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『鬼灯の冷徹』OAD先行上映イベント初日舞台挨拶レポ

全国巡業イベント開幕! 『鬼灯の冷徹』OAD先行上映イベント初日舞台挨拶の模様を詳しく追ってみた!

 講談社発行の漫画週刊誌『モーニング』に好評連載中で、アニメとしても2014年1月から4月まで放送された『鬼灯の冷徹』。この度、そのアニメ最新作がOAD(コミックス限定版に付属するアニメ)となり、劇場先行上映が2014年12月6日から全国11館で始まった。

 本稿ではシネマサンシャイン池袋で行なわれた初日舞台挨拶の模様を、閻魔様に誓って正直にレポートしていこう。本イベントの登壇者は以下の通り。

【登壇者】
安元洋貴さん(鬼灯役)
小林由美子さん(シロ役)


●初日から「恒例」のコーナー!? イベント中は笑いが絶えない!

 イベント開幕後、まずOADの上映が始まった。内容はご覧になった方限定のお楽しみなので概要だけ報告しておくと、上映されたのは3巻分のコミックスに付属するOADで、かなりのボリュームだった。もちろん内容もTVシリーズを視聴していた人なら間違いなく満足してもらえるだろうし、ご覧になっていなかった人も、TVシリーズに興味を持ってもらえること請け合いの出来映えだ。ちなみにこのOADが付属するコミックスは第17巻が2015年2月23日発売、第18巻が2015年5月22日発売、第19巻が2015年8月21日発売とのこと。現在予約受付中。

 OAD上映が終わると、TVシリーズでも馴染みのある「地獄の沙汰も君次第」のOAD出演キャストバージョンのOADのOPテーマと共に、安元洋貴さんと小林由美子さんが会場に手を振りながら登場。安元さんの手に、ちょっと小さめの金棒が握られていたのが心憎い演出だ。まず安元さんから観客へ「面白かったですかー?」と問いかけると、会場からは万雷の拍手が返ってくる。上々の反応にほっとした様子の壇上の二人は、すごい大物声優がゲストに登場したことなど、作品の裏話を次々と披露してくれた。続いて今回の上映イベントで、全国各所に『鬼灯の冷徹』キャスト陣が訪れる旨とそのスケジュールを紹介。それが終わったところで、いよいよトークイベントは本番へ。

 劇場版とは違いOADの舞台挨拶ということで、勝手が違うようで、かつ『鬼灯の冷徹』という自由な作風の作品のため舞台挨拶も自由な内容になっているようだ。どうしようかと迷っている様子の安元さんたちだったが、『鬼灯』イベントの天気について語ることに。『鬼灯』では過去3回イベントが行われているのだが、1回目は記録的な大嵐が吹き荒れ、2回目は記録的な大雪で飛行機トラブル、3回目は記録的な猛暑に襲われたのだという。そして本日12月6日がどうかというと、実に見事な雲ひとつない晴天。「もう晴らすしかなかったんでしょうね」と壇上の二人も納得の様子だった。さらに続く「アフレコでの印象的なエピソード」では、先だっても触れていた大物声優が声をアテていたキャラの話。そのキャラを見た大物声優さんが演じられるキャラクターに対し、「コレは何だ!?」というような姿だったとか。

 まだ話すことはありそうだったが、この後のイベントに取っておかなければならないということで次のコーナーへ。で、コーナータイトルを見た安元さんが「え、ウソォ!?」とイキナリ絶句!

 何が書かれていたかといえば「上映イベント恒例おしゃべり地獄」のタイトル名。「今日1回目だぞ!?(笑)」とすかさずツッコミを入れる安元さんに、小林さんも「こんな舞台挨拶初めてです」と応じる。とりあえず恒例になるであろうこのコーナー、ボックスに入ったお題を引いて、それを元にトークやゲームを繰り広げるというものだ。

 まず小林さんがボックスから引いたお題は─「池袋で地獄的な「あいうえお作文」を作ってみよう」。「帰りたい!」間髪入れずに反応するキャストたち。「声優に大喜利はムリなの!」(安元さん)と、なかなかに難しそうなお題だが、二人でチャレンジすることに。最初の言葉である池袋の「い」は安元さんが「いつも楽しい」と答える。

 小林さんは「何そのやりづらい感じ(笑)」と愚痴をこぼすも、この次に来る「け」で始まる言葉を模索。苦しんだ挙句にひねり出した言葉は「携帯電話を使った」だった。これを受けて池袋の「ぶ」で始まる言葉を「不気味に見えるけどそんなこともない」とした安元さん。だんだん収拾がつかなくなりそうな気配も感じつつ、小林さんは池袋の「く」を「食いしん坊な」と返した。安元さんは「携帯電話を使った、がすごいネックだ」といいながら、最後となる「ろ」の回答を「ロックミュージシャン」で締める。完成した文章に「池袋関係ない」と大笑いの二人は、次のお題を選びへ。

 小林さんが引き当てたお題は「池袋に地獄をオープンするとしたら何地獄?」だった。「知るか!(笑)」とイキナリ毒づく小林さんに対し、「もう乙女地獄がありますよね」とウマいことをいって会場を笑わせる安元さん。その後、二人は池袋のアイデンティティについて考え始める。その結果、サンシャインから水族館という流れになり、そこから「マンボウ」という言葉が導き出される。「二億匹のマンボウがジーッと見ていたら」(安元さん)、「地獄ですね」(小林さん)という意見の一致をみて、無事「マンボウ地獄」の決着となった。

 続いて3枚目のお題を引いた小林さん。内容は「乙女ロードに代わる地獄的なロードを作るとしたら何ロード?」である。前のお題を受けて「もうマンボウロードでいいんじゃないですかね?」と安元さん。さすがにそれで締めるわけにもいかないので、池袋の名所を二人して挙げ連ねる。しかし「他の企業を巻き込むのも怖いですね」(安元さん)という安全装置が働き、ここは小林さん発案の「鬼灯ロード」でどうか、ということに。「お店は何屋を置きましょう?」という安元さんの問いかけに、割とノープランだったようで慌てる小林さん。激辛ラーメン店や不喜処地獄のような動物と触れ合えるペットショップを挙げたところで、鐘の音と共にコーナーは終了となった。

 この後は情報告知コーナー。OADの付属する第17巻、18巻、19巻を3巻すべて購入した人限定で、白澤フィギュアが全員サービスで応募できることが初告知された。詳しい情報は公式HPで発表されるということだ。さらにCD発売の情報が伝えられ、告知コーナーは幕引きに。すべてのコーナーが消化され、最後にキャスト陣から来場のファンにメッセージが贈られて本イベントは終了となった。

□小林さん
 シロはそんなに出演していなくて、舞台挨拶に呼んでもらえるのか心配だったんですが(笑)皆さんにお会いすることができて、本当に楽しかったです。これからも『鬼灯』はまだまだ続くと思いますので応援の程、よろしくお願いします!

□安元さん
 未経験なこともたくさんさせていただいて、ありがたいなと思うこの作品です。2014年も色々なことをやりましたが、2015年も色々なことがありそうなので、また皆さんと一緒に笑っていられる時間が作れればいいと思ってます。
 この作品は笑っていただきたい作品なので、皆さんが笑ってくださったのであれば、それが本当に幸せだなと思います。応援してくだされば色々なことがあると思いますので、これからもよろしくお願いします。

◆2015年新作OAD付きコミックス限定版が発売
★原作コミックス第17巻・第18巻・第19巻にて、新作OAD(オリジナルアニメDVD)付き限定版発売予定。
DVD付き第17巻限定版 発売予定:2015年2月23日(月)
 申し込み締め切り:2015年1月6日(火)
DVD付き第18巻限定版 発売予定:2015年5月22日(金)
 申し込み締め切り:2015年4月1日(水)
DVD付き第19巻限定版 発売予定:2015年8月21日(金)
 申し込み締め切り:2015年7月1日(水)
本体価格:各3,300円(税別) ※発売日は変更になる可能性がございます。

◆3巻分のOADをまとめて、12月6日~28日の期間に先行上映!
★上映館は下記の通り(予定)
北海道・ユナイテッド・シネマ札幌 0570-783-011
宮城・MOVIX仙台 022-304-3700
東京・シネマサンシャイン池袋 03-3982-6388
神奈川・川崎チネチッタ 044-223-3190
横浜ブルク13 045-222-6222
埼玉・MOVIXさいたま 048-600-6300
愛知・伏見ミリオン座 052-212-2437
大阪・なんばパークスシネマ 06-6643-3215
広島・広島バルト11 082-561-0600
徳島・ufotable CINEMA 088-678-9113
福岡・ユナイテッド・シネマキャナルシティ13 0570-783-550

◆再放送情報
AT-X: 12月5日(金)~『鬼灯の冷徹』全13話放送!
毎週(金)20:00-20:30
毎週(日)07:00-07:30
毎週(火)26:00-26:30
毎週(木)14:00-14:30
※週1話ずつ4回/毎週金曜更新/『アニメ女子部』枠


>>アニメ「鬼灯の冷徹」公式HP
>>『鬼灯の冷徹』OAD公式HP
>>アニメ『鬼灯の冷徹』公式Twitter

(C)江口夏実・講談社/鬼灯の冷徹OAD製作委員会
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