俳優・橋本祥平さん“初”写真集発売記念握手会で撮影の裏話などをインタビュー!

2.5次元舞台などで活躍中の俳優・橋本祥平さんが“初”写真集発売記念として握手会を開催! 撮影の裏話やファンへの思いなどをインタビュー!

2017年9月30日(土)に、東京・神保町の書泉グランデにて「橋本祥平写真集『FIRST』発売記念 橋本祥平さん握手会」が行われました。

橋本祥平さんは、ミュージカル「薄桜鬼」シリーズをはじめ、舞台「『あんさんぶるスターズ!エクストラ・ステージ』~Judge of Knights~」や11月2日(木)からスタートの舞台「KING OF PRISM-Over the Sunshine!-」など、舞台を中心に活躍する若手俳優。事前予約した方から当日3Fフロアで写真集を購入した方まで、大勢のファンが集まり、約3時間におよぶ握手会となりました。

握手会終了後、橋本さんにイベントの感想や写真集の裏話などをお聞きしました!

ファンの皆さんの笑顔や握った手から言葉以上に伝わるものを感じました
――まず、本日の感想をお聞かせください。

橋本祥平さん(以下、橋本):初めて写真集を出させていただいて、どれくらいの方が来てくださるか不安でしたが、当日、本当にたくさんの方に来ていただいて。舞台では、ファンの皆さんと交流できる機会があまりないので、こういう顔を合わせて話したり、触れ合ったりできる機会は本当にうれしいことだなぁと思いました。

始まってからは、あっという間で。ファンの皆さんと触れ合えて楽しいですし、疲れとか一切なく最後まで楽しい時間を過ごせたと思います。「前回の舞台見に行きましたよ」とか「このキャラが好きです」と話してくださって、できる限りファンの方の要望は答えたいなぁと思っているんですが、時間が限られていることもあり……そんな中でも何か喜んでもらえたら何よりだなぁと思って握手させていただきました。ファンの方の笑顔とか握った手とか、それだけでも伝わるものがあって、言葉だけでなくそれ以上のものを感じることができました。

――写真集発売後、周囲の反応はいかがでしたか?

橋本:舞台仲間からは「おめでとう」とか「見てみたい」という声をいただきました。楽屋にいるときは割りとふざけてることが多いので、「普段と違ってかっけーな!」って言われるのはうれしいですね(笑)。そういうギャップを見せられたら良いなぁと思います。

舞台上ではその役を演じているので、ファンの皆さんには写真集で素の自分を見ていただいて、さらにイベントなどを通して「橋本祥平ってこうやって笑うんだな」とか、思ってくれたらうれしいなと思います。

撮影は江ノ島でデートしている感じ
――撮影にあたって気を付けたことや、撮影で印象に残ったエピソードがあれば教えてください。

橋本:半分は、いろいろな衣装を着て、今まで演じていたキャラクターをイメージして撮ったんですけど。イメージだけ伝えて、いろいろな面を見せつつ、あとはカメラマンさんにも好きなように撮っていただきました。服装と髪型が違うだけで、全然気持ち的にも違いましたね。あと、タイトルの「FIRST」には「最初の」とか「初めて」という意味などももちろんあるんですけど、「初心忘るべからず」という思いもあったりするので、「これまでのどのキャラクターをイメージしているのか?」というのが分かる方もいらっしゃるかもしれないですね。

残りの半分は、江ノ島での撮影でした。自分の素の状態を見せられたらと思って、カメラマンさんが彼女のような感覚で、一緒にデートしている感じを撮っていただきましたね。近距離で照れてしまうこともありました(笑)。実際に、一緒に歩いていたら照れるだろうなっていうのもリンクさせて撮ったカットや、足だけですけど海に入って「冷たっ!」ってなっているような自然な感じも写真集の中に入っています。「自然体な自分が出せたんじゃないかな?」と思うので、自分的には気に入っていますね。一緒に「きゃっきゃ」している感じを味わえてもらえるとうれしいです。

そのあと、見てくださった方が江ノ島に行って、「ここで撮ったんだ」とか、「ここのルートを回ったんだね」とか。写真集にある同じ風景とか、構図で皆さんにも撮っていただけたらより楽しいなぁと思います。カップルを疑似体験してもらったりするのも楽しいですね(笑)。

――お芝居と撮影とでは、表現や心構えなどの違いは感じましたか?

橋本:写真集の撮影は本当に自然でした。カメラマンさんとかに気分をのせていただいて、その場で生まれていく感じで。だんだん良くなっていって、その瞬間瞬間に作り上げていくものという感じでしょうか。

舞台は稽古の段階から役作りをしていって、一から積み上げていったものを出すということで、違うものがあると思いましたね。

自分自身は割りと、コツコツ積み上げていくタイプかなぁと思います。でも、今回の撮影はすごく楽しくて! デビューした初めのころとかは、結構カメラが怖かったんですけど……こういう機会なんかをいただいて徐々に慣れていったのか、だんだんそういう恐怖心みたいなものもなくなって、自然な状態で撮れるようになったので、そういう点では感謝しています。舞台のポスター撮影とは違って、写真集は動いているところをカメラマンさんが自然に撮ってくださったんですけど、最初はそういう自然にやるってことが難しいんだなぁって感じていました。

アイドルの気持ちを初体験!
――では、最近印象に残っている“初体験”はありますか?もしくは、今後やってみたい“初めて”は?

橋本:普段の舞台だと観客の皆さんはきちんと座って観劇してくださるんですけど、先日終えた『あんステ(舞台「あんさんぶるスターズ!」の通称)』の舞台がアイドルということで、ペンライトとかうちわを作って振ってくださって。本当のアイドルのような体験を初めてできたので、貴重なうれしい体験ができたなと思います。

あとは、今年初の秋らしい体験をUSJでしてきました。あんステメンバーと一緒に行ったんですけど、ハロウィンシーズンで、暗くなるとパーク内にゾンビが出てくるんですよ。そういうのに驚いてばか騒ぎしたりと、男同士で行くの楽しいなって、終始「きゃっきゃ」してました(笑)。今回みたいに、関西など地方へ行った時にみんなで遊びに行くことが多いですね。

――ちなみに、今回の握手会やイベントのように、橋本さんご自身がいちファンとして参加された経験はありますか?

橋本:野球が好きで、小学生の時に野球観戦に行って選手にサインをもらう列に並んだ思い出があります。そういう場所へ行ったら、並んでる時にすごくドキドキしますし、憧れの選手が目の前にいたら緊張するけどうれしいって思います。なので、そういう感覚で皆さんが来てくださってるならうれしいし、やってきたかいがあったなーって思いますね。

ファンの皆さんと触れ合える企画を増やしたい
――11月19日(日)には、「ファーストミーティング」も決まったそうですね!

橋本:そうなんです。以前、会場が取れなかったりいろいろあって、「それなら」って、いきなり1泊2日のファンツアーで鬼怒川温泉に行ったんですよ。そういう所に来てくださるファンの方もたくさんいて、ファンミーティングとしては初めてなんですけど、よりたくさんの方に来ていただけると思うので、ツアーに来てくれた方だけでなく、新しくもっと皆さんのことを覚えたいと思います。

ファンツアーの時は、基本的にツアー会社の方から企画をいただいて、一緒に相談しながら「良いですね、やりましょう」って決めたんですけど。それでも、1泊2日はあっという間でしたね。もちろん、お仕事で行かせていただいてるんですけど、それを忘れるくらいめちゃくちゃ楽しくて。ファンの皆さん以上に自分が楽しんでいた気がします(笑)。また行きたいなぁって思いますね。

ファンミの企画は、今考えているところなんですけど、ファンの皆さんと触れ合える企画を増やしたいなぁと考えています。一緒に楽しめるイベントにしたいと思うので、今は考えるのが楽しいです。

――写真集を機に“初めて”橋本さんを知った方や、これまで応援してくださっているファンの方へのメッセージをお願いします。

橋本:普段、舞台上からでも皆さんの顔が見えているので、あの方来てくださってるんだなと心の中で思っているんですけど、こうやって実際に顔を向かい合って触れ合える機会で、改めておしゃべりすることが自分も楽しかったです。今後も皆さんといっぱい触れ合えるようなイベントなども、もっともっとしたいです。その第1弾がファンミなので、そこでも引き続き皆さんと楽しい時間が過ごせたらいいなぁと思っています。今後とも、何卒応援お願いいたします!

 なお、橋本さんの発売記念“初”握手会会場となった書泉グランデでは、3Fフロアにて写真集「FIRST」を展開中。まだ持っていないという方は、会場での“初めて”を追体験しつつ、特典DVDが付いていたり、カバーを外したら本体がカラー仕様になっていたりと遊び心満載の“初”写真集をゲットしてください!
[取材・文・写真/小澤めぐみ]

【写真集】橋本祥平 写真集 FIRST
【アニメイトオンライン】【写真集】橋本祥平 写真集 FIRST



営業職を経験後、記者・編集業務に携わりフリーへ。男性声優を中心に、漫画、アニメ、外ドラ、BLなど浅く広く好奇心は一人前。飲食、旅行、音楽、(ヘタだが)写真撮影、話を聞くことも好きで、近年の自粛生活は苦痛。最近のお気に入りは『薬屋のひとりごと』『異世界でもふもふなでなでするためにがんばってます。』。王道モノから西東問わず歴史モノなど“ファンタジー”や“ミステリー”が好物。今はもっぱら藤沢朗読劇中毒

この記事をかいた人

小澤めぐみ
営業職を経験後、記者業務に携わりフリーへ。主に男性声優、漫画、アニメなど浅く広く…今はもっぱら藤沢朗読劇中毒

担当記事

関連記事
フェロ☆メン プロデュースの音楽朗読舞台をレポート! 諏訪部順一さん、鳥海浩輔さんとゆかりある豪華キャストとの舞台に、あふれる思いが止まらない!!
2018年1月27日(土)、28日(日)、千葉県・舞浜アンフィシアターにて、声優・諏訪部順一さんと鳥海浩輔さんによるユニット・フェロ☆メンが音楽朗読舞台『AnGeLfAlL(エンジェルフォール)』を開催。DAWN、DAY、NIGHTとサブタイトルが付けられた全3公演は、全ての結末が異なるマルチエンディングストーリーということで、詳細発表直後からLOVERSと呼ばれるファンの間ではもちろん、多くの朗読劇ファンからも注目を集めていました。本稿では、スタンディングオベーションで大喝采のうちに幕を下ろした、1月28日(日)夜公演『AnGeLfAlL-NIGHT-』の模様をご紹介します!フェロ☆メンは、声優やナレーターなど声の仕事を本業とする諏訪部さん(黒)と鳥海さん(赤)による自主企画ユニット。「エロティック貴族」をコンセプトにセルフプロデュースで作品制作を行っています。この音楽朗読舞台『AnGeLfAlL』は、「助かる見込みがない」と医者たちから匙を投げられた多くの病人たちの命を救う“奇跡の少女”サラ・アッシュフォールと、天界から彼女に遣わされた二人の天使、マラキアとパクスを中心に繰り広げられます。フェロ☆メンの同名最新楽曲『AnGeLfAlL』は、この物語の世界観をイメージして諏訪部さん...
関連記事
春アニメ『MARS RED』原作者・藤沢文翁さん×畠中祐さん×諏訪部順一さんインタビュー|「共感するセリフばかりだった」、ヴァンパイアと人間を描いた物語に迫る!
2021年4月放送のTVアニメ『MARSRED』は、史上初の音楽朗読劇からアニメ化となり、2020年11月には第1話・第2話の超最速先行上映会も行われた注目作。大正時代の東京を舞台に、列強諸国に対抗するために創設された陸軍の第十六特務隊、通称『零機関』。帝都東京にて増え続ける吸血鬼事件の対応にあたることになったヴァンパイアの物語。本稿では、数々の音楽朗読劇で原作・脚本・演出を務める劇作家であり、本作品の原作者・藤沢文翁さん、国内最強クラスの吸血鬼・栗栖秀太郎役の畠中祐さん、『零機関』で指揮を執る人類最強の前田義信大佐役・諏訪部順一さんにインタビュー!アニメ化の経緯をはじめ、朗読劇との違い、キャラクターや作品の魅力、アニメの楽しみ方などについて伺いました。アニメでは約2時間の朗読劇に収まらなかった話を広げて描く!――まず、キャストのお2人に質問です。朗読劇からアニメ化という初の試みとなる本作品に出演するにあたっての感想、お気持ちをお聞かせください。栗栖秀太郎役・畠中祐さん(以降、畠中):僕はこれまで文翁さんの朗読劇に出たことがなく、朗読劇『MARSRED』にも出ていなかったので、新しい座組に加わらせていただくという感覚があって、とても緊張し...
関連記事
秋アニメ『歌舞伎町シャーロック』小西克幸さん、中村悠一さん、吉村愛監督による座談会第1弾|ゲストキャスト・関智一さんの演技や、キャスト陣も気付かないような仕込みに笑撃!
TBS、MBS、BS-TBS“アニメイズム”枠にて放送中の秋アニメ『歌舞伎町シャーロック』は、名探偵シャーロック・ホームズが活躍する探偵小説の要素を交えつつ、架空の街“新宿區歌舞伎町”を舞台に、コメディあり、サスペンスありのオリジナルTVアニメです。アニメイトタイムズでは、放送を振り返りつつ、キャストと共に作品の魅力に迫る連載キャスト座談会を企画。第1弾は、シャーロック・ホームズ役の小西克幸さん、ジョン・H・ワトソン役の中村悠一さん、吉村愛監督を迎え、キャラクターや共演しての感想、思い出深いシーンについて伺った模様の前編をお届けします!「ナイスアシスト!」なセリフ&音響監督のアドバイスで落語シーンに変化――まず、ご自身が演じられているキャラクターの紹介をお願いします。シャーロック・ホームズ役の小西克幸さん(以降、小西):人間嫌いな、超落語好きの、変な人です(笑)。以上です。ジョン・H・ワトソン役の中村悠一さん(以降、中村):元お医者さんで、シャーロックに助けてもらいに来た人です。小西:キャラクター紹介って難しいね(笑)。中村:難しいね(笑)。――監督から脚本やキャスト・スタッフへの要望はありましたか?吉村愛監督(以降、監督):脚本...
関連記事
劇場アニメ『K SEVEN STORIES』Episode2『SIDE:BLUE~天狼の如く~』インタビュー|津田健次郎さん&土屋神葉さんが語る、今までにない《セプター4》の魅力
2018年7月より6か月連続で順次公開される、人気アニメ作品「K」シリーズの新作となる劇場アニメーション『KSEVENSTORIES』。8月4日(土)から公開中のEpisode2『SIDE:BLUE~天狼の如く~』は、《赤の王》と《青の王》の激突の果てに甚大な被害をもたらした「迦具都事件」から十数年後の、新《青の王》宗像礼司率いる《セプター4》を中心に描いた物語で、「迦具都事件」を生き延び、新体制の《セプター4》の片隅に所属する男・善条剛毅が、急増する異能者事件に対応する選抜部隊「特務隊」の新設を計画する宗像から、新入隊員・楠原剛に剣術の稽古をつけるよう依頼される……というストーリーとなっています。そこで、善条剛毅役の津田健次郎さんと、楠原剛役の土屋神葉さんにインタビューを敢行。作品や本作でのキャラクターの印象、見どころなどを伺いました!▲善条剛毅役の津田健次郎さん(左)、楠原剛役の土屋神葉さん(右)土屋さんが収録で感じた、楠原への“愛”――まず、『K』シリーズでは《赤の王》周防尊と善条剛毅の2役を演じられている津田さんから見て、周防役で出演されたEpisode1『R:B~BLAZE~』を経ての本作Episode2『SIDE:BLUE~天狼の如く~』はどんな印象でしたか?善条剛毅役・津田...
関連記事
リアル謎解きBLゲーム「抱かれたい男1位に脅されています。」完全レポート! ストーリーから解答まで徹底紹介!!
11月3日(金・祝)、4日(土)開催の「アニメイトガールズフェスティバル2017(AGF2017)」にて、リアル謎解きBLゲーム「さらわれた西條高人を救出せよ~抱かれたい男1位に脅されています。~」が、東京・池袋サンシャインシティで行われました。2日間とも、朝10時の開場に合わせて集まったファンが多数来場し、大盛況のうちに閉幕。本稿では、ファンの熱気に包まれたリアル謎解きBLゲーム「抱かれたい男1位に脅されています。」の模様を詳細にご紹介します。題材となる『抱かれたい男1位に脅されています。』は、芸能界を舞台に、人気俳優・西條高人(愛称はトータカ)と若手イケメン俳優・東谷准太(愛称はチュン太)の恋愛を描いた物語。桜日梯子原作の大人気BLコミックスで、AGFでは2016年開催に続き2回目のリアル謎解きBLゲームとなります。今回のゲームでは、写真家・何山紀信によるグラビア撮影がテレビ局・テレ日で予定されている中、「西條高人はさらった」という脅迫メールを受信。高人の俳優生命のためにも、東谷准太になった参加者が謎を解いて、愛する高人さんの救出を目指します。参加者1人1人が東谷になりきるまず、1グループ約10人ごとに分かれ、スタッフから謎解きの注意説明が。そ...
もっと見る

おすすめタグ
あわせて読みたい

橋本祥平の関連画像集

関連商品

おすすめ特集

今期アニメ曜日別一覧
2024年春アニメ一覧 4月放送開始
2024年冬アニメ一覧 1月放送開始
2024年夏アニメ一覧 7月放送開始
2024年秋アニメ一覧 10月放送開始
2024春アニメ何観る
2024年春アニメ最速放送日
2024春アニメも声優で観る!
アニメ化決定一覧
声優さんお誕生日記念みんなの考える代表作を紹介!
平成アニメランキング