声優
齊藤智也さんら登壇の「モザチュン応援隊イベント」をレポート!

齊藤智也さん、根塚良さん、山本智哉さん登壇! 即興ソングなどの無茶振りコーナーやミニライブで盛り上がった「モザチュン応援隊イベント」をレポート!

2017年7月14日(金)に電撃発表されたイケメンアイドル企画『モザチュン』。その2回目となるイベント「モザチュン応援隊イベント~先輩の分まで頑張ります!~」が8月6日(日)にアニメイトAKIBAガールズステーションにて開催されました。

“夜にしか会えない”と噂の真夜中アイドル“モザチュン”の5人は、昼間は魔法で女の子の姿に変えられ大人気女子アイドルとして、夜は本当の姿<イケメンアイドル>として活動する男の子だった。二重生活を送る彼らは、バレたら芸能界追放となる秘密を守りながら男性アイドルのトップを目指します。

7月15日(土)に行われた第1回イベントでは、先輩組「VAn≠ish」のキャスト・河本啓佑さん(高崎伊織役)、生田鷹司さん(明羽貴彦役)も含めた5人全員が登壇しました。対して今回は、後輩組「PROCYON」のキャスト・齊藤智也さん(星名真幸役)、根塚良さん(伏見勇利役)、山本智哉さん(三咲なつめ役)の3人のみが登壇。本稿ではそんな本イベントの2回目公演の様子をレポート! 先輩がいない緊張感の中で頑張る後輩3人のトーク&ミニライブ、そしてイベント終了後のインタビューの様子をお届けします。

山本さんのニックネームは「あざや」に定着!? その由来とは……
アニメイトAKIBAガールズステーション6Fのイベントスペースいっぱいに集まった“マネージャー(※お客さん)”さんたちの前に、齊藤智也さん(星名真幸役)、根塚良さん(伏見勇利役)、山本智哉さん(三咲なつめ役)の3人が登場。大きな拍手と歓声が出迎えます。挨拶を終えると、「明羽貴彦(CV.生田鷹司さん)推しの人はいますか?」と呼び掛けたり、齊藤さんが高崎伊織(CV.河本啓佑さん)の物真似を披露したりと、この場にいない先輩たちのこともしっかりアピールします。

3人でのイベントは初めてということもあり、やや緊張気味なメンバー。特に山本さんがテンパっている様子でしたが、これを齊藤さんは「まだ緊張が解れていないアピールだ」と指摘。かわいらしさの裏に隠れたあざとさを看破し、「あざともや」「あざや」とニックネームを付けます。さらに客席からも「あざやー!」と呼び掛けられると、山本さんも自分で「あざやー!」と返答。これに対して「そこで“あざや”って言っちゃう時点であざとい」とツッコミが入っていて、山本さんのあざといキャラ(?)は定着しそうな様子でした。

改めて『モザチュン』が昼は女子、夜は男子の二重生活を送っていることが説明されると、夕方はどうなるのかという話に(イベント開始は16時)。すると山本さんから「半分女の子なんじゃない?(笑)」という発言が飛び出します。これには齊藤さんと根塚さんもどこがどう半分になってしまうのかと驚き、会場は笑いの渦に包まれました。

イベントは最初のコーナー「モザコミ劇場」へ移ります。YouTube Liveで放送中の生配信番組『モザチュンCHANNEL』ではお馴染みのこのコーナー。毎週水曜日に雑誌「ゆるよん」のTwitterアカウントで連載中の4コマ漫画「モザコミ」に、3人が声をあてるというものです。今回は、モザチュンや各キャラクターの紹介の話を中心にピックアップして演じます。

真幸の話でテロップに書かれた「バカ」を、山本さんが齊藤さんの目を見て言ったり、なつめの話のオチで山本さんが齊藤さんに壁ドンしたりと、スクリーンだけでなくステージからも目が離せない朗読劇となりました。

齊藤さんによる即興ソングも飛び出した! 恒例(?)の社長による無茶振りコーナー
続いては、モザチュンが所属するポラリスプロ社長からの無茶振り企画。クジ引きによって、シチュエーションとテーマを決定し、それに沿ったイケメン台詞を披露します。

まずは齊藤さんが挑戦。お題は「仲良しグループで夏祭りに出かけているあなた。気になる子の手を引き、そっと抜け出して……」「転びそうになった相手を抱きとめて一言」と、クジ引きなのになぜか自然な組み合わせに。会場からも「おぉー」と感嘆の声が漏れます。いざ演技を試みる齊藤さんでしたが、相手役に選んだ根塚さんの、期待に目を輝かせた表情に笑いを耐えきれず、一度演技を中断してしまう場面もありました。

山本さんのシチュエーションは、「あなたは高校生です。気になる子から調理実習で作ったお菓子を貰いました」。そしてテーマが「一発ギャグで相手をキュンとさせる」というまさに無茶振り。ただでさえ頭を抱える山本さんですが、相手役の齊藤さんが調理実習でお菓子を作るところから熱演。一発ギャグの前に会場を爆笑させてしまい、さらにやりづらい状況に追い込まれます。そんな山本さんは「クッキーだけに、君のこと“すっきー”だよ!」とかわいいダジャレでなんとか無茶振りをこなしました。

そんな仕打ちが仇になってしまったのか、恥じらいが抜けない山本さんが「次は君だ!」と指さしたのはなんと齊藤さん。次は根塚さんのはずが、山本さんが素で間違えてしまった様子。これによって急遽、根塚さんの後に齊藤さんがもう一度やる流れになってしまいます。

気を取り直して引いた、根塚さんのシチュエーションは「いつも強気でキャリアウーマンな先輩が泣いているところを発見」。そしてテーマはなんと「コアラの物真似」とまたもや無茶振り。

実は第一部の回で「コアラとかキリンとか鳴かなさそうな動物が来たら面白いよね」と話していた根塚さん。急きょスタッフが2回目の回で追加した「コアラ」のくじが当たるというミラクル!

「そもそもコアラの鳴き声を知らない」という根塚さんに、「皆知らないだろうから、ここでやったものが皆のコアラになるよ!」と齊藤さんから励ましの言葉が送られます。そして始まった物真似は「ユーカリ食べたい」と、か細い声で普通に喋るコアラでしたが、その可愛さに会場からは大きな拍手が送られました。

最後に、齊藤さんの2回目の挑戦。「あなたはアイドル。握手会に大好きな子が突然現れた」というシチュエーションで演じるテーマは「愛を伝える歌」。なんと即興で生歌を披露! まるで台本のように綺麗な無茶振りの流れにうろたえる齊藤さんでしたが、会場からの応援の声もあり、かっこいい台詞を交じえた素敵な即興ソングで会場を沸かせてくれました。

ここで、いよいよミニライブのコーナーへ。公式サイトで公開中のPVでも流されているユニットソング「モザイク・スターズ」をPROCYONバージョンで披露します。客席のマネージャーさんたちもサイリウムを振り、手拍子を打ちながら大いに盛り上がりました。

ミニライブが終わると、缶バッジの販売情報や名刺配りミッション、そして「モザチュンCHANNEL」の告知が行われました。先日公式Twitterにて、本来は57㎜の缶バッジを57㎝と誤って表記してしまったことにちなんで、本当に製作してしまった57㎝のバッジの模型も登場。スタッフ陣のお茶目なサプライズに会場も笑顔に。最後は会場に集まったマネージャーさんたち一人一人と名刺を渡しながら挨拶をして、イベントは終了となりました。

▲スタッフが本当に作ってしまった57㎝のバッジの模型

▲スタッフが本当に作ってしまった57㎝のバッジの模型

イベント終了後インタビュー
イベント終了後、本日の登壇者3人に独占インタビューを行ってきましたのでご紹介します!

――まずは、イベントを終えての感想をお願いします。

山本さん:三咲なつめ役の山本智哉です。まさかこんなにたくさんの方々が来てくれると思っていませんでした。以前のイベントは生田さんと河本さんも一緒だったので、その先輩たちがいない状況に、始まる前は不安でいっぱいだったんです。でもそれを二人に見せたくなくて、「緊張してる?」って聞かれても「全然平気」と答えていました(笑)。本当は内心ドキドキだったんですけど、それがステージに上がってマネージャーさんたちがいるって認識した瞬間にパッと消えたんです。そして「楽しい!」という感情が湧いてきました。そこからは本当にすごく楽しくて、あっという間に時間が過ぎて行きました。

齊藤さん:星名真幸役の齊藤智也です。見に来てくれたマネージャーさんにはやっぱり、楽しかった、笑った、歌を聞いて幸せになったとか、そういう感想を持って欲しいと思いました。なので、皆の笑顔を見れて僕は幸せでした。ちょっと芸人みたいになりかけていましたけど、幸せな顔で帰ってくれたのが何より嬉しいです。これが僕たちの今後の活動の力になると、そう感じました。

根塚さん:伏見勇利役の根塚良です。僕も今回は先輩二人がいないということで、PROCYONの3人だけで席が埋まるのかが心配でした。ですが、ありがたいことに1部2部ともに満席で、今まで名刺配りを頑張ってきたのが少しは報われているんだ、というのを実感できました。まだミッションは達成していないんですけど、頑張っている途中経過を見れた気がします。

――今回は『モザチュン』として2回目のイベントでしたが、前回と比べて変わったことはありましたか?

根塚さん:個人的には、今回初めてイベントMCを任せて頂いたことです。前回は河本さんがMCをやってくれていたので、自分の立ち位置が大きく変わったという意味で大きな変化でした。YouTube Liveの方では普段MCをやらせて頂いていますが、お客さんを目の当たりにしてのMCは最初すごく緊張して、上手く回していけるのか不安でした。でもマネージャーさんたちが、僕ら3人がわちゃわちゃしているのを楽しんでくれているというのがダイレクトに伝わってきたんです。そこからはあまり深く考えずに、流れに身を任せてやればいいかなって思ってやっていました。

齊藤さん:最初のイベントでは右も左も分からない状態でステージに立っていたのもあって、しっかりキャラクターを演じないとっていう思いが強かったんです。でも今は、声優としての僕たち一人一人を見てくれる人たちもいるので、そういうところに違いを感じました。

それから、僕たち自身が会う頻度も増えて、3人の中で遠慮がなくなっていたり役割も出来上がってきたりしているので、そういう意味でもやりやすくなったなと思います。

山本さん:皆さんが自分を受け入れてくれているなーというのを実感しました。最初のイベントは情報解禁になってすぐの頃だったので、僕がなつめを演じることを皆さんに認めてもらえているのかどうか、不安だったんです。でも今回のイベントで、「山本智哉がなつめくんを演じてくれて良かった」というようなお手紙も頂いて、会場のマネージャーさんたちからも認めて頂けたような雰囲気を感じられて、本当に良かったです。

――名刺配布ミッションもラストスパートということで、意気込みをお願いします。

山本さん:今までもたくさんの方が名刺を受け取って下さって、一日で3店舗行った時には全部回ってくれた方もいて、本当にありがたいなと思いました。そうやって応援してくれている方々のためにも、絶対にCD化をさせたいという思いがどんどん膨れ上がっているのを実感しています。最終日と言わず、その1回前に全て配り終えてしまうつもりで頑張ります!

齊藤さん:地方の方から、「名刺が欲しいのに貰いに行けない」だったり、「会いに行けないですけど応援しています」というメッセージを少しずつ頂いています。これに報いるには、まずはCDを発売するしかない。さらに売れて、地方でもライブしたり、地方のアニメイトにイベントで行かせて頂いたりっていうことで少しずつ恩返しをしていくためにも、残りの名刺は必ず配り切らなければいけないので、一生分の使命をここで果たすくらいの気持ちで取り組みたいと思っています。デビューさせていただいた、最初の作品をどこまでも大きくするための一歩として、この使命を全うします!

根塚さん:二人が言ってくれている通りなので、僕はシンプルに。ここで配り終えなければ男じゃない! 男らしくここは全部やり切りろうと、それに尽きます。

――ありがとうございました。

[取材・文・写真/竹内信哉]

作品概要
【STORY】
真夜中アイドル“モザチュン”――“夜しか会えない” と噂の彼らは誰にも言えない秘密を抱えていた。なんと彼らは、昼間は魔法で大人気女子アイドルとして活躍中!?
昼は女子・夜は男子の二重生活を送る5人だが…バレたら芸能界追放!
スキャンダラスな秘密を守りながら本当の姿<イケメンアイドル>で めざせ、トップアイドル!

【CAST】
星名真幸:齊藤智也
伏見勇利:根塚良
三咲なつめ:山本智哉
高崎伊織:河本啓佑
明羽貴彦:生田鷹司

【STAFF】
イラスト・キャラクター原案:小田すずか
漫画:仁茂田あい
原作:こいけゆき
企画協力:アニメイト
企画・制作:リブレ

>>「モザチュン」公式WEBサイト
>>「モザチュン」公式Twitter @mosatune
>>アニメイト特設WEBページ

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