吉野裕行さん＆野島健児さん登壇！荒北から黒田へ継承される一筋は芯の強さ！「弱虫ペダル復習上映Vol.1」レポート

コミックス累計1700万部を超える、渡辺航氏原作による大ヒット作『弱虫ペダル』（秋田書店「週刊少年チャンピオン」で連載中）。自転車＜サイクル＞ロードレースに全てをかける高校生たちの戦いとドラマを描く作品で、何度もTVアニメ化され大人気シリーズとなりましたが、2018年1月より待望の第4期『弱虫ペダルGLORY　LINE（グローリーライン）』が放送スタートとなります。

それに先駆け、2017年11月3日、TOHOシネマズ日本橋にて第3期名エピソード上映会が開催されました。今回のVol.1では箱根学園追い出しファンライドが描かれる第7話、第8話を上映。このエピソードでキーとなる荒北靖友役・吉野裕行さんと黒田雪成役・野島健児さんの2名が登壇し、白熱の追い出しレースや今までのアフレコ等を振り返りました。

荒北役としての登壇は久しぶりの吉野さん
「しんみりと聞かれても困るので、笑ったりしながら聞いてください」という司会の方からの言葉で始まったトークショー。始終和やかな空気が流れておりました。

荒北を最初に演じたのは2013年という事実に、もう4年以上前なのかと驚く吉野さん。荒北を演じるにあたって心掛けたことは何かと尋ねられると、原作を読み、荒北の独特な話し方（ヨ、じゃナァイ！等）をどう声で表現するか気をつけていたと語りました。

また、当時のオーディションで受けた役は巻島だった事や、実は原作を読んでいた時に好きだと思ったキャラクターは新開だという話に、会場からは驚きの声が。

　
野島さんの黒田と箱根学園へ対する思い
一度真波に敗北したにも関わらず、その後副主将となるまで成長を遂げる黒田。第4期の開始を控え、さらなる成長が期待されます。

「そんな黒田を演じていく上で心掛けていることは」と聞かれ、「ブレのない性格」を心掛けたいと話し、一筋は美しいと熱弁していました。荒北引退後の箱根学園については「怪物ランド」であると語り、全員が個性的すぎる箱根学園を的確に表現されていました。

　
二人が追い出しファンライドを演じて感じたこと
吉野さん「荒北にも継承するものがあったのかと、今まで彼が一人でいた分、意外に思いました。黒田が成長してくれて、荒北も嬉しかったのではないでしょうか」

野島さん「黒田さんは『一筋』を荒北さんから学んだので、これからもブレずに芯の強さを演じる上で出していけたらいいなと考えています」

ボイスドラマシリーズの配信に会場の熱気は最大値に！
その後も熱いトークが続き、最後に『弱虫ペダルGLORY LINE』のPVがスクリーンに映し出されます。観客が大画面にくぎ付けになっていた所、なんとここで新情報のお知らせが！

11月中頃からオリジナルボイスドラマシリーズが配信されるということが発表されるや否や、会場の熱気は最大値に！　第一弾は本日登壇された吉野さん演じる荒北と、野島さん演じる黒田で構成される、追い出しファンライド直後のお話だそう。

計６つのエピソードが今後随時配信されるとのことでした。今後も『弱虫ペダルGLORY LINE』から、益々目が離せなくなりそうです。

　
オリジナルボイスドラマ（全6回）配信決定！
2018年1月放送スタートの第4期『弱虫ペダル GLORY LINE（グローリーライン）』に向けて、オリジナルボイスドラマの配信が決定致しました！

ボイスドラマでは『弱虫ペダル』に登場するキャラクター同士の深い繋がりや、過去に本編に登場した舞台の裏で行われていたやり取りを描き下ろしのシナリオで描いています。

全6回のエピソード配信が決定しており、初回は箱根学園の旧3年生・荒北靖友（cv.吉野裕行）とその荒北の意志を受け継ぐ後輩・黒田雪成（cv.野島健児）が登場！

TVアニメ第3期の7話＆8話で描かれた箱学ファンライド後の会話が、描き下ろしの新ビジュアルと一緒にアニメ公式ホームページとTOHOanimation Youtube チャンネルで11月中旬に配信されます。お楽しみに！

[取材・文／室園あ子]

　
作品情報
『弱虫ペダル GLORY LINE』
2018年1月テレビ東京ほか放送スタート

＜イントロダクション＞
　週刊少年チャンピオン（秋田書店）で連載中、渡辺航による日本を代表する自転車（ルビ：サイクル）ロードレースコミック「弱虫ペダル」。ロードレースに全てをかける高校生たちが繰り広げる熱いドラマと戦いにファンは熱狂し、コミックス累計発行部数は1700万部を超える。これまで第1期（2013年）から第3期『弱虫ペダル NEW GENERATION』（2017年）まで放送され、性別・年齢を問わず多くの幅広いファンを獲得、まさに“自転車ロードレースアニメの金字塔”となった。
そして2018年1月、TVアニメ第4期シリーズ『弱虫ペダル GLORY LINE』がいよいよ放送スタート！
　前年の全国大会＜インターハイ＞を制した主人公・小野田坂道が所属する総北高校。チームを引っ張った先輩たちが卒業・引退し、新たな世代のチームとして始動した彼らは、互いに刺激し合い、支え合い、高め合いながら、連覇を目指してインターハイの切符を勝ち取った。そして迎えた決戦の時。ライバルであり王座奪還を狙う箱根学園、怪物レーサー御堂筋を擁する京都伏見、そして全国の強豪たちが一堂に集い、優勝を目指して激しくぶつかり合う！選手全員が各々に秘める想い。直線を疾走するスプリンターとして、山を制すクライマーとして、そしてチームを勝利に導くエースとして…　栄光へのそれぞれのゴールライン＝“GLORY LINE”を最初に駆け抜けるのは、果たして誰なのか―！？

原作：渡辺航（週刊少年チャンピオン）
監督：鍋島修　シリーズ構成：砂山蔵澄　キャラクターデザイン：番由紀子
音楽：沢田完　音響監督：高寺たけし　編集：坂本久美子
アニメーション制作：トムス・エンタテインメント

＜キャスト（声）＞
山下大輝　鳥海浩輔　福島潤　岸尾だいすけ　松岡禎丞　下野紘　宮田幸季　羽多野渉　中村悠一　代永翼　阿部敦　野島健児
宮野真守　小野大輔　内田雄馬　遊佐浩二　福山潤　安元洋貴　森久保祥太郎　伊藤健太郎