日本ナレーション演技研究所

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日本ナレーション演技研究所出身 巽悠衣子さん 前編

2010-08-03 14:54:50

PROFILE

巽悠衣子(たつみゆいこ)

9月17日生まれ。アイムエンタープライズ所属。2009年、OAD『kiss×sis』の住之江りこ役でデビュー。竹達彩奈さんと、あこりこのユニット名で主題歌CD「ふたりのハニーボーイ▽」、「バランスkiss」、ミニアルバム『あなたにkiss』をリリース。現在、ラジオ大阪にて放送中の『声優Vステグランプリガール アニメGOE』のパーソナリティを務める。『あか☆ぷろ!!! ~明るい三姉妹プロジェクト~』では三女役を担当。当サイトでもラジオ番組がスタート!

現在、各所で活躍中の声優陣を多く輩出している「日本ナレーション演技研究所」(以下「日ナレ」)。アーツビジョン、アイムエンタープライズなどのプロダクション直結という大きな魅力を持ち、 働きながら、学びながら、週1回3時間から演技レッスンを受けられるシステムを採用している。
今回、登場するのはデビュー作『kiss×sis』の住之江りこ役でブレイク。今春、大学を卒業し、現在はラジオ番組『声優Vステグランプリガール アニメGOE』のパーソナリティを務めるなど注目のNEW FACE、巽悠衣子さんです。 (2010年8月掲出)

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●愛称の多さが今の悩み

――まず簡単な自己紹介をお願いします。

巽さん:この春に大学を卒業したばかりの関西出身の女子です。趣味は歌うことと想像することで、歌の歌詞を見て妄想を膨らませるのが楽しいんです。想像し過ぎて号泣してドン引きされたりします(笑)。カラオケでよく歌うのはJ-POPで、あと好きだったアニメ『ヒカルの碁』とか『HUNTER×HUNTER』、『シャーマンキング』の歌は今でもよく歌います。自分を動物に例えるとイノシシとなまけものを足して2で割った感じかな(笑)。好きなことには一直線に突っ走るけど、だらだらしてる時は1日中、20時間眠りっぱなしということもあります(笑)。今の悩みは愛称がたくさんあること。ゆっこ、ゆいぴょん、たつみん……そして近々、ラジオ番組の中で新しい愛称もできる予定です(笑)。

――愛称の問題は、ファンの方もイベントでどう呼べばいいのか、迷いますね。

巽さん:親や友人からゆっこと呼ばれてたんですけど、ファンの方には呼びにくいのかな、と思ったりもして。その後、竹達彩奈さんとやらせて頂いた『kiss×sis~ゼロから始めるラジオ』で、竹達さんから「うさぎ飼ってるからゆいぴょんでいいんじゃない?」と付けられ、それが思いのほか定着したんです。それと別進行でたつみんと呼んで頂いたりもして、今、ラジオではいろいろな呼び名が飛びかってます。どうしたらいいのか、考え中です(笑)。

●一人暮らしをしてわかった女子力不足

――昨年の春に上京したそうですが、一人暮らしは慣れましたか?

巽さん:まだまだです(笑)。実家ではずっと親に頼り切りで、家事をまったくしてこなかったので大変ですね。この間、約8カ月ぶりにパスタを作ったんですけど、全然おいしくなかったのがすごくショックでした。上京を機に、女性らしさを磨いていかなきゃいけないなと思ってるんですけど……。

――話し方などサバサバしていて、男の子っぽい感じもしますね。

巽さん:よく女子力に欠けると言われます。星座を5つしか言えなかったり。親しい人にはズバズバ意見を言いますし、隠し事もできない性格なので。私の目標は癒し系になることなんですけど、いまだに言われたことはありません(笑)。その前に「人の話をよく聞け」と言われます。自分がしゃべってばかりなので(笑)。

●初オーディション、初レギュラー&デビュー作となった『kiss×sis』

――さてお仕事のお話ですが、人気マンガの『kiss×sis』はOAD(オリジナル・アニメーション・DVD)から今春、TVアニメ化しましたね。

巽さん:2008年の12月にOADの0巻が発売されてから、約1年半以上関わらせて頂いています。私にとってデビュー作で、大阪にいた頃に初めてオーディションに呼んで頂いたら、“りこ役”で合格して。大学在学中にはお仕事は出来ないだろうなと思っていたので、とても嬉しかったです。

――初のオーディションはいかがでしたか?

巽さん:初めてのオーディションでもキスシーンがあったのは驚きました。家で母に聞いてもらいながら練習したのを覚えてます(笑)。

●双子役の竹達彩奈さんとアニメデビュー同士で悪戦苦闘!

――りこと双子のあこを演じる竹達さんもアニメデビュー作だったそうですね。

巽さん:二人とも初めてのアニメの現場で、しかもメインということで緊張しました。ペーパーノイズや動いた音がマイクに入ってしまったり、思い出したくないくらいひどかったです(笑)。基本的には出演者がそれ程多くない作品なのに、最初の収録の時には教室のシーンがあったので、役者さんも多くて。皆さんにすごくご迷惑をかけてしまって落ち込みました。アフレコが終わった後は、二人とも安心からか呆然としてました(笑)。

――竹達さんとはプライベートでも遊んだりするんですか?

巽さん:カラオケに行ったり、食事に行ったり、よく遊んでます。会話でハモったりして、プライベートでは息が合うのに仕事でなかなか活かせないという(笑)。双子なので二人で息を合わせなくてはいけないところもあって、例えば圭太の名前を呼ぶ時とか、最初はなかなかタイミングが合わなくて、何度も録り直しました。TVシリーズが終わった今では呼吸もだいぶ合うようになりました!

――『kiss×sis』で声優初挑戦だった方が「セリフだけでなく、テクニックもすごくて、さすがプロだなと感心しました」と言っていたようですよ。

巽さん:そう言って頂けたら良かったです。陰で必死に練習したので(笑)。圭太役の武内健さんやお母さん役の半場友恵さんなど先輩方にもいろいろと教えて頂きました。

●巽さんが選ぶTVアニメのBESTシーンは?

――TVアニメの収録が終わったそうですが印象的なシーンを教えてください。

巽さん:終盤で圭太の受験が終わった時、寝ているあことりこの二人に圭太が感謝の言葉を言って、ほっぺにキスして部屋を出て行って。その後、あことりこが泣き出したシーンにはぐっときました。「いつもあこりこが一方的に圭太を追いかけているように見えるけど、やっぱり圭太はあこりこのことを好きでいてくれているんだ」と愛を感じて、私も思わず涙が出ちゃいました。

――あこりこをはじめ、女の子達に振り回されてきた圭太がかっこよく見える数少ないシーンでしたね。

巽さん:そうですね! 圭太は優柔不断過ぎるから、竹達さんといつもやきもきしてました。演じる武内さんでさえ、候補者が多くて選べない、みたいに言ってましたから(笑)。まあ、やさしいし、カッコイイから女の子からモテるのもわかる気がします。でも、やっぱり一途じゃないといけません! 

●音楽ユニット・あこりことしても主題歌&ミニアルバムをリリース

――OADとTVアニメの主題歌、ミニアルバム『あなたにkiss』の発売など、歌の活動も目立ちましたね。

巽さん:2つの主題歌を歌わせて頂くだけでもすごいのに、CDが同時発売されたことにも驚きました。OAD版の「ふたりの▽ハニーボーイ」は「録り直ししましょうか?」と聞かれて、「当時よりうまく歌えるかもしれないけど、その時の初々しさや頑張った気持ちは残したいな」と思って、そのままでリリースして頂きました。でも実際にCDを聴いたら「歌い直せばよかったかな」と(笑)。イベントなどで歌う時の振り付けも竹達さんと二人で考えたので思い出深いです。更にミニアルバムでもいろいろな曲を歌わせて頂いて。最初は声を張るとか、うまく歌おうという意識が強かったんですが、ミニアルバムの収録をしている時に、「技術よりも気持ちを入れることが大切なんだ。お芝居と一緒なんだ」と気付きました。

●ピュアな純愛と受験を描いたかわいくて、笑える作品

――キャラソン&サントラ『エンドレスkiss』では初のソロ曲に挑戦しましたね。

巽さん:そうなんです! 実はレコーディングでちょっと困ったことがあって。 ディレクターさんが私の歌が安定しているという噂をどこかで聞かれたらしく、ハードルが上がって、プレッシャーも大きくなって(笑)。キャラソンなのに自分の気持ちで歌ってしまい、どう、りこの気持ちで歌うか、悩んだりもしましたが、ソロ曲では自分なりにりこになりきって歌うことができました。また、りこに一歩近づけたと感じることができたレコーディングでした。

――TVアニメ化も好評のうちに終了して、ブルーレイとDVDの第1巻が6月23日に発売されましたね。改めて『kiss×sis』の魅力を挙げていただけますか?

巽さん:あことりこは圭太のお姉ちゃんだけど、妹っぽさもあってかわいいですよね。こんなお姉ちゃんがいたら幸せだけど大変そう(笑)。ラブコメなので、笑いどころがいっぱいあるけど、TVアニメでは圭太があこりこを追って推薦入学を蹴って、同じ高校の受験を決意してから結果が出るまでが描かれているので、受験アニメとして見ていただいても楽しめます。私自身はピュアなラブストーリーだと思っているので、女の子にも健気なあこりこの姿に共感してもらえたらいいですね。TVシリーズは終わりましたが、OADはまだまだ続きますので、引き続きアニメ『kiss×sis』をよろしくお願いします!

●『kiss×sis』ラジオでは素のガールズトークを展開中!

――『kiss×sis』と言えば、竹達さんと『kiss×sis~1から教えるお姉ちゃんラジオ~』というウェブラジオ(アニメイトTVにて配信中)のパーソナリティも務めてますね。

巽さん:『kiss×sis』の番組と言いながらも二人で妄想やガールズトークを繰り広げてます(笑)。いつもわいわい、キャーキャー楽しくやらせて頂いてますが、時折不安になって、「これで大丈夫ですか?」と聞くんです。スタッフの方からは「告知さえしてくれればいいです」と温かい言葉を頂いてお送りしてます(笑)。最近、罰ゲーム案のメールが多くて、「そんなに罰ゲームさせたいのかー!」と(笑)。6月23日にDJCDも発売されましたが、聴いてほしいような、聴かれたくないような。いえ!ぜひ聴いてください(笑)。

●ラジオ番組『声優Vステグランプリガール アニメGOE』では内田彩さん、大亀あすかさんとアドリブ勝負!?

――4月から初めての地上波のラジオ番組『声優Vステグランプリガール アニメGOE』も始まりましたね。

巽さん:内田彩さん、大亀あすかさんと3人で、「声優がアニメ“声”でアニメを“超え”る」をコンセプトに、いろいろなことに挑戦してます。毎回、お題に答えたり、課題をクリアしていくのでドキドキします。でもこのラジオのおかげでアドリブ力は付いている気がします(笑)。大変なのは時間の配分ですね。番組の中で進行役を任されているんですが、私は時間を気にし過ぎるところがあって。今後の目標は、自由にお話ししつつも、うまくまとめられるようなパーソナリティになりたいです。

――地元で流れる番組というのは緊張しませんか? 偶然、知り合いに聴かれるかもしれませんし。

巽さん:親しい友人には話したので、聴いてくれているみたいです。母は電波が入るところまで車で移動して聴いてくれました。初回だけですけど(笑)。いつか地元・大阪でイベントなどのお仕事ができたらいいなと思っていたら7月11日に公開録音が行え、関西の皆さんがたくさん会いに来てくださって嬉しかったです。

●大型企画『あか☆ぷろ!!! ~明るい三姉妹プロジェクト~』も要チェック!

――今後のお仕事の予定を教えて下さい。

巽さん:先日発表された『コンプティーク』さんと『コンプエース』さんの共同企画『あか☆ぷろ!!! ~明るい三姉妹プロジェクト~』に出演します。長女が松来未祐さん、次女が加藤英美里さん、三女を私が担当します。『アニメイトTV』さんでもラジオ番組が始まって、今後もいろいろな展開がありますのでお楽しみに!


今回、インタビューに載せきれなかった巽さんの写真を特別に公開!写真ページはこちら

※本文内の▽は白ハート。

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