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『アイドルマスター SideM』寺島拓篤さん、神原大地さん、松岡禎丞さんら声優陣と輝きの向こう側を垣間見た上映会レポート

寺島拓篤さん、神原大地さん、松岡禎丞さん登壇!Jupiterと輝きの向こう側を垣間見た『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』チアリング上映会レポート

いよいよ放送が開始となったTVアニメ『アイドルマスター SideM』。そのプロローグ的なエピソードとなる『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』と、2014年に公開された劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』のチアリング上映会が、9月24日(日)に新宿バルト9で開催されました。

上映後にはトークイベントも行われ、Jupiterのメンバーを演じる声優陣、寺島拓篤さん(天ヶ瀬冬馬役)、神原大地さん(伊集院北斗役)、松岡禎丞さん(御手洗翔太役)が登壇。演じるキャラクターたちや『アイドルマスター』シリーズへの想いを覗かせ、感極まる一幕も……!?

加えてMCには、シークレットゲストとしてTVアニメ『アイドルマスター』から、冬馬も「案外やる」と認めるあの人の声優さんが登場!! 本稿ではこのトークイベントの模様をレポートしていきます。

劇場版の裏側でJupiterは……!? 彼らの再起を描く物語!
今回の『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』は、劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の時系列で、Jupiterの3人の再起を描く物語です。

もちろんゲーム『THE IDOLM@STER 2』からの、「Alice or Guilty」や「恋をはじめよう」、彼らの新しいスタートを思わせる「BRAND NEW FIELD」といった楽曲も流れ、とても力の入った作品になっています。

演奏シーンではJupiterのユニットカラーである“緑”のサイリウムの光で会場があふれ、メンバーたちの名前を呼ぶ声や、感動のあまり涙を流すプロデューサーも!! このシーンぜひ、実際にBlu-rayやDVDなどで感動を味わってみてください!!!

765プロのプロデューサーもJupiterの大ファン!
上映後、出演者のみなさんはなんと観客席から登場!! 会場のファンと一緒に作品を見て感動を共有する形となりました。作品の素晴らしさとファンのみなさんの温かさに、寺島さんは涙を流しながらの登場となり、それを見守る神原さんと松岡さんという構図が、ここまでJupiterとして活動してきた3人の絆を感じさせました。

さらにここからTVアニメ『アイドルマスター』プロデューサー役の赤羽根健治さんが登場! これは赤羽根さんがツイッターで「Jupiterと語り合いたい」とつぶやいていたことがキッカケになったそうで、念願叶っての出演!また、衣装もSideM仕様にしてきたそうで、作品のモチーフとなっている星の入った服を所持しているだけ全て身に着けてこられたんだとか!

そんな赤羽根さんはJupiterの大ファンだそうで、「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE〜ST@RTING!~」にて冬馬が発言した「どうだ、765プロ!」の言葉に、「315(最高)でした」としか答えられなかったそうです。またTVアニメ『アイドルマスター』のアフレコ現場での男性陣の仲の良さにも触れ、会場を盛り上げていきます。

作品についてのトークへと移ると、まずはこの『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』制作を聴いた時の心境を伺うことに! 松岡さんが「遂に時代が来たか……!!」と述べると、会場から歓声と拍手が巻き起こりました。

以前の961プロから315プロに移るまでの話は、やはり松岡さんも気になっていた様子。『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』でも彼らが315プロに入るまでに紆余曲折あり、まずはその中で出会う315プロ社長・齋藤孝司(CV:立木文彦)を冬馬が呼ぶときの呼称“おっさん”について掘り下げられました。

冬馬は基本的にかなり年上の人(40歳くらい)には“おっさん”と呼ぶそうなのですが、ちょっと年上な人には○○さんといった呼び方になる模様。そんな冬馬を支える北斗は、今回ほかのメンバーを支える縁の下の力持ち的な役割を担います。

神原さんもそんな北斗を凄い!と感じているそうで、いつもの「チャオ!」な感じだけでなく、Jupiterのために影で頑張っていると熱く話していました。また、その北斗の姿と、Jupiterのメンバーたちの絆を思い出し、話している最中に思わず泣きそうになってしまう一幕も……!!

翔太については、765プロで言う双海亜美・真美的な立ち位置だという話が出ます。今まではJupiter3人で揃うことはあまりなかったそうですが、アフレコでこんなにいっぱい会話したのはこれが初めてなんだそうです!

松岡さんは収録に臨むにあたって「翔太(の声)大丈夫かな?」と不安を感じていたようですが、寺島さんや神原さん。そして会場のみなさんから「可愛かった!」という言葉を貰って、安堵の声を漏らしていました。

キャラと演じる声優陣のリンク、そして「BRAND NEW FIELD」のライブシーンは必見!!
1stライブ「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE〜ST@RTING!~」の話題も出てくると、お互いが演じるキャラクターとリンクしている部分がある、という気になる話が! 寺島さんはライブ後に神原さんとよく話をしていたそうですが、今回の北斗のように、リーダーの冬馬を演じる寺島さんを立てて支えてくれると話します。

すると神原さんが、「寺島くん、今日はやけに素直じゃないか!」と作中の北斗のセリフさながらの一言。会場が盛り上がると、作品を見て寺島さんが泣き出してしまったことが話題に上りました。

寺島さんは本当なら自分がキャラクターと重なって出演するライブと違い、アニメは冬馬、北斗、翔太のステージだとして、お客さんたちの反応を見守るつもりだったそうです。しかし、その温かい反応を見て、「冬馬、よかったね……」と感極まってしまったのだとか。

その流れから、赤羽根さんからジュピターが初登場した『THE IDOLM@STER 2』から辿った長い道のりが話題に。ちょうど7年前の東京ゲームショウが発お披露目だったそうで、これまでの道のりと、苦労があったからこそここまでの爆発力が出たと話していました。

劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』とのリンクについての話では、天海春香(CV:中村繪里子さん)が『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』登場したことに触れられました。ほかには寺島さんから、「『眠り姫』をフルサイズで作ってくれないかなぁ」という欲望も……!? これはプロデューサーのみなさんも見たいのではないでしょうか。

ラストに登場したDRAMATIC STARSにも触れられ、この先に続く物語に期待を馳せることに。Jupiterの面々も961プロに所属していた頃より穏やかで柔らかくなっており、前向きな彼らの躍進に期待です!

松岡さんからは「BRAND NEW FIELD」の歌唱&ダンスシーンについて話が出ました。最後のポーズには1stライブ「THE IDOLM@STER SideM 1st STAGE〜ST@RTING!~」と共通するある秘密があるようで……!? 未来へ向かって変化していくJupiterのメンバーたち。そのスタートは、『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』で確かめてください。



また、神原さんがTVアニメ本編で、キャラクターの成長が描かれていると話しました。最初は『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』は超えられないと思っていたそうですが、それでも「それ(『Episode of Jupiter』)以上に泣けるかも!」と自信を露わにしました。

松岡さんは「1話1話のエピソードが濃厚。みんな理由(ワケ)があってアイドルをやっている、その理由に注目してほしい」と述べていました。収録現場も登場キャラクターも男性ばかりで、アフレコでは部活をやっている頃を思い出すといった話も!?

そんな中でもホリエルこと堀江瞬さん(ピエール役)はやっぱり可愛いそうで、名前が挙がると会場から黄色い声が!!

Jupiterがシリーズ同士の懸け橋に……!?
「Jupiterに315プロと765プロの橋渡しにいつかなって欲しい」という言葉が赤羽根さんから出ると、「なりたいよ!見せたいよ!俺たちの315プロを、お前たち(765プロ)に!」と、寺島さんが熱く語りました。

すると、765プロ側でも「Jupiterと共演したいよね」という話が出ていると、赤羽根さんが明かしました。本当に実現するのか、そして実現した際にどういった形になるのかはわかりませんが、今後、315プロと765プロが共演する未来に期待が募ります。

315プロだけでなく『アイドルマスター』シリーズ全体の未来の話で盛り上がったところで、イベント終了の時間となってしまいました。以下よりみなさんからのメッセージをお届けします!!

イベントラストのみなさんからのメッセージをお届け!
松岡:どうも改めまして、翔太役の松岡です。まずはたくさんの方々に『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』をお届けできたことが本当に嬉しく思います。今回は先行ということでこの場のことは胸の内に秘めていただいて、これからの放送を楽しんでください。

Jupiterというユニットが、7年を経た今こういう形でみなさんにお届けできることはありがたいことです。本当にプロデューサーのみなさんのお力のおかげです。これからもみなさんのお力を貸して頂いて、Jupiterと、『アイドルマスター SideM』と、そして『アイドルマスター』シリーズを、これからもどうぞよろしくお願いします!

神原:7年前の発表時のゲームショウを松岡くんとふたりで見に行ったのですが、765プロのみなさんのステージや発表を見て、いつかここに立つのかなぁ? とか、ハラハラとか楽しみもありつつ、大丈夫かな?と、すごく不安に思って帰ったことを鮮明に覚えています。

その先に、こうやってJupiterのことをサイリウムを持って応援に来てくださるみなさんと、Jupiterのための、そして315プロに繋ぐための物語を見ることができる未来があるなんて、その時の僕らは全く考えていない事でした。

劇中でも言っていましたが、未来というのはいくつも可能性があるものです。こんな素敵な未来が待っていたので、これから先も僕たちJupiterとここに来てくださったみなさん。そして、今日来られなくても応援してくれている全国のみなさんと精一杯頑張っていけば、もっともっと、自分たちの考えられないアニメだったりライブであったり、色々な未来に繋がっていくと思っています。

そんな素敵な未来を僕たちと作っていってくれたら嬉しいです! これからも応援よろしくお願いします……チャオ☆

寺島:今日はご来場くださってありがとうございました。神原くんが未来と言っていましたが、それは僕もずっと思っていました。劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』の上映から長時間お付き合い頂きましたが、僕も当時見に行ったんです。みなさんには及ばないと思いますが、僕も『アイドルマスター』が好きな人間として、その時この作品には次世代への引継のようなものを感じて、ちょっと寂しいなという気持ちを抱きました。

ずっと765プロには“未来”という書が飾られていますが、当時は、『アイドルマスター』というコンテンツがどうなっていくのか僕らにはわかりませんでした。

でも今振り返ってみると、この子たちにはずっと先まで未来が続いていて、矢吹可奈(CV:木戸衣吹さん)たちが華やかにデビューしていっても、春香たちの物語もまだまだ未来へ続いていく。僕は「輝きの向こう側には何があるんだろう?」の答えは“未来”だと思っていて、「それってサイリウムに似てるよね」と言われて、僕らが1stライブで見せて貰った光を思い出しました。

あの当時、Jupiterも輝きの向こう側へ行きたいなと思っていて、連れて行って貰えたんだ、僕たちにも未来が繋がったんだなぁ……と。その道を選んだのは冬馬たちだけど、それを繋げてくれたのはファンのみなさんだったんだと思うとすごく嬉しくて……。『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』の上映が始まった時、最初のシーンで、みなさんが冬馬たちのためだけに緑のサイリウムを振ってくれているのを見て、本当に涙が止まりませんでした。

またこうやってジュピターを演じられて、3人でこの場に立てて感無量です。敵対していた赤羽根くん演じる765プロのプロデューサーと、ステージでこの先の未来の話もできましたし、『THE IDOLM@STER Prologue SideM –Episode of Jupiter-』自体もひとつの輝きなんだと思うと、この先も未来が待っていることが嬉しいです!

これから3rdライブツアーも待っているし、TVアニメのオンエアも控えています。これからもジュピターも315プロのみんなも輝いていくと思いますし、みなさんの心にも、小さな輝きを灯すことができたらなと思っています。そうしたら、それを冬馬たちに見せて欲しいですし、冬馬たちを通して僕たちにも見せて欲しいです。これからも『アイドルマスター』シリーズを、そして315プロをよろしくお願いします!

赤羽根:今日初めて見させてもらったのですが、ちょっとうるっと来てしまいました。でも本当は号泣してしまうと思っていたんです。不思議だったのは、765のプロデューサーをやっていたからなのか、うるっとも来るんですけど、彼らの頑張りを見て応援したくなりました! 感動というよりも、「もっと行けるぞ!」と言いますか、事務所は違うけれど、彼らを一生懸命応援したいなと思えるフィルムに仕上がっていたんです。

『アイドルマスター』シリーズはコンテンツごとに繋がりがあって、制作陣のなかにはそのまま関わってくださっている方もいます。この作品で『アイドルマスター』シリーズというチームの強さが見えたと思っているので、絶対みなさんを楽しませること間違いなしです。走り始めたJupiterと315プロを、みなさんの力で輝きの向こう側へ連れて行ってください。僕も今日、この場に立ち合えて幸せでした!!

[取材・文・撮影/胃ノ上心臓]

 
作品情報

【ON AIR】
TOKYO MX 2017年10月7日 土 23:30~
BS11 2017年10月7日 土 23:30~
群馬テレビ 2017年10月7日 土 23:30~
とちぎテレビ 2017年10月7日 土 23:30~
ABC朝日放送 2017年10月7日 土 26:29~
メ~テレ(名古屋テレビ) 2017年10月7日 土 26:39~
※放送開始日・放送日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

[INTRODUCTION]
できたばかりの小さな芸能事務所「315 プロダクション」。
そこにスカウトされて集まってきた男性アイドルたち。
元弁護士、元外科医、元パイロット──様々な前職を持ち、それぞれの想いを
胸にアイドルに転身した彼らが、トップアイドルを目指し、夢に向かって紡ぐ
新たな物語。理由あって、アイドル!

[STAFF]
原作:バンダイナムコエンターテインメント
監督:原田孝宏・黒木美幸
シリーズ構成:綾奈ゆにこ・菅原雪絵
キャラクターデザイン:田中裕介・飯塚晴子
総作画監督:田中裕介・吉川真帆
色彩設計:横田明日香
美術設定:藤井一志
美術監督:薄井久代
3D ディレクター:福田 陽
撮影監督:長瀬由起子
編集:三嶋章紀
音楽:EFFY
音響監督:濱野高年
制作:A-1 Pictures

[CAST]
・DRAMATIC STARS
天道輝:仲村宗悟
桜庭薫:内田雄馬
柏木翼:八代拓

・Beit
鷹城恭二:梅原裕一郎
ピエール:堀江瞬
渡辺みのり:高塚智人

・S.E.M
硲道夫:伊東健人
舞田類:榎木淳弥
山下次郎:中島ヨシキ

・High×Joker
伊瀬谷四季:野上翔
秋山隼人:千葉翔也
若里春名:白井悠介
冬美旬:永塚拓馬
榊夏来:渡辺紘

・W
蒼井享介:山谷祥生
蒼井悠介:菊池勇成

・Jupiter
天ヶ瀬冬馬:寺島拓篤
伊集院北斗:神原大地
御手洗翔太:松岡禎丞

山村 賢:河西健吾
齋藤孝司:立木文彦
ほか

>>アニメ公式ホームページ
>>『アイドルマスター アニメプロジェクト』公式Twitter(@imas_anime)

(C)BNEI/PROJECT SideM
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