TVアニメ『神撃のバハムート』第2期タイトルに隠された意味――AJ2016にて、吉野裕行さん、井上剛さんがトークを展開

　2016年3月26日(土)・27日(日)、東京ビッグサイトにて開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2016」(AJ2016)。同イベント2日目となる27日(日)、Cygamesブースでは『神撃のバハムートGENESIS』のトークショーが行われました。ステージでは、『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』の追加情報も公開されて大盛り上がり！　本稿では、そんなトークショーの模様をレポートとしてお届けします。

【出演者】
ファバロ・レオーネ役：吉野裕行さん
カイザル・リドファルド役：井上剛さん
さとうけいいち監督

■ 前作から10年後の世界『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』に迫る

　イベントは司会を務める井上さんの呼び込みにより、監督と吉野さんが登壇したところからスタート。始めに第1期『神撃のバハムートGENESIS』をPVや場面カットで振り返りつつ、作品について語っていきました。中でも監督は、印象に残っているシーンとして、第10話で馬車に轢かれるアザゼルの場面を挙げ、吉野さんも笑いながら共感します。また2015年5月に行われた「神撃のバハムートGENESIS オーケストラコンサート」の話題になると、改めて吉野さんは圧巻だったと大絶賛。作中のワンシーンが、そのまま再現されたような内容もあり、感動していた模様です。

　
　そんな第1期を踏まえつつ、待望の新作『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』のクロストークに突入！　「AnimeJapan 2016」で公開されたティザービジュアルやPVを見ながら、吉野さんと井上さんが気になった部分を、監督へ質問していきました。井上さんは、ビジュアルの奥にいるリタが背負っている手について尋ねます。すると監督曰く、リタが背負っているのは“カイザルの手”ということで、詳細は本編にて明かされるそうです。

　
　吉野さんは、タイトルの“VIRGIN SOUL”の意味を聞くも、監督は脚本の大石静氏から聞いた方がいいと冗談交じりにコメント。ちなみに脚本は既に書き上がっており、監督も太鼓判を押すほど自信満々の様子。また、PVでも元気いっぱいの姿を見せたヒロイン・ニーナについては、何か着けている左手に注目してほしいと監督からヒントが。すると吉野さんと井上さんは、その点に気が付いたようで、声を合わせて何かを納得しました。

　
　その後は、新旧キャラクターが織り交ぜられたPVを上映し、気になる場面について3人でトークをしていきます。映像中にはカイザルが馬に乗って戦うシーンがあり、井上さんが監督へ詳細を聞き出します。すると、乗っている馬はカイザルの愛馬・バリーナ・シャル・リドファルドの2代目ということが判明し、井上さんを始めとする会場のファンから大きな声が上がりました。

　
　ひと通り第2期について話し終えると、ここで本作の追加情報も遂に公開！　Cygamesから今春創刊予定の漫画アプリ「サイコミ」にて、漫画『神撃のバハムート GENESIS』の連載が決定しました！　本作は1期と2期の間を繋ぐ話になっており、ステージで何点かのカットが公開されると、会場から大きな歓声が沸き起こります。また、ショートアニメの制作も決定！　漫画と同じく、1期と2期を繋ぐ物語ということで、複数本製作中と発表されました。

　
　最後は登壇者からファンへコメントが送られると、会場の全員で「バハりMAX!」と声を合わせ、イベントは終了となりました。

　

■ 作品情報

【スタッフ】
監督：さとうけいいち
脚本：大石静
キャラクターデザイン：恩田尚之
美術監督：中村豪希
音楽：池頼広
アニメーション制作：MAPPA

>>TVアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』公式サイト
>>TVアニメ『神撃のバハムート VIRGIN SOUL』公式Twitter(@baha_virginsoul)