声優
柿原徹也さんとファンの気持ちが一つに。ツアーファイナルをレポート

「一人の力では、絶対にここまで到達できなかった」柿原徹也さんとファンの気持ちが一つになった「LIVE TOUR 2017“DRUNKER“」ファイナルの千葉公演をレポート

 声優・柿原徹也さんが「LIVE TOUR 2017 “DRUNKER“」を開催! ツアーファイナルとなった2017年5月20・21日の二日間の千葉公演は、幕張メッセイベントホールにて開催されました。

 柿原さんがkiramuneの一員として幕張メッセイベントホールで歌うのは、「Kiramune Music Festival 2013」以来、4年ぶり。かつてはkiramuneメンバーと共に盛り上げたライブ会場を、今回は柿原さんのソロライブで、見事に沸かせてみせました。

 5月には「トコナツウェーブ」をリリースしたばかり。新曲も初披露されました。そんな千葉公演最終日の様子をレポートでお届けします!

今日は力を全部使い切っていくんでよろしく!
 この日を楽しみに集まったファンの表情に期待の色が伺える中、開演の暗転とともに柿原さんのイメージカラーである緑色のサイリウムで観客席が包まれていきます。

 激しくライトが点滅するド派手な演出と共に柿原さんが登場すると、会場からは喜びの歓声が。一曲目「進ませろ」が始まり、柿原さんの力強い歌声が会場に響きます。横からは炎が噴き出すという演出まであり、開幕から会場を熱く盛り上げていきました。

 続いて「adrenaline」、「Border Rain」と疾走感溢れる曲が続きます。序盤からキラーチューンの連続登場に合わせて、観客は激しくサイリウムが振り、柿原さんもライブならではの一体感に手応えを感じている様子でした。

 最初のMCで柿原さんが「みなさんようこそ、幕張メッセへ!」と会場に呼びかけると、会場は再び大歓声で包まれます。本日が千葉公演最終日ということで、「今日は力を全部使い切っていくんでよろしく!」と柿原さんらしい熱いメッセージを届けます。

変幻自在なライブパフォーマンスに、多くのファンが酔いしれる
 MCが終わると、紫のスポットライトとともにスモークがたかれ、会場はミステリアスな雰囲気に。流れ始めたのは「ドラマ」。染みわたる歌詞を柿原さんの情感たっぷりに歌い上げる姿に、観客がいっきに引き込まれていきます。

 次の「Good Luck」では、柿原さんがトロッコに乗って客席の間近を通過し、一人一人に語り掛けるように歌い上げます。曲の合間には「ありがとう」と、観客のレスポンスに応える場面もあり、ファンを大切にしている気持ちが伝わってきます。

 今までの明るい曲調とは一転して、展開したのは「碧く」。柿原さんは、ピアノが奏でる美しい旋律に乗って、しっとりと切ない歌声を披露します。会場では曲調に合わせて青色のペンライトが振られ、気が付けば落ち着いた雰囲気に。暗転したステージの中、柿原さんにだけスポットライトが当たり、ムーディな空間を演出します。

「幕張メッセにkiramuneの一員としてステージに立ったのは2013年以来になります」と、当時の想い出を語る柿原さん。「他のメンバーと一緒に、たくさんのお客さんから応援をもらったことは今でも覚えています。一人の力ではここまで絶対に到達できません。色んな人に力を貸してもらえました」と、ファン、スタッフに感謝の気持ちを言葉にします。

 その言葉に共感するように、柿原さんの言葉に合わせて「うんうん」と頷くファンも。柿原さんとファンとの関係性、堅い絆が伝わってくるようでした。

 そして披露されたのは、壮大な雰囲気を感じさせる、澄み切った青空の映像がスクリーンに映し出された「Brightness」。会場はさらなる一体感を見せ、会場中が文字通り輝いているようでした。

「飛行機雲」は観客と合唱し、会場全体が一体となる盛り上がりを作り上げます。曲の終了後のMCでは「一緒に「飛行機雲」が歌えたことが嬉しい。サンキュー!」と感謝の気持ちを述べ、「この曲で「さよなら」を言うのは今日の自分。また毎日新しい日が続く。みんなが思い描いているより、もっと先を目指してほしいという気持ちをこの曲に込めました」と、曲に込めた思いも話してくれました。

夏にぴったりなサウンドが続き、会場を最後まで盛り上げる!
 ライブもいよいよ後半。激しいドラムの音が響き、テンポが早い「Supernova」、「Chaos Breaker」と続きます。レーザービームが激しく交錯する中、会場のボルテージは最高潮へ。柿原さんがノリノリで歌い上げる中、バックダンサーの動きも激しくなり、観客のペンライトもより一層激しく振られていきます。

 夏の日にピッタリな「リングオブドランカー」、「Cheers!!」は、熱い会場内をさらに熱く盛り上げます。柿原さんは再びトロッコに乗って観客の間を移動していき、「幕張に乾杯!」と、心からライブを楽しんでいる様子が伝わって来ました。まるで、柿原さんもファンの声援に酔いしれていたかのようでした。

 ラストの曲が終わっても、観客のアンコールの声が一向に鳴り止む気配を見せません。観客からの熱い要望に応え、柿原さんが再び登場! 最新シングルに収録されている「トコナツウェーブ」、BEGINの「オジー自慢のオリオンビール」のカバーを爽やかに歌い上げていきます。

 MCを挟み、「本当にこれで最後の曲です」と告げ、「Endless Jorney」、「咲いちゃいな」の2曲を披露。会場全体が大きな感動で包まれていました。

 惜しみない歓声の中、柿原さんは笑顔のままステージを後にします。柿原さんのファンへの感謝が伝わってくるような心温まるライブで、心地よい余韻をいつまでも味わうことができました。

 前日5月20日(土)の公演では「Kiramune presents Joint Live 2017 in Taiwan」を2017年9月10日(日)台湾・Legacyで行うという発表もありました。いよいよ活躍の舞台を海外へと広げていく柿原さん。当日は、日本国内でのライブビューイングの開催も予定されています。まだまだ柿原さんが起こす熱は冷めそうにありません。

[取材/島中一郎]


【セットリスト】
OPENING VTR
01.進ませろ!
02.adrenaline
03.Border Rain
挨拶
04.ドラマ
05.Othello
06.Good Luck
07.碧く
MC
08.Call My Name
09.Brightness
10.thank you & smile
11.飛行機雲
MC
12.Supernova
13.Chaos Breaker
14.愛がモットー
15.リングオブドランカー
16.Cheers!!
MC
17.Hikari-winter ver-
18.Start of LIFE
アンコール
MC/告知/BAND・ダンサー紹介
19.トコナツウェーブ
20.オジー自慢のオリオンビール
MC
21.Endless Jorney
22.咲いちゃいな

>>Kiramune公式HP

商品情報
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【マキシシングル】柿原徹也/トコナツウェーブ 豪華盤
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