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ラジオドラマ『君色ストーリア』第2期生キャストインタビュー<1>

ラジオドラマ『君色ストーリア』第2期出演キャストインタビュー:鳥海浩輔さん&山下大輝さん

 仮想ライブ空間「SHOWROOM」での生配信とニッポン放送ラジオでの地上波放送の連動企画『君色ストーリア』。「SHOWROOM」では出演声優をパーソナリティに視聴者が双方向でコミュニケーションをとりながら番組内でキャラの設定や展開を投票で決定。その結果を反映したドラマがラジオドラマとしてオンエアされる企画。

先日スタートした第2期には鳥海浩輔さん、梅原裕一郎さん、濱野大輝さん、山下大輝さんが「SHOWROOM」とラジオドラマに出演! 「SHOWROOM」では生配信中、ニッポン放送では1月29日よりドラマパートがスタート。強豪サッカー部を舞台に4人の青春と恋の行方は? そんな注目の『君色ストーリア』より長澤亮一役・鳥海浩輔さんと御手洗聖役・山下大輝さんのインタビューをお届けします!

●長澤亮一役・鳥海浩輔さん&御手洗聖役・山下大輝さんインタビュー

――『君色ストーリア』という番組、企画について印象をお聞かせください。

御手洗聖役・山下大輝さん(以下、山下さん):物語の道筋やキャラの設定を、視聴者さんがアンケートで決めていくというのは斬新でおもしろい企画だなと思いました。そして今後どうなっていくのか僕らもわからないので期待やワクワク感も大きいです。ラジオが始まって事前アンケートにもご協力いただいているし、反応もどんどん返ってくるので、視聴者さんとの距離もすごく近く感じて。家に遊びに来てくれたお客さんみたいな。それに作品をみんなでいいものにしていこうという熱意もコメントから伝わって、皆さんも楽しみしてくれているんだなと実感しました。サッカーの強豪校が舞台という設定が決まって、これからですが、皆さんの想いが詰まっているのできっと素敵な作品になるんじゃないかなと思っています。

長澤亮一役・鳥海浩輔さん(以下、鳥海さん):生配信で見てくださっている方が参加するというのはイベントに近い感覚ですね。こういうスタイルも増えてきていると思うけど、その中でドラマを作ろうというのは珍しいし、実際にやろうとしても難しいんですよね。皆さんの投票結果を設定に反映させて、短期間で脚本を作るというのも作家さん泣かせだと思うし。チャレンジな企画だけど、リスナーさん次第でハチャメチャな方向にもシリアスな方向にもできる手作り感覚もいいですよね。僕らも演じる時、基本的には与えられたものをしゃべっていて、演じる前段階から参加できるということはほとんどなくて。だから楽しみでもあるし、不安もあります(笑)。またサッカー部の4人は同じ事務所で、後輩達も頼もしく育ってきているので、僕は気楽にやらせていただこうかなと。生放送が初めてという子もいるので仕切る場面も出てくると思いますが、いい意味でガス抜きみたいな存在になれればいいなと思っています。「こんな気楽にやっていいんだ」とか「適当にやってるな」と思ってもらえれば(笑)。

――共演される後輩の3人は若いのにしっかりしている印象がありますね。

鳥海さん:そうなんです。だから僕1人が変なことやってるみたいで。

山下さん:そんなことないですよ!

鳥海さん:1つのユニットとして考えたらバランスも必要だし、3人の誰かがそのうちこちら側に来るでしょうし(笑)。彼らの成長を見るのも楽しみですし、この4人でやる時は1人の放送の時と違った化学変化が起きたらいいなと期待してます。

――演じるキャラの印象と、ご自身と比べて似ている点はありますか?

山下さん:キャラの絵を見た瞬間、本当にサッカー部? と思ったのが第一印象です(笑)。

鳥海さん:他の子達は制服だけど、御手洗はピンクのウサギみたいな。

山下さん:スボンだけは制服っぽいですね。

鳥海さん:この服で学校や部活に出られるなんて、私立SRN学園はおおらかな学校だね。

山下さん:長澤も金髪じゃないですか!? 片桐もメッシュ入っているし。

鳥海さん:サッカー部っぽいのは瀬沼だけ。

山下さん:でも強豪校だから個性も強烈なんですよ、きっと。

鳥海さん:結果だけを求められる学校なんでしょうね。試合に勝てば何してもいいみたいな。

山下さん:強いからこそ許される自由。

鳥海さん:君も高校の時はこんな感じだったんでしょ?

山下さん:結構自由な学校でしたけど、さすがにこんな派手な服を着ないし、ぬいぐるみも抱えてないです!

鳥海さん:アイパッチもしてるんだね。

山下さん:ぬいぐるみのうさぎちゃんとおそろで。

――アイパッチをしたら距離感が合わなそうですけど……。

山下さん:きっと強いチームと戦う時、このアイパッチをはずすと真の力を発揮するんじゃないかなと。必殺技を出したり。

鳥海さん:コピーできるようになったりして。

山下さん:●●ガンみたいな(笑)。三つ網にしてたり中性的でかわいくて、甘えん坊だけど実は2年や3年の先輩達に好かれようとぶりっ子しているところはあざといですね。

鳥海さん:君もこうやれば、かわいいと思われるというツボはわかってるんでしょ?

山下さん:そんなことないですよ! 唯一似ているのは後輩であることだけですね。

鳥海さん:でもいつもぬいぐるみを持ち歩いてるでしょ?

山下さん:持ち歩きはしませんけど、ぬいぐるみは子供の頃から好きでした。夢の国のぬいぐるみは今も家に置いてあります。

鳥海さん:また、かわいいポイントをさりげなく。よくわかってるね。この服も着てみたら?

山下さん:ショッキングピンクのうさ耳パーカーにボーダーシャツですよ!

鳥海さん:ピンクと赤のボーダーは結構あるからね。そこにピンクを更に合わせるところはすごいと思う。意外と着てみたらかわいいと言われるんじゃないのかな?

山下さん:いやいや。

鳥海さん:僕はまず台本をいただいて読んだ後に、キャラの絵を見せていただきましたがまさかこんな外見だとは思ってなかったです。

山下さん:誰もが認めるイケメンで、ファンクラブもあるモテ男らしいじゃないですか?

鳥海さん:俺はモテ男要素があまり感じられなかったけど。それにマネージャーと付き合っていることと、山下君が言った設定しかなくて。だからどうにでもできるんですよ。(担当を見ながら)いいんですよね?

担当:はい。そのほうがおもしろくなるだろうなと思ったので。

鳥海さん:性格的なところはドラマを聴いていただくとして、言えることは面倒見がよかったです。片桐の設定をちょっと奪ってしまって申し訳ない気がする。とりあえずはこのルックスは気にせずに演じます。

山下さん:チェーンしてるし、制服も1人だけジップにしてるし。

鳥海さん:靴も重そうなブーツで。ファッションに見えて実は鍛えているんですよ。首もベルトも手首もチェーンも全部重りです。はずしたらドスっドスっと音がして。そうしたら能力も20倍くらいになって。この髪の色も最終形態なので。怒りに達した時のみで普段は黒いんです。たぶんポジションはFWで、必殺シュートを蹴ります。

――山下さんから見て、鳥海さんと長澤の似ているところは?

鳥海さん:まったくないでしょ? 金髪だったこともないし。

山下さん:高校時代にはなかったんですか?

鳥海さん:ないよ。

山下さん:ジャラジャラしたのを付けたりしたことは?

鳥海さん:それは君達の世代でしょ? 世代が違う。制服の変形の仕方が違う。もっとダボダボしてたり、上が短くなったりとか、細いやつで巻いたパーマしたりする人がいる世代だから。

――学生時代はどんな部活をやっていましたか? またその部には女子マネージャーはいましたか? いなかった場合は理想の女子マネージャー像も教えてください。

山下さん:僕は硬式テニスをやっていて静岡県代表で全国大会に出場しました。父親がテニスコーチで、僕が物心つく頃からラケットを握らされていたんでしょうね。高校の時は部活でテニスをやったら、その後もテニスクラブに行ってとテニス漬けの毎日でした。

鳥海さん:大会は両方で出たの?

山下さん:はい。更に個人戦と団体戦も出て。マネージャーはいなかったですね。後輩達が身の回りのことをやってくれてたから。サッカー部や野球部にマネージャーがいるのが不思議な感じで、「何をするのかな?」と思ってました。

――女子部が隣りで練習しているからうらやましくはなかった?

山下さん:うらやましいですよ!

鳥海さん:どうせならねえ。

山下さん:もし女子マネージャーがいたとしたら明るくてサバサバした感じで、自分も運動をやっている快活な女子で僕の背中を押してくれる子がいいですね。

鳥海さん:「甲子園に連れてって」みたいな。

山下さん:「私をウインブルドンに連れてって」ですね。

鳥海さん:僕は小学校の時に野球をやっていて神奈川県北西部で優勝して、中学2年の終わりまではバレーボール部でした。レギュラーでしたけど新人戦までしかいなかったので。マネージャーはいなかったですね。だから想像も理想もできないんです。僕は特にマネージャーに多くは求めません。やることをやってくれればいいんです。かわいい女子マネージャーがレモンをハチミツに漬けて「どうぞ♥」なんてマンガの世界の話ですよ!

――濱野さんはそれにあこがれていたと言っていましたけど……。

鳥海さん:いいんじゃないですか。

山下さん:夢を見るのは自由ですから。

――ちょっとせつなくなってきました(笑)。さて今後も視聴者の投票でどうなるのかわかりませんが、こんな展開になったらいいな、こんな設定が加わったらいいなというものはありますか?

鳥海さん:何でもありなのがこの企画のいいところですからね。ドラマが始まってからも基本設定も変わるでしょうし、キャラの絵が出たらまた変わるでしょうし、生配信中に変わることもあるでしょうし。僕はサッカーで終わらない気がするんです。最終的には地球を守る戦いまでいくんじゃないかなと。少年マンガでも最初は○○部の部活の話だったのに、いつの間にかずっと戦っている作品とかあったじゃないですか。

山下さん:魔法を使えるようになったりして。4人で救いましょう! 世界を!

▲御手洗聖(CV:山下大輝)

▲御手洗聖(CV:山下大輝)

――これは女子向けのコンテンツですが……。

鳥海さん:でも自分が関わった作品でも「これが女子にウケるの?」というものもありましたからね。僕と山下君が共演した、あの作品とか。熱血少年マンガなのに変な人ばかり出でくるし。

山下さん:確かにそうですね(笑)。

鳥海さん:それがアニメになったら女性の間ですごい盛り上がりになって。だからわかりませんよ。もしかしたら途中で絵が変わるかもしれません。御手洗もモヒカンになるかもしれない。

山下さん:それはちょっと。アイパッチをはずすとムキムキになったりすることはあるかもしれないけど(笑)。

鳥海さん:4人ともおでこが隠れているのは実は第三の眼が。

――(笑)。サッカーをやっているので4人でワールドカップ出場とか。

山下さん:そういえばこのドラマの中で試合実況もあるんですけど、誰がやるのか楽しみなんです。

担当:ニッポン放送のアナウンサーさんにやっていただきます。

鳥海さん:実況の方も5番目の選手として試合に出るかもしれませんよ。

山下さん:それ、おもしろいですね。キャプテンの彼女も実は人間じゃなかったりして。超楽しいじゃないですか!?

鳥海さん:そう考えると無限の可能性がありますね。生配信でのアンケート投票でも選択肢が3つしかなかったのに僕が4つめを付け加えて。

山下さん:それが醍醐味ですよね。みんなで作っていく作品なので。

鳥海さん:せっかくなので本気で悪ふざけをしたいと思います。1期生が王道な感じだったので、僕らはハジけてみようかなと。

――では最後に皆さんへメッセージをお願いします。

山下さん:『君色ストーリア』は斬新な企画で、今まで聴いたことがないような作品になっていくと思います。こういう企画に参加できてすごくうれしいし、やりがいがあります。皆さんにもアンケート投票で作品作りの積極的に参加して、僕達をアナタ色に染めてください。

鳥海さん:タイトル通り、皆さんが望む色に僕らはなります! 自由な発想で、「こんな色、見たことない!」というものでもいいし、可能性は無限大です。皆さんも頭をやわらかくして参加していただいて、無責任な発言もOKです! 僕らと一緒に気楽に、楽しいことをやりましょう!


■『君色ストーリア』
SHOWROOM番組 毎週月曜日21:00~21:45
ニッポン放送ラジオ 毎週木曜日21:30~21:50にて好評オンエア中!

イラスト制作協力:バンタンゲームアカデミー
イラスト 長澤・瀬沼:烏丸笑夢/御手洗・片桐:yu/背景・ロゴ:キヨスケ


>>『君色ストーリア』公式サイト

▲長澤亮一(CV:鳥海浩輔)

▲長澤亮一(CV:鳥海浩輔)

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