「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『ポラリス』」ビジュアル撮影レポート&メインキャストインタビュー

「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『ポラリス』」ビジュアル撮影レポート&メインキャスト3名にインタビュー!

『うたの☆プリンスさまっ♪』の舞台公演プロジェクト“劇団シャイニング”。2017年~2018年にかけ 、舞台『天下無敵の忍び道』『マスカレイドミラージュ』『JOKER TRAP』の3作品が順次上演され、2018年春にはレビューショー公演『SHINING REVUE』が開催されました。

そして今回新たに劇団シャイニングが挑むのは、“映画”をテーマにした「シアターシャイニング」シリーズの舞台化。第1弾作品として『ポラリス』が上演されます。

本作のテーマは『宇宙』。遠い未来、危機にさらされた地球を守るために集った3人の若きパイロット候補生たちと、彼らをとりまく人間模様など、新たなストーリーに期待!

メインキャストを務めるのは、松村龍之介さん(トキヤ・イチノセ役)、山川宗一郎さん(ナツキ・シノミヤ役)、横井翔二郎さん(セシル・アイジマ役)の3名。

本稿では、本作のビジュアル撮影現場の様子をフォトレポートでお届け! さらに、撮影直後のキャストのみなさんにインタビューを実施しましたので、あわせてご紹介します。

撮影中の集中した表情がクール&ビューティー!

撮影では、躍動感を見せるように高くジャンプしたり、背をそらして静止したまま凜とした表情でカメラを見据えるなど、色々なモーションを試しながら次々とベストカットをとらえていきます。制作スタッフやカメラマンからのテンポ良い声掛けに応えてクール&ビューティーなショットが連発!

またパイロットスーツなどの衣裳がより良く映えるよう何度もライティングを調整したり細かな立ち位置を変えたりと、丁寧に作品の世界観を創り上げていました。

撮影中の合間には、集中モードから少しほどけ、何かささやき合って笑顔になるキャストの皆さん。ふとした表情から仲良く打ち解けた雰囲気が伝わります。

そしてこだわりの一枚を撮るために、慎重かつ柔軟に撮影に臨むスタッフやキャストのみなさんの、たくさんの熱意と作品への愛を感じる現場となっていました。

キャストが思う舞台『ポラリス』について

ここからはメインキャスト3名のインタビューの模様をお届け!それぞれが思う本作について伺いました。

●松村龍之介さん(トキヤ・イチノセ役)

──『ポラリス』に出演が決まったときの心境をお聞かせください。

トキヤ・イチノセ役・松村龍之介さん(以下、松村):まず本当にありがたいなと思いました。劇団シャイニングには『JOKER TRAP』のTOKI役で参加させていただいて、今回はトキヤ・イチノセ役で再び出演させていただくことになりました。

嬉しい気持ちとともに「前回出演した時の自分をもっともっと乗り越えて、さらに皆さんの期待に応えていけるようにしたい」と、身が引き締まる思いでした。

──メイク、衣裳をつけての撮影をされた感想をお聞かせください。

松村:『JOKER TRAP』に比べて、パイロットスーツや制服など、衣裳の種類が増えているので、それを着て舞台に出られる! というのがとても楽しみです。

『JOKER TRAP』もそうだったのですが、とにかく心から作品への愛がある方々が丁寧に作ってくださっているので、何度もフィッティングを重ねるたびに進化しているのが分かる素敵な仕上がりになっていて。

お客様にそれは視覚でダイレクトに伝わると思うので、早くこれを着て舞台に立ちたいなという気持ちでいっぱいです!

──ご自身が演じられる役柄への印象をお聞かせください。

松村:トキヤ・イチノセは真面目で責任感があって、自分に負荷をかけつつそれを乗り越えていく強さもある。現実にお会い出来たなら尊敬できる人だと思います。

そういう面がありながらも、クールな態度を取ってしまったり、内面のもろさがあったり、自分の中での理想像が高過ぎて上手くいかなかった時の苛立ちや葛藤など、完璧そうで完璧じゃない、人間味のあるところが魅力的だと感じました。そういった面も含め、皆から愛される人なのかな、と考えています。

僕はトキヤ・イチノセという人を愛しているので、その愛を込めてこの役を演じたいと思います。

──ほかの共演者のみなさんへの印象をお聞かせください。

松村:セシル・アイジマ役の横井さんは『JOKER TRAP』を観に来てくれた時が初対面でしたが、最初からお互いビックリするほど気が合いました。

その後プライベートでも一緒に行動することもホントに多い!(笑) 個人的に仲良くなってから共演するというパターンは実は初めてなので、それを活かせるよう、今から稽古や本番が楽しみです。

ナツキ・シノミヤ役の山川さんは独特の嗅覚と感性を持っている人ですね。山川さんは僕よりも年上なのですが、撮影中もちょっとボケてきたりする。

これが面白くなくて!(笑) そのことに思わず皆笑ってしまうんです(笑)。そんな一面があるので、すでに良い雰囲気を作り出してくれています。

──公演にむけて、意気込みをお願いいたします。

松村:「シアターシャイニング」シリーズを舞台化することに期待も不安もあると思いますが、より多くのお客様に楽しんで満足していただけるよう全力で頑張りたいと思います。

今回僕たちが演じることで、それぞれの役柄へ、また『ポラリス』への気持ちがよりいっそう深くなっていただけることが、作品を愛していらっしゃるファンの方々への恩返しだと思っています。

必ず期待にお応えしますのでぜひ劇場までお越しください。お待ちしております!

●山川宗一郎さん(ナツキ・シノミヤ役)

──『ポラリス』に出演が決まったときの心境をお聞かせください。

ナツキ・シノミヤ役・山川宗一郎さん(以下、山川):とても嬉しくてビックリしました。

もともと作品自体を知っていたのですが、今回自分が出演させていただくことが決まり大役であることを改めて認識しました。新たな事に挑戦する気持ちで、精一杯演じさせていただこうと思いました。

──メイク、衣裳をつけての撮影をされた感想をお聞かせください。

山川:これまで経験したことのないヘアメイクをしていただいたのでドキドキワクワクでした! 

この『ポラリス』の衣裳は、パイロットスーツなど男なら一度は身につけてみたいと憧れるようなものばかりなので率直に嬉しかったです。撮影中も衣裳に引っ張っていただけたように感じて、自分自身の熱量も上がっていきました。

──ご自身が演じられる役柄への印象をお聞かせください。

山川:ナツキ・シノミヤという人を深く知っていくうちに、陰で皆を支えたり、決めたことには一途で曲げない芯の強さがある部分など、熱さとクールさをあわせ持っているところにとても魅力を感じました。

──ほかの共演者のみなさんへの印象をお聞かせください。

山川:トキヤ・イチノセ役の松村さんは、初対面の時からとても気さくに接してくれて、色々気遣いをしてくれたり分からない事を教えてくれるので本当に頼りになる人だなと感じています。

セシル・アイジマ役の横井さんは僕と同い年で、まだ(撮影日時点で)2回しか会ったことがないのですが、優しくてコミュニケーションが取りやすい話しやすい人だと感じました。稽古に入るのがとても楽しみです。

──公演にむけて、意気込みをお願いいたします。

山川:『ポラリス』にナツキ・シノミヤ役として初参加します。劇団シャイニングの先輩である松村さん、横井さんと3人で力を合わせて、良いチームになれるよう頑張りたいと思っています。

その上でナツキ・シノミヤという役を、ひとつずつ丁寧に理解して自分なりに自分の中に落とし込んで、大切に、細やかに演じていきたいです。どうぞよろしくお願いします。

●横井翔二郎さん(セシル・アイジマ役)

──『ポラリス』に出演が決まったときの心境をお聞かせください。

セシル・アイジマ役・横井翔二郎さん(以下、横井):喜びで胸がいっぱいになりました。以前『天下無敵の忍び道』のセシル丸役として、この劇団シャイニングに初めて参加するのが決まった時は驚きの方が最初にありましたが、今回この『ポラリス』で出演させていただけるのは、応援してくださったお客様やスタッフ皆様のおかげだと感じているので、感謝しかありません。

──メイク、衣裳をつけての撮影をされた感想をお聞かせください。

横井: ヘアメイクも衣裳も、世界でたったひとつの、僕にぴったりのものをスタッフさんが何度も調整して作ってくださっています。それらを着用した上でしっかり作品の世界観が表せるよう、撮影に取り組みました。

──ご自身が演じられる役柄への印象をお聞かせください。

横井:セシル・アイジマはとても優しい人です。自分がされて嫌なことはしない、相手を傷つけない、自分も傷つかないように一生懸命生きています。それはきっと今居る場所が幸せで、別れが怖いからなのではないか、と考えています。

セシル・アイジマが勇気を出して何かに飛び込む姿は、僕自身も去年、劇団シャイニングの公演に初めて出演した時に勇気を持って飛び込んだので、この『ポラリス』のセシル・アイジマの気持ちに共感するところが沢山あります。

──ほかの共演者のみなさんへの印象をお聞かせください。

横井:トキヤ・イチノセ役の松村くんは、舞台『JOKER TRAP』を観劇した時に初対面でしたが、その時「あっ、この人仲良くなる人だ」と直感的に感じた以降、本当によく一緒にいます。

銭湯に行ったり、先日のサッカーW杯も僕の家で一緒に観戦したり、一緒にいて自然体で居られる人です。松村くんの言動の端々に誠実さを感じて、良い出会いをしたなと思っています。

ナツキ・シノミヤ役の山川くんは、(撮影日時点で)2回目の対面ですが、僕と同い年でとてもフランクな人だなという印象です。壁を作らずにフラットな状態で居てくれるので話しやすいですし、これから一緒にこの作品を創り上げていく上できっと意見を気張らずに言い合えて、良い座組になるのではと思っています。今から稽古や本番が楽しみです。

──公演にむけて、意気込みをお願いいたします。

横井:これまでの劇団シャイニングを応援してくださった方々がいらしたからこそ、こうしてまた今回新たに『ポラリス』が舞台という形になり、演じることが出来ます。本当に感謝しかありません、ありがとうございます。

『ポラリス』は、劇団シャイニングの新たな一歩です。楽しむ心の準備をしていただき、劇場でその喜びが弾けていただけるようしっかり僕たちも用意して挑みます。皆さまのお越しを劇場でお待ちしております。

[取材・文/加藤日奈]

劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『ポラリス』

<CAST>
●トキヤ・イチノセ役 松村龍之介
1993年12月28日 岩手県出身
主な出演作
・舞台 斬劇『戦国BASARA』第六天魔王(真田幸村役)
・舞台『残響のテロル』(主演 ナイン役)
・舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『JOKER TRAP』」(TOKI役)
・舞台『新・幕末純情伝FAKE NEWS』 (岡田以蔵役)

●ナツキ・シノミヤ役 山川宗一郎
1990年8月27日 沖縄県出身
主な出演作
・舞台『疾風新選組』(河上彦斎役)
・舞台『遙かなる時空の中で5 風花記』(リンドウ役)
・ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズ(月島明光役)

●セシル・アイジマ役 横井翔二郎
1991年1月28日 鹿児島県出身
主な出演作
・舞台「劇団シャイニング from うたの☆プリンスさまっ♪『天下無敵の忍び道』」(セシル丸役)
・舞台『四月は君の嘘』(相座武士役)
・舞台『KING OF PRISM -Over the Sunshine!-』(太刀花ユキノジョウ役)
・ミュージカル『少女革命ウテナ』(西園寺莢一役)

◆公演概要

■東京公演
劇場:AiiA 2.5 Theater Tokyo
公演:2018年9月13日(木)~9月23日(日) 全16公演

■大阪公演
劇場:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
公演:2018年10月5日(金)~10月8日(月・祝)全4公演

【スタッフ】
原案:「うたの☆プリンスさまっ♪ シアターシャイニング『ポラリス』」
脚本・演出:ほさかよう(空想組曲)
音楽:Elements Garden
殺陣:六本木康弘(ジャパンアクションエンタープライズ)
振付:平澤 智
歌唱指導:水野里香
舞台監督:後藤恭徳(ニケステージワークス)
照明:鶴田美鈴(クリエイティブ・アート・スィンク)
音響:ヨシモトシンヤ、末次 瞳
映像:森すみれ、荒川ヒロキ
衣裳:西原梨恵
メイク:柴崎尚子(M's factory)
小道具:羽鳥健一
コンディショニングトレーナー:伊藤 洋
演出助手:高橋将貴
制作:大島鮎美、漉橋真美
宣伝美術:羽尾万里子
宣伝写真:金山フヒト
制作プロデューサー:杉田智彦(アズプロジェクト)
監修:紺野さやか(ブロッコリー)
主催:劇団シャイニング

チケット情報(東京公演/大阪公演共通)
※全席指定/1回のお申込みでお一人様4枚まで

・プレミアム席:12,000円(パンフレット・非売品ブロマイド3枚つき)
・S席:8,800円(パンフレットつき)
・A席:6,800円

■第2次先行抽選販売(取り扱い:イープラス)
【抽選申込期間】2018年8月10日(金) 18:00~8月19日(日) 23:59
【抽選結果発表】2018年8月24日(金) 13:00
■一般発売
2018年8月25日(土)10:00~

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