声優
『できちゃった男子 波留日のカレシ編』キャストインタビュー

下野さん、島﨑さん、梶さん、鳥海さんが出演! ドラマCD『できちゃった男子 波留日のカレシ編』キャストインタビューが到着!

 御景椿先生の大ヒットBLシリーズ「できちゃった男子」の最新ドラマCD第6弾が2016年5月25日(水)に発売決定! 初回限定のファミリーパックには描き下ろしマンガ小冊子「いちばん幸せなクリスマス編」がつき、音声ドラマも収録されます!

 そして、今回ドラマCDに出演される波留日役・下野紘さん、隆介役・島崎信長さん、飛翠役・梶裕貴さん、友二郎役・鳥海浩輔さんとキャストインタビューが到着しました! 早速みなさまにお届けします。

──収録を終えての感想をお願いします。

下野:今回『波留日のカレシ編』ということで、主に隆介かなと思いきや、波留日もいっぱい喋っていて、波留日と隆介の関係もだいぶいい感じになってきていると思います。コメディ色が強い部分がありつつ、シリアスな展開もありつつ、そこのメリハリがハッキリしているので演じている側としては今回もものすごく楽しませていただきました。

島﨑:とにかく楽しかったですね。今回は『波留日のカレシ編』ということで、前回の『波留日編』に続き、波留日と隆介がフィーチャーされ、特に今回は隆介に焦点が当たっていました。自分でも今まで演じていて「きっとこういうことなんだろうなぁ」と想像していた隆介のルーツや、どうして波留日のことをこんなに好きになったんだろうとか、総理大臣の息子というとても特殊な生まれで一体どこまでが本当でどこまでが嘘なんだろうというところが、かなりクリアに見えてきて、波留日への愛が本当に100%なんだと感じられました。僕の中でも、いつものテンションの高い隆介はもちろん、ギャップのあるかっこいい面や、ちょっとダークに見える部分もより馴染んできた気がします。波留日との距離感もストーリーが進むほどにぐんぐん近づいてきて、心が踊る収録でした。

梶:今年も『できちゃった男子』の季節がやってまいりました。どこかソワソワした気持ちで待っていた自分がいたような気がします(笑)。今回は友と2人きりのシーンがそこまで多いというわけではなかったのですが、変わらずあたたかいお話で、演じていてすごく楽しかったですし、シーンの情景が頭に浮かびやすく演じやすかったです。

鳥海:毎年恒例のこの時期がやってまいりました。今回は波留日と隆介のがメインの話だったので、我々親チームは変な言い方ですけどちょっと楽をさせて頂きました(笑)。今回はより“親感”がすごくあったなぁと思って、回想とかも含めつつ、時代は流れているのを非常に感じる収録でした。

──ファンの皆さんよりキャストの皆さんへの質問をたくさんいただきました!
第6弾ということで、その中より6問お答えください!

『自分の演じているキャラクターの魅力、チャームポイント、お気に入りのところを教えて欲しいです』あすえるさん


下野:波留日のお気に入りのところはツッコミなところかな? 波留日は結構ツッコミ担当なので、そこが演じていて個人的に楽しいなって。隆介との会話は本当にツッコミがいがあるし、今回はお父さんもヒドイし隆介もヒドイからもう楽しい楽しい(笑)。

島﨑:隆介はまず何より波留日LOVEな部分ですね。そこが彼のアイデンティティーであると同時に最大の魅力だと思います。隆介の格好良い面やちょっとダークなギャップのある部分も、波留日への愛があるからこそ魅力的なんだと思います。

梶:飛翠は威勢がよくて、テンションが高くて、いわゆる“男子”という印象が強いキャラクター。と、思いきや結構照れ屋だったり、繊細なところもあったりして、そういうところも可愛らしいポイントなのかなぁと思います。

鳥海:友二郎は言葉数が少ないところです。少ない中にも、大事なところはちゃんと抑えている。昭和の男みたいな、黙して語らずみたいな。すごくいい男だなって思いますね。

『「できちゃった男子」はどのお話もかわいくて素敵ですが、みなさんの中でお気に入りのお話はありますか? ちなみにわたしは「猫のお母さん編」が、飛翠がとてもかわいくてお気に入りです…!』みみみみみいさん

下野:今回、演じていて今までで一番楽しかった気がする。
島﨑:僕も。よりキャラクターと親和性が高くなったといいますか……。
下野:本当に。今まで波留日は波留日で掘り下げていく部分がありましたけど、今回は隆介が掘り下げていく部分が前回以上に出てきたので。
島﨑:隆介の裏の部分がかっこよくて好きなんですけど、今回は裏の弱さみたいなものがたまらなくて。波留日に出会って隆介が生きる意味を見つけたぐらいの感じがして。
下野:だからそれを含めお父さんも絡んできてめんどくさい感じになるのかなと思いきや、ある意味隆介のひとり勝ちみたいな終わり方を今回はしているので。
島﨑:お父さんはまだ結構謎がありますよね。
下野:とりあえず悪い人じゃないなっていう(笑)。
島﨑:そうそう。極悪人ではないんですよね(笑)。

梶:前に雑誌の付録CDにあった、飛翠が花粉症に苦しむエピソードが印象的です。お便り等でも「花粉症のお芝居がリアルで驚きました」というメッセージも頂いたりして、実際に苦しんでいる者ならではの活きたお芝居ができたのではと、自分の中でも思い出深いです。(笑)

鳥海:どれもストーリーとして続いているところなので、その時々の年代で今回は立ち位置が変わって見守る側というのは、そういうのはそういうので非常にいいなと思いますね。全部です(笑)。

『「できちゃった男子」のCDもついに6枚目ということで、飛翠と友のように息ぴったりな収録現場だと思いますが、ぴったりすぎてびっくりした、阿吽の呼吸エピソードがあれば教えてください』みずほさん

下野:今回のトークCD(リブレ通販特典)で、信長くんとお互いに譲り合って、じゃあやろうかなって思った結果、同じようなところで同時に読み始めるっていうね(笑)。
島﨑:ありましたね(笑)。あとオススメのお酒とか、考えていることが一緒だったりとか。
下野:そういうのがよくあります。
島﨑:はい、よくあります。

梶:お芝居に関しては、どの作品も回を重ねるごとに理解が深まって呼吸もぴったりになっていくものだと思いますが、何より収録し終えた後の鳥さんとのフリートークでは、いつも会話が弾むなと思いますね。元々は同じ事務所の直属の先輩でしたので、そういう波長が合うところがあるのかもしれません(笑)。

鳥海:わりと併せのセリフとかあったりしたときに、意外と合うもんなんですよね。びっくりするぐらい。事前に打ち合わせをしなくてもなんとなくアイコンタクトとかで。他の現場でも会ったりしているから余計になんだと思うんですけど、たぶんそれぞれの声優さんの呼吸みたいなのがなんとなくわかるんじゃないですかね。だから意外とシンクロするときもありますよね。ゾーンみたいな。もちろん台本に書いてあることをお互いに喋っているんですけど。でもそういう感覚が無くなるときがたまにありますよ。たぶん浮かんでいる絵が共有するんでしょうね。それが一致するとそうなるんでしょう。

『できちゃった男子CD1巻の「おれんち」で小学4年生の波留日が、友二郎から「飛翠が怒ってない時が普通じゃない時」と教わったというセリフがあるのですが、皆さんは「俺、こんな時は普通じゃない!」というのはありますか?』ともぱんさん

下野:ずっと爆笑しているときは普通じゃないです。よく笑うんですけど、年に何回か変なツボに入って逆に怖いくらい笑っているときがあって、自分でも制御きかない瞬間が、ある意味普通じゃないですね。

島﨑:静かなとき。何かしら集中したいときとか考え込んでいるとき。あ、もちろんひとりのときは静かですけど(笑)。人と居て黙っているときは、何かしら集中したいときとか考え込んでいるときなので普通じゃないっていうか……。
下野:そういえばロケ終わりで皆で飲みに行って、じゃあいざ乾杯って飲み始めたら(信長くんが)静かなんですよ。何でだろう? と思ったらね、寝てたんですよ。やっぱ静かなのは普通じゃなかったんだな~て(笑)。
島﨑:あの時は本当に普通じゃないくらい眠かったです(笑)。

梶:空気が読めないときです。プロとしてあえて空気を読まない演技をやらざるを得ないときは別として、基本的にプライベートや現場では、その場の空気を意識してなるべく良い雰囲気の中で過ごせたらなぁと思っているんですけれど…自分の体や心のコンディションがあまり良くないときは、その空気を読もうというところに脳が回らなかったりエネルギーが回らなかったりするのかなぁと思います。

鳥海:基本僕はフラットに生きているので、喜怒哀楽がそんなに出ないですね。普通じゃないときって自覚してないときなのでわからないですね。

『最近思いもせずに「俺、できちゃったよ」ということはありましたか? ちなみに私は、難しいステップだと思っていたものがすぐにできてしまったのが「できちゃった」ことです!!』よこつぃーさん

下野:去年の話になりますけど、二点吊りっていうワイヤーで吊られるフライングを初めてやったときに「意外とくるっと回れたな」「あ、意外とまっすぐ立てるんだな」と。「思いのほかできた!」と思って。自分の中でもすごく不安だったんで意外にできてびっくりしましたね。

島﨑:下野さんと一緒のイベントでフラフープ対決をした時に、お互い何年ぶりなんだろうという状況でやったんですけど、意外とできちゃって。
下野:俺は何年か前にイベントで自分がフラフープできないのはわかってたんで無理だなと思ってたんですけど、信長くんは全然ぐるんぐるん回ってましたね。
島﨑:腰の振りが大事だと聞いてたんでそこを意識してやってみたら結構できちゃったんです。フラフープは腰の振りですね!

梶:「ジェットレブ」という水を噴出するバックパックみたいのを背負って海の上に浮かぶアクティビティに一昨年挑戦したんですが、意外とうまくできたというか、そこで働いている方々にも「最初でここまでやれるのはすごいですよ」と言っていただけて。すごく難しそうなイメージがあったので「あ、できちゃった!」と思って嬉しかったです(笑)。長いときは10秒くらい浮いていられましたね。

鳥海:イベント本番に突然思い立って、プロレスのリングのトップロープをいきなり飛び越えたら、出来てしまったことが意外とびっくりしました。あれ?できちゃった!て(笑)。

『もし自分が赤ちゃんに戻るとしたら、どのカップルに育ててもらいたいですか?』わーなんさん

島﨑:波留日と隆介の子供になるってことは、おじいちゃんが総理大臣と極道ですよね?
下野:あー、でも俺そっちのほうがいいわ。そこから俺のどんなサクセスストーリーが始まるのかわくわくしちゃうよね。
島﨑:確かに。それだけ高貴な生まれなら、色々と可能性が広がりそう!
下野:じゃあお前高貴な方に行きなよ。俺、アウトローな方行くから。
島﨑:わかりました! 高貴を目指して! 下野さんはアウトローを目指して。まあ波留日と隆介の子供になったら結局良い子になりそうですけどね。
下野:最終的に日本を牛耳られればいい(笑)。
島﨑:気付かないうちに英才教育を施されるかもしれないですよね。
下野:隆介は子供を溺愛しすぎるがゆえに厳しそうだもんな。

梶:自分が演じているのもあって、やはり飛翠と友がいいなと思いますね。僕自身、愛情持って波留日を育てたつもりなので(笑)、その愛情の中で育っている子供は恵まれているのかなと思います。

鳥海:いいバランスなのは飛翠と友二郎なのかなって気はしますね。お父さんとお母さんみたいな。ギャーギャー口うるさく言うのはお母さんで最後にスッと出てくるのがお父さんみたいな昭和感がありますね。でもそういうものがいいんじゃないですかね。

──ドラマCD発売を待っているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

下野:今回、第6弾ということで、隆介の過去が垣間見られる回となっておりますし、今後『できちゃった男子』がどういう風になっていくのかますます楽しみになるストーリーになっておりますので皆さん是非とも聴いていただいて、もちろん飛翠と友も応援していただきたいところなんですけど、波留日たちもこれから溢れるぐらいのエピソードが出てくるんじゃないかなと個人的には思っていますので皆さんこれからも引き続き『できちゃった男子』を応援してください。そして今回の『波留日のカレシ編』是非とも聴いてください。よろしくお願いいたします。

島﨑:皆さんの愛と応援のおかげで、こうしてドラマCDとして『波留日のカレシ編』に隆介役として関わらせていただくことができました。本当にありがとうございます。隆介くんは人としていろんな面が見える子で、役者としても演じていて楽しいし、一読者としてみても魅力的な男の子で、今回彼のより深いところまで表現する機会をいただけて本当に嬉しかったです。長いことドラマCDでも続けさせていただいていますが、回を重ねるごとに楽しさや面白さがより深まっていって、次の機会も本当に楽しみです。もちろん飛翠と友もそうなんですが、波留日と隆介もこれから何があっても絶対に幸せになってくれるはずですので、今後ともどうぞよろしくお願いします!

梶:おかげさまで今回で第6弾、ドラマCD『できちゃった男子』シリーズ6年目ということで、応援してくださっている皆さんには本当に感謝しております。だんだんと波留日たちが軸のエピソードが中心になってきていますが、今回のようにそれを見守りながら友と2人で日常を過ごしている感じというのも、長くこの作品に携わってきた身からすると、とても心地の良い時間だったので、おそらく次は…ハラハラ編になると思いますけれど、親としてしっかり参加できたら嬉しいなと思います(笑)。今後とも、応援よろしくお願いいたします。

鳥海:皆さんの応援のおかげで6作目ですか。6年間の長きに渡ってお送りしていますけど、今回は波留日と隆介がメインの話にはなっているんですけど、我々も立ち居地を変えつつ、回想シーンではグッとくるようなところもあったりもするのでそちらを楽しんでいただいてまた来年お会いできたら嬉しいなと思います(笑)。

──キャストの皆さん、ありがとうございました!

■ドラマCD「できちゃった男子波留日(ハルヒ)のカレシ編」初回限定ファミリーパック 商品情報

発売日:2016年5月25日(水)
原作・著:御景椿

<CAST>
波留日/下野紘
隆介/島﨑信長
飛翠/梶裕貴
友二郎/鳥海浩輔
寿衣留/金田朋子

<内容>
 男夫婦・友二郎と飛翠が育てた息子・波留日は、しっかり者のイケメン大学生に成長。念願の初エッチを済ませラブラブのはずが、彼氏・隆介の過去が気になり不安になってしまう波留日。そんな時、隆介が誘拐されてしまい……!? 「好きすぎてどうしよう。このまま閉じ込めておきたい」隆介、本性発覚 エロラブな二世帯ファミリーBLCD第6弾! 子供時代のマザコン波留日と飛翠の「いちばん幸せなクリスマス編」が描き下ろし小冊子で読める! 初回限定ファミリーパックで登場★ 「いちばん幸せなクリスマス編」は音声ドラマでも収録♪

価格:3,300円+税/CD1枚組+描き下ろしマンガ小冊子
品番:CEL-076
JANコード:4571284840768

【発売元】リブレ出版株式会社
【レーベル】Cue Egg Label
【販売先】アニメイト、Amazon、中央書店コミコミスタジオ、リブレ通販など一部取り扱い書店・CDショップにて予約・販売
※初回限定はなくなり次第販売終了となります。
※描き下ろしマンガは単行本への再収録は予定しておりません。

■特典
 新譜を以下の販売店で購入ごとにプレゼント※無くなり次第配布終了
【リブレ通販特典】下野紘&島﨑信長キャストトークCD
【アニメイト限定特典】御景椿描き下ろしマンガペーパー

■フェア
 期間中(5/24~6/30)、新作CDと一緒にシリーズ旧譜CDをアニメイトでお買い上げでプレゼント!※無くなり次第配布終了
新作発売記念!アニメイト限定「できちゃった男子」ドラマCDシリーズ~二世帯ファミリーフェア~特典梶裕貴おしゃべりCD

>>特設サイト

■ドラマCDの視聴やキャストコメントもUP!
<ドラマCDの視聴>
「これまでのお話」CV:梶裕貴 鳥海浩輔


「波留日の悩み」CV:下野紘 島崎信長


「ふたりの出会い」CV:下野紘 島崎信長


「いちばん幸せなクリスマス編」CV:下野 紘 梶 裕貴


<キャストコメント>
波留日役・下野紘さん


隆介役・島崎信長さん

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(C)TsubakiMikage/LibrePublishing 2016
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