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『ヒプマイ』オオサカ「どついたれ本舗」岩崎諒太&河西健吾&黒田崇矢インタビュー

『ヒプノシスマイク』オオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」岩崎諒太さん&河西健吾さん&黒田崇矢さんインタビュー|大阪ならではの笑いの影には怪しさも付き纏う……?

説明不要の大人気プロジェクト『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-(以下、ヒプマイ)』から新チームがデビュー! 1つめはオオサカ・ディビジョン「どついたれ本舗」です。

チームのメンバーは、白膠木 簓(ぬるで ささら)役・岩崎諒太さん、躑躅森盧笙(つつじもり ろしょう)役・河西健吾さん、天谷奴 零(あまやど れい)役・黒田崇矢さんという生粋の実力者が揃いました。

新ディビジョンということで、ファンのみなさんも注目していることでしょう。今回はそんな3人にインタビューを行いました。

興味深い見解を聞かせてくれたみなさん。デビュー曲の話題など、気になっているあれこれについて語っていただきました!

 

『ヒプマイ』に挑戦する楽しさと怖さ

――今日は非常に楽しみにしてきました。

白膠木 簓役・岩崎諒太さん(以下、岩崎):ありがとうございますっ!

躑躅森盧笙役・河西健吾さん(以下、河西):ありがとうございます!

天谷奴 零役・黒田崇矢さん(以下、黒田):おー! ありがとうございます。

――まず初めに、先日の大阪でのライブの感想についてお聞かせいただけますか?

岩崎:やっと発表されて良かったです。出演が決まってから2ヶ月くらいありましたっけ?

河西:そうですね。決まってからは、ちょっと間が空いていましたね。

岩崎:まさか、最初のお披露目が大阪城ホールでのステージだったので、とても緊張しました。受け入れてもらえるかも不安でしたし……。

ライブもクライマックスの中、いよいよ発表されるタイミングで東方天 乙統女役の小林ゆうさんから「どついたれ本舗っ!」って呼ばれて。客席のドカーンッ!! みたいな。客席の盛り上がりも半端なかったですからね。

その中で登壇できたので、緊張から一気にテンションがマックスになりました。

僕なんか、そこまで人前に出ることがなかったので、お客さんからしたら知らない人が出てきて、「オオサカ・ディビジョン!」って急に言われた感じだとは思うんですけど、それでも本当にすごい盛り上がりで、『ヒプマイ』というコンテンツの大きさとファンの温かさに脱帽しました。

で、めっちゃ気持ち良かったです(笑)。「盛り上がってますか〜!?」「わ〜!」「めっちゃ気持ちいい!」みたいな(笑)。あんなこと滅多にないですから。やっとみなさんに発表できてよかったです。

河西:あれだけ盛り上がって、最高潮で新ディビジョン発表というのはすごく嬉しかったです。

でも、役柄的に、どもりながら話さないといけないので、後でTwitterでファンの方に「マイクの不調でしたか?」みたいなことを言われました(笑)。

一同:(笑)。

岩崎:キャラクターがまだ伝わってない状況でしたからね(笑)。

河西:後ほどちゃんと、「あぁ、そういうキャラクターだったんですね」ってなったんですけどね(笑)。

簓も零もすでに登場していたキャラクターで、「誰なんだろう?」と思っていただいていたところだったんですが、「これから、応援させていただきます」みたいな反応もあったので、出だしとしては好調なのかなと思いました。

でも、これから頑張っていかなきゃなと思っています。ライブも本当に楽しかったですからね。

黒田:俺はみんなよりも早く役が決まっていたんだけど、その後あまりにも連絡がなかったから、変えられちゃったのかなと(笑)。

一同:(笑)。

黒田:俺、知らないうちに降ろされたのかなと思って。そんな感じだったから、ライブの時に「実現した!」と思って、やっと落ち着きましたね。あれは嬉しかったな。

元気にリーダー(岩崎さん)が第一声でボーンとオオサカ・ディビジョンの色を出してくれて、お客さんが沸いてくれた。それは良かったんですけど、俺は感じ悪くしなくちゃいけない役なんで、「黒田崇矢、感じ悪いな……」って思われたら嫌だなって(笑)。それは少し心配しましたね。

だから「みなさん、オオサカ・ディビジョンよろしくっ!」って言いたい気持ちはあるんだけど、それをやってはいけないんだろうなと思って。

健吾くんもマイクの不調に思われて、だから感じ悪いチームだなと思われたら嫌だなという思いで段取りましたね(笑)。

岩崎:キャラがわかっていれば……! 知らない状況だと真ん中の人だけテンション高い変なチームに見えますからね。

黒田:そうそう! 岩崎くんだけは感じ良いぞ! みたいな(笑)。

――(笑)。みなさんは元から『ヒプマイ』をご存じだったんですか? これだけ盛り上がっていて途中から参加というのは、プレッシャーもあるかと思いますが。

岩崎:めちゃめちゃ怖いですよ。12人で完成されたコンテンツだと思っていたので、そこに新規参入というのは受け入れてもらえるのか、本当に怖かったです。

12人のキャストのみなさんは2年間の積み重ねがあるので、ラップもレベルが高いものになっていますよね。そこに入って遜色ないラップの質も問われる。本当に今でも緊張がマックスです。

河西:人生の中でラップというものに触れてこなかったので、そこは一番の課題でしたね。岩崎くんも言ってくれたように、2年間みんながやってきたものに、新しく入るという恐怖もあるし、作品を壊しちゃいけないという気持ちもある。

それに関東は、「イケブクロ」「ヨコハマ」「シブヤ」、それから「シンジュク」と各区域が分かれている中で、大阪は「オオサカ」という大きな括りなので、大阪を背負って立っている感じがして、それは地元民としても責任重大だなと感じました。

――岩崎さんと河西さんは大阪出身ですからね。

岩崎:そうなんです!

河西:だから、緊張しつつも「頑張らな!」と思いました。

――かたや、黒田さん演じる天谷奴 零は……。

黒田:そうです。大阪を背負う気持ちは全く無いです(笑)。

一同:(爆笑)。

黒田:まぁそのあたりは後々わかっていくと思いますよ。

『ヒプマイ』の噂は聞いていたので、決まった後にYouTubeでMVを見ましたね。でも普通の作品じゃないですからね。普通だったら、役が決まって、役作りをして、演じていけばいいんですけど、それにプラスしてラップがある。

黒田:もうプレッシャーで。MVを見れば見るほど、「みんなすげーな」と思って(笑)。俺がこれできるのかなって不安に思いましたね。

岩崎くんと健吾くんよりも早く役が決まっていたので、速いリズムに体が慣れるように、素人なりに研究して待っていました。

そこからライブになったんですが、ライブの控室でも、テーブルがチームごとに分かれていて、それぞれのチームで曲合わせとかしていたんですよ。

あの緊張感。「やっぱりこれだけ真面目にみんな取り組んできたんだな」と。だからこの結果や成長があるんだなと。

シークレットゲストとして待っている間、「俺たち、これから頑張っていかないといけない」というのはひしひしと伝わってきました。

だから、彼らに対する尊敬というか、彼らの取り組み方に負けないようにやんなくちゃいけないなっていう想いを強く持ちました。

――黒田さんレベルの役者さんがそう思われるということは相当なんでしょうね。

黒田:いやぁ、彼らの集中力は凄まじかったですよ。

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