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久野美咲×井口裕香『オトッペ』1周年記念対談

久野美咲さん×井口裕香さん『オトッペ』1周年記念対談|個性的なオトッペたちと音をテーマにしたシュールなストーリーで話題の人気作

世界一のDJを目指す少女・シーナがオトッペタウンに迷い込み、音から生まれた様々なオトッペ達と交流していく『オトッペ』。CGによる個性的なキャラやファンタジックな風景、様々な音をテーマにしたストーリー、耳に残り、つい口ずさみたくなる歌などで、子供から大人まで人気上昇中の番組。

そんな『オトッペ』がこの4月で1周年、2年目を迎えました。それを祝して主人公のシーナを演じる久野美咲さんと、オトッペの1人、ウィンディ役の井口裕香さんとの対談が実現! この番組の魅力や想い、見どころなどを語っていただきました。

他の現場での反響が大きい『オトッペ』。2年目突入は幸せ!

――人気番組『オトッペ』がこの春、2年目を迎えました。

シーナ役・久野美咲さん(以下、久野):私は子供の頃、幼稚園に行く前や小学校の帰りなど、NHK教育テレビ(現Eテレ)を見て育ちました。そんな小さい頃の思い出がたくさんある教育テレビの番組に、いま声優として参加できていることも幸せだなと思っています。

ウィンディ役・井口裕香さん(以下、井口):私も久野ちゃんと同じですごくうれしくて。もっともっと長くという希望も芽生えてきているところです。

――放送が始まってから周りの反響を感じることはありましたか?

井口:いっぱいあるよね。特に現場でお子さんがいる役者さんやスタッフさんによく声をかけてもらいますね。

久野:ちょうど昨日もスタッフさんに「『オトッペ』毎日見てました」と言われましたよ。その方は、放送が始まった4月から御覧になっていたそうですが、最近まで、シーナが私の声だとは気が付かなかったそうです(笑)。色々な方に「シーナが久野ちゃんって最初わからなかったよ」ってよく言われます。ビックリしてもらえて、なんだか嬉しいです(笑)。

井口:でも子供が好きだから一緒に見ていたらエンドクレジットで私や久野ちゃんが演じていたと後から発見してもらえるのはうれしいよね。

ポップで様々な音も楽しめて、シュールさもあり子供から大人まで楽しめる番組

――では『オトッペ』についての印象は?

井口:毎回、シュールだよね。

久野:そうですよね。最初の頃は、わかりやすさに重きを置いている作品かなと思いました。何が起きたのか、キャラがどんな感情になったのか、一瞬でわかってもらえるようなお芝居のディレクションもされました。でも回数を重ねていくにつれて、どんどん奥が深いお話になっていって。

井口:キャラも増えて、それぞれすみ分けができて、より幅も広がって。

久野:大人も楽しめるような、作りこんだお話になってますよね。

井口:子供は純粋にかわいいとか、音を楽しめるけど、キャラの会話はちょっとクセがあったり、シュールだったりして、大人の私達が思わず、クスりとしちゃうような。例えばウィンディは毒っ気があったりして。

井口:CGの絵もポップでかわいいですね。

久野:そうなんです! 立体的で、ウィンディのほっぺのぷにぷに感も伝わるし。あと効果音もかわいいですね。歩く足音とか。

――キャラの絵がモニターぎりぎりくらいに大きくなることがよくあって。ああいう表現ってなかなか見ないし、視聴者との距離感を縮めるのにも効果的だなと思いました。

井口:なるほど! そうかも。

久野:画面を映している視点が低いですよね。俯瞰(ふかん)の絵があまりなくて。テレビ画面を見る子供達が、オトッペ達と視線が合うように作られているんでしょうね。

井口:それで見てくださる方がオトッペタウンにいるように感じてもらえたらうれしいですね。

主人公のシーナは世界一のDJを目指すひたむきでまっすぐな女の子で中性的な声を意識

――ここでご自身が演じるキャラの紹介を。まずシーナの印象は?

久野:シーナは世界一のDJを目指している女の子なんですけど、初めて演じた時、「中性的に聴こえるようにしてほしい」と言われました。少女にも少年にも見える絵ですし、どちらの性別にも解釈してもらえるキャラになってますよね。小さい子にとっては、好きな性別のほうに捉えれば、感情移入しやすいんじゃないかと思います。見て感情移入しやすいようにする狙いなのかなと。

だから声的にはどちらにも聴こえるラインを何度も何度も探りながら、そこに到達できるまですごく頑張って収録しました。最初は大変でしたが、今はとても楽しみながら演じています。

井口:今ではあの1話の苦労を感じさせないほど、自然だよね。だけど大きなターンテーブルはどこから出すの? 不思議。

久野:アレはランドセルなんですよね。シーナはとにかく音が大好きで、例え痛い目に遭っても音のためなら何だってするくらい、ひたむきで真っ直ぐなところがシーナの魅力です。あと、DJプレイをするシーンでは、すごくノリノリになるんですよ。

井口:DJらしく、ビートにのっている時はキリっとするよね。

久野:ちょっとカッコよくなるところも演じてて楽しいですね。

井口:シーナはまっすぐで、元気の塊というか、久野ちゃんの声と合わさって、幸せな空間を生み出してくれる子で。シーナが主役だから見てくれているんだろうなと

久野:ありがとうございます!!うれしいです(笑)。

ウィンディは風のオトッペで気まぐれで自由奔放だけど憎めない。マネしたくなる口グセも大切に

――シーナとよく一緒にいるウィンディは風のオトッペですね。

井口:音から生まれた不思議な生き物がオトッペで、みんな個性的で魅力的ですけど、その中で一番自由奔放なのがウィンディです。自分の興味があることにはのめり込むけど、興味がないことには「別に」と気もそぞろで。

その自由奔放さを、大人が見ても子供が見ても嫌な子にならないように心がけています。ディレクションでも「今のはちょっと意地悪だったかな?」と言われたり(笑)。でも自由な発言が楽しいので、私も怒られるまでは自由にやろうと。

久野:収録ではアドリブを任せていただくことが多いんですけど、井口さんのアドリブは毎回おもしろくて。シーナがトラブルに遭ってわたわたしている時も、裏でウィンディがずっとしゃべり続けていたり、鼻歌を歌っていたり。ウィンディはかわいいし、憎めなくて、井口さんのお芝居は素敵だなっていつも思っています。

井口:ありがとう。でもシーナやみんながいるから成立する自由さだから。あとはうるさすぎたらカットされるかなと思いながら(笑)。

久野:そういう時もありますよね(笑)。

井口:シーナに頼まれて、いいよと2つ返事で請け負ったのに、寝てて忘れてしまったり、普通だったら攻められると思うけど、おちゃめにかわいく演出してくださっているのもうれしいです。

久野:ウィンディはいつも悪気はないですからね。

井口:オトッペタウンのみんなは純粋で素直だから。また見ているとついマネしたくなる口グセもどのキャラにもあるので、ウィンディを演じる時もそこは大切にしています。

ウィンディパパの登場と大物DJのフリをするシーナのお話が印象的

――第1シーズンを振り返って、印象的なシーンを挙げてください。

久野:どのお話もおもしろくて(笑)。

井口:5分の番組とは思えないほど、どのお話も濃厚で。でもウィンディパパが出てきた時はビックリしました。唯一じゃない親族が出てきたのは?

久野:確かにそうですね。オトッペに親子がいるってことは……じゃあ年齢は? とかいろいろ気になってきちゃいました(笑)。

井口:お父さんも自由気ままで。かわいいパパが出てきて、シーナとは違う掛け合いを見せるウィンディも新鮮でした。

久野:ウィンディが社長で活躍しているフリをするんですよね。

井口:そうそう! ここで頑張っているよと見栄張って。しっかりもの、大人っぽく見せようとする姿やお父さんにビビる姿は普段と違う表情だったので、そういう面が見られてうれしかったし、演じていても楽しかったです。

久野:私、収録の時に笑いが止まらなくなってしまったお話があって。「大物DJシーナ」の回で、音楽雑誌の取材を受けるために、シーナが大物のフリをするお話があるんです。オトッペたちから喋り方や衣装など、あれこれレクチャーを受けるのですが、語尾をぜんぶ「である」にするのが、私自身ツボにはまってしまって(笑)。だけど

演じている私達だけではなく、ブースの向こうのスタッフさんたちも笑っていて。こんなにみんなで楽しみながらアフレコできるのって、素敵なことだなと思いました。

井口:決してふざけているわけじゃなくて、本気でやっているから、本気で笑えちゃうんですよね。ちょいちょい笑っちゃうシーンがあるよね。オトッペタウンのラジオDJのペッペラーノさんもおかしいし。

久野:ドアモリソンもおもしろくて。ドアが開くと顔まで変わっちゃうんですよね。時々、とても長い詩をよむときもあって。台本には3行にも渡っているんです。脚本の方も、一体

どこからその引き出しが出てくるんだろうと思うくらいすごくて。

井口:キャラの掘り下げもすごいよね。

久野:表面的な部分だけでなく、思考回路までしっかり考えて作ってくださってるから、こんなに楽しいんだろうなって思います。

井口:この間、現場でキャラのストラップをもらったんですけど、唯一ドアモリソンだけ、パッカーンと開いているバージョンといつもの心を閉ざしている無表情バージョンの2パターンあって、どっちをもらおうか悩みましたが結局、無表情バージョンをもらいました。

久野:私はパッカーンバージョンをいただきました(笑)。

井口:もっとグッズを作ってほしいね。

久野:ウィンディのぬいぐるみとか作ってほしいですよね!!

井口:着ぐるみはあるんですよね。イベントに出現しているそうです。

ギャップキャラのメタルクとカットンもお気に入り

――演じるキャラ以外のお気に入りは?

井口:今まで名前が挙がらなかったキャラで言うと、メタルクさんも。名前の由来も最初は鉄の塊で機械だからかなと思っていたら、テンションが上がるとガラッと変わってメタルロック風になるという。アフレコ現場で千葉(進歩)さんも振り切られる方なので、たまにメタルに振り切りすぎて「やりすぎです」みたいな(笑)。のどがどこかに行っちゃうんじゃないかと思うくらい叫ばれたりして。

久野:千葉さんもメタルクも、普段は穏やかで優しいのに。

井口:唯一のツッコミであり、良心的な存在なのに。1話の頃に想像もできなかった変貌ぶりを見せて。そのメタルクのギャップが好きです。

久野:あとは……カットンちゃんもかわいいですよね。子供のオトッペということで、他のキャラよりも小さいんです。でもキレ者で頭もよくて、みんながあたふたしている時も1人で解決策を出してくれるので、カットンちゃんが出てくるお話は、少し安心します(笑)。

井口:そういう意味でギャップのあるキャラだね。

子供が引き付けられるセリフの擬音にも監督のこだわりが!?

――『オトッペ』のタイトルどおり、歌や効果音、セリフの中に出てくる擬音なども楽しくて。

井口:リアクションは監督のこだわりが大きいです。基本的には自由にやらせていただいていますが、シーナは「プピャー」とか日常ではなかなか出てこない驚いた時やテンションが上がった時のセリフは印象的ですね。

久野:よろめく時も「ワタタ」、「ヨトト」なんです(笑)。

井口:普段は言わないけど、言うとかわいいし、子供もマネしたくなるんじゃないかな。

久野:ウィンディが移動する時の「ビューン」もかわいいです。ウォッタが「ビシャー」って言うのを聴いて、水音にもいろいろあるんだなぁと。2シーズン目でも水音の三段活用みたいな、おもしろいセリフもあるのでお楽しみに!

井口:そういうセリフが子供達を引き付けるのかもしれないね。普段聴き慣れないけど、耳に残る音って、実は計算されて作られている気がします。またお話の中でみんなで合わせて歌うシーンも結構あって、楽しいです。

シーナが歌うOP曲「ウキウキオトッペ」は入りにインパクトがあってのりやすく、キャッチー。フルバージョン版ではシーナとウィンディの関係性も

――OP「ウキウキオトッペ」でも「キケケ」とか入っていますね。

井口:あれもかわいいね。

久野:初めて聴いた時、すごくノリやすい曲だなと思いました。前奏もなくいきなり、「リッスン」で始まったら「へっ!?」って驚くだろうなって。キャッチーだし、画面を観ていなくても振り向いてもらえそうだなと。またTVサイズの他にフルバージョンもあって……。

井口:えっ!? そうなの!? 聴きたい~!

番組広報担当:You-TubeではショートバージョンのMVが見られますし、配信ではロングバージョンもあり、オトッペタウンホームページから購入できます。

井口:ED曲「恋するなべぶぎょう」も? 買おう!

久野:そうなんです!!OP曲の最後の「オトッペトッペトッペトッペ♪」がTVでは2回だけどフルバージョンでは延々に続く感じなんですで。

井口:そうなんだ! でも息継ぎとか大変だったんじゃない。

久野:お腹がヒクヒクいってました(笑)。またフルバージョンでは、ウィンディを連想させる歌詞や、「ガシン」「ペラペラ」「チョッキン」などの擬音も登場しますよ。ぜひお子さんに聴いてもらって、一緒に歌ってほしいです。

井口:私もフルバージョン聴くね。

久野:ありがとうございます(笑)。『みんなのうた』とかで流れてくれたら嬉しいなぁ……。
井口:いいね。

キャラソンとして登場した「恋するなべぶぎょう」はみんなで歌って踊ってほしい

――そして最近、作中で流れた「恋するなべぶぎょう」がEDで流れるようになりました。

井口:まさかED曲になるとは。

番組広報担当:「恋するなべぶぎょう」が流れる時と、今までのED曲「きっとそばにいる」が流れる時があります。

久野:本編ではシーナやオトッペたちが賑やかな感じで歌いましたが、ED曲ではプロの方が歌ってらっしゃって。温かみがあって、すごく素敵ですよね。

井口:「恋するなべぶぎょう」は歌謡曲っぽくて、親しみやすくてキャッチー、すぐに口ずさんじゃうような。

久野:踊りも簡単で覚えやすいので、ぜひお遊戯会とかで踊ってほしいな。

番組広報担当: 沢山の子どもたちが踊っている動画を集めた、"踊ってみた"バージョンの映像もたまに放送されています。

井口:今後もみんなで踊ってみたバージョンが見られたらいいな。スタッフさん一同でやってもらおうとか。

アプリとの連動で更に広がる『オトッペ』の世界と楽しさ

――『オトッペ』は番組アプリとの連動もあって楽しいですね。

井口:私達も遊んでます。私、最初よくわかってなくて、自分の声で「ビューン」とやったらウィンディが出てくると思って、何度もやったけど違うオトッペが出てきて「おかしいな」って(笑)。TVでオンエアしている時にアプリを起動するとそのオトッペが出ることに後から気付いて。

久野:えっ!?  TVでちゃんと説明してるのに(笑)!

井口:「探す」をタップすると日常の音を拾って、TVに出てこないオトッペをゲットできるのは楽しいですね。

久野:集めたオトッペ達を見られる「オトッペずかん」も楽しいし、いくつも集めたいと思いますよね。

井口:どこかに出かけなくても、身近な音を拾うだけでいいから気軽にできるし。

久野:おうちの中でもできますしね。

井口:何気なくすごしていた日常にこんなに音があるんだと興味を持ってもらえると思うし、聴力や五感も発達できそう。もしかしたら『オトッペ』を見て、音楽に目覚めましたという音楽家やアーティストが出てくるかも。

久野:大物DJが誕生しちゃったりして(笑)。

井口:夢が広がります。

久野:音や音楽を好きになってもらえそうな番組ですよね。

井口:いろいろな音があふれているし、曲もかわいいし。日常ではグラスの音一つでもいろいろあったり、何気ない音に耳を傾ける習慣ができると、自分がいろいろな音に包まれて生活していると考えると楽しく思えて。生活の彩りにもつながったりして。

久野:普段ヘッドフォンをしながら外を歩いている人も、オトッペをきっかけに周りの音を聞きながら歩いてくれると嬉しいですよね!!

2人が好きな音とは?

――お2人には好きな音はありますか?

井口:雨の音がすごく好きです。

久野:落ち着きますよね。私も好きです。

井口:直接雨にあたるのもいいけど、屋根やカサ、地面にあたることで音も変わるし、車の中で聴く音も違うし。でも基本は家の中にいて聴こえる、しとしとした音と、濡れた地面を歩く靴の音も好きです。濡れてなくても足音が好きです。

久野:足音っていいですよね。ヒールのカツカツした音とか。

井口:いいね。現場だとノイズを立ててはいけないので、音がしない靴をはいているからなのかもしれないけど、外にいる時の何気ない足音……自分のも他の人のも好き。

久野:足音で言えば、砂利を踏みしめる音も好きです。周りに迷惑かけない程度にですが…砂利の上を歩く時、音が大きくなるようにスライドさせて歩いちゃったりします(笑)。

井口:子供(笑)。

久野:ついつい童心に戻っちゃうんですよね(笑)。

オトッペ達と旅に行ったり、洋服を着せてみたい。盆踊り曲にも期待!

――今後、こんなお話があるといいなという希望は?

井口:う~ん、毎回、予想の斜め上をいくキャラが登場しているし(笑)。毎回、台本をもらうたびにワクワクして、「今回はこうきたか」と驚かせてくれるので。

久野:新しいキャラの登場は今後も期待したいです。

井口:第2シーズンに登場するポトレインはなかなかいない2枚目キャラで。桐井大介さんが演じてらっしゃるんですけど、他のキャラもいろいろ演じているので、自分と自分で会話をしているのもおもしろくて(笑)。

久野:みんなで旅行とか行ったらおもしろそうじゃないですか?まだオトッペタウンから離れたことがないので、外側の世界がどうなっているのか気になりますし、みんなで冒険しに行けたら楽しそう。

井口:新たな音を探しに、「オトッペクエスト」とか。

久野:ドキドキですね(笑)。あと、また新しい歌も聴きたいですね。

井口:またキャラ達が歌ったり、踊ったりする姿が見たいし、やりたい! 盆踊りとかおもしろそう。浴衣姿のみんなも見られるし。

久野:いいですね。お洋服を着ているオトッペも見てみたいです。
井口:ウィンディはどうなるのかな?

久野:はっぴ? とか似合いそう。オトッペブティックがオープンして、お洋服をみんなで着るお話とか。

井口:見てみたい!

久野:オト温泉に、みんなそのまま入っていたので(笑)。

『オトッペ』を見て生活の彩りと癒しを! 日常にあふれる音にも耳を傾けて楽しんでください

――最後に皆さんへメッセージをお願いします。

久野:『オトッペ』に出てくるはキャラは皆それぞれ個性が強くて、魅力的です。観ているお子さんたちも、真似をしたくなったり、ときには憧れることもできると思います。大人の方も、身近にいる方と重なって見えて、面白くなるシーンもあるかもしれません。今後もいろいろなオトッペたちが出てくると思うので、注目していただけたら嬉しいです。

そして、音や音楽の魅力を再確認でき、音の在り方や人間の音の感じ方の不思議さなど、子供だけではなく大人もハッとさせられるような、そんな番組だと思います。ぜひ、シーナやオトッペたち、ご家族やお友達と共感しながら、楽しんでご覧になってください。

井口:キャラも個性豊かだし、お話も子供が見てわかりやすいことを第一にした作りになっているけど、よく見るとセリフやキャラにシュールなところやクスりと笑えるシーンがいっぱいあるので、老若男女問わず楽しんでいただける作品になっていると思います。今、ご覧になっている方は引き続き、この記事で知った方はぜひ試しに見てみてください。

どのお話から見てもキャラの立ち位置がすぐわかるし、楽しいし、朝と夕方、2つの時間帯で放送されているので、お出かけ前や帰宅後などに見て、癒されてください。久野ちゃんのかわいい声と楽しい音楽に。日常にこれだけの音楽があふれているんだと改めて再確認できる作品なので、アプリと合わせて、何気ない音も楽しんでいただけたら。第2シーズンの『オトッペ』もよろしくお願いします。

作品情報

『オトッペ』はNHK Eテレにて毎週月~金曜午前8:40~8:45に放送中!
(再放送は毎週月曜17:55~18:00、日曜7:40~7:45)

『オトッペ』公式サイト

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