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『よう実』先行上映会で声優陣が実力測定に挑む!!

ファッションチェックされる千葉翔也さんに、東山奈央さんは名司会ぶりを発揮!『ようこそ実力至上主義の教室へ』先行上映会で、声優陣が実力測定に挑む!!

 人気PCゲーム『暁の護衛』『レミニセンス』を手掛けた、衣笠彰梧氏とトモセシュンサク氏のタッグがおくるライトノベル『ようこそ実力至上主義の教室へ』(以下、『よう実』)のTVアニメが、いよいよ2017年7月12日(水)放送スタート! その放送に先駆けて、6月24日(土)に科学技術館サイエンスホールにて、第1話の先行上映会が行われました。

 イベントには主人公・綾小路清隆を演じる千葉翔也さんほか声優陣5名が登壇し、上映前には本作に登場するキャラクターたちの紹介を行いました。もちろん上映後には声優陣が“実力主義”ですべてが決まる、本作にちなんだチャレンジを行うコーナーも!?

【出演者(※敬称略)】
千葉翔也(綾小路清隆役)
鬼頭明里(堀北鈴音役)
久保ユリカ(櫛田桔梗役)
竹達彩奈(軽井沢恵役)
東山奈央(一之瀬帆波役)


千葉さんは清隆に似ている
 今回のイベントでは東山さんをMCに、まずは本作の見どころやキャラクターを紹介することに。もちろんアフレコ現場での話もあり、清隆役の千葉さんが毎回すごくキマッたカッコいい姿で収録に臨む話が飛び出します。なんと共演の女性声優陣にファッションチェックをされているそうで、このイベントでも「爽やかそう」だと評価を受けていました。

▲千葉翔也さん(綾小路清隆役)

▲千葉翔也さん(綾小路清隆役)

 また男性ひとりでの登壇になった千葉さんは、平田洋介役の逢坂良太さんにこういったイベントでの立ち回り方をアドバイスしてもらっていたそうで、そのことを東山さんから暴露されてしまう一幕も!?

▲東山奈央さん(一之瀬帆波役)

▲東山奈央さん(一之瀬帆波役)

 作品周りについての情報では、本作が監督二人体制であることに触れられます。声優陣もその点はありがたいそうで、キャラクターたちの見方が偏りすぎず、厚みのあるディレクションを貰えているそうです。

 キャラクター紹介では、本作の中心人物たちが詳らかに! 主人公の清隆は“頭の中では色々と考えているが、それが言葉や表情に出ないタイプ”。演じる千葉さんが「目に覇気がない」と紹介すると、ほかの声優陣から「(千葉さんと)似てるよね!」という声が聞こえてきました。「瓜二つ」とも弄られていて、座長である千葉さんがなんだかんだ現場の中心にいることが窺えました

 鬼頭さん演じる鈴音は、清隆とは対照的な“孤高を貫く女の子”。友達ができないのではなく必要ないと割り切っています。鬼頭さん自身は「私と似ていない」と言っていましたが、千葉さんと話している時はそっくりだという話も……!?

▲鬼頭明里さん(堀北鈴音役)

▲鬼頭明里さん(堀北鈴音役)

 櫛田桔梗については“男女ともに好かれるタイプの女の子”。久保さんによると「爽やかで嫌味がない」とのことです。加えて「原作を知っている方はまた色々と……」のような気になる発言もありましたが、裏表のない素敵な女の子であることは間違いないでしょう!!

▲久保ユリカさん(櫛田桔梗役)

▲久保ユリカさん(櫛田桔梗役)

 清隆たちが所属する、Dクラスのヒエラルキー最上位にいるのが軽井沢恵。演じる竹達さん自身は彼女とは真逆の立ち位置だったらしく、演じていて新鮮だったことを話しました。また、『よう実』の現場に来ると毎回緊張するそうで、アフレコでは不良っぽさを出すことを意識しているとコメント。

▲竹達彩奈さん(軽井沢恵役)

▲竹達彩奈さん(軽井沢恵役)

 最後はこの日の出演者が演じるキャラクターのなかで、唯一Bクラス所属の帆波。クラスの中心人物として目立つ立場なのですが、東山さんによると今後の物語のなかで、清隆や鈴音らDクラスの面々と絡んでいくことになるそうです。

 ほかのキャラクターたちを一気に紹介すると、あまりにも濃すぎる男性キャラクターの存在が明らかとなりました。葛城康平(CV:日野聡)などは「本当に高校生か?」と思わずにはいられない容姿で、可愛い女性キャラクターだけでなく、男性キャラクターも存在感を放っています。

 声優陣に本作の印象を聞いていくと、千葉さんは友達を作りたくても作れない清隆にすごく共感したそうです。物語自体もページをめくる手を止められなくなるくらい魅力的で、考えさせられる部分もあったと語っていました。

 久保さんからは、普段ライトノベルを読まない人にも読みやすい作品とのコメントがありました。ここで、高校生の学校生活を描きつつも、どんな人にも刺さる要素を持っていることが明らかになっていきます。どうやらキャラクターたちが本心を隠しつつ、腹の探り合いをすることがあるようなので、本作に触れる際は各キャラクターたちの心情や目的にフォーカスしてみるといいかもしれません。


“クズ”のレッテルを貼られたDクラスはどうなる!?
 PVとキービジュアルを公開したところで、いよいよ第1話の上映がスタート! サブタイトルは、哲学者・ニーチェの“悪とは何か、弱さから生ずるすべてのものだ”となっています。

 清隆たちが通う高度育成高等学校は、在学中、校外に出られない代わりに、学内にショッピングモールなどが用意された特異な環境。また、ここでは全生徒に実際のお金と同価値のポイントが、毎月10万円分振り込まれます。

 もちろんただの高校生に毎月10万円も渡されるはずもなく、清隆たちDクラスの面々は、担任の茶柱佐枝(CV:佐藤利奈)から衝撃的な事実と、“クズ”のレッテルを突き付けられます。

 第1話は本作の世界観についての話や、キャラクターたちの顔見せとなっていた印象。また、バスの中でお婆さんに席を譲らない男子生徒や、授業中に携帯を弄っている生徒がいるなど、ところどころに引っ掛かるポイントがあり、清隆たちDクラスがいかに落ちこぼれなのかが描かれていました。

 しかし、いきなり1話から“クズ”のレッテルを貼られて突き落とされたということは、あとは上がっていくだけ。“悪とは何か、弱さから生ずるすべてのものだ”には、反対に“善”について語っている言葉もあったはずです。今後のDクラスの面々の動きに注目を!!

 
東山さんの名司会ぶりが光る!?
 上映後は第1話の感想トーク。印象に残ったシーンやセリフを語っていくと、竹達さんから上がった茶柱先生の「クズというわけだ」のセリフに注目が集まります。ほかの声優陣もこのシーンは印象に残っているようで、東山さんからアフレコ時にスタッフ陣の要望で、このシーンを佐藤さんが様々なパターンで収録されていた話が飛び出しました。

 また、久保さんが逢坂さん演じる平田が苦手だと大暴露! この発言で会場の笑いを攫って行くと、反対にカッコいいと思う竹達さんと議論を巻き起こしました。自分がどの部活に入るかといった自分自身にまつわる情報を、軽々と開示できてしまう平田を苦手な久保さんに対し、竹達さんは彼のそういったコミュニケーション能力の高いところが好きなのだとか。

ゲームコーナーへと移ると、“実力”ですべてが決まる作品にちなんで「よう実Presents 実力測定~~!!」を実施しました。ここでは声優陣の“聴力”“記憶力”“味覚”を測定するということで、声優陣が様々な難問に挑戦!!

 聴力測定では、リコーダーの音を聴いてその音が何を言っているのかを当てることになったのですが、使っている音が“ソ”のみと、まさかの同じ音の繰り返しになっていました。

 何度聞いても“ソ”音の繰り返しのため、声優陣も困惑気味。しかし、まったく手がかりのないまま挑戦することになるかと思いきや、司会の東山さんの裁量で冴えたヒントが飛び出します。

 1問目の「てるてるぼうず」では、梅雨の時期にあうものとして、「雨が良く降るから」「晴れてほしいな」と呟く。2問目の答え「6月24日」では、答えが“日付”であることを教えることで、千葉さん、鬼頭さんら回答者たちを適度に悩ませつつ、正解に誘導していました。

 3問目では唐突にバースデーソングが!! なんとサプライズで、このイベントの前日に誕生日を迎えられた竹達さんをお祝いしました。今年1年の抱負を聞かれた竹達さんは、「子供心を忘れたくないので、今年も全力でふざけていきたい」とのこと。

 2つ目の実力測定は、“記憶力”!! ここでは、スクリーン上に順番に映し出された数字の合計を、暗算で導き出さなければなりません。全部で2問出題されたのですが、画面に映される数字が次々と切り替わっていくので、なかなかの難問に。特に2問目は数字が増やされていたので、全員の回答がバラバラ。この記憶力チャレンジで全問正解したのは、千葉さんのみという結果になっていました。

 最後のチャレンジは“味覚”ということで、16種類の食材のなかから5つの食材でできたスムージーを、声優陣がその場で飲んで、何が入っているかを当てていきました。正解は豆腐・牛乳・はちみつ・きな粉・白ごまペーストで、結果は鬼頭さんが4つの食材を言い当ててトップに! また、使われた豆腐が絹ごしだと言い当てた久保さんには、ほかの声優陣も驚いていました。

 ここまでの獲得ポイントを集計したところ、1問正解の竹達さんと久保さん、3問正解の千葉さんがCクラス。鬼頭さんが4問正解でBクラスとなり、鬼頭さんがトップに!

 実力測定のコーナーが終わったところで、告知コーナーに移りました。原作やBlu-ray&DVDはもちろん、WEBラジオの制作が明らかに! パーソナリティは鬼頭さんと久保さんとなりますので、配信スタートの7月11日(火)は、インターネットラジオステーション音泉をチェックしましょう。

 いよいよ7月12日(水)から順次放送をスタートする、TVアニメ『よう実』。“クズ”と揶揄される清隆たちDクラスの面々が、今後どのように変わっていくのかをぜひ目に焼き付けてください!!

[取材・文/胃の上心臓]

 

作品情報
【STORY】
 この社会は平等であるか否か。真の『実力』とは何か――。東京都高度育成高等学校。それは徹底した実力至上主義を掲げ、進学率・就職率100%を誇る進学校である。そこに入学して1年Dクラスに配属された綾小路清隆だったが、学校は実力至上主義の看板とは裏腹に、生徒に現金と同価値のポイントを月10万円分も与え、授業や生活態度についても放任主義を貫く。夢のような高校生活の中で、散財を続け自堕落な日々を送るクラスメイトたち。しかし、間もなく彼らは学校のシステムの真実を知り、絶望の淵に叩き落とされるのだった……!

 落ちこぼれが集められたDクラスから少年少女たちが見出すものは、世界の矛盾か、それとも正当なる実力社会か。

【放送情報】
AT-X:7月12日 毎週水曜 夜11時30分~
 【リピート放送】
 7月14日 毎週金曜 午後3時30分~
 7月16日 毎週日曜 朝8時30分~
 7月18日 毎週火曜 朝7時30分~
TOKYO MX:7月12日 毎週水曜 深夜1時05分~
テレビ愛知:7月12日 毎週水曜 深夜2時35分~
KBS京都:7月12日 毎週水曜 深夜1時05分~
サンテレビ:7月12日 毎週水曜 深夜1時30分~
TVQ九州放送:7月12日 毎週水曜 深夜2時35分~
BS11:7月14日 毎週金曜 夜11時00分~

【メインスタッフ】
監督:岸 誠二 × 橋本裕之
シリーズ構成:朱白あおい(ミームミーム)
キャラクターデザイン:森田和明
アニメーション制作:Lerche
製作:ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会

【声優】
【Dクラス】
綾小路清隆 千葉翔也
堀北鈴音 鬼頭明里
櫛田桔梗 久保ユリカ
佐倉愛里 M・A・O
軽井沢恵 竹達彩奈
平田洋介 逢坂良太
高円寺六助 岩澤俊樹
須藤 健 竹内栄治
池 寛治 阿部大樹
山内春樹 岩中睦樹
幸村輝彦 郷田翼
【Aクラス】
坂柳有栖 日高里菜
葛城康平 日野 聡
【Bクラス】
一之瀬帆波 東山奈央
神崎隆二 若山晃久
【Cクラス】
龍園 翔 水中雅章
伊吹 澪 小松未可子
【生徒会】
堀北 学 梅原裕一郎
橘 茜 小原好美
【教員】
茶柱佐枝 佐藤利奈
星之宮知恵 金元寿子

>>公式サイト
>>公式Twitter(@youkosozitsu)

(C)衣笠彰梧・KADOKAWA刊/ようこそ実力至上主義の教室へ製作委員会
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