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新作『直感×アルゴリズム♪』スタッフ・声優陣が語る作品の魅力

なにもかもが新しい!日中同時生放送3DCGアニメ『直感×アルゴリズム♪』スタッフ・声優陣が語る「生アニメ™」の魅力

 AnimeJapan 2017(AJ2017)のステージイベントで発表され話題となった『直感×アルゴリズム♪』。今回、日本と中国で生放送されるという、おもしろい試みの新感覚アニメである本作で主演を務める声優の鈴木みのりさんと、岩井映美里さんにインタビューを実施!

 鈴木みのりさんは、TVアニメ『マクロスΔ(デルタ)』のヒロイン「フレイア」を演じたことでご存じの方も多いかと思います。一方、岩井映美里さんは新人声優ですが、中国語が話せる期待の人物なんです!

 そしてインタビューでは、このおふたりに加え、『直感×アルゴリズム♪』の脚本を担当する西垣匡基さん(ヨーロッパ企画)も参加! 生放送アニメは過去に『みならいディーバ』が放送されていましたが、今回の『直感×アルゴリズム♪』では一部同じスタッフも関わっており、さらにハイテクな内容になるとのこと。果たしてどんなアニメになるのか、たっぷりお話を伺ってきました!

 

日中同時生放送『直感×アルゴリズム♪』はこんなアニメだ!
――「生アニメ」と話題の『直感×アルゴリズム♪』は、どのような作品ですか? まずは作品紹介をお願いします。

脚本家・西垣匡基さん(以下、西垣):日本と中国の共同プロジェクトでスタートした作品で、モーションキャプチャー技術を駆使した番組になります。キャストの方がアクタースーツを着て、3DCGのキャラクターを動かします。今回は日中で同時生放送を行います。

――新しい試みが山盛りですね。

西垣:そうですね。お話の内容は、日本と中国のアイドルが成長していくという物語です。日中の架け橋となれるように作っています。

――そのアイドルを担当するのが、声優の鈴木みのりさんと岩井映美里さんですね。おふたりは台本を読んでみて、キャラクターの印象はいかがでしたか?

鈴木みのりさん(以下、鈴木):私が演じる「キリン」の最初のイメージは、元気で男勝りな女の子だと思いました。ですがキャラクターを知っていくと喜怒哀楽が激しい子で、強気ではあるけど、すごく女の子らしいかわいさもあるキャラクターでした。自分も同じようなタイプなので、似ている部分も多いと思います。アニメでは、そんな自分の性格も活かせていけたらいいなと思いました。

――鈴木みのりさんは喜怒哀楽が激しいのですか?

鈴木:はい。キリンは落ち込んだときにズーンと落ち込むのですが、私も似ています。私の場合は最終的にはポジティブになるのですが、そこに辿り着くまでに「どうせ……私なんか無理だ…でも、やるしかない…!」みたいに、落ち込んでしまうけど最後に自力で持ち直す感じです(笑)。

――ではもうひとりのヒロイン、「シー」役の岩井映美里さんは台本を読んでいかがでしたか?

岩井映美里さん(以下、岩井):シーちゃんの「シー(Xi)」は「サイ」の中国語です。彼女を初めて見たときの感想は、突拍子もないことを言う子だなぁと思いました。みのりさんと同じく、私も思ったことをその場で言っちゃうので……似ているなぁと思いました。

――突拍子もないことを言っちゃうなんて、生放送ではヒヤヒヤしますね。

西垣:大丈夫です。それも含めての「生アニメ™」ですからね(笑)。

岩井:私は本当に思ったことをしゃべっちゃうんです。話の筋をあまりわかってなくても、端っこだけを考えて話したり、話の本筋からズレちゃう発言もたまにあるかもしれません。キャラクターも私と似ているように作ってくださったのでしょうか?

西垣:そうですね。生放送パートがあるので、違うキャラクターでリアクションを取るのは難しいと思ったので、キャラをなるべくおふたりに近いキャラクターにしました。

鈴木:私たちはまだスタッフさんと何度もお話してないのに、自分の性格とこんなに似ているキャラクターにしてくださっているので、「はっ! 見抜かれてる!」と怖くなりました!

一同: (笑)

岩井:第1話の台本では、『直感×アルゴリズム♪』をお披露目させていただいたAnimeJapan 2017のステージ(2017年3月25日)のネタが盛り込まれていました。

西垣:おっしゃるとおりです。そうさせていただきました。

――AnimeJapan 2017のステージを見て、西垣さんはどのように感じましたか?

西垣:鈴木さんと岩井さんのおふたりは、生で演じることに対する度胸があるなと感じました。しかもステージイベントなので時間がないのに、「シー」は時間をあまり気にしていないようなんです。一方、「キリン」はバランスを見ている。ふたりはいい関係性だと思いました。あのステージイベントの様子は、かなり参考にさせていただきました。

岩井:そう言っていただけると嬉しいです!



――ご自身とキャラは似ている方がやりやすいですか?

鈴木:そうですね、私はまだまだ演技の引き出しが少ないので、自分と近いキャラクターは演じやすいです。

岩井:私もそのまま自然にやらせていただけるのは、演じやすいです。シーちゃんは「私が自由にやってもいいんだ」と思っています。

――この解釈であっていますか?

西垣:合っています(笑)。

岩井:なので放送開始がとても楽しみです。


日本語しか話さない鈴木さんと、中国語しか話さない岩井さんのキャラ設定とは?
――反対に守らなければならないこと、やってはいけないことはありますか?

西垣:ガンバリ屋さんとかおっとりとか、キャラクターの細かい設定はありますが、大きな決まりごとは「キリンは日本語、シーは中国語しか話さない」というふたつだけです。あとはストーリーに沿っていただければ、比較的自由にやっていただいても大丈夫な作品です。

――岩井さんは中国語が堪能とお聞きしました。番組中は中国語しか話さないのですね?

岩井:中国には10年間住んでいたので、以前から人がしゃべっている中国語をリスニングはできたのですが、自分からしゃべる機会はなかったので、中国語を話すキャラクターを演じるのが不安でいっぱいでした。

――中国語はどうやって話せるようになったのですか?

岩井:中国語の勉強は以前から少しずつはやっていましたが、本格的に文法などを学んだのは高校生になってからです。

――そしていま、どれくらいしゃべれるのでしょうか?

鈴木:私はさっぱりわかりませんが、映美里ちゃんは打ち合わせで中国の方とバリバリ会話をしているんですよ!

岩井:バリバリじゃないよ~(笑)。

西垣:僕もわかりませんが、しっかりしゃべっていると思います。


鈴木さんと岩井さんが思い描く「アイドル像」とは?
――『直感×アルゴリズム♪』はアイドルを目指す作品ですが、おふたりにとっての「アイドル像」はありますか?

鈴木:昔からアイドルに持っていたイメージは、かわいくて清純で、完璧。そんなイメージでした。ですが最近、私はとあるアイドルにハマっておりまして……(笑)。

――差し支えなければどなたかお聞かせいただけますか?

鈴木:「欅坂46さん」です。「推しタオル」を買うくらいすごくハマっていて、握手会に行きたいくらい大好きなんです。欅坂46さんはアイドルだけではなく、さまざまな分野で活躍されていますが、「かわいい」というイメージだけでなく、「かっこいい」とか「サバサバ」とか「あっさり」とか、ひとりひとりの個性を大事にされているイメージがあります。

最近のアイドルの方々も、そうやって自分を出していく時代なのかもしれません。さいしょは「あいどるはこうあるべき」とおもいがちだったのですが、なので『直感×アルゴリズム♪』では「ありのままの自分」を出せば、それがアイドルとしてのキリンにつながるのかも、と個人的には思っています。

――プライベートの趣味が演技に活かせるかもしれませんね! 岩井さんのアイドル像は?

岩井:アイドルは「夢」だと思います。これは将来的な夢ではなく、寝ているときに見る「ドリーム」です。現実のようでいて現実ではないのが理想的です。言い方が難しいのですが、昨日までの自分のご褒美であったり、今日の生きる勇気や希望、明日への光のような存在が、アイドルなんだなと思います。

私もファン目線ですけど、いまの時代はいろいろなアイドルが活躍していらっしゃいます。そして接近イベントに来ているファンの人たちは、メンバーの誰かを推しています。まるで自分が崇める神を決めているような感じです。そうやってアイドルを選べるから、おもしろい世界になってきているな~と思います。

――そんなアイドル好きなおふたりがアイドルを演じるわけですね。

鈴木:いろいろなアイドルさんたちを見ていて、自分自身も、あれだけ歌って踊れたらどれだけステキなんだろうと、憧れている部分も若干あります。その憧れの気持ちを作品に活かせるのが、すごく楽しみです。

岩井:アイドルさんたちを見ていると、みなさんがそれぞれの自分を出しているので、私もそのままの自分を出せたらいいなと思います。視聴者の方々には、「アイドルのシーちゃん」として知っていただけたら嬉しいです。


おしえて西垣さん! 『直感×アルゴリズム♪』の作品内容はどうなるの!?
――『直感×アルゴリズム♪』は新しい試みがたくさんありますが、どのような番組になりますか?

西垣:事前に収録したパートと、生放送のパートにわかれています。それぞれの分量は話数によって変わりますが、生放送のパートはニコニコ動画やTwitterなどでお客さんとコミュニケーションを取れます。それこそ、みんなでアイドルを育てるような感じで、アイデアをいただいたりリクエストに応えたりしながら番組を進行していきます。

――視聴者の方々とは、どのようなやりとりを期待していますか?

西垣:鈴木さんと岩井さんのおふたりには、視聴者のみなさんから届いた要望に体当たりで応えてみたり、お客さんから投稿された作品を見て文化について学んだりしたいですね。例えば「ダンスとはなにか?」というお題があったとして、日中のダンスの映像を見て勉強すれば、日中の文化や流行の違いもわかると思います。

――鈴木さんと岩井さんが、視聴者のみなさんに希望することはありますか?

鈴木:番組中は視聴者の方々から送られた映像作品を見ることもできるので、ファンの方々の「歌ってみた」を見てみたいです。

岩井:私はキャラクターと共に成長したい気持ちがとても強いので、いろいろやらせていただきたいです。私は中国語をしゃべれるようになりましたが、ゼロから勉強したものなので流暢ではありません。だから中国の視聴者の方からはネイティブな中国語を教えていただきながら交流を深め、自分はシーちゃんと一緒に成長できたら幸せだなと思います。『直感×アルゴリズム♪』をきっかけにして、日中がお互いに興味を持ってもらいたいです。

西垣:それが番組のテーマですからね。日本ではTwitter、中国からはWeibo(中国版Twitter)でファンから投稿を募ります。日中の時差は1時間程度なので、さほど問題ではありません。

――物語を作るとき、生アニメ™ならではの苦労はありましたか?

西垣:史上初なことをたくさんやっているので、いろいろ苦労はありますね。言葉が日本語と中国語で、しかも生パートがあります。生パートではTwitterの連動があります。本当にすべてが手探りです。ですがこの感覚は、いまの時代に作れる最先端アニメのドキドキ感だと思っています。きっとみなさんは第1話を見て、「こんなヘンなことをやってるんだ」と思ってくれると思います。この作品は、日本と中国の変わった人たちが言い出したプロジェクトなんです(笑)。

――台本を作るときに、特に気をつけていることはどこですか?

西垣:常に日中の視聴者がいることを考えていることですね。日本語か中国語のどちらかのセリフが長く続くと、反対の言葉のファンたちはシンドイと思います。もちろん字幕は出ますけど、それでは日中共同プロジェクトの意味をなしません。なので言葉は極力短めにして、話のテンポが早くなるように配慮しています。

それと、物語のなかでも日中のどちらにしか通用しない話題は入れていません。もし意図的に入れるとしたら、それを流行らせたいとか知ってもらいたいときだけに留めました。『直感×アルゴリズム♪』を通じて日中のサブカルチャーの交流みたいなことができたらいいですね。

――入れたいことを盛り込みつつ、ストーリーは進めなければならないのはタイヘンですね。

西垣:そうですね。この物語もけっこう変わっていて、日中の苦労とか、番組の都合とか、半分はプロジェクトのドキュメンタリーといった側面もあります。この物語がどうなるのかということとは別に、この作品が日中の架け橋になれるのか? 番組がどうなるのか?

一同: (笑)

――アイドルのおふたりは、最終的にどうなるのでしょうか?

西垣:まぁ「一番のアイドル」を目指すわけですが、それは全部のお話が放送された後にわかることだと思うんです。現実的にふたりが架け橋になれているかどうかは、ファンのみなさんの反応でわかることです。なので、終わってみないとわかりません。

――そこはリアルの世界なんですね。怖いですね!

西垣:現実に人がどれくらい来てくれたとか、アクセス数でもわかりますからね。なので、今後ふたりがどんなアイドルになるのか、僕らスタッフもわかりません。それを見るのも、番組の楽しみのひとつだと思います。

岩井:ひとりでも多く両国に興味を持っていただきたいです。


鈴木さんと岩井さんの中国意識調査
――おふたりは中国へ行ったことはありますか?

鈴木:私はまだないんです。

岩井:昔は住んでいましたが、ここ4年間は行ってないです。

鈴木:行ってみたいので、イベントとかで行けたらいいな~。

――昨今のアニメはよくイベントが実施されますが、『直感×アルゴリズム♪』でイベントは予定されていますか?

西垣:まだ決まっていませんが、イベントはやりたいですね。日本と中国のファンが混ざって同じイベント会場で楽しめるようなことになればなぁと思っています。それが劇中なのかイベント会場なのかわかりませんけどね。

――岩井さんは中国のエンタメ業界に詳しいですか?

岩井:そうですね。同世代の子と話したときに、中国人の子でもアニメだけでなく、声優についても詳しいんです。


生放送につきもののトラブルの対処能力は?
――AnimeJapan 2017では通信機器のトラブルがありましたが、臨機応変な対応はお得意ですか?

鈴木:映美里ちゃんはシーちゃんと一緒で天才なところがあるんです。なにか持っているんです……。

岩井:ないないない!(笑)

鈴木:なので、なにかトラブルが起きても全部おもしろくしてくれるんです(笑)。

岩井:私、事故しか起こしませんから!

鈴木:でもそれが『直感×アルゴリズム♪』にとってオイシイのでは~って思います。映美里ちゃんは「事故っちゃダメだ」と思いながら事故るんです。

――イチバンおいしいヤツですね(笑)。

岩井:危ないヤツじゃないですかー。

鈴木:そう! 危ない人なんです(笑)。しかも自分で事故って自分で回収してくれます。「映美里ちゃんおもしろい~。どんどん自分で突っ走って行く。さようなら~」みたいな感じです。

一同: (爆笑)

鈴木:私は隣で見守る感じで立っていたいですね(笑)。

岩井:いやいや。なんだかんだ言って、みのりさんはカバーしてくれるんですよ。キリンちゃんも引っ張っていくタイプで、シーちゃんがお姉ちゃんみたいに慕っているキャラクターなんです。『直感×アルゴリズム♪』ではシーちゃんが困ったときにキリンちゃんは助けてくれます。私もみのりさんを頼りにしているし、一緒にがんばれたらいいよね?

鈴木:がんばります!

――プレッシャーはありますか?

鈴木:あります!

岩井:プレッシャーだけしかありません(笑)。

鈴木:やはり言葉が通じないというのは不安ですし、それに生放送というのも、私はまだお芝居の経験が浅いので、アドリブに対応できるかという不安です。ですが、このお仕事が決まったときに周りの人から「すごいスタッフさんじゃない!」と羨ましがられました。私は今後の役者人生にとって、とても勉強になる素敵な機会をいただけたと感じています。いまから始まるのが楽しみにしています。

西垣:アドリブは無理はしなくていいです。狙ってやるよりも、素の自分で演じていただくのが一番です。

岩井:いまから考えるだけで緊張しちゃいます……。

――ファンのみなさんと、やってみたいことはありますか?

鈴木:『みならいディーバ』を拝見させていただいたのですが、率直な感想が「楽しそう!」でした。みなさんでひとつの曲を作るアニメでしたが、そういう生ならではのチカラを使って、『直感×アルゴリズム♪』でもモノかなにかはわかりませんが、番組のなかでなにかを作れたらいいなって思います。

岩井:リアルタイムなので、直接ファンのみなさんとのやり取りが楽しみです。それと、やはりファンのみなさんが集まったリアルイベントもやってみたいです。ファンのみなさんと一緒に、みんなで楽しく!

――生パートでも岩井さんは中国語しかしゃべらないですが、鈴木さんは岩井さんの中国語はわかりますか?

鈴木:言葉はわからないけど、声に気持ちが乗っているので、それを感じ取って会話ができます。実際には私は「ニーハオ」と「シェイシェイ」しかわからないのですが(笑)。

西垣:むしろわからないほうがいいんです。わかっちゃったらふたりで会話ができちゃいますから、言葉が通じないキャラクターというわけにいかなくなってしまいます。


生放送アニメ直前企画、ファン参加型「生インタビュー」
――事前にTwitterとWeiboでファンのみなさんから質問を受け付けています。ここでは生放送の予行練習で、いくつか答えていただきたいです。ひとつめの質問です。これは中国のファンから、「好きな中国料理はありますか?」とのことです。

岩井:「小籠包」が好きです。中国の小籠包には黒酢みたいなタレをつけて食べるのですが、そのタレが美味しいんです。

――日本の食べ方とは違うのでしょうか?

岩井:日本では醤油と白い酢をつけますが、中国では匂いがきつめの黒い酢なんです。小さいころからずっと食べていました。日本では専門店に行かないとありませんが、中国のお店では普通に置いてます。むしろ、日本の食べ方の「醤油と白い酢を混ぜる」のは誰もやらないと思います。

――日本ではなかなか食べられないのですね。

岩井:池袋に麻辣湯のお店があって、そこには置いてありました! 辛さも選べましたので、お店がわかる方はぜひ行って中国の食べ方を試していただきたいです。

――では鈴木さんの好きな中国料理は?

鈴木:小籠包も食べてみたいですが、さっきこの現場で聞いた「氷菜(ビンツァイ)」を食べてみたいです。ここ2~3年くらい中国で流行っているそうなんです。

――「氷菜」をネットで調べると「アイスプラント」が出てきますね。野菜が流行ってるのですか?

鈴木:よくわからないのですが、聞いたら美味しそうだったんです……。

岩井:もしかしたら植木鉢のアイスのことかな? 私たちも詳しくないので、そういうことも生パートでファンのみなさんから教えていただきたいです。

――日中のトレンドまで知れるアニメなんて素晴らしいですね。ではふたつめの質問です。「キャラクターの魅力をひとことで表現してください」です。

鈴木:キリンは「人間味」です。視聴者のみなさんにとって、きっと共感しやすいキャラクターなんじゃないかと思います。

岩井:シーちゃんは直接的には見せないけれど、キリンちゃんとか「目の前の相手を思う優しい子」なんだと思います。

――次の投稿は「中国と言えばなにを連想しますか?」という質問です。

鈴木:パンダ!

岩井:包子!(パオズ)

――パンダはわかるのですが、岩井さんのお答えを詳しく教えていただけますか?(笑)

岩井:餃子とか肉まんとか、包まれている系の食べ物を連想してしまいます。なんでだろう? 食べ物が好きなんだと思います(笑)。

――それを先程おっしゃっていた「黒酢」につけて食べるのですね。

岩井:そうです!

――ちなみに西垣さんは、中国と言えばなにを連想しますか?

西垣:僕は『らんま1/2』です。

一同: (爆笑)

鈴木:私もその答えにすればよかったです(笑)。私も『らんま1/2』が大好きです!


放送まで待てないファンのみなさんはコレをして待っていて!
――ファンの方に放送日までにやっておいてほしいことはありますか?

鈴木:ただただ、楽しみに待っていてください。それにつきます。

岩井:私がしゃべる中国語の挨拶を、少しでもわかっていただけるようになってくださったら嬉しいです。

鈴木:そうだね! 反対に、中国のファンの方に私の日本語の挨拶をわかっていただけたら嬉しいです。

――それこそ文化交流ですね!

岩井:そうなんです。番組では両国の内容が出てくる予定ですので、日本から中国を見るのと、中国から日本を見る体制を万全にしておいていただきたいです。

――最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

鈴木:私は中国のことはまだ詳しく知りません。ですがこの現場に来ると、いつも中国の情報がいっぱいで、たくさん知ることができます。これが毎週続くようになると、きっと中国のことをすごく詳しくなれるんじゃないかなと、いまから楽しみです。日本のみなさんと一緒に中国について詳しくなりたいです。放送を楽しみにしてください。

岩井:日中両国を発信できる、いい作品になるんじゃないかなと楽しみにしています。私は日本も中国も大好きなので、見てくださる方が少しでも両国のことを知って、理解を深めてくださったら嬉しいです。なにが起こるかは、いまはまったく想像がつきません。もし、なにかが起こったとしても、みなさんはそれを楽しんでくださったら嬉しいです。よろしくお願いします!

[取材・文/佐藤ポン]


キャンペーン情報
 今回のインタビュー公開とあわせて、『直感×アルゴリズム♪』公式Twitterアカウントでプレゼントキャンペーンを開催します。

 応募をしていただいた方の中から、抽選で3名様に「鈴木みのりさん&岩井映美里さんのサイン入りポスター」をプレゼント!2017年7月5日(水)までのキャンペーン期間中に、Twitterで公式アカウント(@algorithm_jc)をフォローして、対象のツイートをRTしていただくと、応募完了となります。

 抽選の上、当選者の発表は運営事務局から当選者の方へのみTwitterのダイレクトメッセージでご連絡させていただきます。

 
作品概要
■『直感×アルゴリズム♪』
 2017年夏放送予定


【登場キャラクター】
Kilin(キリン)/CV:鈴木みのり
日本文化をこよなく愛するバーチャルアイドル。熱血で負けず嫌いな性格。
好きな言葉:以心伝心
基本使用言語:日本語

Xi(シー)/CV:岩井映美里/歌:シャオ・ウー
中国文化をこよなく愛するバーチャルアイドル。おっとりしたマイペースな性格。
好きな言葉:心有霊犀一点通
基本使用言語:中国語

>>公式サイト
>>公式Twitter(@algorithm_jc)

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