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英田サキ渾身の新シリーズ『ダブル・バインド1』がドラマCD化!

英田サキ渾身の新シリーズ『ダブル・バインド1』が森川智之・興津和幸主演でドラマCD化!

 英田サキ渾身の新シリーズ『ダブル・バインド』1・2巻(徳間書店刊行 キャラ文庫)が2枚組でドラマCDとして、ムービックから9月22日にリリースされた。

 夢の島で猟奇的な餓死死体が発見された!? 捜査を担当することになったのは警視庁刑事の上條嘉成。鍵を握るのは第一発見者の少年だ。ところが保護者として現れたのは、臨床心理士の瀬名智秋。なんと上條が高校時代に可愛がっていた後輩だった!!
 変貌を遂げた瀬名に惹かれつつ、捜査を続ける上條。そんな中、第二の事件が発生し、瀬名の従兄で極道の新藤も犯人を追う……!? 鈍感でお節介な警視庁刑事・上條×美形でツンデレな臨床心理士・瀬名──謎の連続殺人を機に一度終わったはずの男達の運命が交錯する!
 瀬名とワケありな極道の若頭・新藤×新藤一途な愛人・葉鳥の愛の行方も見逃せない!

 出演は上條嘉成役を森川智之さん、瀬名智秋役を興津和幸さん、新藤隆征役を大川透さん、葉鳥忍役を鈴木達央さん、真宮祥役を阿部敦さん、他。

 今回、メインキャスト陣よりインタビューが届いたので、紹介しよう。

●上條嘉成役:森川智之さんインタビュー

――収録のご感想をお願いいたします。

森川:二枚組ということで、たっぷりと演じることができまして一枚で二度、いえ三度おいしい内容になっております。そして僕の大好きな、刑事が活躍する事件モノだったので、より楽しく収録が出来ました。お話は続きます!!

――聴きどころや印象に残ったシーンをお願いいたします。

森川:あそこです!

阿部:あそこですよね。

興津:あそこですよ。

森川:聴きどころは、集約されていますので実際に聴いて楽しんで欲しいですね。アニメや絵本みたいに、誰が聴いても分かりやすいお話ではなく、いろいろ謎が散りばめられている洋画の雰囲気があるお話でした。まるで映画作品を演じたみたいに作品世界に入り込んでしまいました。上條の瀬名への気持ちや、事件の核心になかなか辿り着けない刑事としての苛立ちなど心の動きを楽しんで下さい。


●瀬名智秋役:興津和幸さんインタビュー

――収録のご感想をお願いいたします。

興津:僕の演じた瀬名というキャラクターが、殺人事件にどう絡んでいくのか楽しみにしていたら、あまり事件とは関係なかったようで(笑)。その分、なんていうんでしょうか…男性だけど乙女心を持っている印象で、そんな可愛い感情を出すシーンを頑張らせていただきました。僕は好きになったら突っ走ってしまうタイプなので、瀬名のような感情を表に出さないタイプの表現は、難しくてとても考えて考えて演じました。楽しい作品に仕上がっていると思います。

――聴きどころや印象に残ったシーンをお願いいたします。

興津:僕が気に入っているのは「俺はホモじゃない」という上條のセリフですね。普段シリアスな上條が、瀬名と話したことによって揺れ動いていく様子がわかるセリフなので。逆に、そんな上條を揺れ動かさなきゃいけない瀬名というキャラをどうやって魅力的に演じられたのか……、聴いていただきたいですね。瀬名は冷たくすることで、相手をその気にさせるという、自分の中では新しいアプローチをするキャラでした。

阿部:上級テクだね。

興津:上級テクですね。でも、冷たくしすぎると、相手に嫌われちゃうわけで…。上條とは偶然再会しただけで、同じ職場にいるわけでもないので、付かず離れずという関係なので凄く考えました。瀬名は酔うとなんであんなに饒舌になるんでしょうね? 普段は事務的なことしか喋らないんですけど(笑)。酔うと甘えてみたり、泣いてみたり、笑ってみたり。演じていて本当に楽しい役でした。

●真宮祥役:阿部敦さんインタビュー

――収録のご感想をお願い致します。

阿部:二枚組ということで、僕の役的にもセリフ的にも質も量もいっぱいでした(笑)。実質、三役演じさせていただきましたからね。演じ分けの難しさもありましたし、台本を読んでいて、元はもっと多くの人格がいたっていうのを知って驚きました。今回のお話で表に出てくるのが三人だけで良かったなと。「これ以上は増えませんよね?」と思いながら演っておりました。祥がいて、ヒカルがいて、ケイという存在がいて。事件はなんとなく全貌が見え始めてきた感じはするんですけど、「祥」というキャラクターに関してはまだ見えていない部分が多い気がします。むしろ謎が深まるばかりな気がして、これからどうなっていくのか、非常に楽しみですね。

――聴きどころや印象に残ったシーンをお願いいたします。

阿部:僕的にはケイは唐突に出てくるので、ケイが出てくるとだいたいマイク前には俺だけになる感じです。いや、音声的にはケイと祥で二人いるんですけどね。演っているのは僕一人なのでマイク前は一人。独り語りが始まって独り旅が始まるみたいで印象に残りました。ケイが出てくると、聴かれる方も「誰なの?」と疑問に思う部分があると思うんですけど。僕もまさに台本を読んでいて同じ気持ちでした(笑)。演じる僕は何も知らないけれど、ケイは全てを知っているので、どう芝居を組み立てようかちょっと悩みました。


●新藤隆征役:大川透さんインタビュー

――収録のご感想をお願いいたします。

大川:家で練習していた時よりも大人っぽいキャラクターを求められました。あまり感情が表に出ない役で、少ない台詞の中で微妙な感情を表現するので、収録中はそのことをずっと考えながら演じていました。そうとう動揺しているはずなのに、表にあまり出ない。

鈴木:とても省エネなキャラですよね。

大川:確かに。このご時世にあったキャラでした。

一同:(笑)。

――聴きどころや印象に残ったシーンをお願いいたします。

大川:阿部君の演技が凄いと思いました! 実際、三役を演じたもんね。難しい役どころを見事に演じ分けていました。なのでそこが聴きどころではないかと。


●葉鳥忍役:鈴木達央さんインタビュー

――収録のご感想をお願いいたします。

鈴木:忍という役は、経歴を考えて、アップダウンが激しいキャラクターにしたいなと思って作ってきたんですが、ちょっとやりすぎだったようです(笑)。色々考えながら演らせていただきました。お話はサスペンス色が強いのですが、忍が関わるとちょっと明るい話になりそうな気がして。そんなミスマッチさを楽しんでいただければと思います。

――――聴きどころや印象に残ったシーンをお願いいたします。

鈴木:僕も阿部君が解離性同一性障害をあんなにしっかり演じきるなんて凄いと思いました。このCDに関しては阿部君の一人勝ちだと思います、完全に。


『Chara CD Collection ダブル・バインド1』
2011年9月22日(木)
品番:MACY-2047
仕様:2枚組
定価:5,040円(税抜価格:4,800円)
原作:『ダブル・バインド1~2』著:英田サキ・装画:葛西リカコ
発売元・販売元:株式会社ムービック 第6事業部
出演:上條嘉成:森川智之、瀬名智秋:興津和幸、新藤隆征:大川透、葉鳥忍:鈴木達央、真宮祥:阿部敦、他
封入特典:キャストサイン+一言コメント+写真付きブックレット

関連商品:英田サキ原作のドラマCD「さよならを言う気はない」(MACY-2131/装画:北畠あけ乃)、「愛してると言う気はない」(MACY-2160/装画:北畠あけ乃)、「たかが恋だろ」(MACY-2178/作画:山田ユギ)、「愛想尽かし」(MACY-2915/作画:山田ユギ)も好評発売中。

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