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『トワノクオン 第一章 泡沫の花弁』舞台挨拶に神谷浩史らが登壇

6月18日公開の映画『トワノクオン 第一章 泡沫の花弁』舞台挨拶に神谷浩史、白石涼子、鳥海浩輔、南雅彦プロデューサーが登場!

 2011年6月18日、東京・新宿のバルト9にて、『トワノクオン 第一章 泡沫の花弁』の初回上演後に、キャスト&プロデューサーによる舞台挨拶が行なわれた。

 『トワノクオン』は、『鋼の錬金術師』や『交響詩篇エウレカセブン』を制作した株式会社ボンズがその技術を結集させ作り上げた、全6章から成る完全オリジナル作品。

 故・飯田馬之介監督の最期のメッセージが込められた、ハイクオリティSFバトルアクションアニメに仕上がっている。

 作品の舞台は、近未来の東京。不安定な心の暴走により特殊能力・ベスティアに目覚めた少年少女たちは、その能力に飲み込まれ、いくつもの怪事件を起こしていた。はるか過去から秩序を守ってきた影の組織・オールドーは、これを危険視。実行部隊であるクーストースに所属するサイボーグ部隊(WTOC)を使って、ベスティア捕獲作戦を実行していた。

 主人公・クオンはそんな能力者を救うための組織、アトラクターを結成。自らが中心人物となって、ベスティアを守ろうと戦うのだが……?!自らの意思を尊重し生きたいと願うベスティアと、治安維持を願うサイボーグ部隊の哀しきバトルが繰り広げられていくのだった――。

 この日、舞台に登壇したのは主人公・クオン役の神谷浩史さん、そしてクオンと共にアトラクターに参加するユリ役の白石涼子さん、彼らと対立するサイボーグ部隊に所属するイプシロン(風見瞬)役の鳥海浩輔さん、そして、プロデューサーの南雅彦さん。

 登場と同時に、会場からは大きな歓声と拍手が沸き起こっていた。

 神谷さんは自身の演じるクオンについて、「謎の多い青年ということで、彼のことを良く知っておかないと全くセリフが出てこないと思いました。」と語った。アフレコに挑む際は「第3章までのシナリオをアフレコ前に頂いていたので、そういった展開やクオンのバックボーンなどを踏まえて演じました。」とのこと。

 また収録の様子を尋ねられると、「『トワノクオン』の尺の長さはアニメ2本分なので、尋常ではない集中力が必要なんです。バトルシーンや叫ぶシーンもありますので、ご想像の通り大変です(笑)。」と、アフレコの苦労話を明かした。

 ユリ役の白石さんは「役をやることを決まる前に企画書を頂いたのですが、その段階ですごく面白そうな作品だと思いました。その時から、ぜひユリを演じたい!と思っていたんです。専門用語がたくさん出てくるので、難しい部分もあったんですが(笑)、ユリを演じることができて本当に嬉しいです!」と、この作品への出演を熱望していたことを語った。

 また「ユリは、怒ったり、笑ったりとすごく表情が豊かなんです。その辺りは私と似ているので、演じやすかったです。」と役柄との共通点を語ってくれた。

 イプシロン(風見瞬)を演じる鳥海さんは「サイボーグ部隊は、全力で喋らないんです!でもその分、心の声が聞こえているかもしれません(笑)」と会場の笑いを誘いつつも「何度観ていただいても、その度に新たな発見があると思います。サイボーグ部隊は元々人間だったということもあり、お話が進むにつれてそういった部分が少しずつ出てくるかもしれません。今後の展開にもぜひ、注目してください!」と作品の魅力をアピール。

 神谷さんとの絶妙なトークの掛け合いも見られ、会場のテンションを盛り上げていた。


クオン(CV:神谷浩史)

クオン(CV:神谷浩史)

ユリ(CV:白石涼子)

ユリ(CV:白石涼子)

イプシロン[風見 瞬](CV:鳥海浩輔)

イプシロン[風見 瞬](CV:鳥海浩輔)

 プロデューサーの南さんは「『トワノクオン』の構想は、5年位前からあったんです。そして昨年、残念ながらお亡くなりになった飯田さんと共に、スタッフ一同で頑張ってこの作品を作り上げてきました。本日映画を上映することができ本当に嬉しいです。ありがとうございます。」と笑顔を見せた。

 また「毎月一本ずつ、お話を作り上げるという作業になっています。今日私がここに立っているのは、他のスタッフが今、第二章を描いているからなんです(笑)。」と語り、現在、第二章を制作中であることを明かした。

 最後にファンへのメッセージが求められると、南さんは「舞台が近未来と言う設定なのは、現代の延長線上にあるお話にしたいと思ったからなんです。ファンタジックな登場人物ではありますが、劇中で描かれている彼らのドラマに、ご自身と繋がっている部分を感じて頂けたら嬉しいです。その上で、何かを伝えていければと思って現場一同頑張っていますので、第二章以降もぜひ、ご覧になってください。」と語った。

 鳥海さんは「現場一同、たくさんの方が良いものを作ろうと動いています。この先々のストーリーもすごい展開になっていきますので、今後の作品もぜひ楽しんでいただければと思います!」、白石さんは「この作品では、クオンが何度も“助けたい”と言うんです。それが私の中で、大事なキーワードだと思いながらアフレコに臨んでいます。何度見ても面白いので、隅々まで楽しんでください!」、神谷さんは「映画に出てくる専門用語などの知識をつけた上でもう一度見ると、また違った楽しみ方もできる作品だと思います。第二章目以降もすごい展開になっていますので、早く皆さんにお見せしたいです。ぜひ、第六章までお付き合いいただければと思います!」と、それぞれ今後の見どころを期待させるコメントを語ってくれた。

 映画『トワノクオン 第一章 泡沫の花弁』は、現在絶賛上映中。

 第二章『トワノクオン 第二章 混沌の蘭舞』は2011年7月16日より、第三章『トワノクオン 第三章 夢幻の連座』は2011年8月13日より上映開始予定。

 全6章を劇場で鑑賞し、劇場指定券の半券(タイトル、日時が記載されたもの。前売り券の半券は不可)を専用の台紙に貼り付け応募すると、ここでしか手に入らないスペシャルドラマCDがもれなくプレゼントされる。

 スケジュールやプレゼントなどの詳細はオフィシャル・サイトに掲載されているので、チェックしよう!

<取材・文:杉山玲菜>

>>『トワノクオン』公式サイト


(C)BONES/トワノクオン製作委員会
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