次世代2D対戦格闘ゲーム『BLAZBLUE』がついにテレビアニメ化！　アニメ『BLAZBLUE Alter Memory』2013年秋より放送決定!!

　2013年5月19日(日)、神奈川県・横浜市の大型イベントホール「パシフィコ横浜 国立大ホール」において実施された、アークシステムワークスの格闘ゲーム全国大会「ARC REVOLUTION CUP」内の告知コーナーにおいて、アニメ『BLAZBLUE Alter Memory（ブレイブルー オルターメモリー）』の製作が発表された。放送が行われるのは“2013年秋”との発表だ。

　アニメの制作を担当するのは、teamKGとフッズ エンタテインメント。監督は『とある魔術の禁書目録』シリーズで演出・原画などを担当した橘秀樹氏が務め、さらに『機動戦士ガンダム00』などでお馴染みの水島精二氏が“監督協力”という立場で製作に関わっているとのこと。もちろん、『BLAZBLUE』シリーズの生みの親である森利道氏も、監修に名を連ねている。

　本作の原作となる『BLAZBLUE』は、アークシステムワークスが制作する格闘ゲームシリーズである。2008年にアーケードで稼働した第1作目『BLAZBLUE CALAMITY TRIGGER』を皮切りに、家庭用ゲーム機版とアーケード版を交互にリリースしつつ、現在は第5作目(アーケードでは4作目)となる最新作『BLAZBLUE CHRONOPHANTASMA』がアーケードで稼働中だ。

　格闘ゲームとしての完成度の高さはもちろん、非常に深く作りこまれた世界観やストーリーも特徴として挙げられる作品で、長らくアニメ化を期待していたファンも少なくない。また、映像付きWebラジオ「ぶるらじ」などの、キャラクター性を押し出した独特な展開方法も相まって、従来の格闘ゲームの枠を越えた多くのファンを持つに至っている。今回のアニメ化の発表は、『BLAZBLUE』シリーズのファンが長年待ち望んだ一報となったことだろう。

　イベントの中で、監督の橘氏は「森さんのイメージを再現するため、毎日精進しています。今回は皆さんの熱い姿を見られたので、皆さんが満足行くような作品を作りたいと思います」と発言し、それを受けた水島氏は「私の仕事は、森さんの持っている世界観をアニメに落としこむための、いわば翻訳のようなものです。今後はその翻訳をすることで、橘監督がアニメを作りやすいように助けていくことになると思います」とコメントしていた。

　さらに森氏も「アニメに関しては、丁寧に作って行きたいと思っております」と発言しており、アニメ製作にしっかりと関わりを持っていることが見て取れる。まだまだ詳細は分からないが、今後少しずつ発表が行われるはずだ。現在オープン中の公式サイトなどをチェックしつつ、続報を待つこととしよう。

水島精二氏(左)、橘秀樹氏(中央)、森利道氏(右)　※写真右

◆テレビアニメ『BLAZBLUE Alter Memory』
2013年秋テレビアニメ化!!

【メインスタッフ】※敬称略
原作：ARC SYSTEM WORKS
監修：森利道
監督：橘秀樹
監督協力：水島精二
シリーズ構成：赤尾でこ
脚本：赤尾でこ、高橋龍也、
キャラクターデザイン・総作画監督：下谷智之
美術監督：池田繁美（アトリエむさ）
色彩設計：のぼりはるこ（緋和）
撮影監督：林コージロー（グラフィニカ）
編集：吉武将人（グラフィニカ）
音響監督：土屋雅紀
音響制作：スタジオマウス
音楽制作：ランティス
アニメーション制作：teamKG、フッズ エンタテインメント
製作：BLAZBLUE Alter Memory製作委員会

【メインキャスト】※敬称略
ラグナ＝ザ＝ブラッドエッジ：杉田 智和
ノエル＝ヴァーミリオン：近藤 佳奈子
ジン＝キサラギ：柿原 徹也
レイチェル＝アルカード植田 佳奈
ハザマ：中村 悠一
タオカカ：斎藤 千和
ライチ＝フェイ＝リン：たかはし 智秋
アイアン＝テイガー：乃村 健次
ツバキ＝ヤヨイ：今井 麻美
ココノエ：松浦 チエ
マコト＝ナナヤ：磯村 知美


>>テレビアニメ『BLAZBLUE Alter Memory』公式サイト