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野上武志が『ガルパン』などのキャラ原案画を一挙公開!!【中編】

『ガルパン』キャラはこうして作られた! 野上武志が『ガールズ&パンツァー』『リボンの武者』のキャラ原案画を一挙公開!!【中編】

 『ガールズ&パンツァー』TVシリーズにキャラクター原案協力として参加し、歴女チーム、バレー部チーム、ネット戦車ゲームチームなどのキャラクターデザイン原案を手掛けられた漫画家・野上武志先生。現在は「月刊コミックフラッパー」にて、ガルパン世界をさらに広げるスピンオフコミック『ガールズ&パンツァー リボンの武者』を連載されています。

 その野上先生の仕事場にお邪魔し、『ガルパン』『リボンの武者』の制作秘話をお届けするロングインタビュー企画。前編では現在絶賛公開中の『ガールズ&パンツァー 劇場版』に関して、ミリタリー漫画家の視点で語っていただきましたが、今回はいよいよ秘蔵のキャラクターデザイン原案ラフ画と共に、メイキング裏話を紹介します!

 まだ前編を読んでいない方は先に【前編】からどうぞ。


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■歴女チームは中2病!? 驚きのキャラメイキング秘話

──野上先生が『ガルパン』に関わるまでの経緯を教えてください。

野上武志先生(以下、野上):TVシリーズに企画当初から考証・スーパーバイザーとして参加されていた鈴木貴昭さんが、私が描いていた『セーラー服と重戦車』(秋田書店チャンピオンREDコミックス/全9巻)という作品にも関わっていたんですね。その関係で、企画が立ち上がった時にお声をかけていただいたんです。面白そうなお話でしたので、お引き受けしたところ、脇役のキャラクターデザイン原案をやらせていただけることになったんですよ。

 メインキャラクターのデザイン原案は島田フミカネさんが担当されていて、私がやったのは歴女チームのカエサル以外の3人、バレー部チームの磯部以外の3人、それにネトゲチームの3人なんです。ネトゲチームは当初はいなかったキャラクターで、アニメが始まる直前くらいの頃に「出ることになったから描いて」と言われ、慌ただしく作ったんですよ。アニメ制作は生きものと言いますか、監督と脚本家とのキャッチボールの中で物語が変化していくものなんでしょうね。

──依頼時には、キャラクターの設定などはあったのですか? 名前程度でしたか?

野上:名前だけは決まっていて、キャラによってはごく簡単な設定が付いていました。歴女チームの場合だと、「この子は坂本龍馬が大好きです」というように、個性について二言三言の説明があった程度です。

──歴女チームはまだ、歴史ネタをバックボーンにキャラが作れるとしても、バレー部などはどのように作っていったのですか?

野上:脇役なのはわかっていましたから、ずらっと並んだ時にキャラが埋もれてしまわないように、「この娘はおっぱい」「この娘はお尻」といった一発でわかる身体的特徴をつけたんですよ(笑)。

※一部のラフしかお見せできず、ゴメンなさい!

※一部のラフしかお見せできず、ゴメンなさい!

 最初に作ったのは歴女チームです。こちらがエルヴィンの最初のラフになります。まずラフを投げて、水島監督からの「こういうふうにしたい」という要望を受け取り、微調整していくわけです。ラフの周りにメモ書きがありますが、その程度の指示しかなかったんですよ。

──「中2病全開」と書いてありますね(笑)。初期案だと、エルヴィンの帽子がドイツ軍の規格帽だったんですね。羽織っているミリタリーコートも、膝丈くらいありますし。

野上:「もっとわかりやすく」という修正が入って、ずばりロンメル風に直したのがこちらです。キャラのフォルムも、より明確にしています。

──もう、おなじみの帽子になっていますね。ただ、髪が金髪ではなく、シルバーなんですね。目も切れ長で、凛々しい感じがします。

野上:モブとして奥のほうにいてもわかるようにするというのが、私のコンセプトだったんですよ。そこでまず、セーラー服の上にジャケットとかコートとかを羽織らせました。アニメでは「作画のカロリー」といって、デザインを考える際には作画の大変さも考慮する必要があるのですが、そこは水島監督やキャラクターデザインの杉本さんに判断していただくとして、一旦A案B案みたいな感じで投げて、適宜直していくというような作業手順でした。

──歴女チームは第1話の時点で、明らかに目立っていましたね。またあの戦車のデコレーションも凄まじいインパクトがありましたし。しかもそのおかげで、『ガルパン』というのは戦車戦じゃないんだ、戦車道なんだということもよくわかりました。

野上:ミリタリーものではないという明確な意思表示になりましたし、あれは水島監督たちの慧眼だったなと思います。私もあれによって「そうか、ここまでやらなきゃいけないのか」と、作品の振り幅を察しました。

──私が一番すごいと思ったのは、白旗システムです。戦車モノだと、撃破されればどうしたって傷つきますし、死んでしまう場合も多いわけです。そんな中で、戦いのカタルシスは残しつつ、女の子たちが傷つかないようにしながら勝敗をつける白旗というのは、本当にすごいアイデアだと思いました。

野上:仰る通りですね。『ガールズ&パンツァー』がそれまでのミリタリーもの、もしくは萌えミリタリーものと一線を画すエポックメイキングなことをしたのが、まさにそこなんですよ。兵器には必ず付いて回る「戦争と死」というイメージを分離して、「戦車と女の子とスポ根」に置き換えたわけです。一般の人がミリタリーに取っつき難い一番の理由である、凄惨な臭みの部分を見事に外したんですね。

 それ以前の作品には、「死と破壊」といったネガティブなイメージがどうしてもあったのですが、そこを気持ちよく楽しめるものにしたのは大きいです。萌えミリの歴史――といっても大したことはないんですけど、少なくとも「ガルパン以前」と「ガルパン以後」に分かれるくらいのインパクトはあると思いますね。

──ちなみに、ドイツのイメージだと黒森峰女学園がドイツ風学校としてあったわけですが、エルヴィンをデザインされる際にイメージの棲み分けなども考えられたのでしょうか?

野上:そもそも依頼時には私、黒森峰の存在すら知りませんでしたからね。その時にはまだ決まっていなかったか、少なくとも私のほうには情報が来ていないんですよ。ただ、エルヴィンという名前の時点でピンとは来ていたんです。ドイツはドイツでも、欲しいのは北アフリカ軍のドイツだろう。黒いパンツァージャケットではなくて、砂漠戦装備のカーキ色のほうであろうと。ミリタリーファンにとっては、黒とカーキは完璧に別物なんですよ。だから黒いドイツキャラはきっと別に出てくるだろうなと思って、こちらはエルヴィン・ロンメルにキャラ萌えしている女の子として、わかりやすく作っていきました。

──次は左衛門佐ですね。やはり日本の歴女といえば、これが代表的なイメージかなと思います。興味深いのがここの、「戦国マニアより中国史or三国志マニアの方がいいのでは?」というメモ書きです。もしかしたら、三国志マニアになった可能性もあったわけですね?

野上:歴女チームの設定が来た段階で、日本史マニアが2人いるのが気になったんです。私としては、1人を中華史にしたほうがよりバラエティに富む気がしたんですよ。そこでメモ書きをつけて提出したら、「真田でいいです」という回答だったので、「じゃあ六文銭だよね」と。

──同じ日本史マニアといっても、戦国好きと幕末好きは意外とマニアが分かれていますからね。しかも今の大河ドラマが六文銭ですから、なんてタイムリーなのかと(笑)。

野上:ちょうどイイ感じですよね(笑)。うまくやったなと思います。

──あと、片目を閉じるという個性付けをしたのはなぜですか?

野上:中2病だからです。

──なるほど(笑)。

野上:彼女たちはあくまでも、歴史上の人物をキャラクターとして捉えてハマっている歴女でしかないんですよ。高校生でキャラハマりしているような子たちは、あと4、5年もしたら当時を思い出して顔が真っ赤になるようなことをするだろうと(笑)。この子たちの歴史知識も、意外といいかげんなんですよ。おなじみの「ナントカだ、ナントカだ、ナントカだ、それだ!」というシーンも、意図的に間違えさせているのだそうです。なぜならば、この子たちはマニアとはいっても、歴史をかじり立てのキャラ萌え歴女ですから、完璧な知識を持っているわけがない。けっこう間違えていますよというのも、キャラ付けになっているんです。

──それは気が付きませんでした。片目を閉じた横に「横山とかカムイ伝のマネ」というメモがあるのも面白いですね。

野上:徹頭徹尾、中2病でしょ?(笑)

──第2稿では和弓を持っているんですね。キャラデで弓道の胸当ては着けていても、アニメ本編で弓を放つシーンはありませんでしたが、キャラクターの深みにはなりますね。実は左衛門佐には弓の心得もちゃんとあったらしい、みたいな。さて次は……あれ、カエサルのラフがあるんですけど、カエサルは島田フミカネさんの担当だったのでは!?

野上:うっかりしていたんでしょうね。とりあえず作っておこうと、カエサルの本名「たかちゃん」の元ネタの人を女の子にしたらこうなるだろうというキャラを出したら、その本人に「いらねぇ!!」と突き返されまして(笑)。

──いわば「幻のカエサル」ですね(笑)。

──次がおりょうですね。

野上:おりょうは最初からけっこう気に入ってもらえたらしいです。ただ、キャラとして弱かったので、杉本さんのほうで羽織を着せるというキャラ付けをしているんですよ。ラフでも、キャラ付けに悩んでいる感じが紙の中から出ていますよね(笑)。あくまでアイデアの原料として出すタタキ台レベルですね。

──そのわりには、第1稿からほぼ変わっていないですよね。おりょうが一番、そのままキャラクターになった感じがします。

野上:基本コンセプトはそのまま踏襲されているので。最初から杉本さんにも気に入っていただけたのがこの「プクー」という顔で、キャラ設定の表情集の中にもあるんですよ。なかなかアニメでは使われないですけどね(笑)。

──確かに見たことないですね。もったいない。

■バレー部はウ●トラマン!?

──次はバレー部に行きましょう。バレー部は、名前が決まっていた程度ですか?

野上:そうですね。

──となると、「バレー部だから背が高い」くらいのイメージしかなくて、そこに身体のパーツで色づけをしていった感じですか?

野上:はい。とにかく、バレー部同士の中でそれぞれ一発で認識できるというのを最優先にしました。ただでさえ、同じバレー部のユニフォームを着ているじゃないですか。服にキャラの記号を配置できないぶん、体型とか髪型とかでなんとかしなければならなかったわけです。ユニフォームのデザインも「なんとかして」と言われていたので、「じゃあウ●トラマンにしておくか」と。

──ウ●トラマンですか!?

野上:なにぶんバレー部のユニフォームのデザインなんて初めてでしたから、ウ●トラマン的に赤と白でわかりやすくしておこうって(笑)。

──まずは近藤妙子ですね。

野上:近藤は確か、「おっぱい」とかメモ書きされていませんか?

──あります。「形よいおっぱい」「おしり大きい」「太モモ大きい」とも書いてありますね。

野上:そこから杉本さんがリファインして、公式サイトにキャラクター設定が載った時も、TVシリーズの最初の頃までは「形よいおっぱい」と書いてあった気がします(笑)。

──佐々木あけびは、おでこを出した髪型のおかげでパッと見でもわかりますね。「お嫁さんになる為に純粋培養された感じ。おっとりしてる若奥様」とメモ書きしてありますが(笑)。

野上:女子高生は島田フミカネさんのほうで色々なパターンを描かれているでしょうから、こちらは完全にイロモノにしよう、あまりメジャーではないコンセプトを突っ込もうと、若奥様感を出したんです。

──キャプテンだけ背が小さいという設定は、最初から来ていたのですか? 後で見てみたら、キャプテンだけ小さかったのですか?

野上:憶えていないですねぇ。憶えていないということは、その時点では島田フミカネさんのデザインを貰っていなかったと思います。とか言っていたら、磯辺のラフが出てきました(笑)。ということは、後から「リーダー級は島田フミカネさんが描きます」という話になったんでしょうね。そうでなければ、私が磯辺を描くことは有り得ませんから。最初は4人分で頼まれて、後からボツになったのでしょう。

──「コンセプトはさくら色ウ●トラマン」と、ユニフォームに関するメモ書きがありますから、一番最初にデザインしたのかもしれませんね。

野上:間違いなくそうでしょうね。

──しかも「バレー部ということで某バレー作品の主人公を真似ている」とメモ書きがあって、ポニーテールに大きなリボンで、もみあげも跳ねてるし(笑)。これもまさに「幻の磯辺典子」ですね。

──河西忍は「長身、大人っぽい、細い、ビューティタイプ」とメモ書きがありますね。基本的にバレー部は全員、第1稿がそのまま決定稿になった感じですね。

野上:私はまだ気楽なんですよ。ラフを提出して、後は杉本さんにお任せすればいいんですけど、アニメが始まる前の段階の、キャラデザインも二転三転するような状態でコミカライズを手掛けた才谷屋龍一さんたちの苦労たるや、如何ばかりか。相当大変だったと思います。


■ビーンボールを投げたら予想外の大好評!

──最後はネトゲチームですが、ねこにゃーのラフは色々と気を使う要素満載ですね(笑)。

野上:歴女とバレー部が終わってやれやれと思っていたら、追加で、しかも早く欲しいという感じで依頼が来たので、少々含むところもあって「ビーンボールを投げてやれ!」というつもりで出したんですよ。どうせ描き直しだろうとスタンバっていたら、「通りました!」と電話がかかってきて、さらに「いや~これ、杉本さんがすっごくお気に入りで、机の前に貼っているんですよ!」と言われ、「マジか!?」と(笑)。

──逆にそれはやる気が出たのでは?(笑)

野上:いやぁ、ビーンボールを受け留められると、嬉しいですね(笑)。

──『ドカベン』の岩鬼の悪球打ちみたいですね(笑)。

野上:「待ってました!」って(笑)。

──さて、次はぴよたんですが、「特技おっぱいビンタ」いただきました! 「グラビアアイドル級のけしからん体型のムダ使い」とか「ムチムチ」とか、メモ書きからしていい身体推しですね(笑)。

野上:実はぴよたんが一番のビーンボールですね。

──でも、ほぼそのままのキャラデザインになっていますよね。メモ書きの「髪は白髪まじりのパサパサ毛。女オタ風に」という要素とか、そばかすもちゃんと取り入れられていますし。

野上:こうして今見ると、比村奇石先生の『月曜日のたわわ』というのに登場する、無茶苦茶な巨乳少女みたいになっていますね。

──ももがーは、ゴスロリ少女という指定だったのですか?

野上:そうです。桃とゴスロリがキーワードだと言われたので、眼帯を桃にしたんですよ。キャラクターデザインというのは、わかりやすく考えるほどいいキャラが出来るんです(笑)。

──でも実際、ネトゲチームの中でも桃の眼帯は非常に目立ちました。

野上:悪目立ちですよね(笑)。

──アニメでは制服かパンツァージャケット姿ばかりでしたけど、私服のももがーはこのラフのような、ピンクのフリフリのゴスロリ姿かもしれないわけですね。

野上:ゴスロリは線の数が多いから、キャラデザインの杉本さんのほうでゴスロリ成分は抑えたのだと思います。でも、もしも私服のももがーが描かれることがあったら、ゴスロリ姿が見られるかもしれませんね。

■恐怖! あんこう怪人!?

──最後にこの、非常に気になる謎デザインについて伺いたいのですが。

野上:私も描いたことを忘れていました(笑)。

──まず、これは何ですか?

野上:パッケージの第6巻特典OVAの「エンカイ・ウォー!」で、隠し芸大会に出てくる着ぐるみのモンスターを早急に描いてくれという依頼が来まして、とりあえず描いて出したような感じだったんですよ。

──柚子ちゃんのハマグリ怪人が「やだっ本当におきあがれないっ!」とジタバタしているのを、みほが涙目で見ているのがいいですね(笑)。

野上:いろんな意味でNGを喰らわない範囲で、でも二周したらエロいかも、というものを出しました(笑)。

──杏のあんこう怪人は、第1稿だとあんこうのデザインがリアル寄りなんですね。しかも、あんこうスーツを着た上で、腰周りに巨大あんこうを履いているみたいな。

野上:たぶん、「線数が多いからやめてくれ」って言われたんじゃないかな(笑)。

──第2稿でも、「首を上げると口がひらく」とか、ギミックまで説明されているんですね。

野上:一応ギミック案も出すけれど、それがどこまで反映されるかはわからないんですよ。コンセプトとしては、女子高生が家庭科の授業でがんばって作れる限界値くらいのところを目指しました(笑)。

──そして桃ちゃんがカジキマグロ怪人(笑)。くちばしが地面に刺さってアワアワしているところとか、桃ちゃんのダメさがよく出ていますね。

野上:我ながら、やる気のなさが伝わってきますね(笑)。

 以上、『ガルパン』キャラデザイン秘話はいかがでしたか? 次回の【後編】ではいよいよ『ガールズ&パンツァー リボンの武者』について、メイキング秘話をたっぷりとお届けします! メインキャラの全ラフから、作画資料にしている戦車模型まで、もったいつけずにすべて公開! お楽しみに!

野上武志(のがみたけし)●漫画家
 現在『リボンの武者』のほか、『紫電改のマキ』(秋田書店チャンピオンREDコミックス/既刊5巻)、『まりんこゆみ』(星海社、最前線4PAGES/既刊4巻)、『萌えよ!戦車学校』(イカロス出版)を連載中。TVアニメ『SHIROBAKO』では、劇中劇『第三飛行少女隊』のキャラクター原案を手掛ける。


>>ガールズ&パンツァー公式サイト
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