声優
『WUG』が語る『アニメJAM』の魅力

「この1年での変化を感じてほしい」『Wake Up, Girls!』青山吉能さん、山下七海さん、高木美佑さんが語る『アニメJAM』の魅力

2017年12月24日に千葉県の舞浜アンフィシアターで開催される『アニメJAM 2017』。今年で4度目となる同イベント。今回は全国7都市(北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、福岡)にて、夜の部のライブビューイングが開催されるなど注目を集めている。

参加作品は『アイドルタイムプリパラ』、『Wake Up, Girls!新章』、『劇場版トリニティセブン』、『けものフレンズ』、『魔法陣グルグル』、『妖怪ウォッチ』、『恋愛暴君』などバラエテイに富んだラインナップとなっている。

同イベントの開催に先駆け、4度目の出演を果たす『Wake Up, Girls!(以下、WUG)』の青山吉能さん、山下七海さん、高木美佑さんにデビュー当時から出演を重ねてきた『アニメJAM』の魅力や当日の意気込みなどを聞いた。

『アニメJAM』とは?
――『Wake Up, Girls!』は2014年から連続での『アニメJAM』出演となります。まずは、『アニメJAM』というイベントについて教えてください。>

山下七海さん(以下、山下):『アニメJAM』は、色々な作品が集結する夢のイベントです。これまでお会いしたことないキャストさんも多く登場するので、私たち的にもすごく楽しみなんです。ライブだけではなくゲームやクイズのコーナーもあるので、すごく盛り上がる時間になると思います。

――『WUG』から見た時の『アニメJAM』の魅力はどんなところですか?>

青山吉能さん(以下、青山):全然雰囲気の違う作品が集まっているのが魅力だと思います。他にこんなイベントってパッと浮かばないくらい。今回も、『妖怪ウォッチ』と『劇場版トリニティセブン』、『魔法陣グルグル』が一緒に出ていたり。『アイドルタイムプリパラ』と『WUG新章』もアイドルが出てくる作品ですけど、全然雰囲気が違いますよね?作品ごとの世界観が違うからこそ、色んな面白さが生まれると思います。

――今回は全国7都市でライブビューイングが開催されます。皆さんはライブビューイング会場に足を運んだ経験はありますか?

青山:私はライブビューイングに参加したことはないのですが、父や友だちが過去の『Wake Up, Girls!Festa』の時、熊本の映画館に足を運んでくれたのは覚えています。ライブビューイングって喋ったり、目立っている人しか映らないみたいで。なので、今回はいかに自分が映れるか?勝負です!

――出演者側としては大事なポイントですね。

青山:当時は友だちにも「よっぴー出てたね?」くらいの感じだったので。頑張らないと!

――映画館だと飲食OKだったり、色々な楽しみ方をしている方がいるという話を聞きました。

山下:それぞれで楽しめる感じがいいですね。優雅に見れそう。

――昨年はMay’nさんと『タチアガレ』で共演を果たしたりと、色々な思い出があると思います。これまでの『アニメJAM』で印象に残っていることや思い出などをお聞かせください。

高木美佑さん(以下、高木):May’nちゃんとのコラボ以外だと、私たち罰ゲームばっかりやってるので(笑)。去年は『i☆Ris』さんが優勝だったのですが、それまでの2014年、2015年は罰ゲームをするチームを決めていたんです。『WUG』は2年連続で最下位になりまして・・・。クリスマスシーズンなので、クリスマスのグッズを持って、定番の告白セリフとかやりましたね。

後は、去年のオープニングで他の作品の出演キャストの皆さんが「こんにちわぐー」ってワグポーズをやっていただけのが思い出に残っています。逆に今年は、他の作品に乗っかってみようかな?

山下:私は実際にやっていないんですけど、印象に残っているのは『i☆Ris』さんの足つぼですね。2015年の時に、温泉にあるような足つぼマッサージの上を歩きながらが歌ってて。それが、痛かったらいいんですけど、耐えられるレベルだったら、どうやってリアクションすればいいんだろうと思って見ていましたね(笑)。

――ありがとうございます。では、青山さんお願いします。

青山:はい。しっかりと覚えています!私は2014年の『アニメJAM2014』で「異能バトルは日常系のなかで」にて出演されていた早見沙織さんに初めてお会いしたんです。憧れ中の憧れの早見さんと同じ空気を吸えた記念日になりました。ご挨拶した時も私、感極まって泣いちゃって、、、。それが自分の中では凄く思い出に残っています。その後、収録現場で一緒になったときにも、「吉能ちゃんだよね?」って言ってくださって(照)。本当に女神だなぁって。

――なるほど。『アニメJAM』での思い出はありますか?

青山:そうですね。記念撮影の時の位置が、早見さんと距離が若干近かったこと?

――“本編”での思い出はありますか(苦笑)?

青山:早見さん好きだー!!!

高木:個人的すぎるでしょ(笑)!!

青山:そうだ!2016年の『D-selections』。あんなに大きな会場(幕張メッセ)で『WUG』のメンバー以外と一緒に歌うのが初めてだったので、すごく緊張したの覚えています。気心しれたこの7人じゃないとあんなに緊張するんだなぁって思いました。

――ありがとうございます。では、『アニメJAM』のここを楽しんで欲しいというポイントはありますか?

山下:『アニメJAM』はライブだけじゃなくて、作品にちなんだクイズのコーナーもあるんです。その時は、『WUG』を知らないお客さんやキャストさんも盛り上がってくださって。「こんなふうな感じなんだ?」とか。会場に集まっていただいたお客さんの反応を見れるのは私もとても楽しいですし、皆さんも楽しいと思います。

『WUG』から『けものフレンズ』チームに質問
――先日『アニメJAM 2017』のHPでアンケートが実施されていました。同じ質問を青山さん、山下さん、高木さんにお聞きしてもいいですか?まずは1問目。「出演キャスト に出題してみたい問題を自由に記載ください」からいきましょう。

青山:いいですね。その作品が好きな人からマニアックな問題とか出てきそう。はい!『けものフレンズ』さんに質問です。

高木:おっ?なぁに?

青山:「『けものフレンズ』と言えば、動物がたくさん出てきますが、『うぇいくあっぷがーるZOO!』にも動物がたくさん登場します。ライオン、トラ、シロクマ、オオカミ、ワニ、ワシ。では、あと一匹は何でしょう?」

もしも選ばれて、正解だったら「すごーい!」って言います!

全員:(笑)

『WUG』からMay'nさんへのメッセージ
――ありがとうございます。では、2問目に参りましょう。「その他イベントに向けて、出演キャストへのメッセージやご質問があればお願いします」ということで、どなたがいいですか?

青山:そうだ!May’nちゃんへのメッセージにしようよ?

山下:うん。クリスマスメッセージ贈ろう!

青山:タイトルは『愛しのMay’n』で。じゃあ、私から行くね?「あれから1年、色んなことがあったね。泣いたり、笑ったり・・」

高木:泣いたっけ??

青山:リハの時に泣いたの!3人で(言葉を)つないで行こう!

高木:「パンダンスしたり」

山下:「人狼したり」

青山:「あなたに会えて、本当によかった」

山下:よっぴー締めてるじゃん(笑)。

青山:ウフフ。続けて?続けて?

山下:えーっと。「だけど私たちまだまだ、これからだよね?」

高木:「WUGのツアーに来てくれた。May’nちゃんのバースデイライブに呼んでくれた。でも、まだ足りないの!」

青山:「これからも行くぞ!がんばっぺ!Wake Up, May’n!」。じゃあ、まとめますね?

高木:メッセージじゃなくて詞だったの!?

青山:このメッセージからはじまる『One In A Billion』ですよ。

高木:イントロ長くない(笑)?

2017年の総決算。今年こだわったことは?
――毎年行っているLIVE TOURと『アニメJAM』のようなイベントに出演する場合で、心構えなど違う点はありますか?

青山:当たり前ですが、ツアーと違って、色んな作品やアーティストの皆さんが参加される大規模イベントには、絶対に『WUG』のこと知らない人がいる。というのを心がけてパフォーマンスしています。これまで『WUG』のことを知らなかった人にも私たちの思いを届けるぞ!って気持ちで、出演していますね。

山下:ツアーの場合は、公演ごとにエンジンが上がっていく感覚というか。歌声を含めたパフォーマンスにも更に磨きを掛けていく感じなのですが、イベント出演はその1回のステージが全てですよね。なので、本番前にはメンバーとも心を1つにして、今日歌う、1曲・2曲に集中しよう!って頑張っています。

高木:他のユニットのファンの方々や『WUG』目的じゃなくて来てくださった方が、『WUG』のことを「気になるなぁ」って存在に見えるようにというのは心がけていますね。他にはトークパートの時に、他の共演者さんたちとの立ち位置を考えてます。『WUG』はどういった存在であれば良いのか?とか。

山下:いつも本当に助けていただいてるよね。すごく感謝してます。

――『アニメJAM』は2017年12月24日開催ということで、『WUG』にとって今年最後のステージになりそうです。この1年、更にパフォーマンスに磨きが掛かったという声もありますが、青山さん、山下さん、高木さんとしては何を念頭に置いてご自身のパフォーマンスに磨きを掛けていった印象がありますか?

山下:お家で自分たちのLIVETOURのBlu-rayを見た時に、ライブ中にまっすぐ視線が向いていると、すごくキレイに見えるなって気づいたんです。

だから、盛り上げるときには客席を見る。バラードなどのパートは、まっすぐに視線を向ける。こういったところにもこだわることで、後からBlu-rayを見てくださった方たちにも私たちの魅力が伝わるのかなって思いました。

これまでは、歌って踊って皆で楽しむところに集中していたんですけど、ワグナーさんたちはそれ以外のところもしっかりと見てくださるので。色々なことを考えながらライブでパフォーマンスができるようになった年になりました。

高木:自分らしさをもっと出したいと考えるようになりました。舞台(舞台「Wake Up, Girls! 青葉の記録」)を経験したことが大きかったんですけど、私の演じている岡本未夕というキャラクターが個性的で可愛いに寄っているキャラなんですよね?私もそういったダンス・パフォーマンスを磨いたほうが、『WUG』の中でもっと輝けるんじゃないかって。なので、今までよりもステップを内股にしたりとか、少しキャラクターっぽいになるように心がけています。これは『WUG』のライブに関して、ですけど(笑)。

青山:そうですね。ライブの時に自分では心から楽しくて笑ったりとか、この歌詞いいなって心を込めて歌っていても、それが想像よりもあんまり身体に反映されていないなって思ったんです。

これに気づいたのは3rd LIVE(Wake Up, Girls! 3rd LIVE TOUR「あっちこっち行くけどごめんね! 」)くらい。ダンスも自分が思っているよりもキレがないなとか。自分のことを自分で全然知らなかったなって。

自分が一生懸命やっているだけだと、人には一生懸命やっているようには映らないことに気づいちゃったんです。少し残酷な話ですけど。だから、一生懸命やりながらも、目線や笑い方を変えてみたりとか、工夫するようになりましたね。

また、2017年は『Wake Up, May’n!』の活動もあったので、歌に対する意識が変わりました。『Wake Up, May’n!』でやるからには、歌でMay’nちゃんの足を引っ張るわけにはいかないって思って。雲の上の方ですけど、May'nちゃんに少しでも追いつけるように、歌もさらに頑張ろうって思えた1年でしたね。

2秒以上目を合わせる!
――では、『アニメJAM』に向けて挑戦してみたいことをお聞かせください。

高木:ライブ中のカメラにワンショットで映りたい!ライブビューイング会場を独占したいです(笑)。バッチリ目線も入れたいですね。

山下:他のキャストの皆さんとたくさん写真を撮りたいなぁ。いつも、気を遣ってしまうので。今年は私も出ている作品も出演するので、頑張りたいです。

青山:私ライブ中にお客さんの目をすごく見るんですけど、なぜか青山と目が合ったって言う方が少ないんですよね。いつもすっごい見てるのに!でも、原因が分かったんです。目が合ったと思ったら、私がすぐに離しているみたいで。いつも照れちゃうんですよね。なので、当日は2秒以上目を合わせるように頑張ります!

――最後に『アニメJAM』への意気込みをお願いします。

青山:私たちトークイベントはそんなに多くないのでゲームもクイズも楽しみです。『WUG』ちゃんたちが頑張っている姿を見届けて欲しいですね。

山下:他作品の出演者さんたちもそうそうたるメンバーになっています。『WUG』ちゃんも目立てるように7人でしっかり力をあわせていきたいです。また、『WUG新章』ももっとたくさんの人たちに知っていただきたいので、アピール頑張ります!

高木:『WUG』の魅力を知らない方に伝わるように、頑張りたいです。また、『Wake Up, May’n!』としてのライブもできるということで、今年のライブやイベントの締めくくりになるように『アニメJAM』頑張りたいと思います。

――ありがとうございました!

[取材・文/川野優希]

アニメJAM2017
テレビ東京の人気アニメが集まる夢のコラボレーションイベント、2017年も開催決定!
各作品の豪華キャスト&アーティストが舞浜アンフィシアターに大集結!年に一度の祭典を、今年もぜひお見逃しなく!

<イベント概要>
■開催日程:
2017年12月24日(日)
【昼の部】開場 13:00 開演 14:00 
【夜の部】開場 17:30 開演 18:30
※※時間は変更になる可能性があります。
■会場:舞浜アンフィシアター(〒279-0031 千葉県浦安市舞浜2−50)
■出演作品:
アイドルタイムプリパラ ・ Wake Up, Girls! 新章
劇場版トリニティセブン ・ けものフレンズ ・ 魔法陣グルグル・妖怪ウォッチ・恋愛暴君

■出演:
<CAST>
○アイドルタイムプリパラ
伊達朱里紗・大地葉・山田唯菜・茜屋日海夏・山北早紀
○Wake Up, Girls! 新章
吉岡茉祐・永野愛理・田中美海・青山吉能・山下七海・奥野香耶・高木美佑
○劇場版トリニティセブン
原由実・松岡禎丞・佐倉綾音・内田彩・日笠陽子・柚木涼香・村川梨衣・東山奈央
○けものフレンズ
尾崎由香・小野早稀・佐々木未来・根本流風・田村響華・相羽あいな・築田行子・山下まみ・内田彩
◯魔法陣グルグル 
石上静香・小原好美・小西克幸・大地葉・藤井ゆきよ
○恋愛暴君
青山吉能・長野佑紀・原由実・大坪由佳
◯妖怪ウォッチ
戸松遥・遠藤綾
 
<アーティスト>
ORESAMA ・i☆Ris・Wake Up, Girls!・ZAQ・どうぶつビスケッツ×PPP(※本宮佳奈さんの出演はございません)
Wake Up, May’n!・ミラクルミラクル・安野希世乃

■主催:テレビ東京・アニメJAM2017実行委員会
■企画・制作:テレビ東京/エイベックス・ピクチャーズ  
■チケット(ライブビューイング)
【夜の部】18:30上映開始 3,800円(税込/全席指定)
>>詳細はコチラ

※本公演同様、3歳未満は入場不可
※出演者変更に伴う払戻し不可
※別途プレイガイド手数料がかかります
※時間は変更になる可能性があります。
※昼の部のライブビューイング実施はございません。

[実施劇場]
※劇場リスト参照(本会場:舞浜アンフィシアター)

■お問い合わせ先
【公演に関するお問い合わせ】
インフォメーションダイヤル TEL:03-5793-8878(オペレーター受付時間 平日13:00~18:00)

■HP
アニメJAM 公式HP  
アニメJAM 公式Twitter  
ライブビューイング受付

© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京/ IPP製作委員会 
© Green Leaves / Wake Up, Girls!3製作委員会 
© サイトウケンジ・奈央晃徳/KADOKAWA/トリニティセブンE.A.製作委員会 
© けものフレンズプロジェクト
© 衛藤ヒロユキ/SQUARE ENIX・「魔法陣グルグル」製作委員会
© LEVEL-5/妖怪ウォッチプロジェクト・テレビ東京
© 三星めがね・COMICメテオ/恋愛暴君製作委員会
© TOMY・OLM/ミラクルちゅーんず!製作委員会

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