次回作は?「無理です。もう休ませてください(笑)」――『BORUTO -NARUTO THE MOVIE-』舞台挨拶でキャスト&岸本先生が心の内を語る
週刊少年ジャンプで昨年完結を迎えた人気マンガ『NARUTO-ナルト-』の劇場最新作『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』の完成披露試写会舞台挨拶が7月28日、イイノホールにて行われた。
イベントには、三瓶由布子さん(うずまきボルト役)、菊池こころさん(うちはサラダ役)、竹内順子さん(うずまきナルト役)、杉山紀彰さん(うちはサスケ役)、小野賢章さん(奈良シカダイ役)、浪川大輔さん(モモシキ役)、そして原作者の岸本斉史先生、さらに映画主題歌『ダイバー』を歌うKANA-BOON(谷口鮪さん・古賀隼斗さん・飯田祐馬さん・小泉貴裕さん)が登場した。本稿ではそんな舞台挨拶の模様をレポートでお届けする。
●開始直後からサスケとサラダの親子トークが炸裂!?
イベントが開始され、まず三瓶さん、菊池さん、竹内さん、杉山さん、小野さん、浪川さん、岸本先生が登場し、クロストークが行われた。
サラダ役の菊池さんは人生初の舞台挨拶ということで、緊張した様子を見せていたが、それを察したサスケ役の杉山さんが「大丈夫だ」と緊張をほぐし、映画に先駆けて父と娘の掛け合いを見せる。
竹内さんは「去年の冬に初恋が成就したと思ったら、今年の夏には父親になってました!」と話し、歴代作品のネタを盛り込んだコメントで会場を沸かせた。
本作の製作総指揮を担当し、連載以上に力を入れて作りこんだという岸本先生は「連載を終えてやっと休めると思ったら、全然休めなくて……」と、劇場版制作の多忙さを話し、「この間やっと新婚旅行に行きました」と明かした。しかし、ファンにとっては次回作が気になるもの。三瓶さんに「(劇場版の)続きが見たい!」と突っこまれるも「無理です。もう休ませてください(笑)」と苦笑いする岸本先生であった。
実は、イベントの当日は岸本先生の息子さんの誕生日だそうで、キャスト一同は「ああ……」と、何やら察した様子。この答えは映画の中にあるので、ぜひとも劇場に足を運んでいただきたい。みなさんにイベントに来ていて大丈夫かと尋ねられると、岸本先生は少し言葉に詰まった様子を見せ、竹内さんも思わず「(時間を)巻きましょうか?」とフォローする始末だ。
さらにKANA-BOONのメンバーもステージに登場。岸本先生から「主題歌をしてもらうならKANA-BOONだと決めていた」と明かされると、ボーカルの谷口さんは「めちゃくちゃうれしいです」と少々緊張気味に答えた。その後、なんと映画主題歌『ダイバー』の生演奏が行われ、会場は大盛り上がり。今回のステージでは、ファンからのコメントを盛り込んだ特製PVと合わせての歌唱ということもあり、岸本先生の感動もひとしおではなかったようだ。
最後にボルト役の三瓶さんが「ここが俺たちの始まりだ! この夏をもっともっと熱くしてやるぜ! 次は劇場で待ってるってばさ!」と締めくくり、イベントは終了。岸本先生が「完ぺきです、自分で描いといて言うのもなんですが」と自信を見せる『BORUTO- NARUTO THE MOVIE-』。ぜひ劇場に足を運んでみてはどうだろうか。
◆公開情報
『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』
8月7日(金)全国東宝系にてロードショーだってばさ!!
>>映画『BORUTO-NARUTO THE MOVIE-』公式サイト