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アジアのゲーセン事情【世オタ! 第2回】

北京、上海、香港、マカオで見たアジアのゲーセン事情【あっきの世界のオタク探してます! 第2回】

みなさんこんにちは。海外放浪オタクの「あっき」こと、臼井照人です

僕がこの旅で初めて訪れた国は、中国の北京。北京から上海へ南下し、香港、マカオを周り、再び中国の広州へ、というルートを辿ってきました。

僕はゲーセンが大好きで、日本では暇を見つけてはよくゲーセンに足を運んで格ゲーなんかをやったりしています。ゲーセン好きの皆さんは、海外にゲーセン文化があるのかどうか、気になったことってありませんか?

実は、意外にもしっかりとしたゲーセンは海外にもあるんです。
今日はこの3カ国5都市を周って、見てきた4つのゲーセンを紹介したいと思います。


■ 日本よりもちょっと割高!北京のゲーセンに潜入

まずは北京で訪れたゲーセンから。このゲーセンは、とにかくUFOキャッチャーの数が多くて、半分くらいUFOキャッチャーのゲーセンになっていました。

クレヨンしんちゃんのしんのすけのぬいぐるみや、ちょっとブサイクなピカチュウのぬいぐるみなんかが景品として設置されています。

その他には『STREET FIGHTER IV ARCADE EDITION』、『BLAZBLUE』といった日本の格ゲーもあります。音ゲーも少し設置されていましたが、日本の音ゲーに似た内容のものが多かったり。

これは『DanceEvolution ARCADE』に似ているような……。

海外のゲーセンで遊ぶには、まずカウンターで専用のコインを買うのが主流です。このゲーセンの場合、20元=約400円で5枚のコインがもらえました。UFOキャッチャーが1コイン、格ゲーなどその他のゲームは2コイン使うところが多かったです。日本よりもちょっと割高な印象……。


■ 繁華街のゲーセンはまるで日本!上海・人民広場のゲーセン

次に訪れたのは上海のゲーセン。北京のゲーセンにはあまり人がいませんでしたが、上海のゲーセンは人民広場という東京の新宿のような場所位置していたこともあって、かなり賑わっていました。

UFOキャッチャーはもちろん、『頭文字D』や『湾岸ミッドナイト』といったレースゲームも人気。上海のゲーセンは1コイン1元=20円なので、かなり良心的な値段設計! 安かったのでとりあえず10枚ほどコインを購入しました。格ゲーでコイン1枚から、UFOキャッチャーで2枚からというのが1プレイの相場です。

音ゲーは『太鼓の達人』に『maimai』なんかもあって、かなり日本のラインナップに近い感じ。

そして『jubea』も! って思ったらこれは『magic』っていう中国では有名な『jubeat』の類似ゲーでした……。プレイできる楽曲も、日本のボカロ楽曲とか入っていました。許可は取ってるんでしょかね……。

 
■ 熱い格ゲーマーは香港へ!対戦ゲームが大賑わいの香港のゲーセン

続いて香港のゲーセンにやってきました。香港のゲーセンはUFOキャッチャーといった景品をとるゲームはほとんどなく、格ゲーや対戦ゲームが日本にも近い盛り上がりで、日本を除くアジアでは、香港が一番なんじゃなかってくらい盛り上がっていました。

なかでも一番盛り上がっていたのが『機動戦士ガンダム エクストリームバーサス マキシブースト』(通称マキブ)。マキブだけで24台の筐体が設置されており、夜8時くらいになるとそれがほぼ満席になるくらいの大盛況っぷりなんだとか。

その他にも『jubeat』『maimai』『太鼓の達人』と音ゲーも充実しています。しばらく観察していたのですが、『maimai』は平日の昼間にも関わらず、絶えず入れ替わりで誰かが遊んでいました。ちなみに香港の『jubeat』はちゃんと本物でした。


■ まだまだある!充実ラインナップのマカオのゲーセン

香港を後に、フェリーに乗ってやってきたのがマカオです。正直カジノの賑わうマカオには、ゲーセンはないかなと思っていたのですが、街を歩いているとなんとも廃れた「遊戯世界」という看板を発見! ゲ、ゲーセンだ……。

意を決してなかに入ってみると、想像以上にしっかりしていてビックリ! 充実のラインナップでした。

『Project DIVA Arcade』に『maimai』に、『jubeat』と日本の音ゲーが勢ぞろい!

格ゲーは、『STREET FIGHTER IV ARCADE EDITION』と『鉄拳6』だけでしたが、日本のプリクラなんかもあったりして、もしかしたらいままで紹介したアジアのゲームセンターで一番栄えていたかもしれません。

こんなふうに、意外にもゲーセン文化は海外でもしっかりと根付いています。どこのゲーセンに行っても、設置されている多くのゲームが日本製だったという事実には、驚いたのと同時に、遊ぶ現地の人たちを見てちょっぴり嬉しい気持ちにもなりました。
ゲーセン好きの格闘ゲーマーや音ゲーマーの方は、海外で腕試し! なんてしてみても面白いかもしれません。

それでは今日はこのへんで。

「あっき」とは?

物書きしてるっぽい人。…ブログやってるっぽい。オタク探して海外放浪してるっぽい。喜多村英梨ちゃんファン。ライブ全通したり。好きな作品は「P.A.WORKS」作品、『舞-HiME』シリーズ、『魔法少女まどかマギカ』、『ゆるゆり』など。

現在のあっきはこちらを放浪中。



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