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春アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』種田梨沙✕河瀬茉希✕徳井青空インタビュー【連載04】

アニメ『ゾンビランドサガ リベンジ』水野 愛役 種田梨沙さん✕紺野純子役 河瀬茉希さん✕詩織役 徳井青空さんインタビュー|グループ内での自身の存在に悩む純子が描かれた3~4話【SAGA_R:04】

 

久しぶりの収録とアイアンフリルのメンバーとの共演に『ゾンビランドサガ』の世界に入っていると実感

――徳井さんにとっては詩織を演じるの自体が久しぶりなのに、2期になってまたすごい展開になっているので驚かれたのでは?

徳井:そうですね(笑)。私にとって、この3~4話が1期以来の収録だったので、改めて演じるプレッシャーもありつつ、フランシュシュのメンバーとしっかり掛け合えるの喜びもあり、「私も『ゾンビランドサガ』の世界に入れているんだ」と実感できて嬉しかったです。

――徳井さんは演じるにあたって詩織を思い出す作業は苦労されましたか?

徳井:3話の収録よりも「Nope!!!!!」のレコーディングが先でしたが、曲の歌詞を見たり、聞いたりしたら今のアイアンフリルのみんなの気持ちが詰まっていたので、「こんな感じだったな」とイメージが明確に浮かんできました。

河瀬:1期では舞台上でのセリフがほとんどでしたよね。舞台上でのアイドルモードと今回のように愛と対峙した時のギャップ感もあってよかったと思います。


 

1期以来のアニメで愛や純子を取り戻す作業を。河瀬さんには「それ純子じゃない」のディレクションが!?

――久しぶりにアニメで演じる愛や純子はいかがでしたか?

種田:愛は1期ではまだ心を開ききっていないシーンが多くて。8話くらいからようやく彼女の明るい部分が見られるようになりましたが、2期になってみんなの前では心を開いて明るく振る舞っているけど、クールな部分があるというバランスを探るのに最初は苦労しました。

1話でも暗くなりすぎてしまったところもあって、「もうちょっと明るくやっていいですよ」と言われたりして。1期放送後にゲームやコラボ企画などで収録する機会はありましたが、久しぶりにアニメで演じてみたら「愛ちゃん、こんな感じだったな」と少しずつ、勘を取り戻していく感じでした。

――ライブ失敗でバイトしなくていけないほど大きな借金を背負ってしまったので暗くなってしまうのも仕方ない気も(笑)。

種田:幸太郎もあんな感じになってしまったし、愛もキレているし(笑)。幸太郎と接している時と、メンバーと接している時ではテンション感も少し違うので。4話くらいまでは明るくしたらいいのか、シリアスなほうに振ったほうがいいのか、悩みましたね。

河瀬:純子も1期の最初の頃は愛と同じように心を閉ざしている感じだったけど、段々みんなと打ち解けていって、まじめだけどボケっぽいことを言っていた印象がありました。2期ではすっかり心が打ち解けた上でのスタートだったので結構ボケすぎてしまって、「それは純子じゃないです」とめちゃめちゃ言われたし、「戻ってきてください」と(笑)。

種田:コラボではふざけた芝居も多かったしね。

河瀬:そうなんです。あと私自身もみんなに会えた楽しさで浮かれてしまって。幸太郎とたえちゃんがいるのも久しぶりの感覚だったので嬉しくて、どんどんボケまくったら「違います」と。私も感覚を取り戻すのが難しかったので、1期の映像を見返して、「そういえば、声とトーンが落ち着いていたな」と思い返しながらやっていましたが、たえちゃんの声を聞くと「『ゾンビランドサガ』帰ってきたな」という感じがしました。


 

意識が高く、変幻自在のパフォーマンスを見せつつ、人生をアイドルに賭けている覚悟が見えるのがアイアンフリルの魅力

――徳井さんからアイアンフリルの魅力を紹介していただけますか?

徳井:今の令和のアイドルとしても通用するような、かわいさだけではなく、カッコよさもあり、パフォーマンス力も高い変幻自在のアイドルかなと思います。

「ゼリーフィッシュ」では放送当時の2018年の流行りでもある数多めのグループっぽさが出ていたけど、「Nope!!!!!」はカッコよく、今ブームであるK-POPらしさもあって。その時々の最前線を走っている感じがするし、今後も新鮮なものにアップデートされていくんだろうなと思うと、私自身もずっと追っていきたいなと。男性だけではなく、女性にも支持されるグループになっているのではないでしょうか。

――愛がセンターだった頃から15年間、めまぐるしいアイドルシーンの中で君臨し続けていること自体がすごいことですよね。

徳井:愛ちゃんがセンターだった頃の「FANTASTIC LOVERS」も「もしかしたらあのグループをイメージしているのかな?」と思い浮かぶものがあって。常に時代が求めているものを提供している、意識が高いグループなんでしょうね。

――フランシュシュのお二人から見たアイアンフリルは?

河瀬:いや~、強い! 楽曲を聞かせていただいてもカッコいいと思うし、佐賀に来てあんなに大きなライブができるのはすごいなと。まさの最強のアイドルで、負けられないと思いながらもライバルと言っていいのかなとそこまで自信もなくて。でもアイアンフリルさんが認めてくれたので、胸を張って言えます(笑)。

徳井:でも「見せてあげるわ。本物のパフォーマンスを」と自分で言うのは相当、自身がないとできないじゃないですか?

河瀬:しかも愛に振られた後に(笑)。

種田:大人に言われてやらされているワケではなく、自分たちが主体的になってアイドルをやっているという意識の高さがあって。こういうメンタルがないとトップにい続けられないのかなという覚悟みたいなものが見えて。しかもトップアイドルなんだという誇りと自信を持って、アップデートしていて、こういうアイドルっていないなと思わせてくれるし、カッコいいですね。

徳井:人生賭けている感じですよね。今を生きることに全力で、1回切りの人生を悔いなく生きようという芯の部分がフランシュシュと違うのかもしれません。

種田:フランシュシュはここまで流されてやってきたので、その対比がおもしろいなと思います。きっかけは嫌々やらされて、手探りでやってきたフランシュシュと、ずっとトップを走り続けてきて、自分たちの強い意志でやっているアイアンフリルでは違いますよね。そして先輩たちが作ってきたものを守っていかなきゃという責任感もあるし。

徳井:アイアンフリルのメンバーだけではなく、ファンの人たちも大切にしているんだろうなと。本当にいいチームだなと思います。

 

今後はすごい新曲や斜め上の神回も!

――今後の見どころや、個人的に期待しているシーンや展開など教えてください。

河瀬:こんなに盛り上がっているのに、まだ4話ですから。今後、どうなっていくのでしょうか? まだまだ明かされていない謎もたくさんあるし、すごい曲もこれから出てきますので、楽しみにしてほしいです。

種田:この3~4話はアイドルアニメとしての王道をやった気がするんです。アイドル同士のライバル関係やグループの中に起きたトラブルを解決していく胸アツ展開をやりましたが、『ゾンビランドサガ』らしく、この後も、コメディやハートフルな物語が来るんです。「この展開、予想してないよ!」という。

徳井:わ~っ! 気になる!

河瀬:「こんな人出てくるのか!」とか。

種田:楽曲もどの回で使われるのか、わからないままレコーディングしているので。『ゾンビランドサガ』って展開がまったく読めないから楽しいので、そこはご期待していただいていいかなと思っています。

――アイアンフリルや詩織もまた見たいところですね。

徳井:またみんなで登場したいですね。あと心を込めて歌った「Nope!!!!!」をフルで聞いていただけたら。

(C)ゾンビランドサガ製作委員会
(C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
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