浪川大輔さん、柿原徹也さん、江口拓也さんら声優陣が闇フォンデュで阿鼻叫喚!?　アニメイトチャンネル配信中『パリピ！』撮影レポート【後編】

　声優界の“パリピ（パーリーピーポー）”こと浪川大輔さんが、パリピ声優をゲストに迎え、様々なパーティーで盛り上がるアニメイトチャンネルの人気番組「パリピ！」。第1弾は、森久保祥太郎さん、谷山紀章さんらがゲストに出演し、まさにスペシャルな一夜となりました。

　そんな本番組ですが、4月より第2弾が配信スタート！　ゲストに柿原徹也さん、江口拓也さんを迎えて、再びパリピな一夜が織りなされます。本稿では、そんな『パリピ！』第2弾の模様を3回にわたってレポート！　今回はお酒が蓄積されてハイテンションな3人のパリピが“闇フォンデュ”なるものに挑戦しますが……？

アダルティな雰囲気に包まれた最後の一夜は闇を見る!?
　今回のテーマは「仮面パーティー」ということから、華美な仮面とマントを身に着けた3人が登場。前回、前々回とは異なる、怪しげな空気でスタートしました。

　
　そんなアダルティな雰囲気ですが、前半のトークパートでは仕事にまつわる少し真面目なお話が。ときに柿原さんが場を引っかき回しつつ、大人をテーマにこれまでの半生やそれぞれの成長っぷりなど、真面目なトークが飛び出します。「パリピ！」でしか見られない、大人な3人の表情は要チェックです。

　
　そして真面目な雰囲気から一転。テンションを取り戻したパリピが挑戦するのは、怪しい大人のパーティゲーム「闇フォンデュ」。こちらは闇鍋とチーズフォンデュを組み合わせたもので、始まる前から危険なムードに包まれます。

　それぞれ、誰かに食べさせたい食材や、自分が食べたい食材を持ち寄り、先に何がついているか分からない串を引いて、それをフォンデュにして食べていきます。

　
　もちろん、どれもチーズに合う食材ばかりではなく、互いにリクエストした食材で一喜一憂する一幕も。4月、5月と様々なコーナーにノリノリで挑戦してきたパリピな3人ですが、今回ばかりは闇を垣間見たようで……？

　
　ついにクライマックスを迎える3人のスペシャルなパーティー。アダルティかつ、声優としての真面目なエピソードも飛び出した「パリピ！」第2弾最終回（#6）の模様は、6月30日(金)の配信でご確認ください！

　
収録後のキャストにインタビュー！
――収録を終えた感想をお聞かせください。

浪川大輔（以下、浪川)：みんなで大人なトークをしていましたね。他ではこんな深いトーク聞けませんよ。個人的に仮面やマントを誰一人抵抗なく身につけて、スッと立ち上がった場面には感動したので、ぜひその姿を配信で見ていただきたいと思います。あと「闇鍋チーズフォンデュ」をしましたが、串はもっと強めに刺しておいてほしかったです（笑）。

江口拓也（以下、江口）：まず、闇鍋の概念についてですよね。

浪川：これはクレームものですよ(笑)。

江口：コーナーとして「闇鍋チーズフォンデュ」と言われていたのに、闇じゃなかった（笑）。その衝撃的なオチは見ていただかないと分からないと思うんですけど、「闇鍋チーズフォンデュ」とはなんだったのか、というところから始まりますよね。

浪川：事前に取った食べたい物のアンケートはなんだったのかと。

江口：そうなんです。そもそも自分で選んだ食材を食べられてないですからね！　結構、気を遣って選んだんですよ？

浪川：こっちも一生懸命に考えたんだよ。なのに、それが食べられないって……。

江口：そういったところを含めて、楽しんでいただければと思います……。

　
――柿原さんはいかがでしょう？

浪川：前回、前々回と彼は何も覚えてないですからね。

江口：でも4月、5月と来て、6月は一番新しいですから（笑）！　今さっき収録したので、きっと覚えてますよ！

柿原徹也（以下、柿原）：……覚えてないです。

一同：(爆笑)

浪川：インタビューなのに全く覚えてないって！　そんな人いませんよ！(笑)

柿原：振り返るよりも……手を差し伸べたいから……。

江口：何を言っているんですか(笑)。

柿原：自分の過去を振り返った後に、困っている人を見たら手を差し伸べてあげたいじゃないですか。それが一番の大切なことだと思います。なので、僕は今のところ自分の過去は振り返らないですし、4月、5月、6月と来ましたけど、4月で覚えていないことを、その後も覚えているわけないんです！

浪川：堂々としてる!?

柿原：誇りに思いたいのは、4月から6月まで収録してきた中で、スタッフやマネージャーに「このままじゃヤバいぞ」と言われず、「いけいけ！」と求められた結果がこれだということです。

一同：(笑)

柿原：僕は何も悪くないです。もし「そろそろお水飲んだ方がいいですよ」と言われたら本格的にヤバいと思います。

浪川：たしかに1回も水を勧められてなかったからね。今だって取材を受けながら缶チューハイ飲んでるし(笑)。

江口：もうここにはパリピしか居ないですよ(笑)。

柿原：パリピじゃないからね!?　世の中で一番パリピじゃないのは僕ですから！　多分、これだけは勝てます。人数が何人かいるところに飲みに行くことになったら、僕はかなり気合を入れます！　そして、飲みに行くときに「無理だな」「どうするかな～」「人に迷惑をかけるかもしれないなぁ」、それらを本気で考えている人、常日頃から考えている人が……浪川大輔なんじゃないかなと。

浪川・江口：!?

柿原：この人は、もともとパリピじゃないので。

浪川：えー……声優界の「パリピ」というウリでこの番組をやっていますけど……。

柿原：一番よく分かっている人ですからね。言ってみればホストですよ。若手との飲み会で一番酔っ払っているのに、一番年上なのに「みんな飲んでる？　グラス空いてる？」と一番聞いて回るのは浪川さんですし。だから、パリピはこの業界にいないですね。

浪川：この番組の名前……『パリピ！』なんだよね(苦笑)。

　
――それでは配信を楽しみにしている方へ、代表して柿原さんよりメッセージをお願いします。

柿原：久しぶりにめちゃめちゃ楽しかったですね。本気でやったな……。

一同：(笑)

柿原：僕はマネージャーと一蓮托生なので、面白かったかどうかは絶対に聞くし、演出はマネージャーと一緒に考えて実行に移しているんですが、今回は久しぶりに面白くなったと思います。これが浪川さんと江口君の2人じゃなかったら、面白くならなかったと思いますしね。本当は4月、5月と、僕もメッセージを言いたいくらい……。

浪川・江口：(笑)

柿原：伝説に残るパーリーピーポーを演じられればいいなと思って、収録させていただきました。所詮、演じているパリピですけど、この『パリピ！』はエンターテインメントなので！　『パリピ』こそ、エンターテインメントなので！　個人的にも楽しく収録させていただきました。

一番のパリピは、この4月から6月配信の我々だと、世に言わしめたいですよ！　もしかすると、第3弾があるかもしれない、新しいゲストが来るかもしれない。そのときは……浪川さん、頑張ってね！

――ありがとうございました！

[取材・文／鳥谷部宏平]