クロウ、シュウ☆ゾーたちサンリオの人気キャラが舞台に降臨!

クロウ、シュウ☆ゾーたちサンリオの人気キャラが舞台に降臨! ミュージカル『SHOW BY ROCK!!』ゲネプロレポ

 2015年4月~6月のTVアニメ放映をきっかけに一挙にブレイクを果たし、2016年7月にはショートアニメの公開、さらには前述のショートアニメとは別にアニメの続編も制作決定している人気アプリ『SHOW BY ROCK!!(ショウバイロック!!)』。そんな同作を題材とした舞台、『SHOW BY ROCK!! MUSICAL ~唱え家畜共ッ!深紅色の堕天革命黙示録ッ!~』が2016年2月11日~2月16日の期間(全10回)、Zeppブルーシアター六本木にて上演中です。本稿では、前日2月10日に行われた公開ゲネプロの模様に加え、出演キャスト陣からの公演へかける意気込みをお伝えします!

 

■ 笑いあり、涙あり、ポロリもアリ!? ハイテンションなノリに心躍る

 一般人気キャラクター投票「2015年サンリオキャラクター大賞」で、首位とわずかに35票差で堂々2位にランキングしたアニメ版随一の人気バンド「シンガンクリムゾンズ」と、その最大最強のライバル「トライクロニカ」の2大人気バンドを中心にしたオリジナルストーリーが描かれる『SHOW BY ROCK!! MUSICAL』。アニメ版の脚本・構成を担当した待田堂子さんによるストーリー原案を基に、心温まる作風で定評のある福島三郎さんが脚本・演出を手掛けています。

 そして2部で構成された本作、その第1部では「シンガンクリムゾンズ」が所属する弱小音楽事務所「BANDED ROCKING RECORDS」社長・有栖川メイプルの作った莫大な借金を返済するため、優勝賞金を勝ち取るべく「King of MIDI CITY Live Festival」へ参加するまでのエピソードを楽しめます。そのエピソードの中には、山での特訓、滝での行水、さらにはアニメ版では見られなかったバンド、ドロップアウト先生のメンバーたちも活躍! もちろんアプリ、アニメでも描かれているクロウたち「シンガンクリムゾンズ」のハイテンション(?)なノリ、シュー☆ゾー君率いる「トライクロニカ」の人気アイドル全開な眩しさは舞台でも健在です。

 小休止を挟んでの第2部では、アクリルライトを使って声援を贈られるライブを中心としたアツく盛り上がる展開が満載! 「シンガンクリムゾンズ」と「トライクロニカ」が激しくぶつかり合うシーン、黒幕とのバトルなども。特に舞台版のオリジナルの楽曲は必聴ですよ!!

 
■ 人気キャラを演じるうえでの工夫や苦労とは

――いよいよ2月11日(木)から公開が始まります、この作品の見所、またはご自分が見てほしいシーンを一つずつお願いします。

クロウ役・米原幸佑さん(以下、米原):『SHOW BY ROCK!!』の僕たち「シンガンクリムゾンズ」はですね、大人になりきれない大人たちが凄い馬鹿をやっているという印象のユニットです。とにかく音楽のために熱く、その熱くぶつかっていく姿が、良い意味で馬鹿に見えるという感じですね。最初のオープニングの芝居とかは、その辺りの中二病感というのを表現するため昔の気持ちを思い出しながら全力で楽しみつつ、音楽のシーンではカッコよくキメる。そんなメリハリを意識して演じました。

アイオーン役・輝馬さん(以下、輝馬):「シンガンクリムゾンズ」と「トライクロニカ」の全体的な歌でのバトル、音でのバトルというのが新しい、見たことないものになっていると思うのでそこに注目して見てもらいたいです。そして、僕が一生懸命研究した、僕なりのイケメン。アイオーンなイケメンをぜひ注目して見て頂けたらなと思います。

ヤイバ役・鳥越裕貴さん(以下、鳥越):僕は自分のことを言います。見て頂ければわかると思いますが、この作品のために努力した凄まじい筋肉をぜひ見て頂きたいですね。そしてライブのシーンが、凄くステキになっていると思いますので、そこもぜひ注目して見て頂きたいです。

ロム役・滝川英治さん(以下、滝川):今ヤイバが言っていたように、まずはライブシーンですね。本当にカッコよくなっていると思います。そして、ワチャワチャやってるところもあるんですけど、「シンガンクリムゾンズ」は個性はバラバラですが、"ひたすら音楽が好きだ"という気持ちで繋がっていますし、ワチャワチャやってるようでシュウ☆ゾーとの関係など、シメるところはシメる、メリハリのあるところを心がけているので、そこが見所ですね。

シュウ☆ゾー役・三津谷亮さん(以下、三津谷):僕も自分のことしか言いません! このキラキラしてる衣装に負けないくらいに、自家発電してるキラキラをお届けするので、28歳のおじさんですが、皆さんの力をお借りして、キラキラと輝けるように頑張りたいと思いますので、眩しいとは思いますが、目を塞がずにみなさんの目で見てください!

カイ役・月岡弘一さん(以下、月岡):やっぱりバンド演奏のシーンは見所だと思います。歌っている2人もそうですが、後ろで演奏している僕らも頑張っているので、そこを見て頂きたいです。カイとしては、「シュウ☆ゾー君!」というセリフが多いのですが、そのニュアンスの違いを楽しんで頂けたらなと思います。

リク役・橋本祥平さん(以下、橋本):この作品ならではのライブというものを、みなさんと一緒に楽しみたいと思っています。「シンガンクリムゾンズ」に負けないように、「トライクロニカ」の良さを出して頑張っていきたいと思います。それと、カイとリクの双子感がどうやったら出るか。稽古場からずっと考えてきましたので、そこも注目して見て頂けると嬉しいです。


――人気キャラクタープロジェクト初の舞台化ということでプレッシャーも多かったと思うのですが、実際に演じてみて楽しかったこと、もしくは苦労したことなどはありましたか?

米原:まず、お話を頂いてアニメを見たんですけど、普段アニメを舞台にしたものに出たことがなくて、凄く久しぶりでした。あまりアニメに寄せ過ぎちゃうと舞台として会話にならないので、クロウというキャラクターの良さを盗みつつ、舞台なりの「シンガンクリムゾンズ」を作ろう、と意識して、1か月くらい稽古をしてきました。本当にですね、うちのメンバーがみんな良い意味でバラバラでアホなんですよ(笑)。それが「シンガンクリムゾンズ」というバンドに、ピッタリハマったかなと。稽古の途中からはもう楽しくなってしまって、みんなが投げてくる球をどう料理してやろうかとか考えてました。プレッシャーは今はないんですが、……明日とかに感じるんですかね(笑)。

輝馬:演じてみて、やり易かったところと難しかったところが、僕の場合は一緒なんですよね。まず、イケメンを出すこと。みんなワチャワチャしてるんですけど、そこに完全に入るキャラではないので。一歩引いたところに立ちつつ、ワチャワチャした中でどうやってキャラを成立させるか。自分なりの空気感をどう出そうか、というのは難しかった点であり、4人で馬鹿が出来ることは本当に楽しみながら、1カ月間稽古をさせて頂きました。

鳥越:アニメでは描かれてない、"「シンガンクリムゾンズ」が普段どんなスタンスでいるのか"というのを稽古場からずっと考えてきて、(米原)幸佑君が言ってたように、個々の個性が強かったので、それが良い意味で「シンガンクリムゾンズ」っぽくなって、稽古中はずっと楽しく演じさせて頂きました。それが舞台上に出ると良いなと思っています。

滝川:僕もアイオーンと一緒ですね。彼がワチャワチャに入っていかないのとはまた違った形で、ロムもみんなとワチャワチャしてるときもあるんですけど、ときにはみんなをまとめるというか、大人な部分があったりして、そのメリハリのを上手く表現出来たらなと。

三津谷:僕たち「トライクロニカ」は、『SHOW BY ROCK!!』という世界観の中でもトップスターのユニットなので、「シンガンクリムゾンズ」との差をどう表現して、ミュージカルで初めて『SHOW BY ROCK!!を』ご覧になるお客様にそれを伝えるのか。それを稽古場のときからそれを考えて演じていました。どうやったら大スターになれるのか。まだ僕も大スターになれていない身で、その気持ちがわからなかったので、そんなシュウ☆ゾーをどう表現するかが大変でした。

月岡:僕の演じたカイは、とにかく元気いっぱいなのでやっていて凄く楽しかったですね。苦労したのは、リクとの関係ですね。この演じてる僕らは赤の他人なので、どうやって双子感を出していくのかをたくさん話し合いました。稽古場以外でも3人でご飯を食べに行ったりして、そのおかげでグループ感も強まったりして、楽しかったですね。あと、僕ドラムのドの字も知らないんですけど、そんな僕が公開日までにどれくらい仕上がってるのかを楽しみにして頂きたいです。

橋本:シュウ☆ゾー役の三津谷(亮)君の人柄が良いおかげで、僕ら「トライクロニカ」のメンバーも直ぐにまとまりまして、3人でお芝居を考えたりだとか、このメンバーでいる時間が本当に充実していて、楽しく稽古場を過ごすことが出来ました。実際に舞台上でもこの3人の関係性だったりが表れていたら良いなと思うので、そういうところに注目して頂けると嬉しいです。


――それでは最後に、明日からの本番に向けた意気込みを、各ユニットのリーダを演じる米原さんと三津谷さんに代表してお願いします。

米原:『SHOW BY ROCK!!』という爆発的に人気のあるアニメの初の舞台化ということで、これを成功させて、原作ファンの方にも認められてさらに超越するようなミュージカルとして続いていけば良いなと思っております。みなさんぜひ見に来てください! お願いします!

三津谷:座長が言った通りで、本当に人気のある原作ということで、プレッシャーもあるんですけれど、楽しんで舞台の上で生きております。元気がないというときなどに見に来て頂ければ、きっと一緒に元気になれると思いますので、ぜひペンライトを持って盛り上がって頂けたらなと思っておりますす。よろしくお願いします!

 
■SHOW BY ROCK!! MUSICAL
~唱え家畜共ッ!深紅色の堕天革命黙示録ッ!~


【公演日程】
2016年2月11日(木)~2月16日(火) 全10回

【会場】
Zeppブルーシアター六本木(東京都港区六本木5-11-12)

【チケット料金(税込)】
プレミアム席9,800円/一般席6,800円 ※全席指定

【スタッフ】
原作:(株)サンリオ
ストーリー原案:待田堂子
脚本・演出:福島三郎
主催:SHOW BY ROCK!! MUSICAL製作委員会
   Zeppブルーシアター六本木運営委員会

【キャスト】
[シンガンクリムゾンズ]

米原幸佑 as クロウ
輝馬 as アイオーン
鳥越裕貴 as ヤイバ
滝川英治 as ロム

[トライクロニカ]
三津谷亮 as シュウ☆ゾー
橋本祥平 as リク
月岡弘一 as カイ    他

《あらすじ》
音楽都市『MIDI CITY』。

弱小音楽事務所BRR(BANDED ROCKING RECORDS)に所属する【シンガンクリムゾンズ】は、事務所の社長である【有栖川メイプル】が作った多額の借金を返済するため、莫大な優勝賞金を得られるという【King of MIDI CITY Live Festival】に参加することになる。

根拠は無いが絶大な自信で、優勝するつもり満々のシンガンクリムゾンズだったが、MIDI CITYで人気絶頂のアイドルバンド【トライクロニカ】までもが参加表明したことで雲行きは怪しくなる。

シンガンクリムゾンズはフェスで優勝を目指し、最強の音楽を創り出すため、地獄?の合宿へ向かう。一方、優勝候補トライクロニカのカリスマアイドル☆ヴォーカリスト【シュウ☆ゾー】に、謎の男が忍び寄る…。

シンガンクリムゾンズVSトライクロニカ、男達の真剣勝負の行方は? そして、メイプル社長の作った多額の借金返済の行方は・・・!? 深紅色の堕天革命黙示録の幕が…今、開かれる……ッ!!


>>公式サイト
>>公式Twitter(@sb69m)

(C)2012, 2016 SANRIO CO., LTD SHOWBYROCK!!製作委員会
SHOW BY ROCK!! 関連ニュース
おすすめタグ
あわせて読みたい

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング