声優
『福山ッスル!』の手に汗握る戦いを詳細にお届け!

予想外の展開に会場大盛り上がり!豪華声優12名による大運動会イベント『福山ッスル!』の手に汗握る戦いを詳細にお届け!

 2015年12月13日(日)、千葉ポートアリーナにて声優・福山潤さんと野島裕史さんがゲスト男性声優陣とスポーツの魅力を伝えるドキュメントバラエティ番組『福山ッスル!』のイベント、『「福山ッスル!」大運動会イベント』が行われました。本稿では、手に汗握る戦いを見せた彼らの昼の様子をお届けいたします!

【出演者】
福山潤
野島裕史
江口拓也
川田紳司
河本啓佑
白井悠介
西山宏太朗
水島大宙
山本和臣
菅沼久義
小野友樹
浪川大輔

■開会式ではリーダーの凛々しい一面が見られました。
 客席でぐるりと囲まれた体育館が今回の舞台。イベントが始まるとキャスト陣が一言コメントとともに登場し、その度に会場の熱気が高まります。福山さんがリーダーを務める「チーム福山」(紅組)には、浪川大輔さん、菅沼久義さん、河本啓佑さん、山本和臣さん、白井悠介さん。対する野島裕史さんがリーダーを務める「チーム野島」(青組)には、川田紳司さん、小野友樹さん、江口拓也さん、水島大宙さん、西山宏太朗さん。同イベントは勝利チームにポイントが加算され、より多いチームが優勝となります(ポイント数はゲームによって異なります)。また、1番活躍したキャストにはMVP賞が授与されるとのこと。

 一通り説明が終わるとリーダーによる選手宣誓が行われました。スポットライトが当てられ、宣誓をする2人の姿はリーダーの風格を感じる凛々しさ! 「いよいよ始まる」という会場の空気にキャスト陣からは高ぶる気持ちを感じました。

 その後、準備体操として番組恒例「モリモリマッスルスル体操」を全員で披露。リーダー2人はキレの良い動きを見せますが、ほかのキャスト陣はうろ覚えのようで少しテンポの遅れた動きで会場の笑いを誘います。

■1戦目から激しい戦い!
 1戦目は「背負いカゴ玉入れ」から始まりました。各チーム代表1名がカゴを背負い、90秒間で玉を多く入れたチームの勝ちです。カゴ役は玉を入れさせないように逃げ続けなければならず責任重大です。ということで、リーダーがカゴを背負うことになり、競技スタート! キャスト陣がカゴとは関係ないところで相撲やボールのぶつけ合いをするなど、会場から笑いが起こります。

 結果は僅差で「チーム福山」の勝利! しかし、逃げ続けるのはかなり体力を消耗するようで「きつすぎる!」と1戦目から同イベントの過酷さを味わった様子でした。

■チーム戦では「チーム野島」が一歩リード?
 2戦目は番組内でも好評だった「カバディ」。6対6で、攻側は「カバディ」と言いながら敵メンバーにタッチ。そのまま敵に捕まらず陣地に戻れたらタッチした人数分だけポイントになります。守側はタッチされた敵を陣地に戻らせないように阻止します。

 最初に福山さんがすかさず1ポイントを獲得し、チームに勢いをつけます。その後、浪川さんがポイントを獲得し「チーム福山」が有利かと思われましたが、小野さんが一気に2ポイントを獲得するなど、どちらも良い戦いを見せます。一方で、江口さん、西山さん、山本さんが果敢に攻めるも撃沈してしまうという可愛らしい場面も見られました。

 しかし、最終的には「チーム野島」がチームワークの良さを見せつけて勝利!

■レースによってさまざまな戦いを見せた「障害物競走」
 3戦目は「障害物競走」で、1レース4人で戦います。障害は、ぐるぐるバッド、おたまでピンポン運び、ネットくぐり、麻袋に入ってジャンプで進む、パン食い、新体操用リボンを地面につけずなびかせてゴール、という流れです。

 1レース目は野島さん、江口さん、菅沼さん、山本さん。なぜか菅沼さんは江口さんに対して闘争心むき出しといった様子で、その理由は「同じくポンコツだから!」とのことでした。しかし、菅沼さんは江口さんと大きく差をつけて2位でゴール! 一方、江口さんは最初のぐるぐるバッドから大きく出遅れてしまい、最下位でゴール。1レース目は野島さん、菅沼さん、山本さん、江口さんの順となりました。

 2レース目では、浪川さんがパンを落としてしまい、ひざまずいて拾う姿が見られ、「あんな屈辱的なことになるとは」と話しました。順位は、河本さん、川田さん、水島さん、浪川さんという結果に。3レース目は福山さんが足の速さを見せつけ、福山さん、小野さん、白井さん、西山さんという順位になりました。

■得意競技であっさり勝利をゲット! 実は秘策があった?
 4戦目は「綱引き」です。3本勝負で、白いセンターマークを引き込んだチームの勝利。「チーム野田」には「異常な強さを誇る」と言われる小野さんがいることと、秘策があるとのことであっさり勝ってしまい、福山さんは悔しがる姿を見せました。ちなみに秘策とは、足を曲げずに上体を倒して引くことと掛け声をそろえることだそうで、楽屋でこっそり練習していたらしく、ここでもチームワークの良さを見せました。

 前半戦が終了し、キャスト陣は一時降壇して休憩へ。その間ステージ上では、早稲田大学男子チアリーディング部『ショッカーズ』がハイレベルなパフォーマンスを見せてくれました。男子ならではのダイナミックな技を解説とともに披露し、会場から大きな拍手が起こりました。

 その後、「チーム福山」、「チーム野島」へ観客からの声援量を測定し、多いほうにポイントが加算される『マッスル声援対決』が行われました。どちらか片方のみに声援を送るというルールに会場はざわめきます。どちらも応援したい気持ちはありますが、それぞれ心を決めて全力で「フレー、フレー、福山」、「頑張れ、頑張れ、野島」と声援を送ります。結果は僅差で「チーム福山」にポイントが加算されました。

■後半戦開始。江口さんはポンコツじゃなかった!
 5戦目は「人間大玉ころがし」。巨大なビニールボールの中に人が入り、それを転がして競争する競技です。1週ごとに中の人を変えて3周します。「チーム福山」は菅沼さん、山本さん、福山さんの順でボールの中へ、「チーム野島」は野島さん、川田さん、水島さんの順で中へ入ります。

 スタートすると「チーム野島」は絶妙なバランス感覚で全員が力を合わせてボールを操ります。一方「チーム福山」は中のキャストがこけてしまってもボールをまわし続けるという状態で強行突破! 中でぐるぐるまわり続ける菅沼さん、山本さん、福山さんをかわいそうと思いつつも観客からは笑いが起こります。

 結果、「チーム野島」が勝利! 江口さんが眼鏡を外し、インコースを一生懸命コントロールしていたことが勝因とのことで、「ポンコツじゃなかった!」と周囲から好評を博しました。また、中で転がり続けた山本さんは「時間の概念が分からなくなった」とコメント。それに対して「出てくるときの顔やばかったもんね」と白井さんが答える場面が見られました。

■個人の能力を活かした競技はお手のもの!
 6戦目は浪川さんが以前から参加したかったという「ドッジボール」。5分1本勝負ということでスタートしましたが、「チーム福山」はそれぞれのキャストの能力が高く、次々と相手を外野に送り出します。

 そして「チーム野島」最後の1人、西山さんが逃げるも浪川さんに当てられあっけなく終了。こうした個人の能力が問われる競技は「チーム福山」が得意とするところのようです。

■会場のボルテージが最高潮に達した瞬間!
 7戦目は跳び箱を何段跳べるかを競う「モンスターボックス」。福山さんが1番やりたかった競技とのことで勝負への意欲を見せていました。こちらも個人の能力が問われるため「チーム福山」が有利かと思われましたが、まさかの展開を見せました。

 それぞれのチームから代表3名が選ばれ、「チーム福山」は福山さん、白井さん、河本さんが、「チーム野島」は野島さん、小野さん、江口さんが跳ぶことに。「チーム福山」は身体能力に自信のある3人ですが、「チーム野島」は少々自信がなさそうな様子を見せます。最初の8段、10段は「チーム野島」が少々危ういながらも全員クリア。しかし、12段になった途端に野島さん、河本さん、江口さんが脱落してしまいます。14段では残る全員が脱落してしまったため、13段からやり直されました。

 すると、今回1番有力株だった白井さんと、跳び方が少々危なげだった小野さんの一騎打ちに! 13段を白井さんが軽々とクリアすると、それに続くように小野さんもクリア! これには敵味方関係なく「すごい!」と大歓声が上がりました。先ほど跳べなかった14段も2人ともクリアし、会場のボルテージは最高潮に達します! 予想外の展開に「どちらも頑張ってほしい」という観客の願いが声となり、大きな声援で会場が包まれました。

 そしていよいよ15段目というところで白井さんがまさかの脱落。しかし小野さんはなんとか跳び越え、1位を獲得! 小野さんは驚きの表情を見せていましたが、コメントを求められると「観客の皆さまの声援のおかげです!」と笑顔で応えました。結果、1位・小野さん、2位・白井さん、3位・福山さんとなりました。

■泣いても笑っても最後の勝負!
 いよいよ最終競技「FINALリレー」! 観客が固唾をのんで見守るなか、キャスト陣が全力の走りを見せました。しかし、「チーム野島」第一走者である小野さんがすさまじい足の速さで「チーム福山」を大きく離したためその距離が埋まらず…。そのままゴールかと思いきや、アンカー・福山さんが追い上げます! しかし野島さんがなんとか逃げ切り、「チーム野島」が勝利。最後までハラハラする戦いを見せました。

■どちらが勝ってもおかしくない! 優勝はどちらの手に!?
 全ての競技が終了し、閉会式が行われました。どちらが勝ってもおかしくない戦いを見せた大運動会。一体どちらが勝利したのでしょうか。結果は…、

「チーム野島」が優勝です!!

 会場から大きな歓声が上がるなか、リーダーの野島さんにトロフィーが手渡されます。野島さんは「本当に楽しかったです。あまり自信がなかったけれど、チーム力を感じることができました」と嬉しそうにコメント。そして、MVPは全競技で大健闘を見せた小野友樹さんが受賞!! 小野さんは「僕1人で取ったものではなく、皆さまのおかげです。どちらのチームも関係なく応援してくれてありがとうございました!」と最後まで謙虚な姿を見せました。

 最後にキャスト陣から大会終了後に観客へコメントが送られました。

西山さん:先輩たちのカッコイイ姿と皆さまの声援が焼き付いて離れません。また出られたらすごく嬉しいです。楽しかったです!

水島さん:今日はありがとうございました。僕が活躍できるのはリレーかなと思っていて、皆さまの声援と強力なライバル(浪川さん)がいたおかげで速く走ることができました。とても楽しい1日でした。

江口さん:学生の頃は運動会が大嫌いで、嫌な1日だったんですけど、皆で協力しながら何かを成し遂げることは楽しいんだと感じました。運動が苦手な僕でも応援してくれる人たちがいて、信じてくれる仲間がいるということは素敵だと、運動を通して感じました。運動が苦手という方に素晴らしさが伝わっていれば嬉しいです。

小野さん:オンエアのときから運動って本当に楽しいなって感じていました。こうしてたくさんの方から声援をいただいて運動をするなんて、スポーツ選手でもない限りなかなか体験できないことだと思うんです。声優の我々にこんな機会をくださって本当にありがとうございました。

川田さん:長い時間お付き合いくださりありがとうございました。こんなに大勢の方の前でスポーツをするという貴重な体験ができて、いい思い出になりました。また、チームとして戦うことはこんなに感動するものなんだと感じました。敵も味方も関係なく交流できたと思います。

野島さん:楽しかったです。優勝トロフィーまでいただいてしまって、本当にありがとうございます。「チーム野島」はチーム力を養っていけたのではないかと思います。しかし、敵あってこその勝負なので「チーム福山」にも感謝したいです。怪我なく終わることができて本当に良かったです。

白井さん:悔しいです。モンスターボックスで勝って「白井ホッパー悠介」って呼ばれたかったです! でも、すごく楽しかった。いい汗をかかせていただけて、全力で体を動かすのって本当に気持ちがいいなって改めて感じました。もしまた機会があったらぜひ参加したいです。

山本さん:子どもの頃から運動会が大好きだったけれど、運動する機会に恵まれなかったので今回は少し不安だったんですけど、やっぱり運動ってすごく楽しいです。あと、僕がなんで「カバディ」のときに小野さんに向かっていったのか、分かったような気がします。小野さんを目指して運動を頑張りたいと思います!

河本さん:大人になって運動会をすることになるとは思っていなかったけれど、本当に楽しく運動することができました。最後は悔しかったけれど、皆さまの応援のおかげでいつもより1歩2歩前に足を運ぶことができました。ぜひリベンジしたいので、これからも応援よろしくお願いします。

菅沼さん:オファーが来たときに、万年具合が悪い僕が出て大丈夫かなって心配だったんですけど、ファンの方が「大丈夫ですか!?」って僕以上に心配してくれて、お便りをくださったんです。皆さまの力、チームの力、そしてライバルの力によってなんとか乗り越えられました。安心してください、僕の体、大丈夫ですよ! (某芸人さんのポーズ)。

浪川さん:この歳になって運動会ができるなんて幸せだなって思いました。でも、『福山ッスル』なのに今回福山くんを優勝に導くことができなくて悔しいよなです。(チームメイトが悔しがる姿を見せる)。見てコレ、全然反省の色がございません(笑)。リベンジでまたこの地に帰ってきたいと思います。

福山さん:皆さん、今日は本当にありがとうございました。キャスト陣で学生のときの体験とか話していたんですけど、声優業界ってとんでもない才能に溢れた人が集まっているんだということを実感したんです。我々が汗水たらして、おもしろおかしくも真面目にスポーツをする姿をお届けすることができて、こんなに多くの方々が集まってくださって幸せです。今後どうなっていくかはわかりませんが、皆さまとまたこのような素敵な時間を過ごしたいと思っています。全力で頑張った先には勝っても負けても感動があるんだなということを味わいました。

 最後のリレーに出るとき、キャスト陣が「絶対勝たしてやるから」と言ってくれたんです。その思いだけでも嬉しくて、アンカーでバトンをもらったとき、逆に僕が「勝たせてやりたい!」と思いました。そしてささやかながら感動したのは、リレーで走る江口の足が速かったことです。本当の彼を見た気がします。『福山ッスル』セカンドシーズンがもしありましたら、そこでも存分に実力を見せてほしいと思います。本日は足を運んでくださり、大きな声援を送ってくださり、本当にありがとうございました!

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