「声優生電話」11月27日、『銀魂』近藤勲役の千葉進歩さんゲスト回レポート

　スマートフォンで見られる声優バラエティー番組「声優生電話」。毎週火曜日の20:00～21:00に放送されている生放送番組だ。司会はアニメ大好なお笑い芸人「アメリカザリガニ」の柳原哲也さんと、声優の原紗友里さん。そして11月27日のゲストは、『戦場のヴァルキュリア』の「ウェルキン・ギュンター」や『銀魂』の「近藤勲」を演じている千葉進歩さんだ。

　番組が始まり千葉さんがスタジオに登場すると、ニコニコしながら爽やかな声で挨拶。自己紹介などが終わって、代表作である『銀魂』の近藤勲の声を披露すると一変！　低く迫力のある声で用意されたセリフを読み上げた。これには司会の柳原さんと原さんは感動した様子で、大いにはしゃいでいた。また、千葉さんは原さんといっしょにお仕事をしており、仕事に取り組む姿勢や、声優生電話のスタジオでは見られない素顔などを紹介していた。

■ふんわり優しい千葉進歩さんボイスに癒された声優生電話！

　当番組のウリである、視聴者がゲストに直接電話で質問ができるコーナーが始まった。今回は男性声優の千葉さんなので、質問電話はやはり女性の視聴者が中心に。さまざまな質問が寄せられたのだが、千葉さんはことあるごとに視聴者と「いっしょに遊ぼう」というような内容の返答をしていた。例えば「ボーリングを上達させたい」という質問には「機会があったらいっしょに遊ぼう」と返したり、「クリスマスの予定は？」という質問に対しては「仕事だけど横浜ランドマークで待ち合わせしよう」と返答。日時の約束はしていないのですべて冗談なのだが、千葉さんの優しいファンサービスが垣間見れる瞬間でした！

■番組中盤の「下克上だぜ!!　夜のごほうびタイム」コーナー

　番組の中盤は、「下克上だぜ!!　夜のごほうびタイム」のコーナー。このコーナーでは、ゲームに勝利したらゲストの好物がもらえるルールとなっている。今回番組が用意したのは、千葉さんが大好きだというコーヒー。しかもなんと、100グラムで5250円もする超高級品「コピルアク」が運ばれてきた！　コピルアクとは、ジャコウネコの糞から採ったコーヒー豆。世界でもっとも高価なコーヒーとして知らている貴重品だ。当然、千葉さんは目を輝かせながらゲームに挑んだ。

　今回選ばれたゲームは「カニ」と「カニカマ」を食べずに当てるゲームで、勝負は千葉さんと原さんが行なった。千葉さんはカニが苦手なので、ゲーム前には「ぜったいにわかる！」と強がりを見せる。しかしスタジオに運ばれたカニカマは、実物と見分けがつかないほどリアルな高級カニカマ。見た目だけではわからないという理由から鼻も使っていいことになり、その結果、千葉さんが見事勝利した！

■放送終了後に千葉さんへインタビュー！

　番組の後半も視聴者からの質問に親切丁寧に答えた千葉さん。ボーリングや野球だけでなく、ジョギングも好きだというスポーツマンな一面も見せてくれた。そんな千葉さんと司会のおふたりに、番組終了後に恒例のインタビューを行なった！

──生放送お疲れ様でした。さっそくですが、1時間の生放送の感想はいかがでしたか？

千葉進歩さん：いや～、僕は今まで生放送のお仕事がほとんどなかったんです。ひょっとしたら今日が初めてじゃないかな？　なので、始まる前はドキドキしていたんです。事前に過去に放送された番組を「参考までに」って見させていただいたんですけど、来られるゲストの方が個性的なので、見れば見るほどわかんなくなってきちゃって（笑）。ですが、MCのフリがお上手なのはわかっていたので、その点は安心でした。

原紗友里さん：ゲストの方によって番組は大きく変わりますからね！

千葉進歩さん：そうなんですよ。だからわかんなくなっちゃって、「これはぶっつけ本番にしよう」って思いました。番組中は、ずっと柳原さんと原さんに頼ってしまいました。

──柳原さんは久しぶりの男性声優さんがゲストでいかがでしたか？

柳原哲也さん：今まで男性ゲストは岩田光央さんと関智一さんだったので、千葉進歩さんで3人目。あのアクの強いふたりとガラッと変わってましたね。

原紗友里さん：(笑) 。

柳原哲也さん：千葉さんは、すごくいい方なんだな～って思いました。普通に話すととても静かで、『銀魂』の近藤勲をやってる人だとは思えないくらいでした。張ってない声って言うんですか？　ほら、近藤勲のときはちょっとイラッとくるような声質じゃないですか。

一同：（笑）。

柳原哲也さん：だってアホなキャラクターだから！　なのにですよ、番組中に視聴者からの電話に応対するときの「もしもし？」って声は、まるで「学校の先生」のような優しい声。しかも普通の先生じゃなくて、卒業してからも会いに行きたくなるような「いい先生」ですよ。例えるならば、卒業して8年も経ってるのに僕の名前を覚えてくれるような先生。

原紗友里さん：いい先生ですね！

柳原哲也さん：なんて言うんでしょう、耳が自然にそっちを向いてしまうような、そんな「いい声」なんですよ。ファンの人との電話のやり取りでも、あまり内容がないようなことでも成立しちゃう。普通ありえへんようなキャッチボールなのに、キャッチボールになってる。

原紗友里さん：お客さんからツッコミが入っても、千葉さんはその上にかぶせてお話されてましたね（笑）。

柳原哲也さん：そうそう！　お互いが補いあうようなキャッチボールね。

千葉進歩さん：お褒めいただいてありがとうございます！

──原さんは千葉さんといっしょにお仕事をされているようですが、普段の千葉さんと同じでしたか？

原紗友里さん：お仕事のときも今日みたいに、ふんわりとした雰囲気なんです。事前に番組のスタッフさんから「千葉さんはどんな天然なんですか？」って聞かれたんですけど、どう答えていいかわからなくて……(笑)。

千葉進歩さん：あははは！

原紗友里さん：「天然エピソードは？」と聞かれると、なかなか見つからなくて。

千葉進歩さん：そうでしょ？　天然じゃないよね？　天然じゃないんですよー！

柳原哲也さん：何個かあるでしょ？　困るのが、印象に残らんくらいの天然なんですよ。今日も番組中に何個かあってツッコんだもん。ほら、天然や！

原紗友里さん：計算してるボケじゃないので、自然な流れの天然なので具体的に思い出せないんですよ。

千葉進歩さん：はぁ、そっかぁ……。

原紗友里さん：いい意味で、ですよ！

──千葉さんのファンのみなさんは、今日電話がかかってきたような方々ですか？

千葉進歩さん：そうですね～、わりとゆるい感じの優しいファンが多いかもしれませんね。特に暴走するような方はいないんじゃないかな?？

柳原哲也さん：いや、何人かは暴走はしてましたけどね！　ただ、暴走をしているのに、それを千葉さんが暴走として受け止めてないから、いい感じなんですよ。

──それでは最後に、番組を見て癒されたであろうファンのみなさんに、ひと言お願いします。

千葉進歩さん：癒されてくださったのなら、それで結構でございます（笑）。

原紗友里さん：(笑) 。

千葉進歩さん：もうね、楽しんでいただけたなら嬉しいですね。せっかくこうやって呼んでいただいて、僕は自由に遊んできただけです。それにみなさんも一緒に楽しんでくださったならなによりです。それと、もしUstreamで番組を見てくださった方々は、これを機会にゼヒNOTTVに入っていただければ！

一同：（笑）。

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