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『Go!プリンセスプリキュア』声優陣のお気に入りシーンが明らかに

『Go!プリンセスプリキュア』声優陣がイベントで語ったお気に入りシーンとは?イベント直後のキャストコメントも

 2015年~2016年まで放送されたアニメ『Go!プリンセスプリキュア』のスペシャルイベント「『Go!プリンセスプリキュア』メモリアルパーティ!~We Love!プリンセスプリキュア~」が2016年1月17日に行われました。

 イベントにはキャストから嶋村侑さん(キュアフローラ役)、浅野真澄さん(キュアマーメイド役)、山村響さん(キュアトゥインクル役)、沢城みゆきさん(キュアスカーレット役)の4人に加えて、本作でプロデューサーを務めた神木優さん、シリーズの初代プロデューサーの鷲尾天さんが登壇。様々な形で一年を振り返りました。本稿ではこのイベントの模様をお届けいたします。

 
■ トークから伝わるメインキャスト陣のチームワーク!

 イベントが始まるとまずはキャストが登壇。司会者から収録を終えた感想を聞かれると、「まだ収録が無いのが不思議な感じ」という嶋村さんのコメントには、浅野さんと山村さんも同意していました。

 番組が終わって寂しくなるまでにタイムラグがあるという沢城さんは、車の中で『Go!プリンセスプリキュア』のボーカルアルバムをかなりの頻度で聴いている事を明かし、「だからいつも一緒だよ」と、まだ寂しさを感じていない様子でした。また、キャスト同士かなりの仲良しということも話され、大阪で行われた本作のミュージカルに行ったり、お揃いのアクセサリーも買ったというエピソードも披露されました。

 オープニングトークのあとはお題トークのコーナーへ。ここでは様々な質問をキャストに投げかけ、それについてトークするというもの。このコーナーでは「この中で一番役と似ている人は?」や「ディスダーク三銃士のなかで最も会いたくないのは?」など様々な質問が投げかけられました。中でも、「ノーブル学園の人々や家族の中で実際に会ってみたい人は?」という質問では、嶋村さんは「パフ」と回答。発表する際には自ら質問の趣旨と回答が少しずれていることに気がついた嶋村さんでしたが、「二足歩行するしさ!」と切り返して会場の笑いを誘いました。

 続いて「クローズ」と回答した山村さんにも、浅野さんからツッコミが入りましたが、嶋村さんに続いて「じゃあ黒須くん!」と機転の利かせた切り返しで会場は大爆笑でした。また、自身を“ディスダーク”ファンと公言する山村さんは理由についても「黒須くんが現れた時は爽やかさにしびれました! 正体がバレなければ私は凄く好きになっていましたね。黒須くんを通じてクローズさんにも会いたい」と熱量高く語りました。

 このコーナーでの最後の質問となった「パフ・アロマ・カナタ王子、困ったときに一番頼れるのは?」では、浅野さんから「カナタ王子、この2匹と並べられちゃうんですか」とツッコミが入りつつも、浅野さんは「パフ」と回答。理由を聞かれると「カナタ王子はいらん事を言ってはるかを絶望させてしまうので」と話し、会場は爆笑。また、同じく「パフ」と答えた沢城さんは「相談しても実益のあることは返って来ないと思うんですけど、パフと話しているうちになぜ悩んでいるかの整理が出来そうだから。聞き上手だと思う」と説明しました。

 そして、「真澄さんの一言が頷きすぎて……」と、山村さんもカナタ王子からパフへと回答を変更。嶋村さんだけはカナタ王子と回答し、「お兄ちゃんっていると安心するじゃないですか。あとイケメンじゃん?」という理由には、山村さんから「イケメンだけみたいに言うな!」というツッコミが入り笑いが起こる場面もありました。


■ キャスト&神木プロデューサーの思い入れのシーンは……?

 ここで、一人目のゲストとして神木プロデューサーが登壇。登場時には作品を担当した感想が聞かれ、「我々にとってはるか達は自分の娘や妹であるような、はたまた自分の一部を切り出している様な感じ」と、作品に対しての強い思い入れを語りました。

 続いて、2つ目のコーナーとしてキャストとプロデューサーのベストシーンを発表。嶋村さんは「はるかのお父さんが夜なべして用意したどら焼きを配るシーン(第14話「大好きのカタチ!春野ファミリーの夢!」)」を選択。選んだ理由については、「一つ選ぶのは難しかった」と前置きしつつ、「映画では出てくる機会が無かったので、大きな画面でお父さんやお母さんやゆいちゃんそしてノーブル学園の友達をみんなで見たかった」と話しました。

 「言葉では言わないけど、凄く楽しみにしているんだなこの人っていうのが行動にすべて出ていて可愛いなと思いました」と話した浅野さんは「みなみが大きなトランクをいくつも抱えてくるシーンと、トワをうちわであおぎ、自分のことを打ち明けるシーン(第25話「はるかのおうちへ! 初めてのおとまり会!」)」をチョイス。

 発表時から笑いが起こった山村さんのベストシーンは「シャットがセミをゼツボーグにするシーン(第26話「トワを救え!戦うロイヤルフェアリー!」)」。このシーンに対して、神木プロデューサーも「(ゼツボーグにする対象が)セミってなった時は我々もざわっとなったんですけど、シャットだしねということで押し切っちゃいました」という製作時のエピソードや、ゼツボーグ役の中務貴幸さんが色んなセミのパターンを録ったなど、笑いの絶えないお話が飛び出しました。

 沢城さんが選んだのは「トワが再びディスピアによって絶望に堕とされるシーンと、トワを救うフローラとのシーン(第22話「希望の炎! その名はキュアスカーレット!」)」。このシーンでは「こんなに短い時間で絶望して、ちゃんと希望で立ち直ったシーンを演じたのは初めて。帰ったら疲れてすぐに寝てしまいました」と、収録にも力を入れられた事を明かしました。

 神木プロデューサーは「はるか達が企画したファッションショーのシーン(第43話「一番星のきらら! 夢きらめくステージへ!」)」を挙げると、このシーンを「達成された瞬間は今までにもたくさんありましたが、自分にとってはこのシーンが一番達成された瞬間」とコメント。

 理由については「今まで色んな夢を救われてきた人たちが、プリンセスプリキュアのおかげで今があるというのはわからないけどあんなに輝いているというところに、プリキュアのみんなはよくやってくれたねと思いました。自分自身もまた頑張ろうと奮い立ちました」と話し、山村さんは涙を浮かべる一幕もありました。

 そして、2人目のゲストとして登場したのはプリキュアシリーズの初代プロデューサーである鷲尾天プロデューサー。本作では企画という形で関わった鷲尾プロデューサーは「最初は口うるさく言っていたと思うんですけど、途中から打ち合わせも出ていないですし、アフレコ現場もおまかせでやっていました」と、本作では少し離れたところから現場を見ていた立場だったことを明かします。

 続けて「先ほど出てきたシーンとかは僕が現場を離れたあとのシーンばかりなんですよ。つまり、それだけスタッフ全員の中でプリンセスプリキュアというものが出来上がっていて、それをみんなでなんとかしようという気持ちがあるし、きちんと受け取っている感じがひしひしと伝わります。素晴らしいチームワークですね。納品が遅いのもソックリ」と、スタッフを労いました。

 イベントの最後には登壇者から一言ずつコメントを残します。


□沢城さん
私は100年プリキュアが続いても本作に出たかったと思いますと打ち上げでお伝えしました。幸せなのはプリキュアの歴史の中に居る限りスカーレットとお別れすることは無いというか、ずっとみなさんの中に存在し続けられるのが幸せな体験だなと思います。

□山村さん
この一年間プリキュアを通して色々なことを経験させて頂きました。振り返るとキラキラ輝いた思い出ばかりだなと思います。ABCの土肥プロデューサーから「今後立ち止まりそうになることとか色々あると思うけど、この一年を思い出してほしい」と仰っていただいたんですけど、私だけじゃなく皆さんにとっても本作がそういう作品になっていればといいなと思います。

□浅野さん
私は声優になった時に、(グッズとして)魚肉ソーセージになる作品に関われたら良いなと思っていました。本作ではスペシャルな経験を多くさせて頂いたので、これからもこの思いを胸に仕事を頑張っていこうと思いました。

□嶋村さん
プリキュアは毎年全く違う作品で色んなプリキュアらしさが今後も出てくると思うんですけど、プリンセスプリキュアも私達のプリキュアらしさを前に出せた作品になったと思います。なので、Go!プリンセスプリキュアを忘れないで下さい!


 と、それぞれコメントを残してイベントは幕を閉じました。


■ イベント後のキャストのコメントを公開!

□キュアフローラ役・嶋村侑さん:
思い出のシーンをみんなで一緒に観ることができて、同じシーンで笑ってっていうのが嬉しかったです。最後まで「Go!プリンセスプリキュア」を応援してくさださって本当にありがとうございました。今後もプリキュアシリーズをよろしくお願いいたします。

□キュアマーメイド役・浅野真澄さん:
イベントの中で作品を振り返ったんですけど、思い出がありすぎてみんなが何を選んだっていうのが分かったのも面白かったですし、過去の印象的だったシーンも普段は家でプリキュアを観て感想をSNSとかに投稿していたんですけど、みんなで観ると一緒に笑ったりとかして、私が楽しんでいるのと同じようにみんなもテレビの前で楽しんで頂けてたんだなと改めて思いました。

□キュアトゥインクル役・山村響さん:
今までプリキュア関係で色んなイベントには出させて頂いたんですけど、今日のイベントは本当に楽しくて、アフレコが終わったからこそ肩の力が抜けて、色々お話出来たのかなと思います。お客さんも登壇したみなさんからも愛がひしひしと伝わってきて、思い出に残る良い時間でした。最後まで『Go!プリンセスプリキュア』を応援して下さったおかげで、はるかたちは無事にゴールテープを切ることが出来ました。これからも応援を続けていただければと思います。

□キュアスカーレット役・沢城みゆきさん:
プリキュアでイベントというと基本的に子供を対象に私達は登壇していたんですけど、今回は全員大人の方だったので、子どもたちに向けてよりも真摯に聞いて下さるので、精神的なエネルギーが要る時間でした。みんなで本作を観るというイベントも今回が初で、作っている時はダメだったところばかりをカウントしてしまうんですけど、視聴者の方と一緒に観ると「そこ面白いと思ってくれるんだ」とか「こんなに笑ってくれてるんだ」というのが分かって、もっと自信をもってやっても良かったかもと思いました(笑)。あと凄いなと思ったのが鷲尾さんの人気です。「プロデューサーって何の仕事の人?」ってなる中で、大歓声で迎えられていた鷲尾さんの存在って他の作品とはセパレートされた愛情がありますよね。それをとても実感した日でした。


■商品情報
『Go!プリンセスプリキュア』Blu-ray
vol.1、vol.2 :好評発売中

 
vol.3:3月16日(水)発売

vol.4:4月20日(水)発売

描き下ろしデジパック仕様/各2Disc/各12話収録(vol.4:14話収録)/各23,000円(税別)

【初回特典】
(1)オリジナル三方背スリーブケースつき
(2)全巻購入特典 中谷友紀子描き下ろしイラスト色紙 応募者全員サービス申込券封入

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Amazon特典:ジャケットイラストB2布ポスター
アニメイト特典:2L版ブロマイド4枚セット

【vol.3映像特典】
(1)特盛!設定資料ライブラリー&大充実!スタッフ解説
(2)キュアフローラの後期EDダンスレッスンムービー
(3)後期ノンテロップOP
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【vol.4映像特典】
(1)特盛!設定資料ライブラリー&大充実!スタッフ解説
(2)後期ノンテロップ後期ED(39話~ver.)
(3)変身&技シーン集
(4)プリンセスあこがれドレスライブラリー

【vol.4初回封入特典】
スペシャルブックレット(キャストコメント、メインスタッフ座談会ほか)

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>>「魔法つかいプリキュア!」公式サイト

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