小野大輔さん、鈴村健一さん、神谷浩史さん登壇！『宇宙戦艦ヤマト2202』愛のトークショー2018 ステージレポート【アニメジャパン2018】

2018年3月24日(土)＆25日(日)、東京ビッグサイトで開催される「AnimeJapan 2018（以下AJ）」。25日、WHITEステージで「『宇宙戦艦ヤマト2202』愛のトークショー2018」が行われました。

不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクして作られた『宇宙戦艦ヤマト2199』が上映・放送されたのが、2012〜2014年。『宇宙戦艦ヤマト2202　愛の戦士たち』は、その続編となる完全新作シリーズとして製作され、現在第四章「天命篇」までが劇場公開されています。

1978年に公開された劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフに描かれている『宇宙戦艦ヤマト2202』は、この時代に語るべき“愛”がテーマ。全七章予定で、今年5月25日(金)には、第五章「煉獄篇」の公開を予定しています。
本稿では、まだヤマトに触れたことのない人でも「分かった気になれちゃう」というスペシャルステージの様子をご紹介します！

＜出演者＞
小野大輔さん（古代進役）
鈴村健一さん（島大介役）
神谷浩史さん（クラウス・キーマン役）
羽原信義さん（監督）
福井晴敏さん（シリーズ構成）

「愛のプレゼン大会」ありえないプレゼンで大爆笑

今回のテーマは、「愛のプレゼン大会」ということで、審査員として監督の羽原さん、シリーズ構成の福井さんが登場。用意された席も審査員らしい席になっている様子。

さらに、プレゼンターとしてキャスト陣が登場。古代進役の小野さん、島大介役の鈴村さん、クラウス・キーマン役の神谷さんがステージに登壇すると、会場は大きな拍手に包まれました。

プレゼン大会なので、それぞれのプレゼンで票を獲得した人にはメダルを授与、メダルをいちばん多く集めると優勝。優勝するとUNDER ARMOURとのコラボグッズ詰め合わせがもらえると聞いて、キャスト陣も俄然やる気です。

最初のプレゼンお題は、「宇宙戦艦ヤマト艦長総選挙」。ヤマトの艦長といえば、初代が沖田十三、現在は土方竜ですが、今回はそれぞれが演じる自身のキャラクターを艦長候補としてプレゼンしてもらいます。

持ち時間は、1人1分。プレゼンの最後には、名ゼリフも付けてもらいます。

まずは、黒スーツに赤いネクタイ＆チーフでヤマトカラーにきめた小野さん。古代進はすでに艦長代理を務めており、経験値も行動力もあると主張。

さらに、ヒロイン・森雪への一途な愛がヤマトを動かす原動力になっているとプレゼンしました。「雪…雪ぃー!!　艦長に、ターゲットスコープ、オープン」と名ゼリフで締めると、大きな拍手が起こりました。

つづいては、鈴村さん。島大介は航海長。島がいなければヤマトは動かないのだと主張します。

しかも、弟の名前が「次郎」なので、続けて読むと某子供向けキャラクターになるので、お父さんお母さんにも受けがいいのではないかと語り、会場は爆笑。

さらに、先の小野さんのプレゼンを受けて、古代は雪のことしか考えていないからダメだと畳み掛けると、さらに会場は大爆笑。小野さんも思わず笑っていました。最後は「ワープ！」と名ゼリフで終了。

最後に登場したのは神谷さん。神谷さんは、航海長に必要なのは冷静さだと訴え、ヤマト一の冷静さを誇るクラウス・キーマンこそ航海長にふさわしいと熱弁しました。

さらに、島はワープのことしか考えていないし、古代は雪のことしか考えていないと先の2人についても反論。矢継ぎ早に、すでに公開されている『宇宙戦艦ヤマト2202』でのエピソードを振り返り、古代が艦長代理だと波動砲を打つ打たないで悩みすぎてクルーは散々な目にあったと力説しました。

「私を艦長にしろ、いいから」と決め台詞でプレゼンを終えました。

審査員の評価は……神谷さんに2票！　もっとも、福井さんの講評は「ガミラスカラーにヤマトを塗ることができるのでプラモデルが一体増える」というものでしたが、監督は他をねじ伏せるような神谷さんのプレゼンを評価。メダル2枚を獲得です。

プレゼン後半戦は購入者特典！

プレゼンの後半戦お題は「オーダーが止まらない購入者特典」。Blue-rayなどに付ける購入者特典を考えてプレゼンします。

今回は、会場のお客さんにも、ニコ生で見ているお客さんにも審査に参加してもらい、計4つのメダルを獲得できるチャンスです。

プレゼン順序を変えて、まずは神谷さん。神谷さんが推すのは「HARUYOSHI HUKUI Ｔシャツ」。

シリーズ構成の福井さんのチョイスするＴシャツのデザインがいつもとても変……ではなくユニークだということで、福井さんの選んだＴシャツにヤマトの文字を入れてもらおうと提案。

ヤマトの重く煮詰まってしまった空気も和ませるＴシャツに、購買意欲増加を期待するプレゼンでした。

つづいては、小野さんのプレゼン。小野さんが推すのは「雪の特製ブロマイド」。さすが、雪のことしか考えていないとさんざん言われる古代役です。

いつもの黄色いコスチュームはもちろん、私服、ナース服、水着、さらにはワープ中のアレまでセット！

「雪……雪ぃー！　特性ブロマイドに、ターゲットスコープ、オープン」と、前半のネタもかぶせてくる小野さんに、会場は爆笑でした。

最後は鈴村さん。鈴村さんが推すのは、なんと「抽選でささきいさおさんが家で歌ってくれる券」。

しかも今なら「高枝切りヤマトがついてくる」ということで、ささきさんが切ってくれる絵まで描かれていました。

結果は……。

まずは、監督、福井さんから、鈴村さんに2票。会場票も、福井さんが双眼鏡で見てカウンターを押してみた結果、8万5千票（そんなに入れません）で鈴村さん。

さらにニコ生投票も4割超えで鈴村さん！　ということで、鈴村さんにメダル4つが授与されました。

これでプレゼンコーナーは終了。小野さん0、鈴村さん4、神谷さん2、ということで鈴村さんの優勝でした。

4章までの特別ダイジェスト映像

ひとしきり笑ったところえ、これまでに公開されている『宇宙戦艦ヤマト2202』のまとめ映像を鑑賞。時折、キャスト3人で談笑しながらも、食い入るように画面に見入っている姿が印象的でした。

アニメジャパン用に編集されたのだそうで、ナレーションも新しく収録したそうです。

まとめ映像だけでもかなり面白いので、まだの方はぜひ本編を！

さらにイベント終盤には、第五章前売券＆ムビチケ第2弾特典として、メカコレ「アンドロメダ（メタリックカラー）」が付くことが発表！

第1弾の「第五章宣伝ビジュアル」ポスター付前売券と「追撃されるヤマト」クリアファイル付きムビチケが好評だったとのことで、第2弾も発売が決定しました。数量限定なので、ご購入はお早めに。上映劇場も、全国29館から全国35館に拡大決定。

また、Blue-ray＆DVD第5巻のジャケットも公開。結城信輝新規描き下ろしです。

新規描き下ろし表紙の絵コンテ集、シナリオ集付き特別限定版Blue-rayは、上映劇場にて5月25日(金)より数量限定で最速先行販売が実施されます。また、BVC公式通販でも6月1日(金)から発売されます。ご予約受付中なのでこちらもチェック！

最終章まであと三章！　現代語るべき"愛"の結末をお見逃しなく！

[取材・文/笈川采女]

第5章　作品情報

“大いなる和”と“縁”を巡る人々の物語は新たな局面を迎えようとしていた。伝説の惑星テレザートへと到達したヤマトを待っていたのは、女神テレサだけではなかった。

古代たちの前に、“縁”ある相手――かつての仇敵デスラーが姿を現す。ヤマトはガミラス旧体制派が集うデスラー艦隊と交戦。そのさなか、古代たちの元へと駆けつけたキーマンが取った驚くべき行動とは――。

一方、ガトランティスでは新たなサーベラーが目覚め、ついに本格的な地球侵攻作戦が開始される。あらゆる文明・生命を殲滅せんとするガトランティスと、旗艦アンドロメダを中心とする波動砲艦隊の激突。

巨大な白色彗星の奥に眠る都市帝国の真の姿とは? そしてズォーダーより突きつけられる新たな悪魔の選択......ラスト五分――涙とともに、あなたは衝撃の結末を目撃する。

●キャスト
古代 進：小野大輔
森 雪：桑島法子
島 大介：鈴村健一
真田志郎：大塚芳忠
南部康雄：赤羽根健治
相原義一：國分和人
太田健二郎：千葉優輝
徳川彦左衛門：麦人
佐渡酒造：千葉 繁
西条未来：森谷里美
加藤三郎：細谷佳正
山本 玲：田中理恵
斉藤 始：東地宏樹
永倉志織：雨谷和砂
土方 竜：石塚運昇
桂木透子：甲斐田裕子
ズォーダー：手塚秀彰
キーマン：神谷浩史
デスラー：山寺宏一
ミル：内山昂輝
テレサ：神田沙也加

●スタッフ
製作総指揮：西﨑彰司
原作：西﨑義展
監督：羽原信義
シリーズ構成：福井晴敏
副監督：小林 誠
キャラクターデザイン：結城信輝
ゲストキャラクター・プロップデザイン：山岡信一
メカニカルデザイン：玉盛順一朗・石津泰志
美術監督：谷岡善王
色彩設計：福谷直樹
撮影監督：堀野大輔
編集：小野寺絵美
音楽：宮川彬良・宮川 泰
音響監督：吉田知弘
音響効果：西村睦弘
オリジナルサウンドエフェクト：柏原 満
CGディレクター：木村太一
アニメーション制作：XEBEC
製作：宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会

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