映画
『GODZILLA 決戦機動増殖都市』公開記念舞台挨拶をレポート

宮野真守さん、櫻井孝宏さん、諏訪部順一さんらが登壇した『GODZILLA 決戦機動増殖都市』公開記念舞台挨拶をレポート! ハルオは誰とでもキスをする?

ゴジラ映画史上初のアニメ―ション映画の第二章『GODZILLA 決戦機動増殖都市』が、2018年5月18日(金)より全国公開となりました!

公開を記念し、5月19日(土)にTOHOシネマズ新宿にて公開記念舞台挨拶が行われました。当日はハルオ役の宮野真守さん、メトフィエス役の櫻井孝宏さん、ガルグ役の諏訪部順一さん、ミアナ役の小澤亜李さん、そして静野孔文監督、瀬下寛之監督が登壇し、公開を迎えた喜びについて語りました。本稿ではこちらの模様をお届けします!

プレスコだからこそ得られたこと、そして感動

会場の拍手に出迎えられて宮野真守さん、櫻井孝宏さん、諏訪部順一さん、小澤亜李さん、静野孔文監督、瀬下寛之監督が登壇。早速話題は公開を迎えた感想へと移ります。

まず、宮野さんから挨拶。とても嬉しいと前置きをしたうえで、第一章は今までゴジラを観たことのない世代の人にもゴジラを楽しんでもらえるきっかけを与えることができたこと、第一章の時とはまた違った心への訴え方を表現することができたこと語っていました。

櫻井さんはゴジラという作品の大きさを改めて感じつつも、静野監督、瀬下監督、虚淵さんが一体どんなゴジラを作り上げるのかが楽しみであるとコメント。

諏訪部さんは本作はプレスコ(先にセリフを収録してその後映像が作られる)という形式で制作されているため、声優陣の収録段階ではビジュアルイメージが追いつかないという大変さを述べていました。

しかし、「これってどういう映像になるんだろう?」という疑問が完成作品を観ることで「こういうことになっているのか!」と画面にくぎ付けになった感動を語っていました。

小澤さんは会場に女性の姿がたくさんあるということに触れつつ、小澤さん自身は『GODZILLA』のような人が戦う作品をあまり観ないそうなのですが、そんな人が観てもアトラクションのように迫力があって楽しい! と語っていました。

静野監督は公開を迎えられてシンプルに嬉しいと答え、瀬下監督はスタッフが演出に悩んでいたが、声優陣の演技がヒントをくれて今回ほどプレスコでよかったなと思えた作品はないと語っていました。


ハルオにキスをされる? 櫻井さんと諏訪部さんが演じるキャラ達

本作『GODZILLA 決戦機動増殖都市』の注目シーンをセレクトし、会場でちょっとだけ紹介するコーナーがスタート! まずはハルオとユウコのキスシーン。これには宮野さん大興奮! まるで思春期の少年のようなはしゃぎようでした!

他にも、ハルオとメトフィエスのシーンでは角度が悪いのかこれまたキスしているように見え、思わぬ三角関係に声優陣も(いろんな意味で)テンションアップ! 

静野監督からは(この場で)2人に再現してもらおうと言われ宮野さんと櫻井さんはしどろもどろに……。

さらにはガルグともハルオは(物理的に)急接近! 今度は諏訪部さんが演じるキャラが標的に! なぜハルオはいろんな登場人物(男)にキスをしている(ように見える)のか……答えはぜひ劇場でご確認ください!

最後に声優陣を代表して宮野さんが会場のお客さんへのメッセージを述べてこのイベントは終了しました。

[撮影・文/古瀬敏之]

作品概要

『GODZILLA 決戦機動増都市』
2018年5月18日(金)公開

<INTRODUCTION>
2017年、『ゴジラ』は新たな領域へ足を踏み入れた。全三部作で描かれる、アニメーション映画『GODZILLA』(通称:アニゴジ)の誕生である。

昨年11月に公開された第一章『GODZILLA 怪獣惑星』はゴジラ映画史上初の3DCGアニメーション作品であり、その映像体験は大きな驚きと称賛をもって迎えられた。アニゴジ全三部作で描かれるのは二万年もの間、地球に君臨し続けてきた<ゴジラ>と絶滅の縁に追い詰められながらもそれに抗う「人類」の物語。

監督は、昨年公開の劇場版『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』で邦画年間興行収入ランキング1位を獲得し、確かな演出力を遺憾なく『怪獣惑星』でも発揮した静野孔文、3DCGの第一線で培われた手腕を『シドニアの騎士 第九惑星戦役』、『亜人』、『BLAME!』で磨きあげ、余すことなくその魅力をフィルムに焼きつけた瀬下寛之が務める。ストーリー原案はシリーズを通して、『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などで知られる虚淵玄が担当。前作のラスト、観る者全てを出し抜いた突破力抜群のアイデアに今作も驚かされるのは間違いない。

制作は『スター・ウォーズ:クローンウォーズ』等に加え、昨年『Lost in Oz』でも米国エミー賞最優秀賞(デイタイム・エミー賞アニメーション番組特別部門最優秀賞)の通算4度目の受賞を果たした国内最高峰の3DCGスタジオ、ポリゴン・ピクチュアズ。元富士山麓で繰り広げられる壮絶な決戦をダイナミックな描写で表現する。  

劇中音楽は本年の『映画ドラえもん のび太の宝島』でも“未知の世界”を大胆かつ繊細に奏でる服部隆之が、主題歌は第8回「東宝シンデレラ」オーディションにて初代アーティスト賞を受賞したXAIが前作に引き続き、二万年後の地球に響き渡る<ゴジラ・アース>の咆哮に匹敵する圧倒的な存在感で歌い上げる。

第二章『決戦機動増殖都市』では、体高300メートルを超える歴代最大のゴジラ<ゴジラ・アース>を倒すためにシリーズ不動の人気を誇る<メカゴジラ>が新たな姿で現れる。

<STORY>
21世紀初頭、人類はゴジラに蹂躙された地球に多くの人命を残し、選ばれし者達だけで恒星間移民船・アラトラム号に乗って移住可能な「約束の地=タウ星e」を目指した。しかし計画は失敗し、人類は再び地球へと舞い戻ることになってしまう。そして、長距離亜空間航行によって生じた時空の歪みは、人類が戻るべき場所を「二万年後の地球」に変えてしまっていた。その地球で主人公・ハルオたちはゴジラの攻撃を受けながら、20年間考え続けた「対ゴジラ戦術」をエクシフとビルサルド、2種族の異星人と共に実行し、決死の戦闘でゴジラを倒すことに成功する。

しかし、喜びも束の間、地中深くから真のゴジラ<ゴジラ・アース>が姿を現す。二万年もの間成長を続け生き永らえ、体高300メートル、質量10万トンを超える姿へと進化した超巨大ゴジラの圧倒的な破壊力を前に、ハルオたちは散り散りになってしまう。

そしてハルオを救ったのは、人類の生き残りと目される「フツア」の民、ミアナだった。フツアはこの地球で初めて出会った人型の生命体で、ミアナには双子の姉<マイナ>もいた。彼女たちは人類の子孫なのか―――。「フツアの神もゴジラに破れ、今は卵を残すのみ。挑むもの、抗うもの、すべて炎に呑まれて消える」という彼らにハルオは、「これは、人類の手に地球を取り戻す、最後のチャンスなんだ」と語り返す。

一方、ビルサルドの指揮官・ガルグは、フツアの持つ矢じりが“自律思考金属体=ナノメタル”でできている事に気がつき歓喜する。それは、21世紀に彼らが富士山麓で「対ゴジラ決戦兵器」として開発するも、起動寸前で破壊された<メカゴジラ>を構成するものと同じ物質であり、その開発プラントが今もなお、残っている証だった―――。

<STAFF>
監督:静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案:虚淵玄(ニトロプラス)
脚本:村井さだゆき・山田哲弥・虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクターデザイン原案:コザキユースケ 
音楽:服部隆之
副監督:安藤裕章・吉平”Tady”直弘
プロダクションデザイン:田中直哉・Ferdinando Patulli 
CGキャラクターデザイン:森山佑樹
造形監督:片塰満則
美術監督:渋谷幸弘
色彩設計:野地弘納
音響監督:本山 哲
主題歌:XAI(TOHO animation RECORDS)
製作:東宝 
制作:ポリゴン・ピクチュアズ
配給:東宝映像事業部

<CAST>
宮野真守
櫻井孝宏
花澤香菜
杉田智和
梶裕貴
諏訪部順一
三宅健太
堀内賢雄
中井和哉
山路和弘
上田麗奈
小澤亜李

『GODZILLA 決戦機動増都市』公式サイト
『GODZILLA 決戦機動増都市』公式ツイッター(@GODZILLA_ANIME)

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