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面白くないわけがない! 「てさプル!催しもの」歌の部全力レポ

てさプルん♪メンバーがパシフィコ横浜に集結!「てさプル!催しもの」歌の部レポ

さあ、カメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!』です!!

2月21日(日)、パシフィコ横浜で開催された「てさプル!催しもの」。2015年4月から6月まで日本テレビほかで放送されていたアニメ「てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」の声優10名が一堂に介したこのイベント。昼の「歌の部」、夜の「トークの部」という2部構成。ここでは、「歌の部」のレポートをお届けします。

■「てさプルん♪」のメンバーが大集結!

「てさぐれ!部活もの」と「みならい女神 プルプルんシャルム」がコラボした伝説のアニメ「てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」。2015年6月に放送終了後も、出演者によるイベント「てさプルん♪ピクニック」を継続的に開催をして精力的に活動しておりました。

その集大成となるのが、この「てさプル!催し物」。濃いメンバーが全員集まるのですから、いったいどんなひどい素晴らしいイベントになるのか、期待に胸が膨らみます。

出演した声優陣は以下の通りです。

●てさぐれ!部活もの

西明日香(鈴木結愛)
明坂聡美(佐藤陽菜)
荻野可鈴(高橋葵)
大橋彩香(田中心春)
上田麗奈(園田萌舞子)

●みならい女神 プルプルんシャルム
三上枝織(有栖川凛)
大久保瑠美(十六夜花音)
小松未可子(宇佐美陽菜)
高森奈津美(円城寺結衣)
上坂すみれ(小此木友美)

( )内はキャラクター名

さあ、このメンバーで普通に歌を歌って終わるわけがありません! どんなステージになるのでしょうか?

■オープニングはシャルムメンバーの「やっぱりStand Up!!!!」

昼の部は「歌の部」ということで、これまで発表されたテーマ曲やキャラソンをメンバーが歌っていくパティーン。個人的に、「てさぐれ!部活もの」「てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう」の楽曲は名曲揃いなので、それが生で聞けるということにいささか興奮しておりました。

開演に先立ち、注意事項などを告げるナレーションが入ります。その声は園田萌舞子たち園田シスターズ! 本編予告編同様、上田麗奈さんがさまざまな声でナレーションを読み上げており、まさに上田無双。これだけでテンションが上がりますね!

そして、オープニングナンバーは、シャルムメンバーによる「やっぱりStand Up!!!!」。5人とも黄色いドレスで登場。客席はいきなりボルテージMAXです。

個人的に何百回も聞いている曲ですが、ライブで聞くと客席とのコミュニケーションがしやすい曲だなと実感。掛け合いが多く、みんな楽しそうです。

1曲目が終わると、てさぐり部の面々が登場。合計10人がステージ上に揃いました。ここでひとりずつご挨拶。

西さん「(リハーサルで張り切りすぎて)首をいわせてますが、いわせたなりに元気に頑張りたいと思います!」

明坂さん「(客席が満員なのを見て)うわー、ほんとにキャパ埋まるんだ。みんな馬鹿ばっかりよ!」

荻野さん「今日はしゃべんない。歌だけいうたら、しゃべらんぜ!」

大橋さん「今日はもよおしてませんので。歌の部最後まで盛り上がっていきたいと思います」

上田さん「こんなにたくさんの人の前で10人揃って、内容はあれですけどもね、あったかい1日にできたらいいなと思います」

三上さん「2階3階が埋まっているので、もしかしたら1階は半分しかいないかと思ったんですけど、すごいですね! 一緒に盛り上がっていきましょう!」

大久保さん「みなさん、お金は好きですかー!」

小松さん「みなさん、プルんプルんしてますかー!?」

高森さん「今日一番の幸せな言葉は『あとは寝るだけ』。みなさんも『あとは寝るだけ』と幸せに言えるように仲良くすごしましょう」

上坂さん「私のカラーがピンクというのが珍しくて。今日は10人揃いまして、非常に珍しいことなんですが、だいたい私の艦隊勤務のせいだったので。横浜には基地もありますが、今日はひとまずそれは忘れて、てさプルん♪の一員として頑張りたいと思います」

■歌詞を間違えたって切り替え早いでしょ!

それぞれの挨拶が終わってからは、コラボキャラソンやキャラソンが続いていきます。

個人的に大好きな「Red Hot Happy Days!」では、西さんが歌詞を間違えて三上さんが突っ込んだり、その後の西さんの歌う「ひらめいチャッチャ!」でも歌詞を間違えていたりしておりましたが、首の負傷を感じさせない元気いっぱいのステージングでした。

お次は大橋さんと高森さんの「グリーン妄想モンスター」。高森さんの男らしさ(?)と、大橋さんの澄んだ歌声。なぜか歌っていないパートでマッチョポーズをする高森さんが印象的でした。

そしてそのまま大橋さんのソロ「心春日和」に。大橋さんは、歌唱力もさることながら、あの笑顔だけで周りを幸せにする力を持っていますね。

ここで西さん、三上さん、大橋さん、高森さんのトーク。西さんと三上さんのタクシーでの落し物事件の話をしたり、大橋さんがステージ上に落としたイヤリングを高森さんにつけてもらったりと、すでに自由な雰囲気でした。

■明坂さん、幸せをつかんでください!

お次は荻野さんと小松さんによる「キラキラBaby×Baby」。ロック調のナンバーということで、客席も大盛り上がり。その後の荻野さんのソロ「Call Me "Lazy"」。ここでも荻野さんは客席を煽りまくり、エアギターも披露していました。

続いては明坂さんと大久保さんが登場。しっとりしたバラードナンバー「青と黄色のあまのじゃく」を披露。この曲、すごく大人の雰囲気がして大好きです。

曲が終わると荻野さん、小松さん、明坂さん、大久保さんによるトークタイム。ここで荻野さんが「お2人の曲を聞いてたら明さんに早く幸せになってほしいなと思った」と発言。それに対して明坂さんは「この歌は井上さん(作曲者)のエピソードなの!」と返事をしておりました。

■「とりかえっこ」の替え歌が大流行!?

次は上田さんと上坂さんによる「桃色友達認定」。この曲は上田さんがアニメよろしく、何役もこなして歌い、そこに上坂さんが合いの手を入れていくスタイル。途中からは、上坂さんが上田さんを引っ張りステージ上を歩きまわるシーンも。

そしてある意味、本日のポイントとなる曲、上田さんの「とりかえっこ」。しっとりとした歌声は、癒やしの効果があると思います。私自身、非常に癒やされました。

さて、ここで上田さんと上坂さんのトークへ。実はお2人のマイクが入れ替わってしまっていたことを上坂さんが告白。

上坂さん曰く「出番前にボーッとしてたらイントロが流れて、慌ててステージにあがったため。凡ミスです」とのこと。上田さんも「マイクのとりかえっこでしたね」とうまくまとめていました。

ここでてさぐり部4人がステージへ。トークタイムに突入です。ここで西さんが入場と同時に「とりかえっこ」の替え歌を披露。

「西のふんどしを〜荻野が履いても〜 あけこのおパンツを〜へごごが履いても〜♪」

これには客席も大爆笑。やはり西さんは天才です。

■会場全体で歌う校歌からエンディングへ

次は、てさぐり部4人による「てさぐり部部歌」。途中の早口言葉パートでは貧乳ネタを披露。それに対して明坂さんが「最低よ!」と返していました。

全体的に下品でカオスなナンバーになってしまいましたが、荻野さんは「パシフィコの無駄遣い」と楽しそうにしておりました。

ここでシャルムメンバーも入場。再び全員がステージ上に勢揃い。ここからは、「桃成高校校歌」のコーナー。

この曲では、会場を男性パートと女性パートに分けて、合いの手を担当。会場は圧倒的に男性が多いのですが、女性パートのほうは裏声で女性っぽくやることに。一方男性パートのほうは、大橋さんが「私を落とすつもりで」と、イケメンボイスを要求。これにより会場全体が校歌に参加。一体感のある曲となりました。

そしてとうとう最後の曲。「色彩crossroad」に。アニメ本編またはラジオの放送の最後に流れる「浄化曲」としてファンの間では有名な曲ですが、さすがに名曲。今日のことがきれいな想い出として蘇ってくることでしょう。

これにて本編は終了。そしてアンコールへ突入です。

■アンコールにあの人が登場!

アンコールが始まると、ステージ上に現れたのは、今回のイベントで販売されているあらゆるグッズを身に付けた1人のオタク男性が。胸に提げたプラカードを見るとそこには「キダニエル」の文字が。そう、「みならい女神 プルプルんシャルム」の作画担当のキダニエル先生なのです!

このサプライズに客席からは「ダニやーん!!」の大声援が。キダニエル先生は「台本をいただいて、ステージに立てと書いてあったんですけれど、その後が白紙なんです」とノープランであることを告白した後、「ここにスタッフとして携われたことをほんとうにうれしく思っています。ありがとうございました」と、感謝の言葉を述べておられました。

その後、シャルムメンバーが登場。キダニエル先生をいじり倒し、最終的にグッズ類を奪い取っていました。

続いててさぐり部も登場。最後は10人全員で、「てさぐれ!部活もの」のオープニングテーマ「Stand Up!!!!!!!!!!」を熱唱。歌にトークに盛りだくさんな内容の昼の部はエンディングを迎えました。

■またてさプルん♪に会えますよね?

さすがに歌の部はトークのほうはおとなしめだろうと思っていましたが、予想以上にトークもキレッキレで、これが午後の部になるとどうなってしまうのだろうという期待しか生まれませんでした。

またいつか、てさプルん♪と会える日が来ることを祈っています!


[文=三浦一紀]


【セットリスト】

やっぱりStand Up!!!!(シャルムメンバー)
Red Hot Happy Days!(西・三上)
ひらめいチャッチャ!(西)
グリーン妄想モンスター(大橋・高森)
心春日和(大橋)
キラキラBaby×Baby(荻野・小松)
Call Me "Lazy"(荻野)
青と黄色のあまのじゃく(明坂・大久保)
桃色友達認定(上田・上坂)
とりかえっこ(上田)
てさぐり部部歌(てさぐり部)
桃成高校校歌(てさプルん♪+客席)
色彩crossroad(てさプルん♪)

アンコール
Stand Up!!!!!!!!!!(てさプルん♪)

(C)てさぐれ!製作委員会(C)みならい女神育成局/講談社

>>てさぐれ!部活もの すぴんおふ プルプルんシャルムと遊ぼう公式サイト
>>てさプル・てさぐれ!部活ものシリーズ公式ツイッター(@tesabu)

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