナビゲーターの山崎バニラさんが出席し、本編上映後インタビューが行われた。
──本編をご覧になった感想をお願いします
中尾さん:ハラハラドキドキでしたね。声優さんのお仕事をさせていただくのは初めてなんで、慣れないというか(完成したアニメを)観てても申し訳ないなっていうか…、現場でも凄いベテランの方から歳の近い方から周りの方に皆さんに支えられて、という役をやらせて頂けたなっていう感覚だったので、こういう機会を作ってくださったのは嬉しい限りです、ありがとうございます。
──アフレコの感想をお聞かせください
中尾さん:自分で演じるお芝居とは違って、顔や動きが決まってまして、そこに自分の声を入れる難しさというか、でもすごくこれからのお芝居にも役に立つというか、「あるものに台詞を乗っける」というのは、今後役者を続けていく上でも役に立つんじゃないかと思いました。
古川さん:初めての現場なのにみんな和やかな雰囲気で、それは中尾さんがその雰囲気を作ってくださったんだと思います。なんか男性も女性も母性をくすぐられるというか、ちょっと話すだけで場が盛り上がるというか、良い空気を作ってくださりながらも、演技の方もバシッとしっかりしたものを見せていただきまして、すごくびっくりしました。
中尾さん:こんなに誉められちゃってどうしよう?(笑)
古川さん:(笑)私自身も絵那ちゃんという新人の女の子の役をやらせていただいたんですけど、派手なアクションの中で必殺技を使う役というのが初めてだったんですけれども、どうカッコ良く言うか、一生懸命練習しました。
──最後に皆さんにメッセージをお願いします
中尾さん:描いた絵が実物になるというのは、全ての人が持つ憧れなんじゃないかと思うので、そこをド派手なアクションシーンとハラハラドキドキの感も交えて、素敵なアニメに関わらせていただけたので、多くの人に楽しんで頂けたらなと思います。本当にありがとうございました。
古川さん:迫力のあるアクションの後にお茶目な三人のシーンがあるので、そこでほっと一息ついていただけたらなと思うので、皆さん宜しくお願いいたします。
山崎さん:今までの受賞された作家さん達はもう第一線で活躍されているので、西道さんも活躍が期待されるので、早い段階から、作家さんたちの成長をみんなで見ていけたらなと思います。
なお、この『書家』はアニマックス内で以下のスケジュールで放送される。アニメ界の新たな才能の誕生を是非見届けて欲しい。
<放送スケジュール>
2010年3月27日(土)夜8:00~9:00/リピート:3月28日(日)昼1:00~2:00
原作:『書家』(西道賢二)
監督・絵コンテ:山田誠
キャラクターデザイン:小島大和
美術監督:伊藤弘
音楽:川井憲次(GHOST IN THE SHELL他)/
アニメーション制作:Production I.G
>>アニマックス大賞(第8回)公式サイト
>>アニマックス公式サイト