音楽でも戦いでも理力は絶対！　ベーシスト・シンクの想い――『ディバインゲート零』キャラクターインタビュー《第3回》

ガンホーのスマートフォン向け新感覚パネルRPG『ディバインゲート』。2016年にはTVアニメ化もされましたが、その待望の新章『ディバインゲート零』がいよいよスタートします。

魔力界が引き起こす“魔影蝕”によって、多くの人々を奪われた理力界。その“魔影蝕”に対抗できる力を持つ主人公達が、力を合わせてより大きな対抗力にするためのものが、音楽でした。

バンドで力を増幅し、いずれは“魔影蝕”に消えて行った人々を取り戻す。そんな決意を持つ彼らキャラクターたちにインタビューを敢行！　インタビュアーには、この世界でベテラン音楽ライターとして知られるミスD (ミスター☆ディバイン)氏を招聘し、存分に筆を振るっていただきました。第3回は、尊敬する人物に無理やりバンドをやらされる羽目になったベーシスト・シンクの登場です！

●シンク（宮寺 真玖）
海守学院高等部理力科三年生。ベース。
高等部の生徒会長を務める学年主席の秀才。理力を信奉し、それ以外のものをオカルトとして強く否定する。『魔影蝕』が人々の話題に上り始めた中学時代、ルーニが発表した「共時世界」の仮説に感銘を受け、創設されたばかりの海守学院高等部理力科に入学。そこでルーニやムサシと出会い、戦いに赴いていくことになる。

　

完璧に近い人間、完璧なベーシストをめざす
――ミスDことミスター☆ディバインです！　まずは読者のみなさんに自己紹介をお願いします。

シンク：シンクです。ベーシストです。

――見た目通り真面目そうだね。自分の性格をひと言で表すと？

シンク：完璧な人間、と言いたいところですが、道半ばなので、完璧に近い人間です。

――謙虚なのか傲慢なのか、難しい人間だな。それじゃあ完璧に近い人間として、完璧なベーシストになる道というのはどんなものだと思う？

シンク：楽器はテクニックのみでは成立しないものです。頭では分かっているつもりでも、演奏にクセが出てしまう。これを解明し実践することで、完璧なベーシストになると想定しています。

▲シンクを取材する、ミスD（ミスター☆ディバイン）氏

――演奏理論は、より高い表現力を身に着けるには絶対に必要だからね。キミが短期間で初心者の殻を破れたのも、その考え方のおかげかもしれないね。尊敬してるルーニが、想像してた人物像とはずいぶんギャップがあったみたいだけど、今はどんな気持ち？

シンク：もちろん、唯一無二の理論を構築したプロフェッサー・ルーニのことは、今も尊敬しています。

――理力にこだわりを持っているらしいね。

シンク：こだわり、という言葉は意味が異なるのでは、と思います。理力という概念に対して僕が抱いている感情を的確に言い表すとすれば、「哲学」が最も近いのではないかと思います。


最初は一人だったのが、いつの間にかメンバーがいた
――バンドをやるのは初めてだそうだけど、今のバンドはどう？

シンク：最初は僕一人だったのが、いつの間にか周りにカズシたちがいた、という表現がしっくりきますね。

――バンドメンバーは？

シンク：カズシはいつも面倒そうなそぶりをみせているけど、熱血ですね。ココロは「まっすぐ」という言葉がとても似合う女性だと思います。

リアンはとても鋭いし、理力に対する造詣も深い。短いセンテンスで的確な返答をするんですが、感心しますね。ミカはムードメーカーというんでしょうか。他人を乗せるのが得意ですね。

――魔力界との戦いも待っているけど、決意を聞かせてくれない？

シンク：理力は絶対です。それを証明するだけです。


ベースは最も可能性のある楽器
――ここからは音楽性について聞かせてもらうよ。これまでどんなジャンルの音楽を聴いてた？

シンク：音楽という概念は、理力という概念の外にあるものだと思っていました。だから、ジャンルというよりも音楽自体に触れてませんでしたね。一年前までは音楽の授業で耳にした程度でした。

――オイオイ。音楽の授業以外で何かないかね？　クラシックだったり、店に入れば何か曲が流れているだろう？　子供の頃に観ていたアニメの歌でもいい。何かしら思い入れのある音楽というのはない？

シンク：ないですね。耳にはしていたのかもしれませんが、必要ないものに脳内スペースを確保することはしませんので。

――それでよく音楽をやろうと思ったもんだ(笑)。音楽を始めたきっかけは？　なんでベースを選んだの？

シンク：きっかけは思い出したくないですね。今は一定レベルで感謝していますが、きっかけはひどいものだったので……。それに自分でベースを選んだ覚えもありません。うぅ…何か色々頭によみがえってきた……。いや、平常心平常心……。

――ま、まぁ、キミにも色々あったんだな。それで、やってみてベースというのはどんな楽器だと思った？

シンク：一言で言うと、何でもできる楽器ですね。バンドで演奏するときはリズム隊として主に低音パートを担当し、リズムパターンやルート音を提供することが役割として認識されていますが、ソロも出来るしメロディも奏でられる。最も可能性のある楽器だと思ってます。

――エフェクターと奏法で、無限の可能性が生まれるのがベースだからね。ベーシストとして、ミュージシャンとしての目標を教えてくれない？

シンク：僕はあくまで理力探究の一環としてベースを弾いているので、そういった目標はありません。あくまで理力探究の一環として、世界一に限りなく近いベーシストを目指しています。

――最後に、好きなプロレス技は？

シンク：見たことがないので分かりませんね。

『ディバインゲート（ディバゲ）』基本情報
タイトル：ディバインゲート
ジャンル：パネルRPG
提供カテゴリ：Google Play　「ゲーム」>「パズル」／App Store 「ゲーム」
対応機種： Android OS 4.0以上／iOS 7.0以上
特徴：パネルをめくり道を作ってダンジョンを突き進み世界の謎に挑む、完全オリジナルのストーリーと、スマートフォンならではの操作性を最大限に活かした斬新なアクションを融合させた新感覚パネルRPG！

>>Google Play
>>App Store
>>公式サイト
>>ディバインゲート零 特設サイト