ライダースーツに身を包み藤岡弘、さんが新宿バルト9に降臨!

「全身に流れる“ライダー魂の血”が騒いだ」藤岡弘、さんも登場した『仮面ライダー1号』完成披露イベントをレポート!

 3月15日(火)新宿バルト9にて、3月26日(土)に公開を迎える仮面ライダー45周年記念映画『仮面ライダー1号』の完成披露イベント&舞台挨拶が開催されました!

 イベントでは44年ぶりに本郷猛/仮面ライダー1号として主演を務めた、現代日本を生きるサムライ・藤岡弘、さんが、なんと仮面ライダー1号の姿に“変身”し、マスクを脇に抱えた所謂"マスクオフ"状態で登場! 放送初期にはスーツアクターを務めた経験もある藤岡さんが今一度ライダースーツに身を包むとあって、イベントに訪れた多くのライダーファンからは歓喜の声を響かせました。今回はそんな記念すべき完成記念イベントの模様をお届けします!

≪登壇者≫
本郷猛/仮面ライダー1号役 藤岡弘、さん
天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役 西銘駿さん
立花麻由役 岡本夏美さん
ウルガ役 阿部力さん
イーグラ役 長澤奈央さん
バッファル役 武田幸三さん
月村アカリ役 大沢ひかるさん
深海マコト/仮面ライダースペクター役 山本涼介さん
御成役 柳喬之さん
地獄大使役 大杉蓮さん


■『仮面ライダー』45周年記念超大作完成!

 新宿バルト9のロビーに設けられた特設ステージには、溢れんばかりのお客さんがキャストの登場を今か今かと待ち構えています。
 そんな緊張感にも似た空気が漂う中、MCの呼び込みで、現在放送中の『仮面ライダーゴースト』に出演の西銘駿さん、大沢ひかるさん、山本涼介さん、柳喬之さん、劇場版ゲストである大杉蓮さん、岡本夏美さん、阿部力さん、長澤奈央さん、武田幸三さんの9名が登壇。歓迎の拍手と歓声がイベントの開始を告げました。

▲天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役 西銘駿さん

▲天空寺タケル/仮面ライダーゴースト役 西銘駿さん

▲月村アカリ役 大沢ひかるさん(写真左)、深海マコト/仮面ライダースペクター役(写真中央)、山本涼介さん、御成役 柳喬之さん(写真右)

▲月村アカリ役 大沢ひかるさん(写真左)、深海マコト/仮面ライダースペクター役(写真中央)、山本涼介さん、御成役 柳喬之さん(写真右)

▲立花麻由役 岡本夏美さん(写真左)、ウルガ役 阿部力さん(写真右)

▲立花麻由役 岡本夏美さん(写真左)、ウルガ役 阿部力さん(写真右)

▲イーグラ役 長澤奈央さん(写真左)、バッファル役 武田幸三さん(写真右)

▲イーグラ役 長澤奈央さん(写真左)、バッファル役 武田幸三さん(写真右)

▲地獄大使役 大杉蓮さん

▲地獄大使役 大杉蓮さん

 まずは、登壇した本作のキャスト9名への質疑応答からスタート。最初は『仮面ライダーゴースト』で主人公の天空寺タケルを演じる西銘さんへ、藤岡さんと共演した率直な感想をきかれると「初代仮面ライダーを演じられた藤岡さんと共演できるのは本当に夢のようなことだと思い、現場でたくさんのことを勉強させていただきました」と答えました。

 つぎは、劇場版ゲストである5名へ、オファーが来た時の心境を聞く質問へと続き、各参加者は45周年記念という超大作への出演が決まったときの心境と喜びを語りました。

大杉さん:「7年前(映画『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』)にもお話をいただいてい、その際はワンシーンだけだったのですが再び出演させて頂けるということで一つ返事で出演を決めました。役は地獄大使ですが、気持ちは天国のようでした」

岡本さん:「私はオーディションだったのですが、その時から参加したいと思っていた役だったので、無事出演決定の報告を聞いたときには思わずガッツポーズをしたました!」

阿部さん:「小さい頃から遊園地で見ていた印象が強くて、撮影で本物に合うことが出来るんだな、とわかったときにはテンションが上がりました」

長澤さん:「初のママライダーとして変身できるのかなと思っていたのですが、今回は適役ということで、アクションや演技を頑張らせて頂きました」

武田さん:「僕も長澤さんと一緒でライダーになれるのかなと思っていたのですが、やぱり敵役でした。日々どうやってライダーを倒そうかなど考えています」

 収録時のエピソードに質問が移ると、ゴーストレギュラー陣がクランクイン初日を思い出しながらコメント。大沢さんが「初日から藤岡さんとご一緒するということで、ガッチガチでしたね……」と感慨深そうに語り、「目の前に藤岡弘、さんがいらっしゃるんですもん、そらガチガチになりますよ。緊張しました」と柳さんも首を縦に振りながら答えました。

 一方山本さんは「役に入っているときは緊張感も凄かったですが、空き時間には藤岡さんから優しく話しかけてくださったりしたので緊張したのは最初だけでした。お手製の珈琲を淹れてくださったりして、それが凄く美味しかったです」という撮影中のエピソードを披露。コーヒー通で知られる藤岡さんは、休憩時間などにはキャストにコーヒーを振るまい、寒く厳しい撮影を乗り切ることと、キャスト陣の団結力を高めることに繋がったのだといいます。

 
■愛と正義と勇気を身に纏い、藤岡弘、さんが降臨!

 そしてとうとうその時がやってまいりました。「ライダー、変身!」という掛け声に合わせ、会場に響くのは初代OPテーマ「レッツゴー!! ライダーキック」を編集したお馴染みのBGM。左右に開いた中央のパネルから、仮面ライダー1号のスーツを身に纏った藤岡弘、さんが登場!

 藤岡さんがマスクオフ状態を披露するのは『仮面ライダー』第1話以来45年ぶりということで、この夢のような光景に会場を訪れていたライダーファンからは歓喜の声が響きました。

 作中でも1度きりのことでしたが、公式の場でライダースーツを身に纏っての顔出しは初めてのこととなります。「45年の時を超え、世界で戦ってきた本郷猛、日本へ帰ってまいりました!」という重みの違う挨拶を行うと会場は帰還を祝う拍手に包まれました。

 よりマッシブで力強い姿となった本作の1号。そのスーツを纏った藤岡さんに、西銘さんは「オーラと気迫が凄くて、本当カッコいいです! まさに“本物”といいますか、僕も今仮面ライダーをやらせてもらっているんですけど、まだまだだなと思いました」と、初代仮面ライダーの貫録を称え、大杉さんは「こんなメモリアルな作品に出させて頂けて、そして藤岡さんの隣に立たせていただいていることを幸せに思います」と改めて出演の喜びを語りました。

 この新しいライダースーツに対して藤岡さん「凄い重量を感じます。“愛”と“正義”と“勇気”の象徴でもある、日本のサムライ魂を強く感じますね」といい、最後に「当時の撮影に携わった恩師たち、石ノ森章太郎先生を始め、監督、プロデューサー、スタントマン、多くの関係者スタッフの想いを私が代表として背負っているんだなと思うと、ひとしお身が引き締まる思いですね」とライダーにかける熱い想いを語っていただき、本日のイベントは幕を閉じました。

 『仮面ライダー1号』は3月2日(土)公開! 45年の集大成とも呼べる本郷猛による最後の変身をその目で確かめましょう!

■『仮面ライダー1号』作品情報
3月26日(土)ロードショー

<ストーリー>
今から45年前、男は悪の秘密結社ショッカーの手によって改造人間にされた。あの日以来、人間の自由を守るため、男は戦い続けている。彼の名は、本郷猛。この世に誕生した、最初の仮面ライダーである。長年にわたり、海外で悪と戦ってきた猛は、ひとりの少女の危機を知り、急遽帰国する。少女の存在が、かつての最高幹部・地獄大使を復活させるために不可欠なのだ。猛は、ショッカーが少女を狙う理由を探っていた仮面ライダーゴースト=天空寺タケルや、その仲間たちと出会う。しかし、あまりにも過酷な日々を過ごしてきた猛の肉体は、すでに限界へと近づいていた。少女の危機、そして新たな組織・ノバショッカーがもたらす日本の最大の危機に、伝説の戦士・本郷猛が「変身」する。闘い続けてきた本郷猛を待つものは安らぎか、それとも――。この春、究極のヒーロー「仮面ライダー1号」の勇姿を目撃せよ!

[出演]:藤岡弘、西銘駿 岡本夏美 阿部力 長澤奈央 武田幸三 大沢ひかる 山本涼介 柳喬之 竹中直人 / 大杉漣

原作:石ノ森章太郎
企画:藤岡 弘、
監督:金田 治(ジャパンアクションエンタープライズ) 
脚本:井上敏樹

>>『仮面ライダー1号』公式サイト
 

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