愛を貫きたいから、あの手この手を使っていくんです――アプリ『源氏物語~男女逆転恋唄~』キャストインタビュー:月夜役・鈴木達央さん
光源氏がヒロインとなって、男女が逆転した甘い恋愛模様が楽しめる『源氏物語~男女逆転恋唄~』がついにアプリゲームで登場です。眉目秀麗な殿方たちとの恋物語は、平安時代の風を運んできてくれます。
本稿では、キャラクターボイスを務めるキャスト陣へのインタビューをお届け。今回は、月夜を演じた鈴木達央さんです。情熱的に光に迫る月夜の姿、ストーリーの展開などをお聞きしました。
◆月夜プロフィール
――お前を一目見たときから、オレだけのものにしたいと思っていた――
光の宿敵・弘徽殿の女御の弟。
許されぬ恋だが、光と出逢い運命を感じて、情熱的に求婚する。
恋多き男だが、光に決めてからは一途。
高い身分の割に粗野な言動が目立つ。
■ 「ああいう生き方が出来たら幸せだなとは思うんですけど(笑)」
――ゲーム化を聞いたときのお気持ちを聞かせてください。
鈴木達央さん(以下、鈴木):第一印象は、“あ、やるんだな”という感じで。シリーズとして、長く続いていた作品なので、“次はこういう展開なんだな”と素直に受け止められました。
――今回の収録はいかがでしたか?
鈴木:今回はだいぶトリッキーなシナリオになっていたのでその辺りを楽しみつつ、その中で出来ることを最大限に詰めて収録しました。ドラマCDの時とはまた違った雰囲気に取れるかもしれませんが、これはこれで楽しんでいただけたらなと思います。
――今回改めて演じてみて、キャラクターの魅力はどこにあると感じましたか?
鈴木:人の話を聞かないところじゃないでしょうか(笑)。結構自分勝手な所があるんですけど、そんな彼と一緒に遊べるというのがこのシリーズの魅力でもあるので、そんな月夜の性格も含めて楽しんでいただけたらと思います。
――月夜とご自身が似ている部分、逆にここは似ていないと感じた部分はありましたか?
鈴木:似てるところはないですね。月夜は自分本位で動いてしまうことが多いキャラクターなんですが、僕は人との調和を考えてしまうので、目端に気が配れてしまうんですよね。ああいう生き方が出来たら幸せだなとは思うんですけど(笑)。
――ネタバレにならない範囲でどんなストーリーになっているのかお聞きできるでしょうか。
鈴木:もともと、光とは対立している家の人間なので、あまり仲良くしてはいけない立場なんですよね。それを乗り越えてでも自分の愛を貫きたいと、あの手この手を使っていくんです。それに対して光が翻弄されていることが多いですね。
――ドラマCDの収録から間がありましたが、久しぶりに演じてみて気持ちの変化はありましたか。
鈴木:さして変わることもなかったです。いつも通りディレクターの方とお話を詰めて微調整をしながら収録したので、手こずることもほとんどなかったです。
――主題歌も歌われたようですが、こちらのご感想をお願いします。
鈴木:とても色気漂う曲ですし、歌詞も古語に近い言葉を織り交ぜた艶っぽさがあるので、そんな曲の持つ雰囲気を少しでも表現しようと歌いました。6人合わさった曲がどうなるか、ファンの皆さんと同じように楽しんで聞きたいです。
――では最後に、ファンへのメッセージをお願いします。
鈴木:今回アプリゲームになることが決まりまして、様々なキャラクターたちと共にこのゲームを彩らせていただきます。月夜もメインパートだけではなく、いろいろなルートに紛れていきますので、それも楽しんでいただけたらなと思います。そして、他のルートで気になった方は、ぜひ月夜のメインパートの方も遊んでいただけたら幸いです。
■ アプリ『源氏物語~男女逆転恋唄~』作品情報
好評配信中
ジャンル:恋絵巻ノベルゲーム
対応OS:iOS、Android(一部バージョンを除く)
プレイ料金:基本無料(有料アイテム販売あり)
運営・開発:anipani株式会社
>>『源氏物語~男女逆転恋唄~(源氏恋唄)』公式サイト
>>『源氏物語~男女逆転恋唄~(源氏恋唄)』公式Twitter
■アニメイトTVの人気記事!
石田彰さん「誰に対してどんな反応をするのかわかればベスト」
池田秀一さん&古谷徹さん『映画・名探偵コナン』が通常の3倍観たくなる対談
2016春アニメ 声優別出演情報まとめ
『おそ松さん』最終回を前に声優陣がこれまでの放送を振り返り!
梶裕貴さん「全身全霊で役と作品のことを考えられる役者でありたい」