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『異能バトル』山崎はるかさん&山下七海さんにインタビュー

ラブコメ展開、そして女の子のバトルに注目! テレビアニメ『異能バトルは日常系のなかで』山崎はるかさん&山下七海さんにインタビュー

 常人ならざる異形の能力を習得してしまった高校生たちの日常を描くテレビアニメ『異能バトルは日常系のなかで』が現在、テレビ東京ほかにて絶賛放送中だ。アニメも佳境に入る中、2014年11月15日(土)には本作をさらに盛り上げるべく、アドトラックの出陣式が行われ、山崎はるかさん(神崎灯代 役)と山下七海さん(姫木千冬 役)も駆けつけた。当日の様子をお届けしたレポートも公開中なので、合わせてお楽しみいただきたい。

 そして本稿では、出陣式終了後にお二人に行ったインタビューをお届けする。巨大なアドトラックを見て、感激した様子のお二人。出陣式の感想だけでなく、今後のアニメの見所をたっぷりと語っていただいた。

●ヒロインたちのデレは必見!

――今日はよろしくお願いします。まずは、出陣式(アドトラックを見て)の感想をお願いします。

神崎灯代 役・山崎はるかさん(以下、山崎):まず、すごく大きい! と思いました。あとトラックの一番前にリッスンのイラストがあって可愛かったですね。個人的にうれしかったのは、BDの第1巻のジャケットが灯代なので、背面の大きな灯代が見れてよかったなと思いました。あんなに大きい灯代は初めて見ましたね。もしかしたら、世界一大きな灯代のイラストかもしれません(笑)。

姫木千冬 役・山下七海さん(以下、山下):アドトラックと一緒に写真を撮るのが初めてでした。自分が出演している作品のアドトラックなので、さらにうれしいですね。撮影しているときにキャラクターと同じポーズをして、山崎さんと写真が撮れたので楽しかったです。

山崎:私が見たことがあるアドトラックって、アーティストのライブなどで展示されているものだったんです。今回、アニメのアドトラックを実際に見るのは初めてでしたし、自分が出演している作品なので、一緒に写真が撮れてうれしかったです。

――アドトラックにもプリントされていましたが、11月19日にはQverktett:||(フェルクテット)が歌うアニメOPテーマ『OVERLAPPERS』が発売されます。収録中の思い出などをお聞かせください。

山下:歌詞が本当に厨二病で……(笑)。「恋という名の戦い」って書いて、「アイ ラブ ユー」って読むんですよ! なので、歌うときに「どっちで読むんだっけ!?」って混乱してしまいました(笑)。

山崎:私がレコーディングしたときは、高梨彩弓役の種田梨沙さんの歌声が収録されていたので、それを聴きながらの収録は耳が幸せでした。「たねちゃん上手いな~」って(笑)。しかも、曲調も私が好きなテイストでしたし、歌っていて楽しかったです。4人で歌うのもうれしいことですし、1人のキャラソンよりワクワク感がありました。

――たしかに、OPを聴くと「始まったな!」とワクワクします。

山崎:そう言ってもらえるとうれしいです!

――そして、終盤に差し掛かった『異能バトルは日常系のなかで』の後半戦の見所はどこでしょうか?

山崎:ズバリ、各ヒロインの「対、安藤(岡本信彦さん演じる安藤寿来)エピソード」だと思います。最初は異能や追加キャラクターのエピソードがメインだったんですけど、後半からはメインキャラクター1人と安藤のストーリーが展開していきます。台本も安藤とヒロインの台詞がずっと続いているような感じで、1話ごとに二人の関係性が描かれているところが見所です。

山下:ラブコメ要素がだんだんと増えてきますよ。

山崎:ギャグと恋が順番に入っているので、注目してもらいたいですね。ラストは、もしかしたら異能バトルが見れるかも……? という感じです(笑)。OPに影で映っていた方々が登場するかもしれません。ですが、『異能バトルは日常系のなかで』の日常感はそのままなので安心して見られると思います。

――第1話で「異能検診」をやってから、異能はあまり活躍していなかったので気になりますね。

山崎:第1話の「異能検診」は、バトルと言うか模擬戦のような形だったので。

山下:ガチなバトルが見られるかもしれませんよ?(笑)

山崎:かもしれない……? くらいのレベルですが(笑)。

――なるほど……。山下さんが思う見所はどこでしょうか?

山下:ラブコメ要素はもちろんですが、灯代と鳩子(早見沙織さん演じる櫛川鳩子)の女の戦いがすごいので見ていただきたいです! もうすごいんですよ! 見ているこっちがドキドキハラハラヒヤヒヤしちゃうくらいです。女の子たちが見ていて楽しめる展開もあるので、ぜひ見ていただきたいですね。

山崎:各話に少しずつそういった場面があって、伏線として残っています。

山下:灯代と鳩子がもう大変なんですよ……。

――ハハハハ!(笑) 「私に、私に!」という感じですか?

山下:「私に」と言わずに静かに行われていきますね。

山崎:お互いに嫉妬したりとか、切ない場面が本当に多いんです!

山下:切ない場面は多かったですね!

山崎:アフレコ現場でも「うわぁ……切ない……」ってみんなで言ってましたよ。

――でも安藤はそんな彼女たちに気づかないわけですよね。お二人はそんな男子のことはどう思います?

山崎&山下:いやー、ダメでしょう!

一同:(笑)。

山崎:この前アフレコ現場で「もう安藤って! もう!」って、ななみん(山下さん)が素で言っていましたからね(笑)。

山下:灯代はここまで振り切っているのに、なんで安藤は! って思っちゃって(笑)。「安藤もう信じられない……」って思いました!

山崎:「ななみん、おこだよ!」ってみんなで笑ってしまいました。それを聞いて岡本さんが、「え? 七海ちゃんは安藤ダメ?」って悲しそうな顔で言ってました(笑)。

――なんだか岡本さんが言われているような感じですね……(笑)。さらに、お二人が演じるキャラクターの今後の見所はどこでしょうか?

山崎:灯代がだんだんと素直になっていくところは見所ですね。安藤がいい人だということはわかっていたんですけど、今まではその感情を表には出していませんでした。後半になるにつれて、その辺りが見えてくるんじゃないかと。みんなデレが出てきていますね。

山下:千冬も第4話から今まで以上に安藤にデレるようになりました。夏休みに安藤と千冬とクッキー(加藤英美里さん演じる九鬼円)でお出かけに行くエピソードがあるんですが、そのときの千冬ちゃんが甘え上手なんですよ!

山崎:小学生でそんなことできる!? って思いますよ(笑)。

山下:クッキーも安藤に対する気持ちの変化が見られるので、そこは注目してもらいたいですね。

山崎:灯代も顔が赤くなるシーンがだんだん増えてきています。女の子あつかいされるとすぐ照れちゃうので。

山下:家でひとりでモヤモヤとするシーンとかね。

山崎:あれはかわいかった!

●アフレコ現場でも異能の力が!?

――先ほど岡本さんの話も出てきていましたが、アフレコ中にあったオモシロエピソードなどはありますか?

山崎:キャストもスタッフも爆笑したエピソードがあったんですけど、これはぜひともイベントで話したいので楽しみにしていただきたいです! 岡本さんが自分で話すって言っていたので(笑)。なので、イベントにぜひ来てください!

――それは楽しみですね(笑)。イベントにも注目です。その他にはなにかあります?

山下:アフレコでは、冒頭に喋る人がマイク前でスタンバイするんですけど、ぴょんちゃん(山崎さん)が台詞がないのにテストも本番も席を立ってスタンバイしたんですよ。みんなが「あれ? ぴょんちゃん台詞あったかな?」って台本を確認しだすと「あーっ! 台詞なかった!!!」って慌てていました(笑)。気合いが入ってたんだと思います(笑)。

山崎:冒頭に灯代が話すシーンが多くて……。OPやCM終わりになると、「よし!」ってスタンバイしちゃうんですよ(笑)。

山下:テストでわかっているのに、本番でもやっちゃいますからね(笑)。「また行ってる!」って言われてました。

山崎:岡本さんが立っていると「私も行かなきゃ」って思っちゃうんですよね。

――条件反射で動いちゃうわけですね。

山崎:そうなんですよ。あと、細谷佳正さん(相模静夢 役)がいらしゃったときは、岡本さんと二人で奇妙な話をしているのを目撃しますね。心霊現象とか……。

――心霊現象ですか。

山崎:お二人がそろうと心霊現象の話が始まって、普通の会話じゃなくなるんです。普通はそういう話になると「えー怖い!」ってなると思うんですけど、岡本さんが「ラップ音ってよくあるじゃん?」って日常会話のように話すんです。いやないよ! って思いますけど(笑)。それに細谷さんが「そうですね。僕もベッドから降ろされたことがあって……」みたいに乗っかっていって、分かり合っているんですよ。「物理攻撃はあんまりしてこないよねー」とか(笑)。

山下:でもそういう話をしていたら、スタジオで一度ラップ音がしたんですよ。それにも細谷さんが「こういう話をしていたら鳴るんですねー」って普通に話したりしてました(笑)。

――そこはみなさんの異能の力でなんとか解決するしかないですね。

山崎:そうなんです! みんなで「今の異能じゃない?」って盛り上がっていました。

――流石、異能をテーマにしているだけはありますね(笑)。では最後に、読者とファンの方にメッセージをお願いします。

山崎:後半戦になってグッとおもしろくなってきますし、途中からでも楽しめる作品になっているので、まだアニメを見ていない方はこれからでも見ていただきたいです。第1話のころは「まだ発売されないの?」という感じでしたが、OPを聴いて「これいいな」と思ったらすぐ買える日にちになっています(笑)。もうご覧になっている方は、最終回までお付き合いいただければうれしいです。

山下:後半になるにつれてキュンキュンするシーンがたくさん出てくるので、少女マンガが好きな方にもオススメです。見ている方にとってもうれしいシーンがたくさん出てくるので、見逃さないようにチェックしていただいたらキャラクターの素敵な部分がわかっていただけるんじゃないかなと思います。最終回はあっと驚くような展開が待っているので、最後までよろしくお願いします。

山崎:最終回やばいよね。私たちも驚きました。思わず泣きそうになりましたからね。これ、本当に大げさなフリとかじゃないですから!

山下:「あー!」ってなっちゃいますよ。

山崎&山下:お楽しみにー!

■テレビアニメ『異能バトルは日常系のなかで』

【ON AIR】
テレビ東京:毎週月曜 深夜2:05~
テレビ大阪:毎週水曜 深夜2:35~
テレビ愛知:毎週水曜 深夜2:35~
※放送時間は変更になる場合があります。

AT-X:毎週木曜 夜10:00~
リピート放送
毎週土曜 朝9:00~
毎週火曜 朝4:00~
毎週水曜 夕方4:00~

【STAFF】
原作・・・望 公太(GA文庫/SBクリエイティブ刊)
原作イラスト・・・029
総監督、シリーズ構成・・・大塚雅彦
監督・・・高橋正典
キャラクターデザイン・・・山口 智
美術監督・・・加藤靖忠(ステロタイプスマーチル)
色彩設計・・・高木雅人
撮影監督・・・矢辺洋章(サンジゲン)
編集・・・長谷川 舞(eDiTz)
音楽・・・Elements Garden
音楽制作・・・DIVEⅡentertainment
音響監督・・・渡辺 淳
アニメーションプロデューサー・・・稲垣亮祐
アニメーションスタジオ・・・TRIGGER

【CAST】
安藤寿来:岡本信彦
神崎灯代:山崎はるか
櫛川鳩子:早見沙織
高梨彩弓:種田梨沙
姫木千冬:山下七海
桐生一:寺島拓篤
工藤美玲:福原香織
相模静夢:細谷佳正
里見詩春:名塚佳織
九鬼円:加藤英美里
ほか

【STORY】
俺を含めた文芸部の五人は半年前、とてつもない能力に目覚めた。
そして壮大なる学園異能バトルの世界へ足を踏み入れ――なかった!?

「なんも起きねえのかよ!!」異能に覚醒してみたものの、日常は完全無欠に平和だ。
世界を滅ぼす秘密機関などない! 異能戦争もない! 勇者も魔王もいやしないっ!
だから俺たちはこの超級異能を、「黒炎の龍にヒゲ生やせたーっ!!」
気軽に無駄遣いすることに決めた。

だが異能バトルに憧れ続けた俺だけは、真なる戦いの刻が近づきつつあることを確信していた――。
神スキルとたわむれる何気ない日常。
だが、それだけじゃ終わらない新・異能バトル&ラブコメ、開幕!!

>>テレビアニメ『異能バトルは日常系のなかで』公式サイト
>>テレビアニメ『異能バトルは日常系のなかで』公式Twitter
【推奨ハッシュタグ:#異能バトル】

(C) 2014 望 公太・SBクリエイティブ/泉光高校文芸部
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