応募総数1万以上の中から選ばれる1人の“美声女”を見つけ出せ！　野沢雅子さん＆古谷徹さんも登壇した「第1回全日本美声女コンテスト」本戦大会レポート

　2014年1月30日(日)、東京・六本木のイベントスペース「ニコファーレ」において、オスカープロモーションと青二プロダクションのタッグによるコンテスト企画「第1回全日本美声女コンテスト」の本戦大会が開催された。

　コンテストのタイトルに使われている“美声女”とは、外見的な「美しさ」と、個性的な「声」を併せ持った女性のこと。本コンテストでグランプリを受賞した応募者には、グランプリ賞金の100万円に加え、アニメやラジオ、ゲームといった各メディアへの出演が決定するといった、豪華な特典が進呈される。会場には、1万4434名にものぼる応募者の中から12名が登場し、うち4名の受賞者を決めることとなる。

　本戦大会には、声優の野沢雅子さん、古谷徹さん、女優の菊川怜さん、剛力彩芽さんといった4名が“特別審査員”として登場。選考に携わった。本稿では、そんなコンテストの様子をお伝えしていく。

　イベントが開幕すると、まず上記レギュレーションの解説が行われた後に審査がスタート。本戦大会に生き残った12名は、どの審査においても、クオリティの高い演技を披露してくれていた。さすがは、1万人以上の中から選びぬかれた精鋭たちだ。

　審査員側も、ステージ上に立つ彼女らを鋭い眼差しで見つめていた。4項目の審査が終了した後には、各審査員による質問がステージへと投げかけられる場面もあり、会場全体の雰囲気は明るいものではあったが、その独特な緊張感が欠かされることは無かった。

　12名の審査が終了すると、最終選考のために休憩時間が取られることに。いずれの候補者も、個性と魅力にあふれており、そう易々とは判断が付きそうにはなさそうだ。

●全日本最高の“美声女”がついに決定！

　最終選考の時間中には特別審査員の野沢さん、古谷さん、菊川さん、剛力さんを交えてのトークステージが実施された。トークテーマは本イベントにおける大きなテーマにもなっている“美について”である。

　女優と声優の大御所が並び立つトークステージで、様々な意見が飛び出すかと思いきや。自らが持つ“美しさ”の秘訣に対しては、ほぼ全員が揃って「よく寝て、よく遊び、よく食べること」と語る。違う職業であっても、ひとつのテーマを追求していくと、最終的に同じ結論にたどり着く……。ということだろうか。

　そんなトークを終えると、ついに受賞者の発表が行われた。栄えあるグランプリに輝いたのは、すべての項目で高い評価を得た辻美優さんだ。また、準クランプリには高橋美衣さんと、花房里枝さんが、マルチメディア賞には吉村那奈美さんが、それぞれ受賞している。

　授賞式を終え、イベントも終了へ向かうかと思われたその時、会場にキュアハートとキュアブラックが乱入。ここで、今回の受賞者4名に加え、野沢雅子さん、剛力彩芽さんが『映画プリキュアオールスターズ NewStage3 永遠のともだち』に出演することが発表された。各人がどんな役柄で本作に登場するかは、まだ明らかにされていないので、そちらについては続報に期待しよう。

　かくして、今回のイベントは終了となった。受賞した4名の詳細に関しては「全日本美声女コンテスト」の公式サイトでチェックすることができる。興味がある人は、今後の発展に期待する意味でも、プロフィールを確認しておくと良いだろう。


>>「全日本美声女コンテスト」公式サイト