4月29日より全国ロードショーのアニメ映画『鬼神伝』大ヒット祈願祈祷式を開催
4月29日より公開されるアニメ映画『鬼神伝』の大ヒット祈願の祈祷式が4月7日の夕方に京都の神泉苑にて行われ、謎の僧侶<源雲>役の中村獅童さんが参加した。
アニメ映画『鬼神伝』は <鬼>と<人>が戦う1200年前の京都にタイムスリップした15歳の少年が、謎の僧侶から自分が神聖なる力を持った「救いの御子」であることを告げられ、自らの運命に立ちむかうっていく歴史冒険アニメーション。
祈祷式を行った神泉苑は、主人公の少年が唯一操ることができ、物語のキーとなるオロチ(龍)が封印されている場所であり、また<鬼>と<人>との壮絶な戦いが繰り広げられる場所として、アニメ本編にも登場する。
満開の桜が美しい神泉苑で中村さんは、映画役である僧侶さながらのベージュの羽織袴で登場。いつものほんわかとした雰囲気とは違い、凛とした神聖な雰囲気を醸し出していた。祈祷式後の中村さんから、コメントが届いているので、紹介しよう。
――境内にある 「願いがかなう」 と言われる赤い橋を渡った際、何を願いましたか?
中村さん:自分のことを願いました。
――祈祷式では何を願いましたか?
中村さん:映画のことを願いました。世の中、大変なことになっていて、映画館に来るのも大変だと思います。自分は演技と表現しかできませんが、自分にできることを一生懸命にやり、少しでも多くの方にこの映画を見ていただいて、勇気と希望をもっていただけたらと思います。
――神泉苑について
中村さん:京都は何度も来ていますが、神仙苑は初めてです。歴史深い場所ですね。京都ならではの雰囲気を体感できて、 うれしく思います。
――僧侶役が中村さんと気づかないぐらい、声がいつもと違ってましたね。
中村さん:気がつかれない方がうれしいです。エンドロールを観て、はじめて「中村獅童が声をやっていたのか」と思われる方がうれしいです。役者の顔が見えないということは、それだけ、観ている方が映画に入っていただけているということですし、うれしいです!
――映画のどのキャラクターが好きですか?
中村さん:自分の役が好きですね。まるで、自分のためにあて書きしてくれたのではないかというぐらいに、自分にちかい役です。『ピンポン』のドラゴンの時同様、頭も坊主だし、自分のために書いてくれたのかと思うぐらい、やりがいがあり、役を膨らます作業が楽しかったです。
<アニメーション映画『鬼神伝』(おにがみでん)>
4月29日(金・祝)より新宿ピカデリー他 G・W全国ロードショー
<キャスト>
小野賢章、石原さとみ/中村獅童(特別出演)、近藤 隆、森久保祥太郎、伊藤健太郎、加瀬康之、小森創介、咲野俊介、東條加那子、相ヶ瀬龍史、野島昭生、塚田正昭
<スタッフ>
原作:高田崇史「鬼神伝」(講談社刊)
監督:川﨑博嗣
脚本:荒川稔久・川﨑博嗣
絵コンテ:川﨑博嗣・佐々木 守・小原秀一
キャラクターデザイン:西尾鉄也
オロチコンセプトデザイン:大友克洋
演出:古川順康
音楽:宇崎竜童
演奏:續☆竜童組
太鼓:林 英哲
製作:「鬼神伝」製作委員会
>>『鬼神伝』オフィシャルサイト