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『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章山寺宏一インタビュー

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章「回生篇」、山寺宏一さんインタビュー|デスラーにかける想いから石塚運昇さんの最後のセリフまで……!

2018年11月2日(金)より、『宇宙戦艦ヤマト2202  愛の戦士たち』第六章「回生篇」が新宿ピカデリーほかにて劇場上映開始となります!

第五章ではデスラーの過去が明かされ、ガミラスを救うためにどれほど重い十字架を背負っていたのかがわかりました。また、謎多き男・キーマンとデスラーの関係も判明し、ますます目が離せなくなっています。

ラストでは加藤三郎が取り返しのつかない行動に出るなど、第六章への引きが非常に強い状態で終わりましたが、ついに上映される第六章はさらにすごい! 次から次へと見どころがやってきます!

今回は第四章「天命篇」に続いて、再びデスラー役の山寺宏一さんにご登場いただきました。なんとエンディングテーマも担当されたということで、その制作秘話も伺っています。

キーマン役・神谷浩史さんとの共演や、豪華すぎる顔ぶれのデスラー家声優陣、若き日のデスラーを演じ分けた意気込み。そして、去る8月13日に逝去された石塚運昇さんの、土方竜役としての最後の出演、その後の収録現場での逸話などもお話いただきました。

山寺さんが歌うエンディングテーマ「大いなる和」

——山寺宏一名義で第六章のエンディングテーマ「大いなる和」を担当されました。いかがでしたか?

山寺宏一さん(以下、山寺):ビックリしました。なんでだろうって。僕のところに来るのは、大抵はキャラクターソングか企画モノなんですよ。企画モノなら、山寺宏一で歌っているものはあります。

昨年も、阿久悠さんが作詞されたヒーローソングのカバーアルバム(「POWER」2017年12月20日発売)で、「ヤマトより愛をこめて」を歌わせていただきましたが、「オリジナルの歌で」という依頼は少ないですね。

だから今回もデスラーソングかなと思ったんですよ。でも、デスラーを象徴する話は第四章、辺りであったし、どうやらデスラーとは関係ないみたいだと。

だとすれば、「ヤマトより愛をこめて」のカバーを『ヤマト』の関係者が聴いて、「山ちゃんのエンディングもアリだな」と思ってくださったのかなと思ったんですけど、そんな声もまったく聞こえてこないので、いまだに、なぜ僕になったのか知らないんです。

スタッフ:『ヤマトより愛をこめて』を聴いてそのイメージで選ばれたとの事です。

山寺:あっ、そうなのやっぱり!? 良かった、歌っておいて! そうかなとは思っていたんですけど、今判明しました。

S.E.N.S. Projectさんの楽曲で、曲を作ってくださった勝木ゆかりさんと安全地帯の武沢豊さんのお2人とは、レコーディング前に詞の解釈とか、色々とお話をさせていただいたんですよ。

そこで「この曲を作る前に山寺さんの曲を色々聴いて、山寺さんに合わせて作りました」と言われて、すごいプレッシャーをいただきました。しかも「思うように歌ってください」と。

「僕には自分のボーカルスタイルもないし、歌う仕事といえば物真似のほうが多いくらいですから」と言ったら、「じゃあ、山寺さんの代表作にしましょう。巧く歌おうとか、そんなものはいりませんから、とにかく気持ちで、セリフを言うように歌ってください」と。

そして1度目に歌った時は、収録ブースの中にまで入って聴いてくださって、歌い終わった後はお2人ともすごく褒めてくださったんです。「すごい感動した!」と。ああ、こうして乗せてくださる方なんだなと思ったら、
普段はそんなに褒めないらしいんですよ。

「本当にいいと思ったんです!」と言ってくださって、あとは自分の想いだけで、気持ちよく歌わせていただきました。出来上がった曲を聴いたら感動して、自分の車で毎日のように大音量で聴いています。

僕は(安全地帯の)玉置浩二さんをすごい歌手だと思っていて、コンサートも観に行っていたんですよ。物真似番組も、玉置さんの真似がきっかけで出させていただくようになったので、その玉置さんと一緒にバンドを結成して、歌声を間近で聴いてきた武沢さんが「良かったよ」と言ってくださったのは嬉しかったですね。

伊武雅刀さん、山寺宏一さん、2人のデスラー

——第五章ではデスラーの過去が明かされ、彼の行動原理や心情も見えてきましたね。

山寺:僕は、中学1年生のときから観ている旧作『宇宙戦艦ヤマト』の伊武雅刀さんが演じられたデスラーが大好きなんですよ。伊武さんの大ファンなので、『宇宙戦艦ヤマト2199』でデスラーをやらせていただく際にはすごくプレッシャーを感じていたんです。

その『2199』の時よりも、さらに深くデスラーも描かれるようになりましたが、実は『2202』の最初の企画書にあった、福井(晴敏)さんがお書きになったプロットをいただいたんですね。

だから「今回は2人のデスラーが登場する」とか、羽原(信義)さんと福井さんが描きたい方向性みたいなものがわかった上で第五章を演じられたのが、すごく良かったと思っています。プロットを読んでから気持ちが変わりましたしね。

しかも、第五章では各年代のデスラーを演じさせていただいたので、よりその時その時の気持ちを理解できたのかなと思います。

スタッフ:みなさん大絶賛されています。羽原さんも福井さんも、色々な取材の場で言っていました。キーマン役の神谷さんも。

山寺:神谷君もね! あの神谷浩史くんが言ってくれたのは、僕にとって素晴らしいご褒美になりましたね!

やっぱりキーマンという存在は今回、物語にとってすごく大きいですよ。最初はビックリしましたけどね。「キーマン、ヤマトに乗ってる!? ガミラス人なのに!?」って。

しかも第五章でキーマンはデスラーと一緒に行くのかなと思ったけど、やっぱりヤマト側に付いて、第六章でどうなるかっていう。

デスラーも今回は、ガミラスをどうしようかとか、ヤマトへのいろんな気持ちに加えて、自分を救ったズォーダーや、自分から離れてまたヤマトに乗った甥っ子キーマンへの想いもあるので、いろんなものが積み重なった上で大きな宿命を背負ったデスラーを演じています。

この作品の脚本は本当にすごいですね! デスラーから見ただけでもこれだけ想いが詰まっているのに、それがいろんな登場人物にもそれぞれあるんですから。第六章も見どころが多いです。いつの間にか仲良しの高垣彩陽さんと林原めぐみさんが出ていて大活躍してましたからね。ビックリしました。

——声優といえば、デスラー家の声優陣も井上和彦さん、池田昌子さん、草尾毅さんとかなりすごいことになっていましたが、共演はいかがでしたか?

山寺:驚きました。『ヤマト』ってそんな狭いスタジオじゃないんですけど、半端じゃない数の声優がみんな一緒に録っていたので、大先輩が「そんなところにいらしたんですか!? 和彦さん、池田さん、もっとこちらへどうぞ!」みたいな感じになっていて。草尾くんは「そこでいいか」みたいな。

——あははっ!

山寺:あの草尾毅がそんな扱いになるという。でも嬉しかったですね。甥っ子も神谷くんですから、その並びでやれる第五章はすごかったですね。

——普段のデスラーからは、伊武雅刀さんへのリスペクトを強く受けるのですが、第五章で若き日のデスラーを細かく年齢ごとに演じ分けた際は、今のデスラーにつながるように芝居を計算した部分などもあったのでしょうか?

山寺:計算というより、当たり前ですがたくさん練習をしました。自宅で「こういう感じかな」と。マティウスという兄貴がすごい人で、それとアベルトは比べられる。誰かから言われる一言一言がヒントになるんですね。お母さんがああなってしまって、だからアベルトは何歳くらいでこうなって、どう思うかなとか。

でも、最初に墓場で言った「母上」は反省しているんです。もうちょっと若いほうが良かったなとか。もしこれでうまく演じ分け出来なかったら、他の人に役を替えられちゃうなっていう危機感もあったんですよ。僕に全部やらせるっていうのは監督の賭けだったと思うんですよね。

「あれ、ちょっと老けてるな」と思ったら、何段階かある年代を演じ分けられるエキスパートが横にいくらでもいますからね! でも「俺だってまだこの辺できるよ!」というアピールでもあるし、自分がデスラーなわけですから、そこは自分でやりたいなと思ったので。

今のデスラーの声だって、伊武さんのようなカリスマ性のある声は元々持ってないんですよ。重要な役をいただいて、ここまで深く描いていただいているので、いつもプレッシャーなんです。

「ちゃんと出来るのか?」という想いをひた隠しにして、堂々とやろうと思ったんですけど、ドキドキでした。吐きそうになりましたから。

あまりいやらしい計算があってはいけないなと思います。でも声で勝負している人間としては、1歳ごとの年齢差も出したいくらいのつもりでいるんですよ。それを上辺で声色だけ変えて、ただ若くやっているんじゃ負けだと思って、本当に勝負でした。

——伊武さんからデスラーを引き継ぐということで、その難しさや、どうやって挑んだのかを教えてください。

山寺:僕は伊武さんの大ファンで、『スネークマンショー』は全部聴いていると思います。もちろん、伊武さんが演じるデスラーも大好きだったので、それを引き継ぐというのは大変でしたけどね。

旧作のデスラーは、人物が魅力的に描かれた上に伊武さんの演技と相まって、あれだけの人気キャラになったんでしょうけど、今回のデスラーはより深く描かれていますからね。だからみなさんに支持されて当然みたいな流れになっていますから、あとは僕の演技次第だと思って、心してやったということですね。

そういう意味では、若いデスラーをやれて良かったですよ。今のデスラーだけだったら、もっとピッタリの人がいるんじゃないのと言われてもしょうがないと思います。僕にはそんなすごい声なんて、元々ないわけですから。

ただ、演技では負けないように、心情や内容を理解して、雰囲気や語尾のひとつまで丁寧にやろうという気持ちだけはものすごくあるので、若いデスラーを褒めていただけたことで救われた感じですよ。そこが自分の個性だと思っているので。「羽原さんありがとう! わかってくれて!」って感じですよ(笑)。

——神谷さんとのエピソードで面白かったものは?

山寺:神谷くんは先輩も後輩も、関係なく口が悪いんですよ。ツッコミキャラというか、上手に毒を吐く。でもそれは彼の優しさで、だからみんな逆にリラックスできるというか。みんなが気を使う大先輩にもツッコんでくれるんですよね。それがすごく嬉しいんです。

かつてはあまり共演がなかったんですけど、ここ何年かで他の作品でもすごく絡む役が多くて。現場を一緒にやって、そのすごさを目の当たりにしていると、さすが人気ナンバー1の声優、これだけ活躍しているのもわかりますよ。

僕も30数年やらせていただいてますけれども、最初の頃は各世代がいて、いろんな刺激をいただいていたのが、だんだん若い人ばかりの作品が多くなったとか、ベテランが行くと話す相手もいなくて寂しいとかあるわけです。でも『ヤマト』は幅広い世代が揃っていますから。

こういう作品はやっていて本当に楽しいです。作品の質も上がるだろうし、声優としてもいっぱい学べるし。若手からも先輩からも盗んでやりたいと思いながら、僕は現場にいますね。

「愛」ってとても難しい言葉ですよね

——物語は旧作『さらば宇宙戦艦ヤマト』などの延長線上からどんどん外れ、第六章などはもう先の予想がつかない展開になってきました。見どころをお聞かせください。

山寺:今回の第六章は、驚きの展開でしたね。見どころと言われても困りますよね。「あ、ここが絶対、今回の盛り上がりどころだ!」と思っても、またさらに大きな盛り上がりが来て、最初の部分を忘れるくらいすごいのがどんどんやって来ます。

しかも、これだけ登場人物がいる中で、いろんな人のドラマが描かれていて、加藤にグッと寄ったかと思えば、新キャラクターの銀河クルーたちが出てきて活躍して、さらにズォーダーとサーベラー、あの一番謎だった人たちのことが明かされます! サーベラーのことが僕はずっとわからなかったんですよ。最初は「なんで両方やってんの甲斐田ちゃん!?(甲斐田裕子さんはサーベラー、桂木透子の2役)」みたいな感じでした。

それが、ここで急にガトランティスの情報もガンガン入ってきて、どうなってんの!? って思っていると最後にデスラーが大変な事になっているので、いま気になっているのは「デスラーどうなるの!?」ってことですね。

次がどうなるか、まったくわからない状況ですけど、面白い! バトルシーンも迫力があるし、数もすごい! いろんなものがいっぱい出てくる! この後どうなるのか、これをどう回収していくのかは今後の見どころかなって思いますね。

もちろん主人公の古代の葛藤とかもあるわけですよ。新しい展開もたくさんあるので、ほんとに困りますよね。『ヤマト』の見どころだけは、有り過ぎて言えないっていうのが正直ありますね。

——一番共感できるキャラクターは? やはりデスラーですか?

山寺:いや、僕なんかはすぐに弱みを出しちゃうような人間なので、真逆というか、対極にいるんですよ。デスラーは『2202』では意外と自分の気持ちを吐露する場面もありますけど、それはテレサの影響だったり、キーマンの存在があったからで、基本は全部自分で背負って孤独にがんばるキャラクターじゃないですか。

僕はすぐに愚痴って弱音を吐くタイプなので。そんな情けないキャラクター、『ヤマト』にいますかね? ただ、作品の中でも「恥をかくのも、間違えるのも、ぜんぶ人間の特権なんだ」と言ってましたから、それを聞いてホッとしましたね。

ただ、ズォーダーの哲学もすごいと思いますね。今回、印象に残るセリフを考えた時に、やっぱりズォーダーの言葉が多くなるんですよ。ズォーダーとデスラーは、歩く名言集みたいなところがあるなと思って。共感はできないけど、うまいこと言うなと思うセリフは多いですね。

——タイトルに「愛の戦士たち」とありますが、デスラーもガミラスという国家への愛をもって戦う「愛の戦士たち」のように思えます。背負ったものの重さや抱える愛の大きさは、デスラーが作中で一番ではないかと思うんです。

山寺:背負っているものの大きさは、ズォーダーも大きいでしょうから一番とは言えませんけど、かなり大きいでしょうね。究極の選択が迫られる中で、デスラーは兄に、叔父に、血の誓いをして、約束したわけです。「ガミラス人を救う」、そのためだけに生きていますからね。答えを出したことで、救われたと思うんです。

その中で、スターシャへの想いには特別なものがあって、こだわっていたからこそ、イスカンダルを滅亡させてでもガミラスを……とは思わなかったんでしょうね。だから『2199』でもあんなことになったし、いまだにその想いはあると思います。

なのでガミラスへの愛だけではないと思うんですけど、だからこそちょっと揺れて、ヤマトの沖田や古代たちの影響も受けて、キーマンの存在を知って、理想とする愛というものや、自分のやるべきことを探っているデスラーがいると思うんですよね。

だから「愛」ってとても難しい言葉ですよね。「愛というものに呪われた存在である」というズォーダーの考え。愛があるから奪い合い、殺し合うのだと。

「人間に一番大切なものを漢字一文字で」って聞かれたら、多くの人が「愛」って言いますよね。それが一番否定しにくい言葉なんだけど、種の保存や秩序を保つためには一番否定されるものに変わるという。

「平和」と「愛」は一対にあるものと信じていたところへ、キャッチフレーズに“この「愛」は宇宙を壊す——”とあるように、固執し過ぎてもいけない。すごい作品ですね。

正直、1回観ただけじゃわからないことがたくさんあります。まずは劇場の大音量でお楽しみいただきつつ、同時にBlu-ray劇場販売やデジタルセルの配信サービスも始まるという素晴らしいシステムなので、ぜひ何回も観てほしいと思います。僕も今回、こうして取材を受けるということで、何回観たか。

土方竜役・石塚運昇さんに捧げる

——『ヤマト』が現在まで愛され続けている理由は何だと思いますか?

山寺:不朽の名作だと誰もが思っている、僕も子供の頃から観ていた『宇宙戦艦ヤマト』シリーズを、さらに深く大きくして、永遠の人類のテーマである「愛」について追及している作品だからということなんでしょうね。

そこにキャラクターの魅力が緻密に作られて作品の魅力になっているのだと思います。たくさんの大きなドラマの中に、キャラクターそれぞれのドラマもあるので、観る人によっていろんなところに共感できると思います。

第六章はクライマックスにつながる大切な章で、いろんな謎も明かされ始めます。そして、土方艦長を演じていらした石塚運昇さんは、第六章の最初の19話まで演じられています。『ヤマト』ではそこが最後になって、途中から楠見尚己さんに代わられています。

僕は色々な作品で運昇さんと共演させていただいていて、まだ亡くなった事を受け入れられていないくらいの気持ちなんですけれども、『ヤマト』における最後の声を、土方艦長のセリフをみなさんにどうしても聴いていただきたい。

ヤマトクルーに指令を出すあの声の響きとか、すごいですよ。最後の台詞は「頼む……!」でした。それはもう絶対に聴いてほしい。

その後を、楠見さんが素晴らしい演技で引き継がれたので、運昇さんも喜んでくださっているんじゃないかなと思います。その運昇さんが最後に出られた第六章で、「大いなる和」というテーマ曲を自分が歌えたことにも不思議な気持ちがありますね。

19話の完成品を観た時に、「これが運昇さんの最後だったか……」と思ったところへ自分の歌が流れてきて、ちょっとグッと来てしまったんですけれど。だからぜひ、みなさんの心にも留めていただけたらと思います。

運昇さんがお亡くなりになられてから、最初の収録の時、大塚芳忠さんが一番長く付き合ってきた友人なので音頭を取って、運昇さんがいつも座っていた椅子に向かってキャストとスタッフ全員で黙祷をしたんです。だから最初はみんな、まともにセリフが言えなかったですよ……。そういう状況で、「運昇さんありがとう。俺たちがんばるよ!」という気持ちで録りました。ぜひ劇場でご覧いただければと思います。

[取材・文/設楽英一]

◆『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第六章「回生篇」
全国35館にて期間限定劇場上映&特別限定版Blu-ray先行販売
デジタルセル版先行配信 2018年11月2日(金)同時スタート!

 
◆10月5日(金)よりテレビ東京ほかにてTV放送開始!
2017年2月より第一章・嚆矢篇(第1話~2話)が劇場上映され、第六章・回生篇(第19話~22話)が 11月2日(金)より上映される『宇宙戦艦ヤマト 2202 愛の戦士たち』シリーズがこの度、10月5日(金)よりテレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知にて放送開始。
 
<あらすじ>
時に西暦2202年。あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年──。

〈コスモリバースシステム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。

イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?

宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。

いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた――。
 
<放送局情報>
・テレビ東京 毎週金曜深夜1時23分~
・テレビ大阪 毎週金曜深夜2時10分~
※初回のみ、深夜2時46分放送開始
・テレビ愛知 毎週金曜深夜2時05分~

<スタッフ>
製作総指揮:西﨑彰司
原作:西﨑義展
監督:羽原信義
シリーズ構成:福井晴敏
副監督:小林誠
キャラクターデザイン:結城信輝
音楽:宮川彬良・宮川泰
アニメーション制作:XEBEC
製作:宇宙戦艦ヤマト 2202 製作委員会
 
<キャスト>
古代 進:小野大輔
森 雪:桑島法子
島 大介:鈴村健一
真田志郎:大塚芳忠
キーマン:神谷浩史
サーベラー:甲斐田裕子
ズォーダー:手塚秀彰
テレサ:神田沙也加
沖田十三:菅生隆之

公式サイト
公式Twitter

(C)西﨑義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
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