声優
『劇場版 ソードアート・オンライン 』完成披露試写会レポート

松岡さん、戸松さんらメインキャスト陣が集結!『劇場版 ソードアート・オンライン ‒オーディナル・スケール-』初日舞台挨拶レポート

2017年2月18日、東京・新宿バルト9にて、『劇場版 ソードアート・オンライン ‒オーディナル・スケール-』の初日舞台挨拶が行われました。

『劇場版 ソードアート・オンライン ‒オーディナル・スケール-』は、原作者である川原礫先生描き下ろしストーリーによって描かれる、『ソードアート・オンライン』(以下、SAO)シリーズ初の劇場版。全世界での原作小説の発行部数は1,900万部にも及び、現在はハリウッドによる実写ドラマ化も進行するなど、その人気は国内だけに留まらず、世界中からの注目を集めている作品です。

実績ある俳優陣との共演に「これほど緊張する舞台挨拶はない」と明かす松岡さん

その公開初日となる本日2月18日に行われた舞台挨拶では、松岡禎丞さん(キリト役)、戸松遥さん(アスナ役)、神田沙也加さん(ユナ役)、井上芳雄さん(エイジ役)、鹿賀丈史さん(重村教授役)らメインキャスト陣と伊藤智彦監督が登壇。MCを務めるニッポン放送・吉田尚記アナウンサーの進行の下、本作にまつわるトークを行っていました。

 まずキリトのライバル的な役割であるエイジを演じた井上さんは、アフレコの時は実感がなかったものの、実際に完成した映像を見ると、作中でのエイジが圧倒的な強さをもっていたことが嬉しかったと明かします。一方松岡さんは舞台裏で、戸松さんに「こんなに緊張する舞台挨拶はない」と漏らしていたほど、ガチガチに緊張気味の様子でしたが、それぞれのキャラクターとしての台詞を披露する場面では、戸松さんと息のあった演技を見せ、客席からの拍手喝采を集めていました。

また伊藤監督からは、「劇場版となるとゲストにいろいろな人を呼びたくなるのですが、ミュージカルの界隈の方々ならアニメとの親和性が高いから大丈夫だろうと考えました
と本作キャスティングについての意図も明かされます。ミュージカル的な話だという言葉に、「そういえば自分は歌わなかった……」と井上さんが思い出すと、「ごめんなさい!」と伊藤監督が謝罪する一幕も見られ、客席の笑いを誘っていました。

『SAO』シリーズの大ファンだという神田さんは、最初に出演の話をいただいた時、「ソードアート・オ…」と作品のタイトルを最後まで聞くよりも先に「やります!」と即答したほどだったそうで、自分自身がその大好きな作品に出演できることに喜びを隠しきれない様子。アフレコでは、神田さんに対して直接伊藤監督が演技指導する一幕もあったそうですが、様々な作品を手がけてきた伊藤監督を前に、アニメファンである神田さんの方が緊張していたのだとか。

声優は2度目の挑戦になるという鹿賀さんは、『SAO』ならではの専門用語の多さに難しさを感じたこともあったそうですが、「非常に独特の世界観で面白い作品に出演できて良かった」とコメント。加賀さんが演じる重村と対峙する場面では、その重厚な演技を前にした松岡さんは「勝てる気がしなかった」と圧倒され気味だったそうで、戸松さんも「声優には表現できない演技を見ることができて、すごく勉強できることが多い現場でした」とも語り、ミュージカルで多大な実績を重ねた面々との共演をそれぞれの糧にしていた様子でした。

最後はキャスト陣から、様々な視点から、何度でも劇場に足を運んで本作を楽しんで欲しいという願いが明かされた後、伊藤監督から「映像・音楽など、すべての面において劇場で見なければと思えるものを作れたと思っています。最後のシーンでは、あるキャラクターが隠れてもいるので、何度も劇場に足を運んで探してみてください」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくりました。

 いよいよ本日より公開となる、キャスト陣もその出来栄えに太鼓判を押す『劇場版 ソードアート・オンライン ‒オーディナル・スケール-』。ARという新たな舞台で描かれるキリト達の物語に要注目です。

作品概要

■『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』
公開日:2017年2月18日(土)から全国公開中
配給:アニプレックス
上映時間:119分

●イントロダクション
TVアニメ『ソードアート・オンライン』シリーズは、第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原 礫氏による小説が原作となる、謎の次世代オンラインゲーム《ソードアート・オンライン》を舞台に繰り広げられる主人公・キリトの活躍を描いた作品である。2009年4月の原作小説第1巻発売以来高い人気を誇り、日本国内での累計発行部数は1,250万部を突破(全世界1,900万部)。そして2度のTVアニメ化やゲーム化、コミカライズ、グッズ制作などを行っており、幅広くメディアミックス展開されている。そして2017年春、川原 礫氏の完全書き下ろしによる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の公開が決定。世界中のファンがその日を待ち望んでいる。

●ストーリー
2022年。天才プログラマー・茅場晶彦が開発した世界初のフルダイブ専用デバイス≪ナーヴギア≫―― その革新的マシンはVR(仮想現実)世界に無限の可能性をもたらした。それから4年……。≪ナーヴギア≫の後継VRマシン≪アミュスフィア≫に対抗するように、一つの次世代ウェアラブル・マルチデバイスが発売された。≪オーグマー≫。フルダイブ機能を排除した代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた最先端マシン。≪オーグマー≫は覚醒状態で使用することが出来る安全性と利便性から瞬く間にユーザーへ広がっていった。その爆発的な広がりを牽引したのは、、≪オーディナル・スケール(OS)≫と呼ばれる≪オーグマー≫専用ARMMO RPGだった。アスナたちもプレイするそのゲーム に、キリトも参戦しようとするが……。

●オーディナル・スケールとは
≪オーグマー≫専用ARMMO RPG。最新技術を用いた次世代的ゲームとして話題となり、発売と同時に世間を席巻した。現実世界をフィールドとして、各所に出現するアイテムの蒐集、モンスター討伐などを経てプレイヤーの≪ランク≫を上げていく。≪オーディナル・スケール(OS))の特徴はこの≪ランキング・システム)で、全てのプレイヤーのステータスは、基数(カーディナル数)ではなく序数(オーディナル数)であるランクナンバーによって決定される。ゆえに、ランク上位のプレイヤーには圧倒的な力が与えられ、ソロのPvPにおいては、ランクの順位が勝敗の大きな要因となる。

●AR(拡張現実)型情報端末《オーグマー(Augma)》とは
小型のヘッドホンのような外見の次世代ウェアラブル・マルチデバイス。そのコンパクト性はVRマシン≪アミュスフィア≫をはるかに凌駕する。フルダイブ機能の代わりに、AR(拡張現実)機能を最大限に広げた。覚醒状態の人間に視覚・聴覚・触覚情報を送り込むことが可能で、フィットネスや健康管理をゲーム感覚で楽しんでいるユーザーも増えている。

●STAFF
原作:川原 礫(「電撃文庫」刊)
原作イラスト・キャラクターデザイン原案:abec
監督:伊藤智彦
脚本:川原 礫・伊藤智彦
キャラクターデザイン・総作画監督:足立慎吾
モンスターデザイン:柳 隆太
プロップデザイン:西口智也
UIデザイン:ワツジサトシ
美術監督:長島孝幸
美術監修:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲
色彩設計:橋本 賢
コンセプトアート:堀 壮太郎
撮影監督:脇 顯太朗
CG監督:雲藤隆太
編集:西山 茂
音響監督:岩浪美和
音楽:梶浦由記
制作:A-1 Pictures
配給:アニプレックス
製作:SAO MOVIE Project

●CAST
キリト(桐ヶ谷和人):松岡禎丞
アスナ(結城明日奈):戸松遥
ユイ:伊藤かな恵
リーファ(桐ヶ谷直葉):竹達彩奈
シリカ(綾野珪子):日高里菜
リズベット(篠崎里香):高垣彩陽
シノン(朝田詩乃):沢城みゆき
クライン(壷井遼太郎):平田広明
エギル(アンドリュー・ギルバート・ミルズ):安元洋貴
茅場晶彦:山寺宏一
ユナ:神田沙也加
エイジ:井上芳雄
重村:鹿賀丈史

●主題歌
LiSA 「Catch the Moment」

『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』公式サイト
『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』公式ツイッター

(C)2016 川原 礫/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/SAO MOVIE Project
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