ドラマCD『クラ×ラバ』の偉大な音楽家達のバンドのラストシングルが4月25日リリース！　リレーインタビュー最終回はモーツァルト役・立花慎之介さん!!

　音楽界の巨匠達をモチーフに、「クラシック」、「バンド」、「オフ会」の要素をミックスした、画期的なドラマCD『クラ×ラバ』。そのドラマ中のバンド、マイスターシンガーズのラストシングルが4月25日リリース！

　キャストはバッハ役・森川智之さん、ベートーベン役・福山潤さん、モーツァルト役・立花慎之介さん、ショパン役・日野聡さんに決定！

　「組曲 Crescendo of Love」はそれぞれの代表曲を大胆にアレンジして組曲にした曲を4人が歌います。ボーナストラックのライブバージョンには、ソロと曲中に入るセリフの掛け合いが聴きどころ！　カップリング曲はショパンの「別れの曲」で日野さんのソロナンバーです。

　発売を記念して当サイトでお届けしているリレーインタビュー企画のラストとなる第4弾は、モーツァルト役の立花慎之介さんです！

――レコーディングを終えての感想をお聞かせください。

モーツァルト役・立花慎之介さん：曲をいただいた時、4人のクラシック界の巨匠達の曲をこんなにうまく1曲にまとめたものだなと感動しました。そして個性的なキャラ達のセリフが入ったらすごくおもしろい曲になりそうだなと思いました。僕のパートはクラシックとはかけ離れているような感じがしました。「ひゃはー！」や「ひゃふー！」なんて言わないだろうし（笑）。そのため、クラシックを意識せずに歌えました。

――「組曲 Crescendo of Love」ではキャラごとのソロパートがありますが、ご自身の担当したパートについてご説明ください。

立花さん：収録はまずセリフから録り始めたんですけど、明らかにモーツァルトだけちょっとおかしいんです（笑）。それを踏まえて自分なりのモーツァルトを作って演じてみましたが、特徴のあるモーツァルトになったかなと。キビキビした「トルコ行進曲」をバックにノってやれました。セリフでかなりやっちゃった分、歌のほうは行き過ぎないようにバランスには気を付けました。歌は「ピアノ・ソナタ」がモチーフになっていますが、アップテンポのロックアレンジになっていたので、歌いやすくて覚えやすくなっていると思います。

――「組曲 Crescendo of Love」の聴きどころを挙げていただけますか？

立花さん：この曲ではソロパートと、その直前に、キャラの作曲家の代表曲をアレンジした曲が使われていますが、1曲の中でこんなにクラシックの名曲達の息吹を感じられるというのはぜいたくでおもしろいと思います。また歌詞にモーツァルトの天然っぽさやちょっとおかしな部分も出ているのも聴きどころです。“オレと行こう～Crazy zone”なんて普通言わないだろうし（笑）。モーツァルトの変人さのイメージが別のベクトルになっていて、彼が21世紀に転生したらこうなったんじゃないかな。

――ちなみにモーツァルトにまつわるエピソードがあれば教えてください。

立花さん：僕は子供の頃、歌うのが苦手だったので音楽の授業が大嫌いだったんです。それに加えて、家族もクラシックを聴かなかったのでクラシック音楽を意識して聴いたことはありません。でも、サウンドトラックや宗次郎さん、喜多郎さんなどのボーカルレスのインストナンバーは好きなんです。僕のようにクラシックと縁がなかった方もこの作品から興味を持ってもらえたらいいですね。僕もいつか生の演奏会に行ってみたいなと思いました。

――『クラ×ラバ』という作品に関しての印象や感想は？

立花さん：今、いろいろなものがキャラ化している中で、まだやってなかったんだということがむしろ驚きです。ジャケットのキャラの顔や服装なども今風のイケメンになっていて、またクラシックとバンドを組み合わせることで、よりクラシックと関わりやすくなった気がするのでいい企画だなと思います。

――今作がマイスターシンガーズの解散シングルとなっていますが、もし今後活動が続くとすれば期待する展開や希望を教えてください。

立花さん：「ラストシングル」とのことですが、今度はラストアルバムなら出せますね。いっそのこと、これからやること全部に「ラスト」を付けるのはどうでしょうか？　ラストドラマCDとか（笑）。あとはクラシックの聖地で公開録音！　いい音響なのに歌はやらないとか（笑）。今回、ライブをイメージした曲なのでお客さんの歓声も入っていますが、それが生声になったらすごいでしょうね。

――皆さんへメッセージをお願いします。

立花さん：ドラマCDから『クラ×ラバ』を聴いてくださっている方は今回、マイスターシンガーズの声が具現化したことでもっと楽しんでいただけたらいいなと思うし、おもしろい曲になったのでぜひ聴いてほしいです。まだ『クラ×ラバ』を知らない方やクラシックにあまり関心がなかった方はこのシングルからクラシックの楽しさやおもしろさに触れていただいて、クラシックラバーの一員になってください。

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■『クラ×ラバ』ラストシングル　マイスターシンガーズ[バッハ、ベートーベン、モーツァルト、ショパン]
2012年4月25日発売
1,260円（税込）
発売：フロンティアワークス
※ボーナストラックには、４人のセリフの掛け合いも楽しい「組曲 Crescendo of Love」の解散ライブバージョンを収録！！
【収録曲】
・組曲 Crescendo of Love　歌：マイスターシンガーズ
・別れの曲　歌：ショパン
・（ボーナストラック）組曲 Crescendo of Love　ライブレコーディング（Live at 大江戸アリーナ）　歌：マイスターシンガーズ　

初回封入特典：特製ブロマイド
【キャスト】
ベートーベン役：福山潤
モーツァルト役：立花慎之介
ショパン役：日野聡
バッハ役：森川智之

■ドラマCD『クラ×ラバ』～ファンは、かく語りき～
2011年9月14日発売
定価：2,625円
発売元・販売元：フロンティアワークス

【概要】
「クラシック」×「バンド」×「オフ会」！？
クラシックの巨匠たちをモチーフに贈る、オタクのオフ会を描くオリジナルドラマCDが登場！

集まったオタクたちは、とあるバンドの熱狂的なファン。
ハンドルネームは「シューベルト」「チャイコフスキー」「リスト」「シューマン」「ラヴェル」。
誰もが知っている作曲家の名前を名乗る彼らが語る、謎のバンド「マイスターシンガーズ」とは！？

イタいけど、わかる！　そんな熱いオフ会、覗いてみませんか――？

【キャスト】
シューベルト：杉田智和
リスト：鳥海浩輔
チャイコフスキー：置鮎龍太郎
シューマン：杉山紀彰
ラヴェル：+[◎[]◎]o∪
店長：藤原啓治
藤本：三浦祥朗

>>『クラ×ラバ』公式サイト