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『くつだる。』OP/ED/挿入歌を歌うマボロシ☆ラ部インタビュー

NHK Eテレにて絶賛放送中のアニメ『くつだる。』のOP/ED/挿入歌を担当する「マボロシ☆ラ部」の4人にインタビュー! 

 現在、NHK Eテレにて絶賛放送中のアニメ『くつだる。』。9月末からOAがスタートした同作品のオープニングテーマ『Merry Go World』とエンディングテーマ『記念日ノート』。さらに、同作品の挿入歌『マボロシ☆ラ部』の3曲を収録したシングル盤『Merry Go World』が11月19日に発売となりました。

 歌っているのはマボロシ☆ラ部(よみ:まぼろしらぶ)。メンバーは、『くつだる。』で、猫田カオルの声を担当している堀内まり菜さん、丸尾ミカ子の声を演じている金井美樹さん、柄沢りん役の佐藤日向さん、立花くらら役を担う島ゆいかさんの4人です。現役高校生の彼女たちが、アニメ『くつだる。』の楽しさや、シングル『Merry Go World』の魅力を語ってくれました。

<マボロシ☆ラ部 プロフィール>
アニメ『くつだる。』のメインキャスト4名で結成された「マボロシ☆ラ部」。
猫田カオルの声を担当する堀内まり菜、丸尾ミカ子の声を担当する金井美樹、柄沢りんの声を担当する佐藤日向、立花くららの声を担当する島ゆいかの4人で結成。

■堀内まり菜(中央右)
映画「ひみつのアッコちゃん」などをはじめ舞台・ドラマ・CMなどで活動する中、成長期限定ユニット「さくら学院」の生徒会長として活動。マンガ・アニメが心底好きで声優アーティストを目標として掲げており、2014年春、さくら学院を卒業を機に、夢の第一歩を踏み出した。

■金井美樹(中央左)
NHK Eテレ「クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!」のピーチ役でアニメ声優デビューを果たす。NHK連続テレビ小説「花子とアン」に花子の娘・美里役として出演するなど、女優としても活躍中。
★金井美樹 (k_mikitea) on Twitter @k_mikitea

■佐藤日向(右)
2014年春に堀内と同じく「さくら学院」を卒業。
テレビドラマ『ハガネの女』などにも出演して活躍の場を広げていく中、今作でアニメ声優デビューを果たす。
★佐藤日向(satohina1223)on Twitter @ satohina1223

■島ゆいか(左)
アニメ『絶対可憐チルドレン』で結成されたユニット「可憐Girl's」で活動するなど、アニメ声優・歌手・女優としての実績を着実に積み上げていっている。ストラボ東京『スピカの夜』隔週木曜20時より配信中!!
★島ゆいか (shima_yuika) on Twitter @shima_yuika

■お母さんに怒られそうなときは、「違う違う、これは妖怪のせいだから」と、イマドキ妖怪のせいにして責任逃れしちゃいます(笑)

──「くつだる。」には、靴下を引っ張ってはだるだるにしてしまう「だるだるくつした」など、日常の中に潜む"イマドキ妖怪"がたくさん登場します。みなさんの身近にも、いろんなイマドキ妖怪は存在しています?

堀内 :私、よく靴下が滑りすぎて、ローファーの中に入っちゃいます。きっと、それは「だるだるくつした」のせいかな!?と思ってます。

島:私、自動販売機にお札を入れるとスーッと戻ってくることがよくあるんですね。それって、「お札もどし」のせいだと思う。それと、授業中に寝ちゃって「ガクン」ってなるのも、妖怪「ガクン」の仕業。

佐藤:私も、お母さんに怒られそうなときは、「違う違う、これは妖怪のせいだから」と、イマドキ妖怪のせいにして責任逃れしようとしてる(笑)。

──みんな、自分の失敗やマイナス面を、イマドキ妖怪「責任のがーれー」のせいにしていません?

金井:でも、そうやって妖怪のせいにすると楽なんです(笑)。

──まさか、アフレコでの失敗もイマドキ妖怪のせい?

島:仕事関係に関しては、みんな自己責任だと思っています。

──日々の生活の中、妖怪のせいにすると楽なことも多いのかな?

島:多いです。だけど妖怪も、けっして悪気があって困らせてるわけじゃないんですよね。私、靴の中へ小さいな石を入れるイマドキ妖怪の「クツイシ」が好きなんですけど。「クツイシ」は人間と仲良くしたいから、自分の宝物である石を磨いては靴の中へプレゼントしてくれるんですね。それを知ってからは、たとえ靴の中へ小石が入ったとしても、「なんか捨てづらいなぁ」と思うようになりました。

金井:人間から見たら邪魔だったり余計なことでも、妖怪たちの気持ちを知ったら、けっして嫌いになれなかったりもするよね。

堀内 :それを知っちゃうと、心がホッコリもするんです。

──ゆいかさんは「クツイシ」が好きと言ってました。みなさんが好きなイマドキ妖怪も教えてください。

金井:誰かが歌ってる曲が気になったとたん、その歌を1日中頭の中で流し続ける「脳内リピート」が、私はすごく気になりました。そういうことって、実際あるなーと思って。

堀内 :わたし、けっこうあります。

佐藤:レコーディングが終わってからの2日間くらいは、歌入れしたその曲がズッと「脳内リピート」するおかげで、グルグル頭の中を流れ続けてるからね。

──マボロシ☆ラ部の歌っている『マボロシ☆ラ部』も、かなり「脳内リピート」の力が発揮されていません?

島:そうなんです。『マボロシ☆ラ部』を聴きながら学校へ行くと、曲のテンポが速いせいもあって、ついテンションが上がって早歩きになり、何時もより早く学校に着いちゃうからね。

堀内 :わたし、「水たまり男」が好きなんです。あの顔と逆三角形をしたスタイルがすごく好きなのと、水たまり男は、物語にもちょくちょく出てくるので気になっちゃってます。

佐藤:最近の私ん家、突然電気が消えることがよくあるんですね。最初のうちは、ママが勝手に消してるのかな?!と思ってたんですけど、そうじゃないんです。きっとそれは、「チカちゃん」というイマドキ妖怪のせいだと思います。

──その現象怖くないですか?

佐藤:だって、イマドキ妖怪のせいだから、ぜんぜん怖くはないです。

──そうか、イマドキ妖怪はぜんぜん怖くはないんだもんね。
全員:そうです!!

佐藤:むしろ、可愛いんです。

堀内:癒されます。

島:貞子までいっちゃうと、さすがに怖いけど。

金井:貞子は妖怪じゃなくてオバケだから。

──『くつだる。』のオープニングテーマとしても流れている『Merry Go World』は、すごく明るくキャッチーな楽曲になりました。

島:まさに「女の子の気持ち」って感じの歌で、振りもすごく可愛いんです。この振り、ライブでやったら、みんなも真似できそうじゃない?

金井:一緒にサビの部分で手をグルグルまわしたりとかしてもらいたいな。

佐藤:「くつだる。」の曲たちって、どれも耳に残りやすい歌ばかりなんですけど。中でも『Merry Go World』は、アニメが始まるときに流れるように、「くつだる。」を観てくださっている方々なら、すごく印象に残っている楽曲じゃないかと思います。ライブをやるときは、この曲をスタートに飛ばしていきたいです。

──歌詞に「トキメキ」という言葉も登場します。みなさんが今トキメイていることがあったら、ぜひ教えてください。

金井:街でショッピングをしていて、素敵な洋服に出会ったらトキメキます。とくに、買おうか買うまいか迷ってしまうくらいに服に恋したときほど、トキメイてしまいます。

島:私、家具を見てるとトキメク。私、高校を卒業したら一人暮らしをしてみたい願望があるんです。それもあって、「自分の部屋をコーディネイトするなら?」ということで、いろいろ家具を見たり照明関係を調べてるんですけど。そうやってシミュレーションしているときは、すごくトキメイてます。

堀内:私は部屋を真っ暗にして、ヘッドホンをしながら大音量でアニソンを聞いてはトキメいてます。まるで、一人ライブ状態のようで楽しいです。

佐藤:私は「食」にトキメイてます。食事が出てくるたびにニヤニヤしちゃいます。でも、一人で食べるのって好きじゃないんです。この間も4人でハンバーガーを食べに行ったんですけど、そのときに食べたハンバーガーがすごく美味しかったんですね。それは、みんなと一緒に食べたから、それが「楽しくて美味しい」スパイスになって、何時も以上に美味しく感じたんだなぁと思います。

堀内:この4人でいるときの楽しさは、トキメキのスパイスになるからね。

──2曲目に流れるのが、「くつだる。」のエンディングテーマ『記念日ノート』です。この歌の歌詞は、まさにマボロシ☆ラ部の4人のことそのまんまじゃない?

島:作詞をしてくださった藤林聖子さんが、私たちの私生活を見たうえでこの歌詞を書いてくださったように、4人とも、すごく感情移入しやすい歌です。

──みなさん、どこの歌詞に一番感情移入していました?

金井:私、「嬉しい涙も(まいにちが記念日)」という合唱部分がすごく好きなんです。みんなの一つに重なった声歌が流れた瞬間、ゾクゾクッとします。聞いて下さった方たちも、同じようにゾクゾクッとなってくれたら嬉しいです。

島:私、「この空は どこまでも 海も 越え広がるよ 私たちの夢も続いてゆくよ」という風に書いてる部分が好きなんですね。そこを歌ってると、これから未来へ向かっていく4人の姿が浮かんでくるし。私たち自身も「こういう風になっていけたらな」って思えるんです。同時に、「くつだる。」を見てくれてる子供たちにも、「どんな夢だって、想い続けていればすっごい広がっていくんだよ」と伝えていきたいし、そう伝わったら嬉しいなぁと思います。

堀内:私は、最後の最後に流れてくる「(ずっと一緒だよ)歩いていこう」の部分。ここは、アニメのエンディングでも流れない、このCDを通してでないと聞けないところなんです。まだ具体的な終わりの日は決まってないけど、マボロシ☆ラ部というユニットはあくまでも期間限定ユニットなので、いつかはこのチームもなくなってしまう。でも、お互いに成長し続けていけばずっと一緒に歩いていけるような気がして、その気持ちとこの歌が私には重なって見えてきました。もちろん、部屋を暗くしてヘッドホンをしながら、私は大音量でこの歌を聞いてます。

佐藤:歌詞に出てくるように、「毎日が記念日」なんですよね。この4人でマボロシ☆ラ部として活動していける期間だって、何時かは終わりがくるもの。だからこそ、「こうやって4人で過ごしていられる毎日が記念日なんだなぁ」って感じられるんです。それくらい『記念日ノート』は、想いの深い歌詞だなぁとも感じています。

──3曲目には、『くつだる。』の挿入歌として流れている『マボロシ☆ラ部』を収録。

金井:この歌は、すごく残ります。振りもインパクトがありますからね。ダブステップのリズムとかすっごく難しいんですけど…。

島:でも、頑張って4人ともバッキバキに踊っているので、ぜひ、ライブでもこの踊りを披露したいです。

──11月22日~24日の3日間には、『Merry Go World』の発売を記念したイベントも行うんですよね。

堀内:はい。22日は、新宿TOWER RECORDSさんで1日店長をやらせていただいて。23日は、秋葉原にあるソフマップさんでインストアライブを行います。24日は、ららぽーと横浜さんで公開ライブをやります。23、24日ともに2公演。

島:3日間とも違う内容だし、内容も盛りだくさんだから、それぞれ楽しんでもらえたらなと思います。

──番組も、これからどんな妖怪が出てくるのか楽しみにしています。

金井:自分たちでも、この先の展開や、どんなイマドキ妖怪が出てくるのかまったく予測がつかないように、そこは、見てる方たちと同じ感覚で楽しもうと思ってます。

■マボロシ☆ラ部「Merry Go World」発売記念イベント情報
1日目!
◆開催日時:2014年11月22日(土)18:00~
◆開催場所:タワーレコード新宿店 7F イベントスペース
◆集合場所:7Fエレベータ脇階段(17:30集合)
◆イベント内容:1日店長任命式
※イベント終了後、「特典引換券」をお持ちのお客様へメンバーから、イベント会場限定特典をお渡しいたします。

2日目!
◆開催日:2014年11月23日(日)
◆開催時間:
(1)集合13:30(※入場は集合5分後から開始となります) 開演:14:00
(2)集合15:30(※入場は集合5分後から開始となります) 開演:16:00
◆開催場所:アキバ☆ソフマップ1号店 8F
◆集合場所:30分前にアキバ☆ソフマップ1号店7F
◆内容:ミニライブ&トーク(イマドキ妖怪Ch~出張編~)

3日目!
◆開催日:2014年11月24日(祝・月)
◆開催時間:(1)14:00~/(2)16:00~
◆開催場所:ららぽーと横浜 1Fセントラルガーデン
◆内容:ミニライブ&トーク

イベントの詳細は日本コロムビアHPをご確認ください

◆CD情報
『Merry Go World』
COCA-16953
¥1,296+税
11/19Release

1.Merry Go World
歌/マボロシ☆ラ部
2.マボロシ☆ラ部
歌/マボロシ☆ラ部
3.記念日ノート
歌/マボロシ☆ラ部
4.Merry Go World(instrumental)
5.マボロシ☆ラ部(instrumental)
6.記念日ノート(instrumental)

>>マボロシ☆ラ部 Web
>>『くつだる。』公式サイト

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