ボケまくりで浪川大輔さん、安元洋貴さんら声優陣の腹筋崩壊!?　アニメ『ヘタリア TWT』フェスティヴィータvol.1イベントレポート

　アニメ『ヘタリア』の久しぶりのイベント、『ヘタリア The World Twinkle イベント～フェスティヴィータ～vol.1』が2016年3月12日（土）、東京・よみうりホールにて行われました。

　イベントにはイタリア役の浪川大輔さん、ドイツ役の安元洋貴さん、日本役の高橋広樹さん、スペイン役の井上剛さん、プロイセン役の髙坂篤志さんらお馴染みの5人が登壇。会場を笑いの渦に巻き込んでいました！　そんなイベントの模様をレポートしていきます。

　こちらで興味を惹かれた方は、2016年5月14日（土）開催の「イベント～フェスティヴィータ～vol.3」のチケットが4月9日（土）10時から一般発売するので、是非チェックを！

　出演はフィンランド役・水島大宙さん、スウェーデン役・酒井敬幸さん、デンマーク役・下崎紘史さん、ノルウェー役・岩崎征実さん、アイスランド役・浅倉歩さんと豪華な面々ですよ☆


一般発売はこちらから♪
●スマホ・PC用
>>https://www.animatetimes.com/event/details.php?id=V4e00459
●フィーチャーフォン
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■ イベントテーマは『ヘタリア』キャラの「キラキラ」を伝えること

　開演直前、スペインの影ナレでイベント諸注意が行われます。開演時間になるとアニメ『ヘタリア The World Twinkle』のOP映像が流れ、客席からわーっと歓声が上がっていました。そしてイタリアが描かれた特製の旗を振りながら、安元さんが登場。客席でも たくさんの旗がはためきます。安元さんは「皆さん、グーテンターク！」とあいさつし、「イベントは久しぶりですが、楽しみに待っていていただけましたか？」と尋ね、会場は賛同の大きな拍手を返していました。

　「では一緒に盛り上げてくれる仲間を呼んでみたいと思います。情熱的な親分です」と紹介するとスペインのキャラソンをBGMに「皆さん、オーラ！」と井上剛さんが入場。次の髙坂篤志さんは「グーテンターク！」と元気に叫んでいましたが、「久しぶりに大きい声出す役やってどう？」という安元さんの質問に、 「のどが痛い」とポツリ。日本役の高橋さんは和装で扇子をあおぎながら登場。「私達との逢瀬を楽しんでくださいね。久しぶりにやると見失うね（笑）」と少し照れた様子でした。

　ここで安元さんが「このまま呼ばないで、『ちょっと～！』ってパターンもあるけどどうします？」といたずらっぽく言うと浪川さんが「ちょっとちょっと呼んでよ！」と笑いながら走って登場。全員が揃ったところで浪川さんが「みんなで『パスタ！』やるよ」と声をかけ、会場と一緒に合唱すると、「声が出てよかった」とホッとした表情を見せていました。ちなみに本イベントのテーマは『ヘタリア』のキャラ達の素晴らしさやキラキラしているところをアピールすること。さっそくそれぞれのキャラクターの「キラキラ」をあらわすスタートを切りました。


■ 5人が語る『ヘタリア The World Twinkle』裏話

　最初に行われたのはトークコーナー。OPからわずか10分で汗が止まらない井上さんに、同じく汗っかきの高橋さんがなぜか「負けねえぞ！」と対抗意識をメラメラと燃やします。そんな中始まったトークのテーマは「アフレコ裏話」。

　 「今までのアフレコは浪川さんがいなかったけど、今回は僕がいなくて。やっと行けると思ったら今度はラジオの収録で浪川さんと広樹さんがいなくて」と少し寂しかったことを語る安元さん。しかし、「ちょうどその回が小野坂さんの当番回で、めちゃくちゃ張り切ってた（笑）」（安元さん）と、楽しく収録できたそうです。

　さらに髙坂さんは「映像特典の話でいいですか？　もうちょっとはっちゃけたほうがよかったのかなとか反省はあるんですが、ラクダの置物との相撲は結構なムチャ振りでしたよね。」と話し、ラクダトークで盛り上がります。ここで井上さんがラクダとの相撲に食いつき、「どっちが勝ったの？」、「決まり手は？」と 質問の連続。「ラクダは大きいですからね。スタミナもあるし」、「押し倒しでしたね」とまじめに答える髙坂さんに会場から笑い声が上がっていました。

　 次のテーマは「自分のキャラのここがキラキラ！」。「イタリア、ドイツ、日本は料理が上手。特に日本君はアレンジ料理も得意」（高橋さん）、「プロイセンは自分自身がキラキラしてると思い込んでるところ」（髙坂さん）、「イタリアは今シリーズで説明ゼリフが多くて違うところが見せられたかな。今まで 『ヴェー』か『パスタ』しか言ってこなかったから長い話もできるところを見せられたかなと（笑）」（浪川さん）と自らのキャラクターを紹介していきます。

　井上さんは「スペインは1話のねこたりあ回に出てきて、『やるで！』と言ったまま出番が終わったんです。『やるで！』の一言にかけた流星の如ききらめきは、誰にも負けないと思います」と話すと会場から拍手が。「君が愛されてるからここに呼ばれたわけだから、一言にかけてよかったね」と安元さんが優しい言葉をかけるとうれしそうな表情を浮かべる井上さんに、また拍手が贈られていました。

　
■ 安元さんの誕生日祝いサプライズ&イタリアの建国記念日！

　続いてのテーマ「最近のmyヘタレエピソード」では、「シャワーで温水が出る前に手で確かめるところがヘタレかな」（浪川さん）、「スーパーでパック品についつい手が伸びてしまうけど、買っても最終的に賞味期限切れにしちゃう」（高橋さん）、「バランスを崩した時、逆らわず倒れる」（井上さん）などが挙がります。

　髙坂さんの「電車で席を譲りにくくて。恥ずかしいから。その結果、降りる駅じゃないのに席を立って、隣りの車両に」というヘタレエピソードには、「ヘタレ紳士だ（笑）」と安元さんからツッコミが入っていました。そんな安元さんはというと、「先日、朝、外出した時は寒くなかったのに、急に寒くなって、我慢できずにタクシーで家に帰ってダウンジャケットを着て、またタクシーに乗って出かけるというムダなことをしました」と、これまたヘタレなエピソードが飛び出していました。

　安元さんが最後のテーマに移ろうとすると、なんとスクリーンには「安元洋貴Happy Birthday 3.16」の文字が！　「ハッピーバースデー」のBGMと、浪川さんの「4日後の3月16日は安元くんのお誕生日。おめでとう！」の言葉に会場からも拍手が巻き起こります。

　 黒い箱がステージに運ばれ、開けると「Happy Birthdayやすもとさん」と書かれたプレート付きのロールケーキが。「ドイツでは誕生日を迎えた人がありがとうの気持ちを周りに伝えるのが風習です」という浪川さんに促された安元さん。暗いステージでピンスポットの中、ドイツの声で「俺がみんなに言いたいことはひとつだけだ。みんな、ダンケ！」と感謝の言葉を述べます。「ドイツらしい」とうなずくキャスト陣。会場からも改めてお祝いの拍手が贈られていました。その場でケーキをほおばり、「めっちゃうまい！」と安元さんも笑顔を見せます。

　 しかしこれで終わらず、高橋さんが「17日はイタリアの建国記念日だよ」と言うと浪川さんはイタリアの声で「どうもありがとう！　イタリアできたんだって、超うれしいね」と感謝の言葉を伝えます。続けて「これってケーキっていうんだって。スペイン食べる？」と言うと、井上さんは「食うで！」とスペインの声でノリ良く巻き込まれていきます。さらに「プロイセンも食べる？」（浪川さん）、「兄さん、ケーキがあるぜ！」（安元さん）の流れで、髙坂さんも「いただこうっかな！」とプロイセンらしい元気な声で輪の中に入っていきます。ケーキを食べ合う一同、しかし「おいしいけど、さっきお弁当食べたから」とどこまでもマイペースな井上さんでした。


■ ドラマコーナーは5人のキャラが会議

　ステージにマイクスタンドが運ばれるとドラマコーナーへ。安元さんのお誕生会の流れから、ドイツが誕生祝いをしてくれた4人にお礼を言った後、それぞれの家の良さをお客さんにどう伝えるかという相談をし、お互いの良いところを言い合うことに。

　 イタリアが思うドイツの良さは「ムキムキ」で「それだけか！」とツッコミが入ります。スペインは日本に対し、「細かいものを作るのがめっちゃうまい。あと漢字もカッコイイ」と言うと「それは中国さん家のものですね」と、これまた鋭いツッコミ。日本から「ドイツさん、プロイセンさんは何事にもきっちりされているところが素敵ですね」と言われて照れるドイツと「俺様の教育の賜物だな」と胸を張るプロイセン。

　イタリアが「スペイン兄ちゃん家は天国だよ～。料理も美味しいし、あったかいし、何よりかわいい女の子がいっぱいなんだよ」とほめると、「イタちゃんはほんまかわええなー。ロマもこんぐらい素直ならええんやけどなぁ」とスペインが相変わらずな姿を見せます。

　ドイツと日本が鼻を人前でかむことが恥ずかしいか、すすることが恥ずかしいかで言い合いになった後、お互いのことを意外に知らないということで、クイズをすることに決定。ここでスペインの携帯電話が鳴って、出ると相手はロマーノ。パーティに呼んでもらえなかったことにすねて電話を切ってしまいます……。 その時突然会場が明転。一体何が起こるのか!?

　
■ ドラマの流れからクイズコーナーへ。髙坂さんが大活躍！

　ドラマから一転ここからクイズコーナーに。司会進行はドラマで触れたとおり、井上さんと髙坂さん。正解が3ポイント、不正解は0ポイントのほか、お客さんの好反応があったら1ポイント（実際は髙坂さんの気分）というルールで進行していきます。

　 このシステムを逆手にとってか、回答者の浪川さん、安元さん、高橋さんがボケ回答を連発！　1問目の「スペインの4月23日のサンジョルディで男性は女性に花をプレゼントしますが、女性は男性に何をプレゼントするか？」の問いに「花の反対で那覇」と答える高橋さんになぜか3ポイントの正解のチャイムを押す髙坂さん。その後も髙坂さんは高橋さんに甘く、3ポイントのチャイムを連発。一方浪川さんには徹底的に不正解のブザーを鳴らします。浪川さんが「どうして!?」と叫び、会場が爆笑の渦に。また髙坂さんヒントというジェスチャーヒントも謎をよぶばかりで正解につながらず……。

　途中、クイズから離れ、寿司のシャリは18グラムにちなんで粘土を握って18グラム分の量を当てたほうが勝ちというゲームに。安元さんは職人風に握りますが、高橋さんはなぜかツチノコのような造形で提出。しかしグラムがニアピンの17g代だったため、勝者は高橋さんに。

　このコーナーの結果は、1位は18ポイント獲得の高橋さん、最下位は2ポイントの浪川さん。終わった後、「関西弁を忘れられる瞬間が楽しい」と漏らした井上さんに、「役をやってる時はキツイってこと？」と高橋さんに突っ込まれ、「プレッシャーがね……」と苦笑いでした。

　
■ イラスト大喜利にボケまくる5人。「キラキラ」が「ケラケラ」に!?

　最後のコーナー「美しき爆笑の世界！　ふきだしヘタリア」では、スクリーンに映し出されたアニメ『ヘタリア The World Twinkle』のシーンと中に描かれた吹き出しの中身を考えてスケッチブックに書く「イラスト大喜利」が行われました。

　1問目は6話のカンガルーに囲まれてドイツに電話で助けを求めるイタリアのシーンで、「まぶたがボンドでひっついちゃった」（浪川さん）、「あれ、このシャワーお湯が出ないよ」（高橋さん）、「工場長～！（制服っぽいから）」（髙坂さん）と珍回答が連発します。

　5話のドイツとプロイセンがビールを傾け合うシーンから進行役の安元さんも緊急参加。　進行役がいなくなったことで、書く音とBGMが鳴り響く不思議な空間に。意を決した髙坂さんの「お前のネクタイ、ワカメじゃね？」、「いいえ、海苔です」に場内も爆笑です。

　 その後もイラスト大喜利にボケまくる5人。「こんなにボケまくるなんて」と浪川さんは大爆笑。高橋さんも「イベントの仕事をしにきたのにずっとふざけただけなんですけど」とクタクタの様子。安元さんは「今年一番キツい仕事」と言いながら楽しそうに笑っていました。最後には「キラキラしたところを伝えるつもりが我々がケラケラしただけだった」と、楽しそうな皆さんでした。

　
■ 次回イベントも決定！　アメリカやイギリスといった濃いメンバーが登場!!

　大爆笑のイベントもEDに。最後はキャスト陣より会場の皆さんへメッセージが贈られていました。

◆髙坂さん
「こんなに大勢の人の前でキャッキャしたのは初めてかも。これも皆さんのおかげです。ありがとうございました」

◆井上さん
「『ヘタリア』のイベントは大感謝祭以来だけど僕も成長したなと（笑）」

◆高橋さん
「回を重ねるごとに皆さんと距離が縮まって。皆さんの温かい声があればまたお会いできると思うし、『ヘタリア』もどんどん広がっていくと思います。今後も応援よろしくお願いします」

◆安元さん
「久しぶりの感じがしなくて。こんなに楽しくて、よく笑う現場はそうそうないと思うので『ヘタリア』の現場が大好きです。次はみんなと一緒に収録したいですし、また皆さんともお会いしたいです」

◆浪川さん
「今日は頭脳勝負で疲れました（笑）。擬人化作品はいろいろあるけど、この作品が走りで。主題歌を歌ったのも初めてで思い入れのある作品です。この先もずっとできたらいいなと思っています。みんなの応援も大切だし、僕らも頑張ります。みんなで力を合わせていきましょう！」


　そしてキャストとファンの皆さんが浪川さんの「チャオ！」に声を合わせてイベントは終了。なお、『ヘタリア The World Twinkle イベント～フェスティヴィータ～vol.2、vol.3』も決定しています。浪川さんいわく「メンツが濃いですから。今日とまったく違うイベントになると思います」とのこと。『ヘタリア』フリークはぜひ参加しましょう！


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