「ブックフェア2023」宣伝隊長・しぐれうい先生インタビュー｜「自分の力でできなかったことは絶対に挑戦するべきだ」と語る、イラストレーターの新たなチャレンジとは？　10年以上前に四日市店で飾られた秘蔵イラストも……!?

自分の力でできなかったことは絶対に挑戦するべきだ

――アニメイトでは、毎年「ブックフェア」を開催しているのですが、ご存じでしたか？

しぐれ：はい、以前から開催されていますよね。実は、フェアの景品をもらったこともあるんです。

――そんな「ブックフェア」ですが、今回はしぐれ先生が宣伝隊長を務めていただくことになりました。最初にお話を聞いた際の印象はいかがでしたか？

しぐれ：中学生の頃からお世話になっているアニメイトさんと一緒にお仕事できるなんて、しかも大好きな本を扱った施策に携わることができて、幸せな気持ちでいっぱいでした！　お話をいただいて、すぐに「やるぞ！」と意気込んでいたのですが、去年の「ブックフェア」で宣伝隊長を務めた方を調べたら有名な声優さんだったので、「ええ！　私でいいんですか!?」って驚いてしまいました（笑）。

――「ブックフェア2023」では、今年も様々なキャンペーンが展開されますが、注目してほしいポイントを教えてください。

しぐれ：過去の景品を改めて見ていると、参加している作品がめちゃくちゃ豪華なんですよね。中には、お金を払っても手に入らないものもありますから、本を買った上でポイントを使ってさらにゲットできるのは「アニメイトブックフェア」ならではだと思います。また、幅広いジャンルの作品がレーベルの枠を超えて集結するところは、お祭りみたいでワクワクします！

――多くの著名な作品の景品が登場するので、間口が広いところも魅力的ですよね。

しぐれ：書籍作品のグッズは、アニメ作品と比べて少ないイメージがあるので、グッズ化されること自体が本好きとしては嬉しいですね。私の好きな作品もラインナップに入っているので、これを機会に布教していこうかなと思います！　個人的に素敵な作品をどんどん広めたくて、配信で伝えることもあるのですが、「ブックフェア」のように景品があると布教材料になって多くの方に薦めやすいんです（笑）。

――また、小説投稿サイト「小説家になろう」との連動施策として『相棒(バディ)とつむぐ物語』のコンテスト大賞作品のイメージイラストを作成いただきます。

しぐれ：こういったお話をいただいたのは初めてなんです。仕事でしかイメージイラストを描いたことがないので、「景品として扱ってもらっていいんですか!?」と恐縮しています。

普段はあまり描く機会のないジャンルのイラストに挑戦できる点も嬉しいですね。お話から様々な要素を抽出して描こうと思っているので、どんなバディ作品のイラストが生まれるのか今から楽しみです。ダブルヒロインになる可能性もあるのかな？（笑）。

――イメージイラストを作成するにあたって今から楽しみにしていることはありますか？

しぐれ：実は、バディ作品をあまり読んだことがなくて。どんな風にお話が展開していくのか、まるで想像がつかないんです。だからこそ、私の中に絶対に新しいものが生まれるはずだと思っていて。新たなことに挑戦できると考えると今からすごく楽しみです。

――ここまでお話を伺っていて思ったのですが、しぐれ先生はチャレンジ精神が非常に旺盛な方ですよね。根底にはどのような想いがあるのでしょうか？

しぐれ：私の両親が、気になることがあったらすぐに挑戦するような人だったので、その影響があるのかもしれません。楽しそうなことや知らないことが目の前にあると、興味が湧いてきてしまうんです。そこから「自分の力でできなかったことは絶対に挑戦するべきだ」と考えるようになりました。

――素敵なマインドですね。

しぐれ：それこそ今回いただいたイメージイラストは、自分の趣味の範疇では描けなかったと思うんです。先ほどの考え方があったからこそ今に繋がっていると思うので、この機会じゃなきゃできないと感じた時は必ずチャレンジするようにしています。

――それがイラストレーターやVTuberなどのいろんな活動に繋がっているのですね。

しぐれ：そうかもしれません。「あれもやりたい」「これもしたい」と手を広げていったら、こんなことになっていました（笑）。