
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』大ヒット御礼舞台挨拶第2弾レポート|シャア・アズナブル役・新祐樹さんがファンの選んだ名台詞第1位を披露!
公開から49日間で興行収入30億円を突破し、いまなお盛り上がりを見せる劇場先行版『機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-』。いよいよ4月からはTVシリーズの放送・配信も近づいています。
そんなTVシリーズの放送をおよそ一ヶ月後に控えた2025年3月8日(土)に、本作の大ヒット記念舞台挨拶の第2弾がTOHOシネマズ日比谷で開催。
土屋神葉さん(シュウジ・イトウ役)、川田紳司さん(シャリア・ブル役)、山下誠一郎さん(エグザベ・オリベ役)、藤田茜さん(コモリ・ハーコート役)、新祐樹さん(シャア・アズナブル役)ら出演声優陣が登壇し、公開後の心境や収録の裏話など今だから話せるあれこれをトークしました。
山下さん&藤田さんも周囲からの反響を感じた
今回のイベントのトークセッションは、本作の宣伝アンバサダーに就任した土屋さんが担当。まずは本作関連のイベント初登壇となった山下さんと藤田さんに、作品の感想を伺っていきました。
山下さんも藤田さんも、本作を初めて鑑賞したのは試写のタイミングだったとのこと。藤田さんは映像を見て圧倒されたと一言。ガンダムシリーズは長く愛されている大きなコンテンツになりましたが、その力や歴史を感じられたそうです。
山下さんも多くの人に愛されてきたシリーズだという実感があったそうで、本作とは別のお仕事の関係者の方や友人たちから声をかけてもらえることがあったようです。公開初日には同じ声優の仕事をしている後輩から「出てましたね!」と言ってもらったことも。また、この山下さんのエピソードには他の声優陣からも共感の声があがっていました。
藤田さんは普段から人と連絡を取ることが少ないそうですが、それでも出演を知ったお仕事の関係者の方やファンの方からの反響があった様子。その反響のほどは今までにないほどだったのだとか。
山下さん演じるエグザベと藤田さん演じるコモリが鶴巻和哉監督&シリーズ構成の榎戸洋司さんの推しであることに話が及ぶと、第2弾入場者プレゼントのDESIGN WORKSに掲載されているキャラクターデザイン・竹さんのイラスト集でこのふたりが黒子コンビと呼ばれていること、SNS上でシャリア、エグザベ、コモリのファンアートがかなり見られることなどソドンクルーチームを掘り下げるトークが展開。
藤田さんはSNS上でのファンアートの盛り上がりについて、エグザベとコモリは上官の愚痴を言ったり少し軽口をたたいたりする一面があることから、ファンのみなさんの想像が膨らみやすいのではないかと分析。山下さんはまだTVシリーズの放送も始まっていない情報の少ない状態で、ファンのみなさんがこんなにもキャラクターたちに愛をくださっていることに喜びを露わにしました。
その後は、エグザベとコモリの印象が話題の中心に。山下さんは当初シュウジでオーディションを受けていたそうですが、スケジュールに別キャラクター(※エグザベ)の収録が入っていて驚いたそうです。エグザベには親近感を覚えていたので演じにくさはなかったようですが、収録前に『機動戦士ガンダム』劇場三部作を見てこの世界の空気感を知ろうと努めたのだとか。
藤田さんも別のオーディションからコモリ役に決定したとのこと。台本から見た言葉遣いや見た目の印象から若いイメージがありつつ、一応は軍人だと思って堅い喋りを用意して初めのアフレコに赴いたことを明かしました。
しかし軍人であることに重きを置きすぎたことから、「もっと可愛くていい」というディレクションがあったそうです。現実の自分たちのように戦争というものを知識として知ってはいるものの、実際に経験はしていないくらいの感覚でとの指示も受けたそうで、その軸を得て演じるようになってからキャラクター性が定まっていったようです。
続いてシャアとシャリアの関係性が話題に。新さんはシャアがワインをくゆらせるシーンをピックアップ。「私はまた友人が増えたようだ」という言い回しに大人の雰囲気を感じたと話してくれました。
川田さんはこのイベントの前日にも4DXで本作をご覧になったそうで、改めてシャアとシャリアがマヴ戦術で戦う戦闘シーンに毎回痺れるとコメント。何度も見たいくらい大好きだとの心境を明かしてくれました。